「初体験 リッジモント・ハイ」のストーリー

15歳のステーシー・ハミルトン(ジェニファー・ジェイソン・リー)と17歳のリンダ(フィービー・ケイツ)は、ロサンゼルスのアップタウンにあるリッジモント高校の同窓生だ。性体験済のリンダと、まだのステーシーは学校がひけた後、近くのファーストフードの店でウェイトレスをしている。ステーシーの最大の関心事は、早く体験すること。ある日、店にいかした男の子が入ってきたので、早速デートの約束をとりつけた。リッジモント高には、仲間に何でも斡旋し稼ぎまくるマイク、ステーシーにあこがれている小柄のマーク、ステーシーの兄で連日のらりくらりとハンバーグを焼いているブラッド(ジャッジ・ラインホールド)、歴史教師ミスター・ハンドに目をつけられたサーフィン好きでドラッグ狂いのジェフ(ショーン・ペン)らが通っている。やがて、ママの目を盗んでステーシーは深夜の脱出に成功、くだんの男の子とデートし、大人へのかけ橋を渡ってしまった。それ以来、彼女は人が変ったようになる。マークとのデートもOK、ところが彼は肝心のところで、「用事があるから…」と彼女の気持を無視した行動をとる。ステーシーのセックスに対する好奇心はエスカレートし、マイクともメイク・ラブしちゃった。ところが、ステーシーは妊娠。しかし、マイクは知らぬ存ぜぬの一点張り。話を聞いて憤慨したリンダは、マイクの車、彼のロッカーにペンキで短小野郎と書いて、彼をへこました。そして試験シーズンがやってきた。サーフィン一筋のジェフ。やがて、華やかな卒業記念ダンス・パーティーの準備も始まり、学園生活はいよいよ佳境に入る。一方、マイクのことで傷ついたステーシーの心理も微妙に変化した。求めていたのはセックスへの興味ではなく、愛ではないのか。そんな時、彼女はマークの自分への真剣な思いを感じとる。この2人なんとなくいいムードになりそうである。

今日は映画何の日?

注目記事