「DON’T STOP!(2011)」のストーリー

2010年、突然現れたCAPの母親に懇願され、高橋はCAPの自宅を訪ねる。部屋の壁には大きな星条旗、そして伝説のロード・ムービー「イージー・ライダー」のポスターがあった。CAPというあだ名は、映画の主人公キャプテン・アメリカからとられたもの。そこにいたのは、ロックンロールを聞きながらマルボロを吸い、バーボンを飲む、不良オヤジだった。26歳のバイク事故から20年、一日の大半をベッドで過ごす日々。ハーレーに乗ってアメリカのR66を走るのが夢だったというCAPの言葉を聞いた高橋は、幼い頃から持ち続けた夢を自ら封印してしまっているその言葉に違和感を覚え、早速アメリカ行きの準備を始める。高橋の仲間たちも続々と集まり、CAPの母親とその幼なじみの70代コンビ、娘2人も参加を表明。年齢も職業も立場もバラバラな11人がアメリカへと旅立っていく……。