「アリゲーター(1980)」のストーリー

少女マリサは、小さなハチュウ類のペットを可愛がっていたが、父親があやまってトイレに流してしまい、そのハチュウ類はそのまま下水溝へと姿を消した。それから12年。アメリカの中西部の小さな町で恐ろしいバラバラ事件が発生した。何かに喰いちぎられたような無残な死体の数々が地下溝で発見されたのだ。やがて市警の腕利き警部デイビッド(ロバート・フォスター)が動き出し、レポーターが襲われながらもフィルムに残した証拠写真をもとに、下水溝一掃の大作戦を実行に移す。そして美しく成長し、ハチュウ類学者となったマリサ(ロビン・ライカー)に協力を求める。町中を恐怖の底に落とし入れたその怪物こそ、12年前に自分が失ったあのハチュウ類であることを、マリサは知るよしもなかった。とうとう地上にもその姿を現わした怪物を、市の権力者スレイド(ディーン・ジャガー)が、デイビッドを無視した無謀な作戦で捕えようとし、圧力を使ってデイビッドを警察組織からはずした。そのスレイドはガーデン・パーティの会場で怪物に襲われ、息絶える。マリサと共に自力で捜査を続けるデイビッドは、再び下水溝にもぐり、時限爆破装置を仕掛けた。そして、爆発の火柱と共に怪物は絶滅するのだった。

今日は映画何の日?

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