「13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!」のストーリー

東海岸の小さな町クリスタル・レイクに起こったジェイソン・ボリーズによる殺人事件は、少年トミーによって終止符が打たれた。それから10年、クリスタル・レイクはフォレスト・グリーンと町の名も変え、ジェイソンは、もはや伝説の中の殺人者となっていった。成長したトミー(トム・マシューズ)は、しかし、今でも悪夢にとりつかれていた。その苦悩から逃れようと、土葬されているジェイソンを火葬するために、フォレスト・グリーンに戻って来た。嵐の夜、半ばミイラ化した死体を友人と共に掘り起こすトミー。その時、雷が死体を直撃し、ジェイソンはこの世に蘇生してしまう。トミーの友人を殺したジェイソンは、キャンプに沸くクリスタル・レイクに向かって姿を消した。トミーは、町の保安官(デイヴィッド・ケーガン)に警告するが信用されず、彼は牢に入れられてしまう。やがて、キャンプにやって来た指導員たちの中のリーダー格の男女が行方不明になった。ジェイソンの仕業だと力説するトミーの言葉を1人だけ信じる人間が現われる。保安官の娘メイガン(ジェニファー・クック)だ。トミーの心配どおり、指導員のリーダーたちは、ジェイソンの餌食になっていた。何も知らない指導員たちは、やがて次々に犠牲になっていった。保安官もトミーの言葉を信じるようになるが、彼はメイガンを襲おうとしたジェイソンの刃に命を落としていった。トミーは、メイガンと共に、再び湖畔で、ジェイソンと死闘を展開し、遂にジェイソンの息の根を絶つのだった。