「BADBOYS(2010)」のストーリー

ワルガキたちのトップに君臨する“BEAST”の段野秀典(阿部進之介)、“極楽蝶”の桐木司(鈴木勝吾)、“廣島Nights”のヒロ(徳山秀典)の通称“廣島TOP3”によって、広島には一時の安定がもたらされていた。しかし大阪で起きたある事件をきっかけに、野村豊(三浦貴大)が広島に戻ってくる。豊は段野の旧友であり、段野を倒した唯一の男だった。同じころ、段野に反発してBEASTを抜けた石本千春(細田よしひこ)が“狂連合”を立ち上げる。そのバックには豊がいた。目的のためなら手段を選ばない極悪非道な石本は、狂連合に加わらないチームを次々と潰していき、ついにヒロを襲う。広島のトップを狙う石本によって広島の安定は崩れ、広島完全制覇をめぐる闘いが始まる。柔道に打ち込むと大阪に転校した豊に一体何があったのか、彼が石本と組んでチームを作ったことを信じられない段野は、豊と二人で話をするため、指定された場所に向かう。しかし段野は石本の罠にはめられ、行方不明になってしまう。残された桐木は、圧倒的に不利な状況のなか、石本との対決を決意する。