「ハッカビーズ」のストーリー

ハッカビーズ。それは、ありとあらゆる満足をお手ごろ価格で提供する、素敵なスーパーマーケット。ハッカビーズ社のエリート社員ブラッド(ジュード・ロウ)は、輝く白い歯とキラー・スマイルを武器にバリバリ仕事をこなす(イヤミな)成功者だった。水着姿でCMに出るキャンペーン・モデルの美女ドーン(ナオミ・ワッツ)のハートもつかみ、人生も絶好調! そんなある日、ブラッドが進めるハッカビーズ社新店舗建築計画に、オタクな青年活動家アルバート(ジェイソン・シュワルツマン)が噛みついた。ハッカビーズ社の開発から自然を保護しようと悪戦苦闘するアルバートだが、ブラッドのサクセスライフにジェラシーのちっぽけな炎をめらめら燃やしてしまう始末。そしてアルバートは、ブラッドに立ち向かう! …だがその前に「敵を知るにはまず自分から」と、<哲学探偵>夫婦に「ボクを探偵して欲しい」と、あさってな依頼をする。そこに探偵夫婦の長年の宿敵、クールでセクシーな謎のフランス人熟女・カテリン(イザベル・ユペール)が現れる。さらにアルバートの親友でエコロジカルな消防士トミー(マーク・ウォールバーグ)をも巻き込んだ、思いもかけない物語が始まるのだった。