「いらっしゃいませ、患者さま。」のストーリー

チンピラに撃たれ重症を負った、風俗界の救世主・恩地明郎。倒産寸前の近馬記念病院に担ぎ込まれた彼は、院長の近馬に命を救って貰ったお礼にと、病院の経営建て直しを引き受けるのだが、彼の打ち出した方針はなんと、“ナース指名制”に“同伴CTスキャン”“膝枕点滴”“口移しバリウム”、その上、ホステス経験を持つナースたちまで投入しての超サービス路線だった。しかし患者の評判は良く、病院も大繁盛。お陰で、徐々に負債も減っていった。だが、それを面白く思わない人物がいた。債権者でヤクザの組長・三島だ。近馬病院を借金まみれにして乗っ取り、保険を持たないヤクザたちの為の専門病院にしようと目論んでいた彼は、厚生労働省監査官・沼田を使って病院を営業停止に追い込む。ところがその時、肺癌を患っていた三島が倒れ、緊急の手術が行われることになった。果たして、執刀した近馬のお陰で手術は成功。両者の間に和解も成立し、近馬病院の経営は益々順調だ。

今日は映画何の日?

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