「燃えよピンポン」のストーリー

夏の海水浴場での営業で、大会社の御曹司・龍也に一目惚れしてしまった”なにわドリンク”の元気なOL・美弥子。しかし、小学校の頃からの宿敵で、”天満ボトラーズ”の営業ウーマン・真央子もまた、彼に接近中だった。さて、龍也が卓球好きだと知った美弥子は、早速交際の糸口をゲットしようと卓球に挑戦するが、考えていることは真央子も同じ。勢い、ふたりは龍也のハートを賭けて秋の社会人卓球リーグの予選で勝負をつけることになる。ところが、どういう訳かふたりの勝負は会社同士の営業戦争に発展。プレッシャーの中、卓球素人の美弥子はジークン流卓球のたったひとりの後継者で元なにわドリンクの社員・班田三郎を山深い地に訪ね、猛特訓を開始した。班田の指導の下、ジークン流卓球の奥義を身につけることに成功する美弥子。しかし、気づくと既に予選の日は過ぎており、会社は存亡の危機に瀕していた。責任を感じた彼女は、会社を救う為、単身で真央子いる卓球の塔(?)へ乗り込むと、緋牡丹流卓球選手・あやのやコギャル卓球選手。涼子を次々に倒し、遂に真央子と対峙。激しい卓球対決が展開され、見事、美弥子は真央子のフラメンコ流卓球に打ち勝ち、会社を救ってみせるのであった。がその時、龍也が別の女性と婚約したとの知らせが届いた。それから数日後、会社の慰安旅行で泉佐野ハワイアンセンターへやってきた美弥子は、そこでばったり真央子と再会。またしてもライバル心に火がついて、今度はハイパーホッケーで勝負をつけるのであった…。