「バグズ・ライフ」のストーリー

知られざる昆虫の世界。毎年秋には冬への備えと共に、冷酷なバッタ軍団ホッパー(声=ケヴィン・スペイシー)に“お供え”をして生きのびているアリ王国。今年も母である女王アッダ姫のもと食料集めをするアリたちだが、アイデアマンだがドジでトラブルメーカーの働きアリのフリック(デイヴ・フォーリー)が発明した食料刈り取り機が大暴走、せっかく集めた食料がなくなってしまう事態に。食料がないのでバッタ軍団は大暴れ。フリックは裁判にかけられ、アリ王国を守る用心棒の大きな虫を探してくることを命令され旅立った。見送ってくれたのはアッタ姫(ジュリア=ルイス・ドレイファス)だけだった。ところがフリックが連れて来たのは、テントウ虫のフランシス、イモ虫のハイムリック、ノッポのナナフシのピエロトリオと、どうも違うサーカス団。大歓迎されて逃げるに逃げられなくなったサーカス団はアリたちに協力することに決め、バッタの天敵のニセモノ鳥をこしらえるなどあの手この手を考えるが、結局役者であることがバレてしまい、フリックは追放の憂き目に。秋の終わりが近づき、アリたちはやってきたバッタたちにニセモノ鳥で対抗するが作戦は失敗。女王の命もあやうしとなって絶体絶命の大ピンチ。かくしてフリックはたったひとりで大奮戦、仲間のために戦うのでありました。