「激走!5000キロ」のストーリー

ニューヨークの若い会社重役バノン(マイケル・サラザン)は毎日会議の連続でうんざり。そろそろやるか、とばかり会議を打ち切り、親友スティーヴに電話した。『ガムボール!』。レース開始の合言葉で、年に1度大陸横断レースだ。たちまちカーキチは集まり、バノンはレース・プランを説明。このレースは法律を度外視、警察のあらゆる難関を突破するのが第1条件、その法律の封鎖網の役割にロスコー警部が選ばれた。翌日、出発の合図と共に法律違反ノンストップ・レースが開始される。運よく成功すれば、約30時間後にはカリフォルニア州ロングビーチのクイーンメリーにゴールインするのだが。参加者の顔ぶれはアリス(スーザン・フラネリー)とジェーン姉妹、フランコ(ラウル・ジュリア)とスティーヴ等。これらのレーサー達は、ただ巨大なガムボール・マシンを獲得する為だけに、法律を無視し突っ走る。車輪がまわるたびの一触即発。一方、ロスコーが逮捕の機会を狙っている。悪天候にもめげず、レーサー達は西へ西へと轟音を響かせていくが、果して最後の栄光は誰に。