「剣難女難」のストーリー

ロバート・ゲイロードは美人さえ見れば婚約をして婚約破棄の訴訟をされるので父親は彼をピレネー山中のバスク地方へ鉱脈調査に遣わした。ところが父親の期待に反しバスクにはラテン系の美人が多く中にも一等美しいイヴォンヌに会ったロバートは首っ丈になった。しかしイヴォンヌに懸想しているのは彼のみでなく駐屯軍の隊長フリオも夢中だったのでロバートに手を引けと談判して来たが、笑って相手にしなかったフリオは部下に命じてロバーロを殺させようとしたが、娘は彼の命を救った。2人は最初の接吻を交わしたが、立腹したフリオは卑怯にも部下多勢と共にロバートを襲い、彼を山の小屋に監禁した。一夜を山の小屋に明かしたロバートは見張りの男を打倒し、山賊の衣服を身に纏って、町の祭りに乗り込み、フリオと大格闘を始め、散々に相手を撲り倒した。折から伜の後を追って来た父親はロバートの奮闘を痛くも喜び、イヴォンヌとロバートの中ももちろん許されることに成った。