東京干潟

とうきょうひがた
上映日
2019年7月13日

製作国
日本

上映時間
83分

  • 手に汗握る
  • 感動的な
  • 怖い
  • おしゃれな
  • 泣ける
  • 可愛い
  • 笑える
  • 重厚感のある
  • かっこいい
  • ほのぼのとした
  • セクシーな
  • スカッとする
  • 親子で楽しめそう
  • 考えさせられる
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ここが見どころ

変わりゆく東京の現在を、人と自然から捉えたドキュメンタリー。都市の最下流、多摩川河口で十数匹の猫と共に暮らす一人の老人の波乱に満ちた人生をたどりながら、環境破壊や高齢化社会、格差問題、ペット遺棄など様々な現代日本の問題を浮かび上がらせてゆく。監督・製作・撮影・編集は「流 ながれ」の村上浩康。
変わりゆく東京の現在を、人と自然から捉えたドキュメンタリー。都市の最下流、多摩川河口で十数匹の猫と共に暮らす一人の老人の波乱に満ちた人生をたどりながら、環境破壊や高齢化社会、格差問題、ペット遺棄など様々な現代日本の問題を浮かび上がらせてゆく。監督・製作・撮影・編集は「流 ながれ」の村上浩康。

映画専門家レビュー

  • 映画評論家

    北川れい子

    以前はキロ500円で売れたシジミの価格が、300円になったとシジミ獲りの男。多摩川の河口の干潟にうずくまるようにして素手でのシジミ獲り。しかも収穫量も減っている。川岸の繁みのバラック小屋で十数匹の猫と暮らす。老いたこの男の日々の営みが、変わりつつある周辺の風景と共に丁寧に映し出され、しかもどこか穏やか。男が語るここに至るまでの人生が、日本の戦後史、現代史と直結しているのも驚きで、更に男は未来をも静かに予測する。慎ましくも奥行のある秀作ドキュ。

  • 映画評論家

    千浦僚

    本作が捉えたシジミ漁ネコ飼い老人の腕の逞しさは、過去本欄で扱った映画群のヒーローたちに勝るものだった。彼らがやはりどこかしら格好つけた表面だけの見世物なのに比してぶっちぎりの渋いジジイを観た。ジムで鍛えたドウェイン・ジョンソンの筋肉よりも、ネコの餌と缶チューハイのために日がな泥をまさぐる河川敷掘っ立て小屋老人の日焼けした上腕二等筋と前腕のほうが強く美しい。無名の個人の生活として小さいものでありながら世界そのものでもあるような大きな映画。必見。

  • 映画評論家

    松崎健夫

    猛威をふるう自然。人間の営みなど気にもしないように、雨が降り、風が吹き、河川は氾濫する。だが同時に、人間の営みも自然に対して影響を与えている。だからだろうか、自然環境と人的開発との対比が望遠によってひとつのフレームに収まる映像は、儚くも美しいのだ。そして、世の中における“目に見える部分と見えない部分”、あるいは“覆い隠された部分と露わになる部分”とを干潟は暗喩しているようにも見える。村上浩康監督の『蟹の惑星』と合わせると更に多角的な視点を得る。

みんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年2月3日に投稿
    88
    • 考えさせられる

    ネタバレ

「東京干潟」のストーリー

多摩川の河口でシジミを獲るホームレスの老人。彼は捨てられた十数匹の猫と共に、干潟の小屋で10年以上暮らしている。80代半ばと思えない強靭な肉体を持つその老人は、シジミを売ったわずかな金で猫のエサと日々の糧を得ている。そんな彼は素手で漁をするが、それはシジミと共存していく為に、成長途中の稚貝は絶対に獲らないと自ら厳しく決めているからであった。だが近年、一部の人々により無計画な乱獲が始まり、シジミの数は激減。また2020年のオリンピックを目前に控え、干潟には橋が架かり、沿岸には高層ホテルが建てられていく。変わりゆく東京の姿を複雑な思いで見つめる老人。九州の炭鉱町に生まれ、返還前の沖縄で米軍基地に勤務。帰国後は建築会社を起業してバブル期の東京の街を作りあげてきた。彼の脳裏には、波乱に富んだ自身の人生が浮かび上がるのだった……。

「東京干潟」の写真

「東京干潟」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「東京干潟」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2019年7月13日
上映時間 83分
製作会社 製作:TOKYO HIGATA PROJECT
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://higata.tokyo/
コピーライト (C) 2019 TOKYO HIGATA PROJECT

「東京干潟」のみんなのレビュー

  • EIGA FAN

    2020年2月3日に投稿
    88
    • 考えさせられる

    ネタバレ



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