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TVで好評のシリーズ物の映画化。監督はポール・スタンリー。脚本はウィリアム・リード・ウッドフィールド、アラン・バルチャーの合作。撮影はミシェル・ユーゴー、音楽はラロ・シフリン、編集はデイヴィッド・ワージェスが担当。製作はジョセフ・ガントマン。出演は「テキサス」のピーター・グレイヴス、「ネバダ・スミス」のマーティン・ランドー、バーバラ・ベイン、黒人俳優のグレッグ・モリス、ピーター・ルーパス。そのほか、ロバート・フィリップス、ポール・スティーヴンス、エドアルド・シァンネッリが助演。
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「スパイ大作戦 薔薇の秘密指令」のストーリー
フェルプス(ピーター・グレイヴス)ら秘密調査員の今度の仕事は、アメリカ犯罪組織の巨頭ウェイン(ポール・スティーヴンス)の帳簿を奪い一味の活路を断つことだった。フェルプスを先頭に、ローリン(マーティン・ランドー)、黒人のバーニィ(グレッグ・モリス)、ウィリー(ピーター・ルーパス)、女調査員シナモン(バーバラ・ベイン)の5人は、さっそく活動を開始した。シナモンが整形を施し、ウェインに扮装したローリンは、まんまと彼とすりかわり敵の中に入り込んでしまった。ローリンの完璧な扮装と演技に、用心棒のジョニー(ロバート・フィリップス)さえも感づかなかった。そして、組織の幹部ビト(ヴィンセント・ガーディニア)等の忠告で、ローリン扮するウェインは整形手術をうけて、警察の目をごまかそうと企んだ。女医に化けたシナモンの手で、やがてローリン本来の顔が現われた。一味は手術が成功したと思い、安心した。翌朝、フェルプス扮するディリー捜査官がウェイン一味に、脅しをかけた。ローリンはジョニーに、ディリー暗殺を命じた。だが、事前にバーニィとウィリーが細工をしてあったので、フェルプスはすばやく人形と入れ代わった。一方、フェルプス殺害を知った幹部達は、忠告に背いたローリンをボスの椅子から降ろすべく抹殺命令の白バラを彼の胸にさした。だが、ローリンは危機一髪で、彼の顔に扮装させたウェインと、エレベーターの中で再びすりかわった。ジョニーはそれとも知らず、本物のウェインを撃った。だが彼も、かけつけた警官に射殺された。ほかの一味も、ローリンの写した名簿で逮捕は時間の問題となった。
「スパイ大作戦 薔薇の秘密指令」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1969 |
公開年月日 | 1969年11月21日 |
製作会社 | パラマウント |
配給 | パラマウント |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
「スパイ大作戦 薔薇の秘密指令」のみんなのレビュー
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