ここが見どころ
フィル・ストングの小説『ステート・フェア』にもとづいた故オスカー・ハマースタイン2世の脚本をリチャード・ブリーンが脚色、「青春の旅情」のホセ・フェラーが監督したミュージカル映画。撮影は「アンネの日記」のウィリアム・C・メラー。映画の中で歌われる歌曲の作詞はハマースタイン2世が生前に書いたもので、作曲はリチャード・ロジャース、音楽監督・指揮はアルフレッド・ニューマンが担当。出演者は、「七面鳥艦隊」のパット・ブーン、「ペペ」のボビー・ダーリン、「ワン・ツー・スリー」のパメラ・ティフィン、アン・マーグレット、トム・イーウェルなど。チャールズ・ブラケット製作。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「ステート・フェア(1962)」のレビューを書く
「ステート・フェア(1962)」のストーリー
舞台は現代のテキサス。農場主のフレイクには、妻のメリッサとの間に長男のウェイン(パット・ブーン)とその妹マージー(パメラ・ティフィン)とその妹マージー(パメラ・ティフィン)と2人の子供がある。今年も恒例のステート・フェアが開催されると、フレイク家はそれぞれ自慢の出品物と共に、一家をあげて出かけて行った。豚、漬物、スポーツカー等々である。ウェインは、愛用のスポーツカーでステート・フェアのスピード競争に出場、見事優勝した。ここで彼は美しいドサ廻りの芸人エミリーと知り合った。一方、妹のマージーは、会場でテレビの実況放送の司会者ジェリー(ボビー・ダーリン)と知り合った。ジェリーは最初は単なる浮気心で彼女に近づいたのだが、彼女の純情さにうたれ本心から愛するようになった。兄のウェインも妹に負けない純情型、エミリーにすっかりひかれた彼は、彼女のアパートを訪れ愛をうち明けた。翌日、農産物の品評コンクールでは母親メリッサの漬物と父親の豚が一等を得た。そんな間にもマージーとジェリー、ウェインとエミリーの仲はますます睦まじくなるばかり。ウェインはエミリーの名前を書いた愛用車でスピード競争の決勝戦へ出場、そんな様子を見た母親はエミリーがまともな娘でないことを心配した。母親の心配はもっともと、エミリーはウェインのもとから姿を消した。マージーの恋人ジェリーも、仕事が終わると突然会場から姿を消した。だが、ステート・フェアが幕を閉じてから数日、失恋のマージーを迎えに現れたのはほかならぬジェリーだった。喜びの妹と初恋に破れた兄。フレイク一家にもやがて明るさがよみがえるだろう。
「ステート・フェア(1962)」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ミュージカル |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1962 |
公開年月日 | 1962年6月23日 |
製作会社 | 20世紀フォックス映画 |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
「ステート・フェア(1962)」のみんなのレビュー
「ステート・フェア(1962)」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/5
- サラ・ジェシカ・パーカー(1965)
-
ローマ発、しあわせ行き
『SEX AND THE CITY』のサラ・ジェシカ・パーカーと「これが私の人生設計」のラウル・ボヴァが共演するロマンティック・コメディ。新宿シネマカリテの特集企画『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016』にて上映。 -
ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)
ワーキングマザーの苦悩をコミカルに描いたアリソン・ピアソン原作の小説『ケイト・レディは負け犬じゃない』を、「プラダを着た悪魔」のアライン・ブロッシュ・マッケンナの脚本、「Emma エマ」のダグラス・マクグラスの監督で映画化。出演は、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカー。 - 松山ケンイチ(1985)
-
BLUE/ブルー
-
ブレイブ 群青戦記
笠原真樹によるコミック『群青戦記グンジョーセンキ』を「亜人」の本広克行監督が実写化。スポーツ名門校の弓道部に所属する西野蒼は、自分に自信が持てず落ち込む毎日。そんなある日、校庭に一本の雷が落ち、学校の外の風景は見渡す限りの野原となってしまう。出演は「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑、「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の山崎紘菜。
NEW今日命日の映画人 3/5
- ジョン・ベルーシ(1982)
-
Oh!ベルーシ 絶体絶命
シカゴの辣腕記者と、ロッキー山脈に住むマスコミ嫌いの鳥類学者の恋を描くロマンチック・コメディ。製作はボブ・ラーソン、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグと、「ブルース・ブラザース」のバーリン・ブリルスタインが担当。「歌え! ロレッタ 愛のために」のマイケル・アブテッドが監督。脚本はローレンス・カスダン、撮影はジョン・ベイリー、音楽はマイケル・スモールが各々担当している。出演はジョン・ベルーシ、ブレア・ブラウン、アレン・ゴーウィッツ、ライアム・ラッセルなど。 -
ネイバーズ(1982)
静かな生活が,隣人夫婦のために破壊されるという喜劇。製作はリチャード・D・ザナック、デイヴィッド・ブラウン、製作指揮はアーヴィング・ポール・レーザー、バーニー・ブリルスタイン、監督は「ふたりでスローダンスを」のジョン・G・アヴィルドセン。トーマス・バーガーの『危険な隣人』(早川書房刊)をラリー・ゲルバートが脚色。撮影はジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はビル・コンティが各々担当。出演はジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、キャスリン・ウォーカー、キャシー・モリアーティ、ローレン=マリー・テイラーなど。