真紅の女

しんくのおんな
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

米国第7代大統領アンドリュー・ジャクスンの夫人レイチェルが辿った波乱の生涯を描くアーヴィング・ストーン作の歴史小説を映画化したもの。「紳士は金髪がお好き(1953)」のソル・C・シーゲルが製作し、「ジョルスン再び歌う」のヘンリー・レヴィンが監督にあたった1953年作品。脚色は「命ある限り」の原作者ジョン・パトリックで、「地球の静止する日」のレオ・トーヴァが撮影を、「わが心に歌えば」のアルフレッド・ニューマンが音楽を担当。主演は「蛮地の太陽」のスーザン・ヘイワードと「地上最大のショー」のチャールトン・ヘストンで、ジョン・マッキンタイア「ミシシッピの賭博師」、フェイ・ペインター「落日の決闘」、ホイットフィールド・コナー「愛と血の大地」らが助演する。

「真紅の女」のストーリー

1789年、若い弁護士アンドリュー・ジャクスン(チャールトン・ヘストン)が初めてレイチェル(スーザン・ヘイワード)にあったのはテネシーの辺境ナシュヴィルの近在にある彼女の母親の農場であった。彼はそこに住む親友のジョン・オヴァトン(ジョン・マッキンタイア)と共同で弁護士を開業するためにやって来たのだ。レイチェルはロバーツという農場主と結婚していたが、人付き合いのよいため夫に疑われ、母親の所に預けられていたのであった。ジャクスンとレイチェルが互いに惹かれるものを感じたのも束の間前非を悔いたロバーズはレイチェルを連れに戻ったが、彼女の留守中、夫がいかがわしい奴隷女と関係あったことを知ったレイチェルは、再びロバーズ家を出ることにした。レイチェルの母の依頼でジャクスンが彼女を迎えに行ったので、ロバーズは2人の仲を嫉妬し、腕づくでもレイチェルを取り戻すと脅迫した。このためレイチェルは平底船に便乗しナチェスの伯母の元に非難した。途中、インディアンの襲撃をうけたりしたが、母親の依頼でジャクスンが護衛にあたっていたので、無事目的地に着くことができた。この旅行中、2人は愛し合っていることを知った。間もなくロバースがレイチェルの姦通を理由に離婚手続きをしたという知らせが来た。2人はやましいところがないだけに驚いてしまったがやがてレイチェルとジャクスンは正式に結婚した。2年ぶりで2人がナシュヴィルに帰って来ると、ロバーズはやっと最近離婚の承諾を得たと分かり、もう一度結婚式をやり直さなければならなかった。姦通の汚名をきせられた2人はとかく世間から白眼視された。その頃からジャクスンは政治に対して関心を持ち始め、義勇軍を組織してインディアンの討伐に出かけて行ったりした。ジャクスンは他人が妻を侮辱することを絶体に許さず、そのため決闘して傷ついたこともあった。歳月は流れ、ジャクスンは上院議員となり、次いで大統領に立候補した。反対派の悪意に満ちた誹謗を聞いて、レイチェルは病の床に伏した。ジャクスンの手厚い看護に拘らず、彼女は彼が大統領に当選した日、この世を去った。

「真紅の女」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「真紅の女」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1953
製作会社 20世紀フォックス映画
配給 20世紀フォックス極東
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 10/27

塚本高史(1982)

キスカム! COME ON,KISS ME AGAIN!

若手監督・松本花奈が贈るロマンティック・コメディ。内気な橋口海はある日、恋人のサヤにフラれた上、勤務先の化粧品会社から子会社への出向を命じられる。ところが、出向先は“キスによって恋人たちのよりを戻す恋愛コンサル”という奇妙な会社で……。出演は「サヨナラまでの30分」の葉山奨之、「アパレル・デザイナー」の堀田茜、「午前0時、キスしに来てよ」の八木アリサ。

いつくしみふかき

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019ゆうばりファンタランド大賞(観客賞)を受賞した人間ドラマ。出生時に父・広志が盗みを働き悪魔の子と言われる進一が教会に駆け込んだところ、同じ教会に身を寄せた広志と互いに親子と知らずに共同生活を始める。劇団チキンハート主宰・遠山雄が知人の実体験の映画化を企画、知人をモデルにした息子の進一を演じている。また、バイプレイヤーとして数々の作品に出演する渡辺いっけいが映画初主演。監督は、初監督短編「ほるもん」が2011年度ショートショートフィルムフェスティバルNEOJAPAN部門に選出され、劇団チキンハート、大山劇団の作・演出家を務める大山晃一郎。第5回新人監督映画祭観客賞、第5回富士湖畔の映画祭作品賞・監督賞・最優秀助演俳優賞ほか多数の映画祭で受賞。
工藤遥(1999)

樹海村 じゅかいむら

2020年に大ヒットした「犬鳴村」に続く“恐怖の村”シリーズ第2弾。古くから人々を戦慄させてきた禍々しい呪いが、不気味で壮大な樹海の奥深くに封印されてから13年。響と鳴の姉妹の前に、“あれ”が出現。そして、樹海で行方不明者が続出する……。出演は「ジオラマボーイ・パノラマガール」の山田杏奈、「太陽の家」の山口まゆ。監督は「犬鳴村」に続き、清水崇が務める。

大コメ騒動

大正7年に富山県の漁師町から広まった米騒動をモチーフにした時代劇。米価高騰に苦しむ主婦たちは、コメの積み出し阻止を試みるも失敗。騒動が地元の新聞に載り、それを見た大阪の新聞社が陳情する主婦たちを女一揆と大きく書き立て、騒動は全国に広まる。「超高速!参勤交代」を手がけた富山県出身の本木克英監督が、日々の暮らしを守ろうとするおかか(女房)たちが声を上げる様子を活写。主演は「白ゆき姫殺人事件」の井上真央。立川志の輔、左時枝、室井滋など富山県出身の俳優が多数揃う。2021年1月1日より富山県先行公開。

NEW今日命日の映画人 10/27

江波杏子(2018)

娼年

性の極限を描いた石田衣良の直木賞候補作を、2016年の舞台に続き松坂桃李主演、「何者」の三浦大輔監督で映画化。ボーイズクラブのオーナー静香に娼夫になるよう誘われるリョウ。女性や恋に興味がなかった彼が、次第に女性の欲望の奥深さに気付いていく。松坂桃李が成長していくリョウを体当たりで演じるほか、元宝塚歌劇団花組トップスターの真飛聖、「アンチポルノ」の冨手麻妙、「関ケ原」の西岡徳馬らが出演。また、舞台版に続き江波杏子が老女役を演じる。

ぶどうのなみだ

心優しい夫婦が営む湖畔のパンカフェを映しスマッシュヒットを記録した「しあわせのパン」の三島有紀子監督と大泉洋が、再びタッグを組んだハートウォーミング・ドラマ。北海道の中西部にある空知を舞台に、父からぶどうの樹と小麦畑を受け継ぎワイナリーを営む兄弟と不思議な魅力のある女性とが出会い、悔しさや悲しさを噛みしめながら距離を縮めていく。大泉洋は夢破れて地元に戻りワイン作りに励むがうまくいかず苦悩する兄を演じる。そんな兄を複雑な思いで見つめる弟に「ヒミズ」の染谷将太が、彼らのもとにやってくるのびのびとした女性に歌手の安藤裕子が扮している。おいしそうな料理や北海道ならではの風景が作品を彩る。2014年10月4日より、北海道先行公開。