空軍の覇者

くうぐんのはしゃ
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「戦時特務機関」と同じくJ・ウォルター・ルーベンが監督したリチャード・ディックス主演映画で、「つばさ」「暁の偵察」のジョン・モンク・ソーンダースが書き下ろした物語を自ら「空中レヴュー時代」のH・W・ヘーンマンと共同して脚色したもの。助演者は「婦人に御給仕」のエリザベス・アラン、「空飛ぶ悪魔」のラルフ・ベラミー、「世界は環る」のシオドア・ニュウトン、「響け応援歌」のジョセフ・ソーアス、フランク・コンロイ、アンダースン・ローラー等で、撮影は「頓珍漢外交ゼネバ行」のエドワード・クロンジェガーの担当である。

「空軍の覇者」のストーリー

青年彫刻家レックス・ソーンはナンシー・アダムスという美しい婚約者を持ち、芸術と愛に、薔薇のような人生を送っていた。ところがアメリカが世界大戦に参加することとなるや、彼の戦争反対説に引き換え、ナンシーは熱烈は愛国論で、ソーンを臆病者と罵った。罵られて発憤したソーンはアメリカ空軍の飛行少尉としてフランスに出征下。彼が参加した最初の偵察飛行の際にも彼はなお殺戮を罪悪と見る信念は変わらなかったが、殺すか殺されるか2つに1つしかない為観念するにいたった。最初の偵察に敵機1台を射落して以来、彼は猛鳥の如くひたすらに敵を射止めることに専心し、敵にはもちろん怖れられ、味方の将士にもその残忍な制服欲の故に嫌われ疎んじられるようになった。ある時ソーンは48時間の賜暇でパリへ行き、特志看護婦となって来ているナンシーと邂逅する。彼女はソーンの性格の変化に驚き、それには自分に責任があると感じて、彼の心持ちを和らげるつもりで1夜を彼と共に過ごした。ソーンは悦楽の賜暇を終えて、戦線に帰り、42台目の敵機を射落とした時、彼も敵弾を受けて不時着し病院に収容される。彼の隣の病床に呻吟する年若いドイツ軍の士官候補生こそソーンに射たれた敵兵だった。彼は水を乞うた。死を与えれば死ぬる命だった。ソーンは水をのませた。敵兵は感謝しながら瞑目した。このことはソーンの性格を再変させた。飛行訓練所長の勧めの合ったので、彼は戦線を去って飛行教官となるつもりで退院した。すると彼の入院中に彼の作った42台の記録は破られまた敵軍は優秀機を用いて連合軍を圧していたのである。ソーンは記録を更新する意気込みで、ただ1機、敵の編隊目指して飛んだ。そしてたちまち射落されてしまった。平和克服後、ソーンは隻脚飛なって故郷に帰った。ナンシーは彼を慰め、芸術と愛との昔の生活を蘇らせようとするのだった。

「空軍の覇者」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「空軍の覇者」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1933
製作会社 RKOラジオ映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 1/21

永田雅一(1906)

地獄門 デジタル復元版

第7回カンヌ国際映画祭グランプリ、第27回アカデミー賞最優秀外国語映画賞、衣装デザイン賞を受賞した大映の第一回天然色映画「地獄門」のデジタル復元版。撮影助手として本作に関わった森田富士郎氏の監修の元、オリジナル・ネガより三色分解したマスター・ポジなどを素材に当時の色彩を復元している。東京国立近代美術館・フィルムセンターと角川映画の共同事業。2011年5月2日NHK・BSプレミアムで放映。2012年4月28日、東京・京橋フィルムセンターにて特別上映。

日蓮

古代王朝から新興武士へと政権が移りつつあった承久四年(一二二二年)に生まれた日蓮の、言語を絶する迫害をはねのけての布教活動の生涯を描く。原作は川口松太郎、脚本監督は、「遺書 白い少女」の中村登、撮影は「俺は田舎のプレスリー」の竹村博がそれぞれ担当している。
神尾楓珠(1999)

裏アカ

TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2015準グランプリを受賞した人間ドラマ。どこか満たされない真知子は、SNSの裏アカウントを作り際どい写真を投稿。思わぬ反響に快感を覚える中、フォロワーの一人ゆーとと一度限りの関係を持つが、彼に惹かれてしまい……。木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出といった監督のもとで助監督を務めてきた加藤卓哉が本作で監督デビュー。やり場のない気持ちを抱えSNSの裏アカウントにハマっていく伊藤真知子を「火口のふたり」の瀧内公美が、表の顔と裏の顔を使い分ける年下の男をドラマ『左ききのエレン』に主演した神尾楓珠が演じる。2020年6月12日より公開延期。

樹海村 じゅかいむら

NEW今日命日の映画人 1/21

セシル・B・デミル(1959)

クレオパトラ(1934)

セシル・B・デミルが「新世紀」「恐怖の四人」に次いで監督製作した映画で、「喇叭は響く」「恐怖の四人」の脚色者バートレット・コーマックが史実に取材して組立てた物語で「路傍」「夜毎来る女」のヴィンセント・ローレンスと「坊やはお休み」「暴君ネロ(1932)」のウォルデマー・ヤングが共同脚色したもの。主役は「暴君ネロ(1932)」「或夜の出来事」のクローデット・コルベールが勤め、「一日だけの淑女」のウォーレン・ウィリアム、英国劇壇から招聘されたヘンリー・ウィルコクスンが共演するほか、「絢爛たる殺人」のガートルード・マイケル、「薫る河風」のジョセフ・シルドクラウト「クリスチナ女王」のアイアン・キース及びC・オーブリー・スミス、「妾は天使じゃない」のアーヴィング・ピチェル等が助演している。撮影は「生活の設計」「恋の凱歌」のヴィクター・ミルナーの担当である。

十戒(1957)

1923年、今回と同様セシル・B・デミルが監督した「十誡(1923)」の再映画化で、製作費1350万ドルを費やしたというスペクタクル宗教史劇、イーニアス・マッケンジー、ジェン・L・ラスキー・ジュニア、ジャック・ガリス、フレドリック・M・フランクの4人が脚本を書き、「胸に輝く星」のロイヤル・グリグスが撮影監督をつとめた。特殊撮影を受け持ったジョン・P・フルトンは1957年度アカデミー賞を受賞した。音楽は「最前線」のエルマー・バーンスタイン。主演は「三人のあらくれ者」のチャールトン・ヘストン、アン・バクスター、「追想」のユル・ブリンナー、「地獄の埠頭」のエドワード・G・ロビンソン、「勇者カイヤム」のデブラ・パジェット、そのほか「裸の天使」のジョン・デレク、「重役室」のニナ・フォック、「南部の反逆者」のイヴォンヌ・デ・カーロ、「放浪の王者(1956)」のサー・セドリック・ハードウィック、「サヨナラ」のマーサ・スコット。231分版もあり。