ここが見どころ
前史時代を舞台に、恐竜、爬行動物、食人植物、翼竜などが徘徊する中で、部族を異にする若い男女の恋を描く。製作は「恐竜100万年」の女性プロデューサーのアイダ・ヤング、監督・脚本は「007/カジノ・ロワイヤル」のヴァル・ゲスト、撮影はディック・ブッシュ、音楽をマリオ・ナシンベーネ、美術はジョン・ブレザード、編集はピーター・カラン、特殊効果をアラン・ブライス、ロジャー・ディッケン、ブライアン・ジョンコック、特殊視覚効果はジム・ダンフォースなどがそれぞれ担当。出演は「ローズマリーの赤ちゃん」のビクトリア・ヴェトリ、ロビン・ホードン、「将軍たちの夜」のパトリック・アレン、「駆逐艦ベッドフォード作戦」のショーン・キャフリー、「地獄艦隊」のマグダ・コノプカ、「長い長い決闘」のイモゲン・ハッサルなど。
今すぐ見る
みんなのレビュー
「恐竜時代」のレビューを書く
「恐竜時代」のストーリー
燃えたぎる太陽から飛び散った火の玉が冷え、月となった。地球に住む原始時代の岩族の人々は、突如、地表に生まれ出た隆起を美女サンナ(ビクトリア・ヴェトリ)の責めに帰して、彼女に死を宣告した。自然の驚異をしずめるために彼女をいけにえにしようというのだった。かろうじて“いけにえの儀式”を逃れたサンナは、大龍巻に吹き上げられて大洋に落ち、あぶないところを漁師タラ(ロビン・ホードン)に助けられる。赤銅色に逞しいタラは岩族の隣に住む砂族の人間であった。タラに恋の炎を燃やしていた少女アヤク(イモゲン・ハッサル)は、サンナに対するタラのうち込みように激しい嫉妬を覚えるのであった。サンナを脅かしたのはアヤクだけではなく、太陽に対するサンナの侮蔑が天空に恐ろしい劫火をもたらしたと信じる岩族首長のキングサー(パトリック・アレン)もそうであり、彼はどこまでも追ってきた。おかげでサンナは、怪物や大蛇や、食人植物の徘徊する土地を逃げ廻り、とうとう恐竜の住処にたどりつき、彼らに迎え入れられて住みつくことになった。一方、サンナの行方を探しに出たタラは、三頭獣に襲われて傷ついていた岩族の戦士ケイン(ショーン・キャフリー)を救い、看護をウリド(マグダ・コノプカ)にまかせた。傷が癒えたケインを岩族に送り返しにいったタラは、帰路、夢にも忘れえぬサンナが恐竜に追われて逃げているのを見つけ、助けに走る。しかし、追われていたのではなく、彼女が恐竜と遊んでいたのを知り、驚いた。そして、しばらく2人は恐竜の谷間に幸せな時を過ごす。しかし、サンナが岩族に発見されてしまう。久し振りに集落に帰ったタラはキングサーの来訪を受け、非難を浴びる。サンナの居場所を喋らぬタラに業をにやした連中は、燃えるイカダに彼をしばりつけ、大海に放り出してしまう。かろうじてイカダから逃げたタラは、大蟻に襲われているサンナを助けに戻って、再び2人とも捕えられてしまい、浜辺で火あぶりの刑に処せられることになった。その時である。月の引力が初めて地球の潮の満ち引き現象をもたらし、大津波が島を洗って、すべてのものを海にもち去った。タラとサンナとケインとウリドは互いに助け合ってイカダで難を逃れる。津波の脅威が去った浜辺には、累々たる死体の山が残っていた。生きながらえた4人は、新しい世界へ、未知の世界をめざすことにした。やにわに月の光がその明るさを増し、彼らを招くような輝かしさを示していた。
「恐竜時代」のみんなのレビュー
「恐竜時代」のレビューを書く映画専門家レビュー
今日は映画何の日?
NEW今日誕生日の映画人 3/6
- 岩田剛典(1989)
-
名も無き世界のエンドロール
小説すばる新人賞を受賞した行成薫による同名小説を「累 かさね」の佐藤祐市監督が映画化。強い絆で結ばれた幼馴染みのキダとマコト。2人は10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのし上がり、ある女性に近づきプロポーズをしようとするのだが……。出演は「AI崩壊」の岩田剛典、「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑。 -
新解釈・三國志
「今日から俺は!!劇場版」の福田雄一監督・脚本の下、『三国志』を新解釈で描く歴史エンターテインメント。今からおよそ1800年前。中華統一を巡り、魏・蜀・呉の三国に分かれて群雄割拠していた時代。民の平穏を願う男、劉備が立ち上がるが……。出演は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の大泉洋、「ヲタクに恋は難しい」のムロツヨシ、「罪の声」の小栗旬。
NEW今日命日の映画人 3/6
-
該当する人物がいません