影なき殺人

かげなきさつじん
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「マーチ・オブ・タイム」の製作者であったルイ・ド・ロシュモンが劇映画に転向 してからの第三回作品でリーダース・ダイジェスト所属のアンソニー・アボット筆に実話の映画化で、脚本はリチャード・マーフィーが書き、「ブルックリン横町」のエリア・カザンが監督に当たり、「極楽闘牛士」のノーバート・プロダインが撮影した。主演は「ローラ殺人事件」のダナ・アンドリュース、「失われた週末」のジェーン・ワイアットで「ゴールデン・ボーイ」のリー・J・コッブ及びサム・レヴィーン、カーラ・ウィリアムスらが助演する。

「影なき殺人」のストーリー

コネチカット州フェアボートの町はランバート神父が夕方散歩中何者かに銃殺され たというので大騒ぎになった。神父が倒れてから駆け付けた目撃者たちも下手人が誰であるかは見当がつかなかった。神父は町の人々に愛されていたので、殺される理由がないのだ。最近神父を訪れた人は復員軍人の失業者ワルドロンと少し頭の変なクロスマンという者たちであった。その時は選挙を控えていたので、この殺人事件を在野党は利用しにかかった。地方検事ヘンリー・ハーヴィーは事件を解決すべき責任があり、調査に着手したさ、反対党の宣伝はものすごく、新聞攻撃の火の手はついに警察署長ロビンソンに辞表を提出させるに至らしめた。しかしハーヴィーはその辞職を思い止まらせて、七人の目撃者の口述書から、犯人がワルドロンであることを推測した。オハイオ州にいたワルドロンは、護送されて来たが、神父が受けた銃弾と合致する12ミリ口径のピストルを携えていた。証人たちは口をそろえてワルドロンが下手人であると証言した。中でも女給のアイリーンは、犯行現場から一町離れている自分の勤め先の料理店の窓から、犯行五分前に彼が歩いていたのを目撃した、と証言した。ワルドロンは一切を否定し、その時刻には映画館にいたと主張する。しかし彼の言葉を裏書きする証人はなく、精神科医はワルドロンが理解の平衡を失っており、殺人可能であることを証言した。40時間にわたる尋問の末、ワルドロンは罪を認めた。彼の有罪は動かしがたく見えたが、それだけの証拠では満足できないとハーヴィーは悟った。審問が始まると、ハーヴィーは調査の結果ワルドロンは無罪であると主張した。政党の圧力は加わったが、罪なき男を罰することはできないという確信のもとにハーヴィーは戦った。そしてワルドロンのピストルは不完全で、証人たちが指示する場所からは射殺することが不可能であることを立証した。かくて裁判長は、証拠不十分により無罪としてワルドロンを釈放した。その後も犯人は依然として不明であった。

「影なき殺人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「影なき殺人」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1946
製作会社 20世紀フォックス映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 3/8

渡部豪太(1986)

コスメティックウォーズ

化粧品業界の裏側に切り込んだヒューマンドラマ。老舗化粧品会社のロングセラー商品の機密情報を盗み出すため、産業スパイとして潜入した三沢茜。だが化粧品を作る社員たちと触れ合っていくなか、その熱い想いに触れ、茜は次第に自分の行為に疑問を感じ始める。出演は「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の大政絢、「夏休みの地図」の奥菜恵、「海南1890」の渡部豪太、「東京PRウーマン」の井上正大、「校庭に東風(こち)吹いて」の柊子、「GONIN サーガ」の松本若菜、「The Room」の尚玄、「天空の蜂」の森岡豊、「映画 深夜食堂」の高岡早紀。監督は「東京PRウーマン」の鈴木浩介。音楽を「十三人の刺客」「貞子vs伽椰子」の遠藤浩二が担当する。

海難1890

1890年に和歌山県で起きたオスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号の海難事故、そして1985年イラン・イラク戦争時にテヘランに残された日本人の救出にトルコが尽力した史実に基づき、日本・トルコ両国の絆や危険を押してでも助けようとする人々を描いた人間ドラマ。エルトゥールル号編とテヘラン救出編の二部で構成される。監督は「利休にたずねよ」が第37回モントリオール世界映画祭最優秀藝術貢献賞に輝いた田中光敏。海難事故に遭遇した医師を「臨場・劇場版」の内野聖陽が演じ、「マイ・バック・ページ」の忽那汐里やトルコ人俳優ケナン・エジェが二役で出演。外務省の後援や、トルコ政府全面協力を受け制作された。
鮎川いずみ(1951)

必殺!III 裏か表か

闇の金融集団と闘う仕事人たちの姿を描く“必殺!”シリーズ第三弾。脚本は「必殺!」の野上龍雄、保利吉紀、中村勝行の共同執筆。監督は「逃がれの街」の工藤栄一。撮影は「必殺! ブラウン館の怪物たち」の石原興がそれぞれ担当。

必殺! ブラウン館の怪物たち

徳川家康が建てたという黒谷屋敷の謎をかぎつけた倒幕派と外国人グループと戦う仕事人たちを描く。昨年公開された「必殺!」の第二弾。脚本は「哀しい気分でジョーク」の吉田剛、監督は「港町紳士録」の広瀬襄、撮影は「必殺!」の石原興がそれぞれ担当。

NEW今日命日の映画人 3/8

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