黄金の唄女

おうごんのうたおんな
製作国
アメリカ

ジャンル
ミュージカル コメディ

ここが見どころ

ニューヨークミュージカル・コメディー界の花形ジューン・ナイトの第1回主演映画で、ウィリアム・ハールバット作の舞台劇をジョン・フランシス・ラーキンが脚色し、「泣き笑い人生」「アトランチック」のE・A・デュポンが監督にあたり、「虎鮫」「天国爆撃隊」のトニイ・ゴーディオが撮影した。共演者は「ある日曜日の午後」「十三号室の女」のニール・ハミルトン、「響け応援歌」のメアリー・カーライル、「餓鬼娘」のサリイ・オニール、「女囚の意気地」のドロシー・バージェス、「四十二番街」のジョージ・E・ストーン等で、このほかモード・エバーン、オスカー・アッフェル、ヴァージニア・チェリル、バートン・チャーチル等も出演している。

「黄金の唄女」のストーリー

ニューヨークの富豪街パーク・アヴェニューのあるペントハウスに4人のゴールド・ディガースが共同生活している。ところが不景気のせいか皆仕事にあぶれて、目下働いているのはあるナイトクラブの唄い女をしているジーニイだけで、彼女のお給金で4人の生活を支えている有様である。ジーニイは他のペギィ、ドット及びサリイ・ルウのように達者なゴールド・ディガーではなく、浮いた稼業には似合わぬ立派な心掛けの娘だった。彼女がある晩唄っているのを見た南米帰りの富豪青年ビル・ラングホーンはいたく心を惹かれて、ついにジーニイの電話番号を書き留めて別れた。ところがその夜ジーニイはナイトクラブを首になった。そしてビルはビルでせっかく書き留めた電話番号の書付を失ってしまう。一方ペギイとドットとサリイ・ルウは、今の状態が変わっては困るので、4人のうち誰にしろ、給金でも贈り物でも受け立った場合は必ず山分けにすること、という約定書を作った。そしてジーニイにも署名させたが、首になった以上それもほとんど反故同然となった。相変らずカモが見つからないので4人の娘はついにマダム・フィフィの酒場に一晩5ドルで酌婦稼ぎすることとなる。ところがここでジーニイは唄っていて再びビルとめぐり会った。翌日彼女は彼のアパートに晩餐に呼ばれて行き、すっかり惚れ込んでしまった。ビルが彼女を訪れて来てダイアモンドの腕輪を贈ろうとしたが彼女は受け取らない。きき耳を立てていた3人は大憤慨した。ビルは猫の首にそっとはめて立ち去る。3人はジーニイに内緒で400ドルで質受けしてしまう。ジーニイは怒って400ドルを取り上げ質受けして、マダム・フィフィの酒場へ行きビルの来るのを心待ちに待った。そこで彼女に惚れ込んでいる老紳士ヴァン・ダインに乞わるるままに食事を共にしていると、サリイ・ルウに伴われたビルがやってきた。ジーニイは彼のテーブルに行き腕輪を返した。そして2人はお互いに真実愛し合っていることを誓いあった。ところがある日ビルは猫がじゃれている紙片を取り上げて見ると、それは例の「山分けいたすべきこと」の約定書でジーニイの名も署名されているのだ。ビルはすっかり幻滅を感じて、ジーニイがそれは冗談であると説明しても聞き入れず飛び出した。これでますますパンの種をなくしたので3人のゴールド・ディガー連はお互いに罪を塗り合って家具調度を破壊してしまい安宿に転居した。ところが知り合いの男の周旋で4人共あるビアガーデンに雇われることができた。ビルは社交界の娘と結婚しようとしていたが、ビアガーデンでジーニイに再び会って恋が復活し、ジーニイと結婚式を挙げた。

「黄金の唄女」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「黄金の唄女」のスペック

基本情報
ジャンル ミュージカル コメディ
製作国 アメリカ
製作年 1933
製作会社 ユニヴァーサル映画
レイティング

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映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 12/1

エリカ・リバス(1974)

人生スイッチ

アルゼンチンで国内年間ランキング1位を獲得したオムニバス形式のブラック・コメディ。製作は、「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル。出演は、「瞳の奥の秘密」のリカルド・ダリン。第87回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
ヴェイッコ・アールトネン(1955)

罪と罰(1983)

殺人を犯した青年の行動を乾いたタッチで描く作品。「白い花びら」のアキ・カウリスマキ、監督長編第1作。原作はロシアの文豪、ドストエフスキーの同名小説。出演はマルチ俳優として活躍するマルック・トイッカ、「愛しのタチアナ」までカウリスマキ作品の顔だったマッティ・ペロンパー、カウリスマキ作品の常連名脇役であるエスコ・ニッカリほか。1983年第1回フィンランド・ユッシ賞最優秀処女作品、最優秀脚本賞受賞。

ラヴィ・ド・ボエーム

パリを舞台に、3人の芸術家のボヘミアン生活を描く。監督・製作・脚本は「コントラクト・キラー」のアキ・カウリスマキ、原作はアンリ・ミュルジェールの小説『ボヘミアン生活の情景』(Scenes de la vie de boheme)、撮影はティモ・サルミネンが担当、音楽はセルジュ・レジアニが歌う「僕は飲む」、しのはらとしたけが歌う「雪の降る町を」などの既成曲を使用している。

NEW今日命日の映画人 12/1

シェリー・モリソン(2019)

無邪気な悪魔におもちゃが8つ

子供によって行われるショッキングな殺戮を描いたホラー。感化院の車が雪山で事故に遭い、護送されていた5人の問題児たちが脱走する。ロッジで冬を楽しく過ごそうとしていた大人たちに保護されるが、子供たちは彼らを残酷な方法で殺し始め…。【スタッフ&キャスト】監督:ショーン・マグレガー 脚本:ジョン・ダーレン 撮影:ポール・ヒップ/マイケル・シェア 出演:レイフ・ギャレット/ソレル・ブーク/ジーン・エヴァンス/シェリー・モリソン

愛のそよ風

『チェンジリング』のクリント・イーストウッドが初めて監督業だけに専念して制作したドラマ。不動産業を営む裕福な中年・フランクは、ある日ヒッピー風の少女・ブリージーと出会う。初めは自由に生きる彼女に苛立ちを覚えていたがフランクだったが…。【スタッフ&キャスト】監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・デイリー 脚本:ジョー・ハイムズ 撮影:フランク・スタンリー 出演:ウィリアム・ホールデン/ケイ・レンツ/ロジャー・C・カーメル/シェリー・モリソン
マイケル・ライ(2019)

ルージュ(1987)

恋人を探すために現世へ戻ってきた美貌の幽霊の激しくも切ない恋を描くロマンチック・ファンタジー。監督はスタンリー・クワン。出演は、レスリー・チャン、アニタ・ムイ、アレックス・マンほか。2013年3月30日より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催された「レスリー・チャン メモリアル」にてデジタル上映。

九龍の眼

悪質な爆弾犯人たちを追いつめる香港警察の刑事チェンの活躍を描くアクション。「ポリス・ストーリー 香港国際警察」の続篇で、監督・主演・原案・スタント監修は「サイクロンZ」のジャッキー・チェン(成龍)、製作総指揮はレイモンド・チョウ(鄒文懐)とレナード・ホウ(何冠昌)、製作はエドワード・タン、脚本はエドワード・タンとジャッキー・チェン、撮影はチョウ・イウゾウ(張耀祖)とリー・ヤウトン(李有棠)、音楽はマイケル・ライ(黎小田)が担当。出演はほかに「ポリス・ストーリー 香港国際警察」のマギー・チャン(張曼玉)、「プロジェクトA2 史上最大の標的」のタン・ピョウ(董驃)、「サイクロンZ」のクリスタル・コオ(郭錦恩)など。ビデオタイトル「ポリス・ストーリー2 九龍の眼」。