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りんたろう
(アニメーション作家)58年、東映動画に入社、最初の長編「白蛇伝」では仕上げ(彩色係)であった。「西遊記」から動画担当。が、演出を志して退社、発足したばかりの虫プロダクションに加わる。ここでテレビ・シリーズ『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『佐武と市捕物控』などの演出を担当。フリーになってからの彼の名を高めたのは「銀河鉄道999」、続編の「さよなら銀河鉄道999」の、日本映画ばなれした壮大かつダイナミックな画面作りと演出である。ゴダイゴの歌をバックにいよいよSLが発車し、煙を吐きつつ無限の夜空へとテイク・オフしてゆく。眼前に迫る大宇宙、遠ざかる地球。劇場大画面ならではの映像イベント的感動は、おそらく封切当時出合った少年の心から生涯消えないであろう。そして角川映画のアニメ進出第一作「幻魔大戦」、続いて「カムイの剣」と超大作が続く。いずれも非常に長い原作を圧縮脚色しておりそのために大変いそがしく息つく間もない構成である。多彩な登場人物の魅力を十分に描きわけ、観客の共感を呼ぶのが難しい。しかもどちらかといえば情緒的演出よりはアクション場面が得意で、「999」の時間城崩壊シーン、「幻魔」の火竜出現、「カムイ」の忍法乱れ花や大詰めの五陵廓の決闘など、豪快・華麗な見せ場作りには圧倒的な腕前を発揮するが、人間の魅力や心の表現にはあまりこだわらないのが好みのようで、それがおとなの観客の飽きたらなさにもつながる。日本映画が到達できなかったスペクタル・アクション・ロマンの領域をついに開拓した貴重な作品群の演出家であり、「999」こそアニメ・ブームを軌道に乗せたエポック・メーカーであった。総体にユーモアに欠けるのが気になるが、テレビ・スペシャルの『我輩は猫である』のような軽妙な面(「ベン・ハー」のパロディなど)もある人。もう一段の飛躍を期待したい。
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りんたろー。
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りーだー
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リ―・ハイボー
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リァオ・チン
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リァン・チュンウェン
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リァン・ホンチー
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リアオ・チンスン
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リアオ・ヨンチュン
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リアズ・フセイン