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ペーパーシティ 東京大空襲の記憶
東京大空襲の生存者にオーストラリア人映画監督が迫り東京ドキュメンタリー映画祭2022観客賞を受賞したドキュメンタリー。戦争や空襲の記憶が失われつつある今、10万人以上の死者を出した未曽有の悲劇を後世に残そうとする3人の生存者たちに肉薄する。東京を拠点にするオーストラリア人監督、エイドリアン・フランシスの長編ドキュメンタリー・デビュー作。2021年メルボルン国際映画祭正式出品作品。 -
唯一、ゲオルギア
「皆さま、ごきげんよう」のオタール・イオセリアーニによる4時間に及ぶドキュメンタリー。1994年、ソ連が崩壊に向かい、政治的な混迷を深め内戦が勃発したゲオルギア(ジョージア)がなくなるかもしれないという思いを抱いた監督が祖国の歴史や文化を記録した。第1部:91分 第2部:69分 第3部:86分。日本劇場初公開。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。 -
バトル・オブ・サブマリン
第二次世界大戦下の実話を基に、ポーランド軍潜水艦とドイツ艦隊の死闘を描く戦争アクションドラマ。1940年、キールを出港したドイツ艦隊を攻撃せよとの命令を受けたポーランド軍潜水艦・オジェウ。緊迫した船内で、若き乗組員たちは追い詰められていく。出演は、「聖なる犯罪者」のトマシュ・ジェンテク、「イレブン・ミニッツ」のマテウシュ・コシチュキェヴィチ、「パプーシャの黒い瞳」のアントニ・パヴリツキ。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて開催の『未体験ゾーンの映画たち2023』で上映。 -
ヒトラーのための虐殺会議
ナチスが1,100万ものユダヤ人絶滅政策を決定した「ヴァンゼー会議」の全貌に迫る社会派心理スリラー。この史上最も恐ろしい会議が、ラインハルト・ハイドリヒら15名の高官によっていかに進められたかを、人々の思惑や発言、パワーバランスの変化をつぶさに追いながら明らかにしていく。そこで繰り広げられる光景は、我々がよく知っている「ビジネス会議」。異なるのはその「議題」だけ、つまり「ユダヤ人の大量虐殺」について。「移送」「強制収容と労働」「計画的殺害」など様々な方策が、あたかも「タスク」のように次々と議決されていく。その時間は、たったの90分だった……。アドルフ・アイヒマンが記録し、ホロコースト関連で唯一残された議事録に基づき、80年後の2022年にドイツで製作された。 -
ヒトラーの死体を奪え!
もしもアドルフ・ヒトラーの死体が、燃やされていなかったら……。歴史の《IF》をスリリングに描く戦争アクション大作。第2次大戦末期、ベルリンでスターリンが何としても手に入れようとした物。それは灰になったはずのアドルフ・ヒトラーの死体。極秘指令を受けた中尉たちが動き出す……。目撃者の証言も曖昧で、様々な陰謀論が飛び交い、中には生存説まで存在する「ヒトラーの死」をめぐる物語。「未体験ゾーンの映画たち2023」にて上映。 -
スナイパー コードネーム レイブン
ウクライナに実在する凄腕スナイパー、マイコラ・ヴォローニンの半生を描く戦争アクション。味方からは“伝説の狙撃手”と英雄視される一方、ロシアからは悪魔のように恐れられたヴォローニン自身が脚本に参加し、ロシア・ウクライナ戦争の真実をえぐり出す。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて開催の『未体験ゾーンの映画たち2023』で上映。 -
ナショナル・シアター・ライブ2023「レオポルトシュタット」
英国ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を上映するシリーズの一作。「恋におちたシェイクスピア」で第71回アカデミー賞脚本賞に輝いた劇作家トム・ストッパードによる、時代に翻弄されたあるオーストリア系ユダヤ人家族を50年間に渡り描いた舞台を収録。トム・ストッパードは、自身の家族の歴史から着想を得て本作を執筆。「クローサー」(2004)の原作戯曲を手がけた俳優・劇作家・演出家のパトリック・マーバーが演出。 -
戦場記者
戦争の被害者は一体誰なのか――。ガザ、ウクライナ、アフガニスタンなど、世界の戦地を徹底的に取材して歩く戦場記者、須賀川拓(ひろし)が突きつける理不尽かつ残酷な現実。それは、決して「対岸の火事」ではない、あまりに過酷な世界の危機を伝えるドキュメンタリー。監督でありレポーターの須賀川は、TBSテレビに在籍し、中東支局長として現在ロンドンを拠点に、世界中を飛び回る特派員。2022年3月開催のTBSドキュメンタリー映画祭で上映された『戦争の狂気 中東特派員が見たガザ紛争の現実』を基に、さらなる取材を重ね、さまざまな地域の戦場の実態レポートを拡充した。また、それを世界に発信するために粉骨砕身する自らのストーリーも重ね合わせ、よりグローバルで、ドラマチックな内容となっている。 -
ラーゲリより愛を込めて
辺見じゅんのノンフィクション『収容所から来た遺書』を二宮和也主演で映画化。第二次世界大戦終結後、シベリアの強制収容所(=ラーゲリ)に抑留され、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、生きることを諦めず、仲間たちを励まし続けた山本幡男の半生を描く。共演は「大河への道」の北川景子、「流浪の月」の松坂桃李、「桜のような僕の恋人」の中島健人。監督は「とんび」の瀬々敬久。 -
1950 水門橋決戦
朝鮮戦争で、アメリカ軍と中国軍が直接戦った1950年の「長津湖の戦い」をリアルに描き、世界興収1130億円を超える大ヒットとなった「1950 鋼の第7中隊」の続編となるアクション映画。長津湖の激闘の後、第7中隊はアメリカ軍の退路を絶つため、水門橋の破壊を命じられる。出演は前作に引き続き、ウー・ジン、イー・ヤンチェンシー、ドアン・イーホン、チャン・ハンユー。監督はツイ・ハーク。前作を共同監督したチェン・カイコー、ダンテ・ラムはプロデューサーに名を連ねている。