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50歳の小児性愛作家と14歳の少女。衝撃“事件”を映画化した「コンセント/同意」
2024年3月12日50歳の小児性愛作家と14歳の少女の間に起きた“事件”を映画化した「コンセント/同意」が、今夏に全国順次公開される(3月の横浜フランス映画祭2024で先行上映され、ヴァネッサ・フィロ監督と主演のキム・イジュランが来日予定)。 2020年1月、ヴァネッサ・スプリンゴラの告発本『同意』がフランス中を騒然とさせる。そこには、芸術文化勲章まで受賞した作家ガブリエル・マツネフが、ヴァネッサを含む多数の少女と関係を持った小児性愛者でありながら、その行為すら文学として消費され、礼賛されてきた実態が綴られていた。同書を映画化した「コンセント/同意」は、本国で若者を中心にヒットを記録。 監督は「マイ・エンジェル」のヴァネッサ・フィロ。主人公ヴァネッサ役は映画初出演のキム・イジュランが務め、セザール賞女性新人賞にノミネートされた。見逃せない衝撃作だ。 Story 文学を愛する13歳のヴァネッサは、50歳の作家ガブリエル・マツネフと出会う。彼は自身の小児性愛嗜好を隠すことなくスキャンダラスな文学作品に仕立て上げ、既存の倫理への反逆者として時代の寵児となっていた。やがて14歳になったヴァネッサはマツネフと《同意》のうえで、歪な性的関係にのめり込む。それが人生に長く暗い影を落とすとも知らず……。 「コンセント/同意」 監督・脚本:ヴァネッサ・フィロ 脚本協力・原作:ヴァネッサ・スプリンゴラ(『同意』内山奈緒美:訳/中央公論新社刊) 脚本協力:フランソワ・フィロ 撮影:ギヨーム・シフマン 出演:キム・イジュラン、ジャン=ポール・ルーヴ、レティシア・カスタ、エロディ・ブシェーズ 2023年/フランス、ベルギー/フランス語/118分/原題:LE CONSENTEMENT/英題:CONSENT/R15+/配給:クロックワークス © 2023 MOANA FILMS – WINDY PRODUCTION - PANACHE PRODUCTIONS - LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE - FRANCE 2 CINEMA - LES FILMS DU MONSIEUR -
巨匠マイケル・マンがアダム・ドライバーを主演に迎え、フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリの激動の一年を描いた「フェラーリ」が、7月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。ティザービジュアルと特報映像が到着した。 1957年、イタリアの自動車メーカー〈フェラーリ〉の創設者エンツォ・フェラーリは激動の渦中にいた。難病を抱えていた息子のディーノを前年に亡くし、会社は業績不振で買収の危機に。共同経営者でもある妻ラウラとの関係は冷え切り、密かに愛し合うリナ・ラルディとの間に生まれた息子ピエロを認知することも叶わない。それでもエンツォは再起をかけ、イタリア全土1000マイルを走る過酷な公道レース〈ミッレミリア〉に挑むが……。 「フォードvsフェラーリ」で製作総指揮を務めたマイケル・マンにとって、構想30年に及ぶ執念の企画だった「フェラーリ」。エンツォをアダム・ドライバーが演じ、ラウラ役にペネロペ・クルス、リナ役にシャイリーン・ウッドリーを配する。撮影は「Mank/マンク」でオスカーを獲得したエリック・メッサーシュミット。 「壮大で濃密なドラマ」(ギレルモ・デル・トロ)、「名優たちの競演」(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)、「傑作」(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)などの称賛を呼んだ必見作だ。 https://www.youtube.com/watch?v=WwAvKE-Rmcg 「フェラーリ」 監督:マイケル・マン 脚本:トロイ・ケネディ・マーティン 原作:ブロック・イェイツ著「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」 出演:アダム・ドライバー、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシー 2023年/アメリカ/英語・イタリア語/カラー・モノクロ/スコープサイズ/132分/原題:FERRARI/字幕翻訳:松崎広幸/PG12 配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ © 2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 公式サイト:https://www.ferrari-movie.jp
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ティモシー・シャラメ主演で、親族を皆殺しにされた青年の恋と復讐、宇宙の命運をかけた決戦を描いたSFアクション大作「デューン 砂の惑星PART2」が、3月15日(金)より全国公開。同作のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と「オッペンハイマー」で注目を浴びるクリストファー・ノーラン監督の対談映像が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=FZA28cu3ZI0 「PART1が『スター・ウォーズ』だとしたら、PART2は『〜帝国の逆襲』だと思う」とノーラン。そのコメントにヴィルヌーヴは感謝し、『〜帝国の逆襲』をめぐる思い出を語っていく。 なおヴィルヌーヴは、PART2制作にあたり「観客が既視感を抱かないよう」配慮したとも明かしている。「新しいロケ地を探し、セットも一新して、1作目で登場した場所には戻らなかった。1作目の美しいカラーパレットや境界の定義がすでにあったおかげで、それらの要素を再定義する必要はなく、1作目でうまくいった非常に特殊な表現を使うことができたんだ」。今回はどんな景色が広がるのか、注目だ。 [caption id="attachment_36152" align="aligncenter" width="850"] ティモシー・シャラメとドゥニ・ヴィルヌーヴ監督[/caption] © 2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories. 配給:ワーナー・ブラザース映画 ▶︎ 「デューン 砂の惑星PART2」、スペシャル予告とティモシー・シャラメのメッセージ動画が到着
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Z世代の環境活動家が石油パイプライン爆破へ。危険な話題作「HOW TO BLOW UP」
2024年3月10日若き環境アクティビストたちが決死の石油パイプライン爆破計画に挑む姿を描き、気鋭の映画人たちに称賛された「HOW TO BLOW UP」が、6月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほかで全国順次公開。注目アーティストのDos Monosによる未発表音源を使用したティザー予告編、場面写真が到着した。 監督を務めるのは、気候科学者の両親を持ち、気候変動についてのドキュメンタリーからキャリアを始めたダニエル・ゴールドハーバー。スウェーデンの気候変動学者アンドレアス・マルムが著したノンフィクション『パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか』を、大胆に物語化した。 キャストは『マーベル ランナウェイズ』のアリエラ・ベアラー、「アメリカン・ハニー」のサッシャ・レイン、『YOU』のルーカス・ゲイジ、「アイム・スティル・ア・バージン」のクリスティン・フロセス、「レヴェナント:蘇えりし者」のフォレスト・グッドラックなど。 https://www.youtube.com/watch?v=34SISuRUjwI 北米配給権は「パラサイト 半地下の家族」「燃ゆる女の肖像」「TITANE/チタン」「落下の解剖学」などの野心作を扱ってきたNEONが獲得した。公開されると「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のダニエル・シャイナート、「ラストナイト・イン・ソーホー」のエドガー・ライト、「グリーン・ナイト」のデヴィッド・ロウリー、「ライ・レーン」のレイン・アレン・ミラーら気鋭の監督たちが称賛。一方でFBIが「テロを助長する」と警告するなど物議を醸しながらも、スマッシュヒットを記録した。危険な話題作がいよいよ日本上陸。 Story 環境破壊に人生を狂わされたZ世代の環境活動家たちが、テキサス州の石油パイプラインの破壊作戦を決意。友人や恋人を巻き込み、予期せぬ混乱に直面しながら、爆発的フィナーレへ疾走する──。 「HOW TO BLOW UP」 監督:ダニエル・ゴールドハーバー 脚本:アリエラ・ベアラー、ジョーダン・ショール、ダニエル・ゴールドハーバー 出演:アリエラ・ベアラー、サッシャ・レイン、ルーカス・ゲイジ、クリスティン・フロセス、フォレスト・グッドラック 2022年/US/英語/カラー/104分/原題:HOW TO BLOW UP A PIPELINE/字幕翻訳:横井和子 © Wild West LLC 2022 -
チキンをめぐって母と娘が巻き起こす大騒動を描き、アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞(最高賞)、セザール賞最優秀長編アニメーション賞など各国で受賞を重ねたフレンチコメディ「リンダはチキンがたべたい!」が、4月12日(金)より新宿ピカデリーほかで全国順次公開。場面写真が到着した。 フランスの郊外。勘違いで叱ったことを詫びる母のポレットに、リンダはかつて一緒に暮らした父のレシピであるチキン料理が食べたい!と懇願。しかし街はストライキ中で、鶏肉が買えない。そうして始まった母と娘のクレイジーなドタバタ劇は、警察官や運転手、団地の仲間たちを巻き込み大騒動に。ふたりは思い出の料理を食べられるのか……。 場面写真は「パパのパプリカ・チキンがたべたい!」と母にお願いするリンダ、飼い猫ガッツァとの2ショット、銃を構える警官、ニワトリを抱えての奔走など。監督のキアラ・マルタとセバスチャン・ローデンバックは「私たちが目指したのは、幅広い観客が楽しめる、愛らしさとシリアスさを併せ持つ娯楽映画を作ることでした。私たち自身の『内なる子どもたち』が姿を現わすように作られた映像と音で、観客のみなさんが笑い、そして涙することを願っています」と語る。 Variety紙に「後から振り返ってみると、間違いなく今年のカンヌで最高の作品!」と評され、東京国際映画祭アニメーション部門での日本プレミア上映でも笑いと涙を呼んだ、カラフルでスイートな珠玉作だ。 https://www.youtube.com/watch?v=E9Jr8L1pIgM 「リンダはチキンがたべたい!」 監督・脚本:キアラ・マルタ、セバスチャン・ローデンバック 提供:アスミック・エース、ミラクルヴォイス、ニューディアー 配給:アスミック・エース 配給協力:ミラクルヴォイス 原題:Linda veut du poulet!/2023年/フランス=イタリア/76分/カラー/シネマスコープサイズ/5.1ch/フランス語 ©2023 DOLCE VITA FILMS, MIYU PRODUCTIONS, PALOSANTO FILMS, France 3 CINÉMA 公式サイト:chicken-for-linda.asmik-ace.co.jp