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  • 京塚昌子

京塚昌子 キョウヅカマサコ

  • 出身地:東京市本郷区の生まれ
  • 生年月日:1930年3月16日

略歴 / Brief history

駒本小学校を経て府立第十四高等女学校に入学。まもなく栃木県佐野市に疎開し、46年に県立佐野高等女学校を卒業。同年、新派の研究生となり第一劇場で初舞台を踏む。48年、花柳章太郎の内弟子になり、翌49年には幹部になるというスピード出世だったが、花柳はじめ大矢市次郎、伊志井寛、水谷八重子らの大物がいたため長年脇役に甘んじた。55年『月夜鴉』で原作者の川口松太郎の推薦もあり初めて主役を演じて好評を博し、同年に主演した『離れ猪』『太夫(こつたい)さん』の演技で芸術祭奨励賞を受賞、新派の中堅としての地位を確立。京塚の出現は、新派の伝統であった悲劇ものを明るい現代劇に方向転換するうえで大きな原動力となったといえよう。59年、渋谷実監督の「霧ある情事」で映画デビュー。この映画以前にも出演要請はかなりあり、56年、大映の「赤線地帯」では溝口健二監督に請われ娼婦の役に決まりかけていたが、新派の役者が少ないために断念した。その後はキネマ旬報ベスト・ワンの「私は二歳」62、昔気質の女中お駒にふんし、とぼけた味が受けた豊田四郎監督「台所太平記」63などに出演。63年、新派を退団し東宝演劇部に移り『マイ・フェア・レディ』64、『風と共に去りぬ』66、『復活』69などに出演。映画はほかに「喜劇・駅前女将」64、「仰げば尊し」66、「空想天国」68、「結婚します」69、「あまから物語・おんなの朝」71などの喜劇に助演。親しみやすい健康的な個性は映画よりもテレビ向きで、TBS『カミさんと私』59をはじめ、TBS『肝っ玉かあさん』68、フジ『肝っ玉捕物帖』73、日本テレビ『おふくろさん』75、TBS『道』78、フジ『女たちの家』80などに出演。舞台はほかに御園座『新台所太平記』80など。下町のかあさん役を演じさせたら抜群で、80キロ近い巨体、庶民的な味を売り物に、一年の前半はテレビ、後半は舞台中心に出演している。酒と商売が好きで、これまでバーや小料理屋を十数軒出したりつぶしたりしている。

京塚昌子の関連作品 / Related Work

映画館で観る

  • あまから物語 おんなの朝

    ガンコな父親とそれに造反する子供たちの姿をコミカルに描く。脚本は「冠婚葬祭入門 新婚心得の巻」の柳井隆雄と「めまい」の石松史郎。監督は「涙の流し唄 命預けます」の市村泰一。撮影は「釧路の夜」の大越千虎がそれぞれ担当。
  • 二人の恋人

    「街に泉があった」の井手俊郎が脚本を執筆し、「兄貴の恋人」の森谷司郎が監督した青春もの。撮影は「日本一の裏切り男」の福沢康道。

Blu-ray/DVDで観る

映画館で観る

  • あまから物語 おんなの朝

    ガンコな父親とそれに造反する子供たちの姿をコミカルに描く。脚本は「冠婚葬祭入門 新婚心得の巻」の柳井隆雄と「めまい」の石松史郎。監督は「涙の流し唄 命預けます」の市村泰一。撮影は「釧路の夜」の大越千虎がそれぞれ担当。
  • 二人の恋人

    「街に泉があった」の井手俊郎が脚本を執筆し、「兄貴の恋人」の森谷司郎が監督した青春もの。撮影は「日本一の裏切り男」の福沢康道。
  • 結婚します

    山口瞳の原作(新潮社版)を「日も月も」の中村登が脚色・監督した青春喜劇。撮影はコンビの竹村博。
  • 喜劇 駅前桟橋

    「セックス・チェック 第二の性」の池田一朗がシナリオを執筆し、「落語野郎 大爆笑」の杉江敏夫が監督した“駅前”シリーズ第二四作目。撮影は「君に幸福を センチメンタル・ボーイ」の岡崎宏三。
  • 燃えろ!青春

    「コント55号 世紀の大弱点」の松木ひろしが脚本を執筆し「空想天国」の松森健が監督した青春もの。撮影は「若者よ挑戦せよ」の西垣六郎が担当した。
  • 空想天国

    「悪党社員遊侠伝」の田波靖男がシナリオを執筆し、「燃えろ!太陽」の松森健が監督したコメディ。撮影は「春らんまん」の西垣六郎。