内藤剛志 ナイトウタカシ

  • 出身地:大阪府大阪市
  • 生年月日:1955/05/27

略歴 / Brief history

大阪府大阪市で生まれ、枚方市で育つ。日大芸術学部映画学科在学中、同級生・長崎俊一監督の16ミリ「ユキがロックを棄てた夏」78に主演。80年、大森一樹監督「ヒポクラテスたち」で商業映画デビューを果たし、以後、本格的に役者の道へ進む。加藤彰監督「愛獣・悪の華」81、西村昭五郎監督「美姉妹・犯す」82などのにっかつロマンポルノに凄みと純真さを兼ね備えた若者役などで乗り込み、個性を発揮。長崎の初劇場用長編「九月の冗談クラブバンド」82のあと、新城卓監督「オキナワの少年」83、神代辰巳監督「美加マドカ・指を濡らす女」84、黒沢直輔監督「夢犯」85、和泉聖治監督「さらば愛しのやくざ」90などに出演。ひと癖ある若者像から憎たらしいまでの悪役など、多彩な役どころに扮して演技派としての地位を固める。93年、鹿島勤監督「悪役パパ」では久々の主演を張り、殺され役専門の悪役俳優の主人公にめぐってきた主役のチャンスに懸け、愛娘に認められるさまを好演した。テレビドラマでもその実力は高く評価され、日本テレビ『家なき子』94・95で安達祐実演じるヒロイン・すずを苦しめる父親役で脚光を浴びると、一気に役柄の幅が広がり、95年1月のテレビ朝日『味いちもんめ』から2001年1月の日本テレビ『別れさせ屋』まで、連続ドラマに6年3カ月、26クールに渡ってレギュラー出演を続けるという大記録も打ち立てる。硬軟・善悪を自在に演じ分けるバイプレイヤーとして、映画、ドラマのみならず、舞台、CM、バラエティ番組でも活躍。近年は、NHK『はんなり菊太郎』02~07、TBS『水戸黄門』07~11などのテレビ時代劇のほか、テレビ朝日『科捜研の女』00~などで渋さの中に男の色気がにじむ好助演を続けている。

内藤剛志の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 科捜研の女 劇場版

    科学を武器に、様々な凶悪犯罪に立ち向かう法医研究員を沢口靖子が演じる1999年開始の連続TVシリーズ、初の劇場版。世界同時多発的な不審死事件が勃発するなか、現代最新科学では絶対に解けないトリックを操るシリーズ史上最強の敵がマリコの前に立ちはだかる。若村麻由美、風間トオル、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、西田健、金田明夫、内藤剛志といったTV版レギュラー陣が集結。監督はTVシリーズを手がけてきた兼﨑涼介。
  • ペット2

    「ミニオンズ」を生んだイルミネーション製作のアニメ「ペット」第2弾。飼い主の息子につい過保護になるマックス。マックスから預かったおもちゃを猫屋敷に落としたギジェット。囚われたホワイトタイガーを助けに向かうスノーボール。彼らの大冒険が始まる。前作に引き続き「怪盗グルーの月泥棒 3D」「怪盗グルーのミニオン危機一発」のクリス・ルノーが監督。ジョナサン・デル・ヴァルが共同監督を務める。また、ハリソン・フォードが本作で初めてアニメ声優に挑戦。日本語吹替版ではお笑いコンビ・バナナマンの設楽統と日村勇紀らが続投するほか、内藤剛志、伊藤沙莉、宮野真守らが参加。
    87
    • 可愛い
    • 親子で楽しめそう
  • 海すずめ

    宇和島伊達400年を記念し製作された青春ドラマ。小説家デビューするも2作目が書けない雀は地元・宇和島に戻り、自転車で図書を運ぶ図書館の自転車課で働き始める。そんな中、伊達400年祭で使用する刺繍の資料となる本を巡り街は騒然となる。監督・脚本は、「ポプラの秋」の大森研一。出演は、「ドクムシ」の武田梨奈、「白鳥麗子でございます!THE MOVIE」の小林豊、「山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」の内藤剛志、「恋」の岡田奈々、「蠢動-しゅんどう-」の目黒祐樹、「家族はつらいよ」の吉行和子。
    70
  • ポプラの秋

    ドラマ『家政婦のミタ』などで名子役として注目を集めた本田望結の初主演作。湯本香樹実の同名小説を原作に、父親を亡くして心に傷を負った少女と、不思議なおばあさんの交流を描いた心温まるドラマ。共演は「忍たま乱太郎」の中村玉緒、「みなさん、さようなら」(12)の大塚寧々。監督は「瀬戸内海賊物語」の大森研一。
    80
  • 山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日

    ノンフィクション作家・和田登の著書『望郷の鐘』の映画化。シベリアでの強制労働から奇跡的に帰国し、その後中国残留孤児の帰国救済運動に尽力した教師・山本慈昭の半生を描く人間ドラマ。監督は、「大地の詩 留岡幸助物語」の山田火砂子。出演は、「瀬戸内海賊物語」の内藤剛志、ドラマ『和っこの金メダル』の渡辺梓。
  • 瀬戸内海賊物語

    瀬戸内海を舞台に、海賊の血を引く少女が地元の島を救うため埋蔵金探しに旅立つ姿を描く海洋アドベンチャー。監督・脚本・原案は「ライトノベルの楽しい書き方」の大森研一。出演は、TV『幽かな彼女』の柴田杏花、「ぼくのおばあちゃん」の伊澤柾樹、「陽だまりの彼女」の葵わかな、「トロッコ」の大前喬一、「コクリコ坂から」の内藤剛志、「サッドヴァケイション」の石田えり、「踊る大捜査線」シリーズの小泉孝太郎、「百年の時計」の馬渕英俚可。2014年5月24日より、香川・愛媛・徳島先行公開。
  • コクリコ坂から

    高橋千鶴・佐山哲郎の同名コミックを原作に、「崖の上のポニョ」の宮崎駿が企画・脚本、「ゲド戦記」の宮崎吾朗が監督を担当するスタジオジブリ作品。1963年の横浜を舞台に、16歳の少女と17歳の少年の出会いと交流、まっすぐに生きる姿を描く。声の出演は「岳 ガク」の長澤まさみ、「SP」シリーズの岡田准一、「レオニー」の竹下景子、「死にゆく妻との旅路」の石田ゆり子、「八日目の蝉」の風吹ジュン。
  • 森崎書店の日々

    “古書の街”神保町を舞台に、失意と孤独の中にいる女性がささやかな希望を見出し、大人へと成長していく八木沢里志の同名小説を「Presents 合い鍵」の日向朝子監督が映画化。出演は「ぐるりのこと。」の菊池亜希子、「LONGCARAVAN」の松尾敏伸、「ロストクライム 閃光」の奥村知史、「FLOWERS フラワーズ」の田中麗奈、「ねこタクシー」の内藤剛志など。
  • ねこタクシー

    「守護天使」でも好演を見せたお笑い芸人、カンニング竹山がタクシー運転手に扮し、人生を諦めた中年男が一匹の猫と出会い、“ねこタクシー”開業を目指して前向きな姿勢を取り戻す姿を描く。「沈まぬ太陽」の鶴田真由が共演。監督は、これまでもテレビ版『ネコナデ』や「幼獣マメシバ」といった動物ものを手がけてきた亀井亨。
  • フレフレ少女

    恋した野球部エースのために、廃部寸前の応援団に入部して奮闘する女子高生の姿を描いた青春コメディ。「恋空」でブルーリボン賞新人賞などを受賞、高い評価を受けた新垣結衣が主演。「ラブドガン」、「となり町戦争」の渡辺謙作監督が、応援を通じて成長していく主人公を中心に、笑いと涙の爽快エンターテイメントを作り上げた。
    80
  • 黒帯 KURO-OBI

    昭和初期、空手の修行に勤しむ若き三人の男たちと“黒帯”をめぐる、真の武道アクション映画。監督は「闇打つ心臓」「死国」の長崎俊一。脚本は「らせん」の飯田譲治。主演は明武舘剛柔流空手道の八木明人、(社)日本空手協会の師範の中達也、他。
    60
  • ゲド戦記

    アーシュラ・K.ル=グウィンのファンタジー文学の傑作をアニメーション化した作品。スタジオジブリ20年越しの企画であり、監督は宮崎駿の長男・宮崎吾朗が担当している(本作が第一回監督作品)。声の出演には、岡田准一、手嶌葵、菅原文太、田中裕子、香川照之、風吹ジュンなど、豪華キャストが結集した。
  • 闇打つ心臓 Heart beating in the dark

    1982年に発表された8mm映画「闇打つ心臓」を、長崎俊一監督が主演の内藤剛志と室井滋を再び起用して35mm作品として制作。幼い子供を殺して逃げた過去を持つ恋人たちが再会し、かつての自分たちと同じように子供を殺して逃げる若い男女と交錯する。共演は「ブラックキス」の本多章一と「月とチェリー」の江口のりこ。
  • 阿修羅城の瞳

    鬼殺しと怖れられた男と、恋すると鬼になる宿命を背負った女の悲愛を描いた時代活劇。監督は「陰陽師II」の滝田洋二郎。中島かずきによる“劇団☆新感線”の戯曲を、「サトラレ」の戸田山雅司と、川口晴が共同で脚色。撮影を「座頭市」(北野武監督作)の柳島克己が担当している。主演は、舞台版でも主演を務めた「四月物語」の市川染五郎と、「トニー滝谷」の宮沢りえ。松竹百周年記念作品。
    70
  • イズ・エー

    少年法とも絡んで社会的な議論が巻き起こっている少年犯罪をめぐる社会派サスペンス。無差別殺人を犯した14歳の少年と、4年後に出所してきた少年を待ち受ける少年の父親と被害者の父親、それぞれの立場で事件と向き合う3人の姿を描く。最愛の家族を失う刑事には、「模倣犯」など数々の作品に出演、映画のフィールドでは欠かせない存在の津田寛治。物語の核である<ホーリーナイト>には「ロボコン」、舞台『お気に召すまま』で活躍する若手俳優・小栗旬。<ホーリーナイト>の父親には、「リバイバル・ブルース」の内藤剛志。
  • Laundry

    頭に傷を持つ青年と心に傷を抱えた女性の心の交流を描いたドラマ。監督・脚本は、『美少女H2~18歳のウソ』の森淳一で、本作が初の劇映画となる。撮影は「非・バランス」の柴崎幸三。主演は、「GO」の窪塚洋介と「回路」の小雪。サンダンス/NHK国際映像作家賞支援作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • 千と千尋の神隠し

    神々の世界に迷い込んだ少女が、自分でも気づかなかった逞しい力を発揮して困難を乗り越えていこうとする姿を描いた長篇アニメーション。監督は「もののけ姫」の宮崎駿で、自身による原作を宮崎監督自らが脚色。映像演出として「ホーホケキョ となりの山田くん」の奥井敦があたっている。声の出演に「すずらん 少女萌の物語」の柊瑠美ら。尚、本作は「もののけ姫」の日本の歴代興行記録を抜いて第1位の成績をおさめた。キネマ旬報2001度日本映画ベスト・テン第3位作品。一部の劇場ではDLP上映された。
  • 風を見た少年 The Boy Who Saw The Wind

    空を飛ぶ力を持つ少年が繰り広げる、愛と闘いの冒険を描いたファンタジー長篇アニメーション。総監督は「ジューンブライド 6月19日の花嫁」の大森一樹。アニメーション監督は、本作が初監督作品となる篠原俊哉。C.W.ニコルによる原作を基に、成島出が脚色。撮影監督に「それいけ!アンパンマン 手のひらを太陽に」の長谷川肇があたっている。声の出演に「家なき子」の安達祐実。
  • ワンダフルライフ(1999)

    天国への入口で、人生を振り返り一番印象的な想い出を選択する死者たちと、彼らの手助けをする人々の交流を描いたファンタジックな人間賛歌のドラマ。監督は「幻の光」の是枝裕和。脚本も是枝監督自らが執筆。撮影を「肉筆浮世絵の発見」の山崎裕が担当している。主演は、モデル出身のARATA。98年度トロント映画祭出品、第46回サン・セバスチャン映画祭国際映画批評家連盟賞受賞、第16回トリノ映画祭最優秀脚本賞受賞、第20回ナント三大陸映画祭グランプリ受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
    70
  • ご存知!ふんどし頭巾

    正義に目覚めたうだつのあがらないサラリーマンが、正義のヒーロー・ふんどし頭巾となって活躍するヒューマン・コメディ。監督は「どケチ ピーやん物語」の小松隆志。秋元康による原作を、テレビ・ドラマ『ぼくらの勇気/未満都市』などで知られる遠藤察男が脚色。撮影を「修羅がゆく5 広島代理戦争」の加藤雄大が担当している。主演は「幻の光」の内藤剛志。
  • ありがとう(1996)

    5年ぶりに単身赴任から戻ってきた父親が、崩壊してしまった家族の再生のために奮闘する姿を、ドライな高校生の次女の目を通してシニカルに描く異色ホームドラマ。『ビッグコミック・スピリッツ』に連載された山本直樹の同名コミックを、「眠らない街・新宿鮫」の荒井晴彦が脚色した。監督はこれが劇場映画初監督となる、テレビ・ドラマ『金(キム)の戦争』などの小田切正明。主演の父親役には「新・極道記者 逃げ馬伝説」の奥田瑛二、次女役には「ひめゆりの塔(1995)」の早勢美里がふんしている。“フジテレビ□MOVIES”の1本として製作された。R指定。
  • ロマンス(1996)

    もう若くはない3人の男女の恋愛を通じて、不安定に続く青春の姿を描いたドラマ。監督・脚本は「J・MOVIE・WARS」の中の一話「ワイルドサイド」の長崎俊一で、主演者らと綿密なリハーサルを繰り返して撮影台本を作り上げ、撮影に臨んだ。主演は「霧の子午線」の玉置浩二、「プロゴルファー織部金次郎2 パーでいいんだ」のラサール石井に、長崎監督夫人の水島かおりの3人で、玉置は音楽も担当した。
  • 男たちのかいた絵

    性格の全く違うふたりの人格を抱えた男がたどる運命を描いたドラマ。監督は「ハネムーンは無人島」の伊藤秀裕。脚本は、筒井康隆の同名連作小説の映画化に情熱を燃やしていた故・神代辰巳と伊藤秀裕、本調有香の共同。撮影を「BeRLiN」の篠田昇が担当している。主演は「トイレの花子さん(1995)」の豊川悦司で、二重人格者を表情の違いで見事に演じ分けてみせた。R指定。
    70
  • Morocco 横浜愚連隊物語

    終戦直後の進駐軍に占領された横浜を舞台に、無敵の愚連隊を率いた“モロッコの辰”と呼ばれる伝説の男の波乱の生涯を描く和製ノワール・ムービー。今作がその第1作で、パート2と二本立てで同時公開された。監督は「お日柄もよくご愁傷さま」の和泉聖治。映画「モロッコ」を愛し、ゲイリー・クーパーを気取る主人公“モロッコの辰”を演じるのは、「BAD GUY BEACH」の柳葉敏郎。ヒロイン・藤枝に「お日柄もよくご愁傷さま」の岸本加世子。さらに特別出演の中井貴一をはじめ、哀川翔、中野英雄、野村祐人、松田勝、内藤剛志、根津甚八、室田日出男ら豪華な共演陣が顔を揃えている。
  • Morocco 横浜愚連隊物語2

    血と銃の抗争に生きた伝説の男“モロッコの辰”の生涯を描く和製ノワールの第2作。パート1と二本立てで同時公開された。監督はパート1と同じ和泉聖治。主演の柳葉敏郎をはじめ、前作のキャストがずらりと並んでいる。
  • 幻の光

    “生と死”“喪失と再生”をテーマに、宮本輝の告白体の同名小説を映画化した人間ドラマ。これまでテレビのドキュメンタリーを数多く手掛けてきた是枝裕和の劇映画デビュー作。主演はモデル出身でこれが映画デビューとなった、テレビ・ドラマ『輝け燐太郎』の江角マキコ。第52回ヴェネチア国際映画賞・金のオゼッラ賞ほか、国内外で多くの賞を受賞した。95年度キネマ旬報ベストテン第4位。
    70
  • 斬り込み(1995)

    下町に住むトビ職人が、愛する女や住民のために、悪徳暴力団に立ち向かっていく様を描いた任侠アクション。監督は「DAN-GAN教師」の福岡芳穂。主演は「新・極道の妻たち 惚れたら地獄」の世良公則。他に菅原文太、中尾彬、内藤剛志らが出演している。ヤクザ映画専門館の新宿昭和館で封切られたのも話題となった。スーパー16ミリ。
  • 悪役パパ

    初めて主役を演じることになった悪役専門のベテラン俳優の情熱と家族の絆を描くドラマ。新田たつおの原作を「バカヤロー!3 へんな奴ら」(90)の一挿話『こんなに混んでどうするの』やビデオ映画「静かなるドン」などを手がけた鹿島勤が監督。脚本は鹿島と大津是の共同。撮影は「ソナチネ」の柳島克己が担当。
  • 地獄の警備員

    次々と殺戮を繰り返していく狂気の警備員によって恐怖のどん底に突き落とされた会社員達の姿を描いたホラー。脚本・監督は「危ない話」(第2話/奴らは今夜もやって来た)の黒沢清。共同脚本は富岡邦彦。撮影は根岸憲一がそれぞれ担当。
  • 三月のライオン(1992)

    事故で記憶喪失になった兄と、彼を恋人のように慕う妹との危うく切ない愛の行方を描く。脚本・監督は「風たちの午後」の矢崎仁司。共同脚本は宮崎裕史と小野幸生。撮影監督は石井勲がそれぞれ担当。
  • 赤と黒の熱情

    組織の策略に巻き込まれながらも、かつて自分が殺した組員の妹を幸せにしたいと願う若きヤクザの姿を描く。脚本は「ジェームス山の李蘭」の野沢尚が執筆。監督は「泣きぼくろ」の工藤栄一。撮影は「極道戦争・武闘派」の仙元誠三がそれぞれ担当。
    90
  • 事件屋稼業

    憧れの女に依頼され、フィリピンにやって来たしがない中年探偵の活躍を描くハード・ボイルド。関川夏央(作)、谷口ジロー(画)による同名コミックの映画化で、脚本は「外科室」の橋本裕志が執筆。監督は「とっておきVirgin Love! 童貞物語3」の福岡芳穂。撮影は「MISTY」の喜久村徳章がそれぞれ担当。
  • 修羅の伝説

    さまざまな利権をめぐって企業と大物政治家と暴力組識が絡む中で、仁義を貫くひとりのヤクザの壮絶な生きざまを描いた任侠ロマン。勝目梓原作『掟の伝説』の映画化で、脚本は黒田義之が執筆。監督は「シャイなあんちくしょう」の和泉聖治。撮影は「無能の人」の佐々木原保志がそれぞれ担当。
  • 極道戦争・武闘派

    九州を舞台に、激しいヤクザ同志の抗争に身を投じたふたりの男の姿を描くバイオレンス・ドラマ。脚本は「激動の1750日」の大津一瑯が執筆。監督は「新・極道の妻たち」の中島貞夫。撮影は「福沢諭吉」の仙元誠三がそれぞれ担当。
  • ぼくらの七日間戦争2

    管理化された学校や社会に反発する少年たちの姿を描く青春映画第2弾。宗田理原作『ぼくらの秘密探検隊』の映画化で、脚本・監督は本作がデビューとなる米UCLA出身の山崎博子。共同脚本は稲葉一広。撮影は「さよなら、こんにちわ」の鈴木耕一がそれぞれ担当。
    70
  • 昭和鉄風伝 日本海

    昭和末期の東北を舞台に対立する二つの組織の間で揺れ動く若きヤクザの姿を描く任侠アクション。脚本・監督は新人の佐々木正人。撮影は「妖怪天国 ゴースト・ヒーロー」の佐光朗がそれぞれ担当。
  • 動天

    江戸末期の横浜を舞台に時代の先駆者として日本の開国に大きな貢献をした一人の商人の姿を描く時代劇。脚本・監督は「社葬」の舛田利雄。共同脚本は芦沢俊郎と「浪人街(1990)」の笠原和夫。撮影は「社葬」の北坂清がそれぞれ担当。
  • 女がいちばん似合う職業

    連続惨殺事件の犯人を追う中年女刑事と、その容疑者として浮かび上がった若者との奇妙な葛藤を描くハードボイルド・アクション。脚本は「きんぴら」の丸山昇一が執筆、監督は「ころがし涼太 激突!モンスターバス」の黒沢直輔、撮影は「バカヤロー!3 「へんな奴ら」」の仙元誠三がそれぞれ担当。
  • さらば愛しのやくざ

    80年代の新宿を舞台に若きやくざと学生との10年間に渡る友情を描く。安楽隆雄原作の同名小説の映画化で、脚本は「ラッフルズホテル」の野沢尚。監督は「恋子の毎日」の和泉聖治。撮影は東原三郎がそれぞれ担当。
  • はぐれ刑事純情派

    人情味あふれる中年刑事・安浦吉之助の活躍を描く。同名TVシリーズの映画化で脚本は石原武龍が執筆、監督は吉川一義、撮影は西山誠とTVシリーズと同じスタッフがそれぞれ担当。
  • 誘惑者

    二重人格の心を持つ女を巡って現代社会の病的心理をサスペンス・タッチに描く。脚本は新鋭・中島吾郎、監督は「妖女の時代」の長崎俊一、撮影監督は「グリーン・レクイエム」の渡部眞がそれぞれ担当。
  • 螢(1989)

    横浜を舞台にチンピラたちの青春と純愛を描く。脚本・監督は「疵」の梶間俊一、共同脚本は同作の塙五郎、撮影は「ガラスの中の少女(1988)」の飯村雅彦がそれぞれ担当。
  • 妖女の時代

    一人の男が双生児の美人女医を調査するうち殺人事件へ巻き込まれていく様子を描く。遠藤周作原作の小説『妖女のごとく』の映画化で、脚本は「「さよなら」の女たち」の大森一樹が執筆。監督は「ロックよ、静かに流れよ」の長崎俊一、撮影は「森の向う側」の安藤庄平がそれぞれ担当。
  • 華の乱

    大正時代、愛に芸術に社会運動に情熱を燃やした人々の姿を描く。永畑道子原作の小説『華の乱』『夢のかけ橋』の映画化で、脚本は「必殺4 恨みはらします」の深作欣二、「紫式部 源氏物語」の筒井ともみ、「ウェルター」の神波史男が共同で執筆。監督は深作、撮影は「花園の迷宮」の木村大作がそれぞれ担当。
  • 伝説のヤクザ・花形敬の生涯を描く。本田靖春原作のルポルタージュ『疵・花形敬とその時代』の映画で、脚本は「ちょうちん」の塙五郎と梶間俊一が共同で執筆。監督は同作の梶間、撮影は「アラカルト・カンパニー」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
  • ロックよ、静かに流れよ

    ロックが好きな高校生の青春群像を描く。吉岡紗千子原作の同名手記の映画化で、脚本は「九月の冗談クラブバンド」の長崎俊一と、北原陽一が共同で執筆。監督は同作の長崎俊一、撮影は「パッセンジャー 過ぎ去りし日々」の杉村博章がそれぞれ担当。
  • お嬢さん探偵 ときめき連発!

    二人の女子大生が素人探偵ながら事件を解決していく姿を描く。胡桃沢耕史の『お嬢さん探偵』の映画化で、脚本は柏原寛司、監督は「夢犯」の黒沢直輔がそれぞれ担当。
    90
  • ちょうちん

    新宿を舞台に、ガンに冒されたヤクザの生き様を描く。金子正次原作の映画化で、脚本は金子と塙五郎が共同執筆。監督は「悪女かまきり」の梶間俊一、撮影は「波光きらめく果て」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
  • 紳士同盟(1986)

    たて続けに詐欺に欺されてしまった女子大生が、お金に窮した仲間たちとコン・ゲームを始める姿を描く。小林信彦原作の同名小説の映画化で、脚本は「ア・ホーマンス」の丸山昇一、監督は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。
  • ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け

    ギャングたちの襲撃から一軒の店を守るため、6人の用心棒たちが店のマスターと共に闘うまでを描く。高橋源一郎の原案を基に、彼と山川直人が脚本を共同執筆。監督は自主映画を撮り続け、これが初の35ミリ監督作品となる山川直人。撮影は「国東物語」の高間賢治が担当。主題歌は、ゼルダ(「黄金の時間」)。
  • 幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬

    土佐藩を脱落した幕末の浪人・坂本竜馬が、長州の高杉晋作率いる奇兵隊と力を合わせ、4千の兵で幕府軍15万の兵と戦うまでを描く。脚本は片山蒼、監督はこれが第一回作品となる河合義隆、撮影は押切隆世がそれぞれ担当。
    70
  • 夢犯

    恋人とのセックス中に襲われ、レイプされ彼も殺されてしまったという過去を持つ美貌のヒットガールの姿を描く。原作・脚本は「ラブホテル」の石井隆、監督は「ロリータ妻・微熱」の黒沢直輔、撮影は「令嬢肉奴隷」の野田悌男がそれぞれ担当。
  • 瀬降り物語

    かつて関東以西の地方に多くいた、一般社会の人々と隔絶して山野を漂泊いながら生活を送る山の民の姿を描いた作品。脚本・監督は「序の舞」の中島貞夫、撮影は「ふるさと」の南文憲がそれぞれ担当。
    70
  • 美加マドカ 指を濡らす女

    二人の男に愛されながら揺れ動くストリッパーの姿を描く。吉川良の同名の原作をもとに、脚本は「セーラー服・百合族2」の斎藤博と「もどり川」の神代辰巳の共同執筆、監督も神代辰巳、撮影は「発禁 秘画のおんな」の野田悌男がそれぞれ担当。
  • セーラー服 百合族2

    夏休みを軽井沢で過ごした二人のレズビアン高校生と級友たちの姿を描くシリーズ第二作。脚本は前作「セーラー服 百合族」と同じく今回も監督を務める那須博之と斎藤博の共同執筆、撮影は「お姉さんの太股」の杉本一海がそれぞれ担当。
  • オキナワの少年

    映画に情熱を賭ける一人の男の少年時代と、十一年後の東京での青春時代を交錯させながら沖縄人としての葛藤を描く。沖縄出身の東峰夫原作の同名小説の映画化で、脚本は、中田信一郎、高際和雄、沖縄出身でこれが第一回監督作品の新城卓の共同執筆、撮影は「嵐を呼ぶ男(1983)」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
  • 九月の冗談クラブバンド

    走ることを止めた元暴走族のリーダーと、彼をとりまく昔の仲間たちの青春群像を描く。脚本は江浜寛と、8ミリ出身で、この作品で劇場用映画の監督としてデビューする長崎俊一の共同執筆。撮影は手塚義治がそれぞれ担当。
  • 美姉妹・犯す

    美人姉妹と青年の情交を通して、肉の歓びに目さめていく女の性を描く。脚本は「レイプウーマン 淫らな日曜日」の佐治乾と同作の瀬山節雄の共同執筆、監督は「情婦はセーラー服」の西村昭五郎、撮影も同作の山崎善弘がそれぞれ担当。
    100
  • レイプウーマン 淫らな日曜日

    金持ちの令嬢と結婚してヌクヌクと暮す男に、かつて捨てられた二人の女が復讐する姿を描く。脚本は「鉄騎兵、跳んだ」の佐治乾と瀬山節雄の共同執筆、監督はこの作品がデビュー作となる上垣保朗、撮影は「女体育教師 跳んで開いて」の水野尾信正がそれぞれ担当。
    100
  • モアセクシー 獣のようにもう一度

    麻薬取引に暗躍するヤクザ組織に挑む一人の女とGメンの活躍くを描く。脚本は「愛の白昼夢」の中野顕彰、監督は「百恵の唇 愛獣」の加藤彰、最影は「団鬼六 女秘書縄調教」の米田実がそれぞれ担当。
  • 愛獣 襲る!

    横浜の港を舞台に、刑事に裏切られ殺された母の復讐に向う女の姿を描く。脚本は高橋芳朗と「ズームイン 暴行団地」の黒沢直輔の共同執筆、監督も同作の黒沢直輔、撮影は「もっと激しくもっとつよく」の森勝がそれぞれ担当。
    100
  • 愛獣 惡の華

    結婚を控えた平凡な女がヤクザに無理矢理セックスを教え込まれ、やがて大物財界人までも手玉に取るプロの女に成長するまでを描く。脚本は「ズームアップ ビニール本の女」の桂千穂、監督は「百恵の唇 愛獣」の加藤彰、撮影は「女子大生 ザ・穴場」の森勝がそれぞれ担当。
  • ヒポクラテスたち

    京都府立医大を卒業した大森一樹監督が自らの体験をもとに、大学病院での臨床実習を通して、医術を身につけていく若者たちの青春群像を描く。脚本・監督は「オレンジロード急行」の大森一樹、撮影は「日本の悪霊」の堀田泰寛がそれぞれ担当。
    90
  • アナザ・サイド

    フジ8ミリコンテストで優秀賞を獲得した山川直人監督が、池袋文芸座との提携によって製作した。「物質的豊かさの中にひたっている現代の若者たちが、それにみあうだけの精神力を養わなければならない」と監督自らが言うように、この映画では自らの意識を変革しようと彷徨しながらも、成長していく若者達の姿を捉えていく。撮影は宮川一夫の門下である林渉。出演は室井滋、内藤剛志、里亮弘など。
  • ハッピーストリート裏

    三流雑誌記者の村木、八百長投手として球界を追放され、今は殺し屋している砂元、昼は幼稚園の保母、夜は放火魔となって狂ったように男を漁る零、横須賀ドブ板のバーテン兼情報屋の徹司--こんな4人がふとしたことで知り合い、殺し屋たちの一億円を強奪したことから、横浜、横須賀の街を果てしなく追われていく。監督は長崎俊一、出演は内藤剛志ほか。
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注目 2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 無料配信

「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ

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「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ