- 映画DB トップ
- 小林稔侍
略歴 / Brief history
小林稔侍の関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
海辺の映画館 キネマの玉手箱
大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。89点- 感動的な
- 泣ける
-
男はつらいよ お帰り 寅さん
国民的人気を誇る山田洋二監督による「男はつらいよ」シリーズの22年ぶりとなる第50作。小説家になり、最新作の評判も上々の満男は、サイン会を行うことに。ところが、その列に並ぶ客の中に、初恋の人で一度は結婚の約束までした女性・イズミの姿を見つける。96年に亡くなった渥美清、倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆らレギュラー陣に加え、マドンナを務めた後藤久美子、浅丘ルリ子が出演。脚本は、山田洋次と「釣りバカ日誌」シリーズの朝原雄三。95点- 感動的な
- ほのぼのとした
- 親子で楽しめそう
-
妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII
山田洋次監督による喜劇「家族はつらいよ」シリーズ第3弾。三世代で賑やかに暮らす平田家の家事を担う主婦・史枝。ある日、コツコツ貯めていたへそくりを泥棒に盗まれたことをきっかけに、夫への不満が爆発。我慢も限界に達した彼女は家を飛び出してしまう。橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優といったおなじみの平田家の面々のほか、シリーズ常連の小林稔侍、風吹ジュン、落語家の立川志らくが出演。脚本・平松恵美子、音楽・久石譲、撮影・近森眞史、美術・倉田智子ら、シリーズを支えるスタッフも集結。 -
不能犯
同名コミック原作、立証できない手口で人を死に導く男を「ユリゴコロ」の松坂桃李が演じたスリラー。何一つ証拠が見つからない不可解な変死事件が相次ぎ、現場では確実に標的を死に至らしめると噂される宇相吹が目撃されていた。警察は彼を取り調べるが……。「貞子vs伽椰子」をはじめ数々のホラー作品を手がけてきた白石晃士がメガホンを取り、誰もが持つ妬みなどの危うい心を描く。共演は「新宿スワン」の沢尻エリカ、「ちはやふる」シリーズの新田真剣佑ほか。50点 -
星めぐりの町
数多くの映画やドラマなどで名バイプレイヤーとして活躍する小林稔侍の映画初主演作。娘とふたり暮らしの豆腐職人・島田勇作のもとに、東日本大震災で家族を失った少年・政美がやって来る。勇作とのふれあいの中で、政美は少しずつ心を再生させていくが……。共演は「関ヶ原」の壇蜜、「超高速!参勤交代 リターンズ」の神戸浩、「ボクの妻と結婚してください。」の高島礼子、「TAP THE LAST SHOW」の六平直政。監督・脚本は「蝉しぐれ」の黒土三男。音楽を「後妻業の女」の羽岡佳が手がける。2018年1月20日よりミッドランドスクエアシネマ、イオンシネマ豊田KiTARA、トヨタグランドにて先行公開。70点 -
さらば あぶない刑事
1986年の放送開始以来都会的な演出で人気を集めた刑事ドラマの劇場版第7弾。定年退職を間近に控えたタカ&ユージが横浜を舞台に中南米マフィアと死闘を繰り広げる。監督の村川透はじめテレビシリーズからおなじみの製作陣が集結。タカ&ユージを演じる舘ひろしと柴田恭兵や浅野温子、仲村トオルらが引き続き出演。また、「白ゆき姫殺人事件」の菜々緒がタカの恋人役に扮し、「るろうに剣心」の吉川晃司がマフィア役で登場し舘とともにバイクアクションを見せる。80点 -
母と暮せば
作家・井上ひさしが晩年に取り組んでいた広島・長崎・沖縄をテーマにした構想を「男はつらいよ」の山田洋次監督が受け継いだ家族ドラマ。長崎に落とされた原爆により息子を失った母と彼女のもとに現れた死んだはずの息子とが過ごす少し不思議ながら幸せな日々を描く。広島を舞台にし2004年には黒木和雄監督により映画化された戯曲『父と暮せば』と対になる作品として制作された。助産師の母親を「おとうと」の吉永小百合が、息子を「硫黄島からの手紙」の二宮和也が、息子の恋人だった女性を「小さいおうち」の黒木華が演じる。ほか、「私の男」の浅野忠信、舞台を中心に活躍する加藤健一らが出演。松竹120周年記念映画。 -
小さいおうち
「男はつらいよ」シリーズや「学校」シリーズなど数々の名作を生み出し、「たそがれ清兵衛」が第76回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた日本の名匠・山田洋次監督が、第143回直木賞を受賞した中島京子の同名小説(文春文庫・刊)を映画化。元女中が昭和初期に奉公していた先の思い出を綴った回顧録から、ある秘密が浮かび上がってくる。脚本は山田洋次監督と、「ひまわりと子犬の7日間」の平松恵美子。久石譲が「東京家族」に続き音楽を手がける。「夢売るふたり」の松たか子、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの吉岡秀隆、「シャニダールの花」の黒木華、「悪人」の妻夫木聡、「男はつらいよ」シリーズの倍賞千恵子らが出演。80点 -
すべては君に逢えたから
クリスマス間近の東京駅を舞台に、10人の男女のそれぞれの“愛”を描くラブロマンス。監督は「おかえり、はやぶさ」の本木克英。出演は「MW ムウ」の玉木宏、「ライク・サムワン・イン・ラブ」の高梨臨、「ポテチ」の木村文乃、「桐島、部活やめるってよ」の東出昌大、「FASHION STORY Model」の本田翼、「男はつらいよ」シリーズの倍賞千恵子。70点 -
ひまわりと子犬の7日間
保健所に連れてこられた母犬と子犬たちの命を守ろうとする職員の必死の奮闘を描いた感動作。2007年に宮崎県の保健所で実際に起きた出来事を綴った山下由美の『奇跡の母子犬』(PHP研究所・刊)をもとにしている。監督・脚本は「母べえ」や「武士の一分」「十五才 学校IV」で山田洋次監督とともに脚本を手がけ、日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した平松恵美子。本作が初監督作品となる。「ツレがうつになりまして。」「アフタースクール」の堺雅人が、殺処分寸前の母犬と子犬たちを助けるために奔走する職員を演じる。ほか、「阪急電車 片道15分の奇跡」の中谷美紀、「冷たい熱帯魚」のでんでん、「人生、いろどり」の吉行和子らが出演。90点 -
おとうと(2010)
「十五才 学校IV」以来、10年ぶりの現代劇となる山田洋次監督作。東京で堅実に家族と生きてきた姉と、大阪で破天荒な暮らしを送る弟との再会と別れを描く。出演は「まぼろしの邪馬台国」の吉永小百合、「ディア・ドクター」の笑福亭鶴瓶、「ホノカアボーイ」の蒼井優、「プール」の加瀬亮、「沈まぬ太陽」の小林稔侍、「わたし出すわ」の加藤治子など。80点 -
椿三十郎(2007)
黒澤明監督の1962年の同名時代劇をリメイク。浪人・椿三十郎が、上級役人の巨悪を暴こうとする若侍たちを助ける様を痛快に描く。原作は山本周五郎の小説『日日平安』。出演は「県庁の星」の織田裕二、「犯人に告ぐ」の豊川悦司、「デス・ノートの松山ケンイチ。監督は「サウスバウンド」の森田芳光。 -
まだまだあぶない刑事
80年代に人気を博したテレビ・シリーズの映画版第6作で、横浜を舞台に、連続狙撃に端を発した未曾有の大事件解決に挑む、おなじみタカ&ユージのはみだし刑事コンビの活躍を描いたアクション・コメディ。監督は「メールで届いた物語/やさしくなれたら…」の鳥井邦男。脚本は、「プレイガール」の柏原寛司と「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 2 UFO襲来! トルネード大作戦!!」の大川俊道の共同。撮影を「プレイガール」の仙元誠三が担当している。主演は、「あぶない刑事 フォーエヴァー THE MOVIE」の舘ひろしと「69 sixty nine」の柴田恭兵。ゲスト出演に、「ジャンプ」の佐藤隆太、「TKO HIPHOP」の窪塚俊介、「蝉しぐれ」の原沙知絵。60点 -
HERO? 天使に逢えば…
「世界一ツキのないボクサー」と 「日本一運の悪いOL」の織り成すハートウォ-ミング・ラブストーリー。出演は、『超光戦士シャンゼリオン』『仮面ライダー龍騎』の萩野崇と、CMや雑誌モデルで注目を浴び、「g@me」で映画デビューした桜井裕美。 -
新 仁義なき戦い 謀殺
権力の座を巡って繰り広げられる男たちの戦いを描いた任侠アクション。監督は、本作が劇場用映画デビュー作となる橋本一。脚本は、「T.R.Y.」の成島出と「ダブルス」の我妻正義の共同。撮影を「MUSCLE HEAT」の山本英夫が担当している。出演は「竜二 Forever」の高橋克典と「T.R.Y.」の渡辺謙、「たそがれ清兵衛」の小林稔侍。第15回東京国際映画祭コンペティション部門参加作品。70点 -
たそがれ清兵衛
殺伐とした幕末の世、子持ちの寡男である下級武士の生き様を描いた時代劇。監督は「十五才 学校・」の山田洋次。藤沢周平の3つの短篇を基に、山田監督と「釣りバカ日誌13」の朝間義隆が共同で脚色。撮影を「親分はイエス様」の長沼六男が担当している。主演は、「助太刀屋助六」の真田広之と「うつつ UTUTU」の宮沢りえ。第76回本誌日本映画ベスト・テン第1位、日本映画監督賞、日本映画主演男優賞(真田広之)、日本映画主演女優賞(宮沢りえ)、日本映画新人男優賞(田中泯)、日本映画脚本賞受賞ほか国内の数々の賞を独占するほか、2003年アカデミー賞外国映画賞にもノミネートされた。他の受賞は、第53回ベルリン国際映画祭出品、第26回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞(真田広之)、最優秀主演女優賞(宮沢りえ)、最優秀助演男優賞(田中泯)、最優秀脚本賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀編集賞、最優秀録音賞、最優秀美術賞、最優秀音楽賞、新人俳優賞(田中泯)、優秀助演男優賞(小林稔侍)、優秀助演女優賞(岸惠子)受賞、第57回毎日映画コンクール日本映画大賞、男優主演賞(真田広之)、女優助演賞(宮沢りえ)、撮影賞、録音賞、技術賞(中岡源権)受賞、第45回ブルーリボン賞作品賞、助演女優賞(宮沢りえ)受賞、第27回報知映画賞作品賞、監督賞、主演女優賞(宮沢りえ)受賞、第15回日刊スポーツ映画大賞作品賞、監督賞、主演男優賞(真田広之)、助演女優賞(宮沢りえ)受賞、日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第1位、第24回ヨコハマ映画祭日本映画ベストテン第3位、平成十四年度文化庁映画芸術振興事業作品。90点 -
ホーム・スイートホーム(2000)
痴呆症の老人を抱え、家庭崩壊の危機にあった一家が再生していくまでを描いたホーム・ドラマ。監督は「花のお江戸の釣りバカ日誌」の栗山富夫。自らの原作を「虹の橋」の松山善三が脚色。撮影を「フリーズ・ミー」の佐々木原保志が担当している。主演は、「どら平太」の神山繁と「Juvenile ジュブナイル」の酒井美紀。 -
あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE
名コンビ刑事・タカとユージが、国際テロ組織を相手に繰り広げる活躍を活写したコメディタッチのポリス・アクション・シリーズ第6弾。最終章(?)となる今回はテレビと映画のメディアミックスとして製作され、8月28日に放映されたテレビ版を受けての後篇的内容となっている。監督は「復讐の帝王」の成田裕介。脚本は、「猫の息子」の柏原寛司と「あぶない刑事リターンズ」の大川俊道の共同。撮影を「極道の妻たち決着」の仙元誠三が担当している。主演は、「新居酒屋ゆうれい」の舘ひろしと「あぶない刑事リターンズ」の柴田恭兵。ゲスト出演として「破壊王 DRIVE」の加藤雅也が登場している。70点 -
あぶない刑事リターンズ
横浜・港署の名物コンビ、タカとユージの“あぶない刑事”の活躍を描いた、遊び心いっぱいの痛快ポリス・アクション。89年の「もっとあぶない刑事」以来、7年ぶりに復活したシリーズ第4作で、今回は国際テロリストを相手に大立ち回りを展開する。監督は「ニューヨークUコップ」の村川透。脚本は「ルパン三世 DEAD_OR_ALIVE」の柏原寛司と「四姉妹物語」の大川俊道の共同。撮影を「のぞき屋」の仙元誠三が担当している。主演は「免許がない!」の舘ひろしと「集団左遷」の柴田恭兵の名コンビ。そのほかのレギュラー陣も、94年に急逝した近藤課長役の中条静夫を除き、浅野温子、仲村トオル、木の実ナナらオリジナルメンバーがずらりと勢ぞろいした。中条に代わる新課長として登場したのは「岸和田少年愚連隊」の小林稔侍。敵のテロリストに「ガメラ 大怪獣空中決戦」の伊原剛志。50点 -
日本一短い「母」への手紙
福井県丸岡町が町起こしのために募集した“一筆啓上”から生まれたベストセラー『日本一短い「母」への手紙』の映画化。単行本に収録された230通の中から、「あの人と幸せでしょうか、お母さん。父さんは無口を通し逝きました」という短い手紙をモチーフに、オリジナル・ストーリーで脚本化したのは伊藤亮二と澤井信一郎。監督は「わが愛の譜 滝廉太郎物語」の澤井信一郎。主演は「江戸城大乱」の十朱幸代。共演はほかに「螢II 赤い傷痕」の裕木奈江、「汚い奴」の原田龍二ほか。 -
マークスの山
連続殺人事件とその裏に潜む大きな影の存在に、真っ向から戦いを挑む捜査員たちの姿を描いたサスペンス。原作は第109回直木賞を受賞した高村薫の同名長編小説で、監督は「平成無責任一家 東京デラックス」の崔洋一。95年度キネマ旬報ベストテン第9位。(R指定) -
極道の妻たち 最後の戦い
二つに割れて対立する関西の広域暴力団の抗争の前面に立つ極妻たちの姿を描く。家田荘子原作の同名小説の映画化第四弾で、脚本は「女帝 春日局」の高田宏治が執筆。監督は「アナザーウェイ D機関情報」の山下耕作、撮影は「女帝 春日局」の木村大作がそれぞれ担当。70点 -
バカヤロー!2 「幸せになりたい。」
普段は大人しい人間が幸せになりたいために「バカヤロー!」と叫ぶ4パターンのシチュエイションをオムニバス形式で描く。「バカヤロー!」シリーズの第2弾で、脚本は「悲しい色やねん」の森田芳光が執筆。監督は新人の本田昌広、鈴木元、岩松了、成田裕介、撮影は「ひぃ・ふぅ・みぃ」の栢野直樹と「Aサインデイズ」の浜田毅がそれぞれ2話ずつ担当。主題歌は、RCサクセション(「サン・トワ・マ・ミー」)。 -
バカヤロー! 私、怒ってます
普段大人しい人間が精神的抑圧から「バカヤロー!」と叫び出すまでのシチュエーションを描く。「そろばんずく」の森田芳光が総指揮・脚本を務めた四話からなるオムニバス映画で、監督は新人の渡辺えり子、中島哲也、原隆仁、堤幸彦、撮影は「うれしはずかし物語」の川上皓市と「団鬼六 妖艶能面地獄(1988)」の長田勇市が二話ずつそれぞれ担当。 -
ころがし涼太 激突!モンスターバス
元暴走族のバス運転手と謎のモンスターバスとの戦いを描く。村田ひろゆき原作の漫画「ころがし涼太」の映画化で、脚本は「またまたあぶない刑事」の大川俊道が執筆。監督は「お嬢さん探偵 ときめき連発!」の黒沢直輔、撮影は緒方博がそれぞれ担当。 -
・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・
22歳の建設会社のOLと29歳のPR会社の制作マンが、見合いをしてから20時間の恋の行方を描く。原作・脚本は「ラブ・ストーリーを君に」(脚本)の丸山昇一、監督はこれが第一作となる榎戸耕史、撮影は「黒いドレスの女」の浜田毅がそれぞれ担当。0点 -
海へ See you
パリ・ダカール・ラリーに命を賭けた男達の愛と戦いを描く。ジョゼ・ジョバンニの「砂の冒険者」を原案に、「時計 Adieu l'Hiver」の倉本聰が脚本を執筆。監督は「道(1986)」の蔵原惟繕、撮影は佐藤利行がそれぞれ担当。60点 -
舞妓物語(1987)
祇園に生まれた“新人類”の舞妓と彼女をとりまく人人の青春を描く。脚本は金井貴一と東多江子の共同執筆。監督はTV作品を多く手がけ、これが劇場用第一作となる皆元洋之助、撮影は中村富哉がそれぞれ担当。 -
野ゆき山ゆき海べゆき
戦争の影が押し寄せている頃の瀬戸内の城下町を舞台に子供たちの戦争ごっこを描く。モノクロ版とカラー版と2種類のプリントで公開。佐藤春夫原作の「わんぱく時代」の映画化で、脚本は「子象物語 地上に降りた天使」の山田信夫、監督は「四月の魚」の大林宣彦、撮影は「PARIS-DAKAR 15 000 栄光への挑戦」の坂本善尚がそれぞれ担当。 -
傷だらけの勲章
エジプトで起きた一流企業の社長暗殺事件を追う刑事の姿を描く。脚本は「カポネ大いに泣く」の大和屋竺、監督は「積木くずし」の斎藤光正、撮影は「夢千代日記」の安藤庄平がそれぞれ担当。主題歌は、国分友里恵(「流れるままに~落花流水~」)。 -
彼のオートバイ、彼女の島
初夏の信州で知り合った男女が、オートバイを通して結ばれていくまでを描く。片岡義男原作の同名小説の映画化で、脚本は「姉妹坂」の関本郁夫、監督は同作の大林宣彦、撮影は「さびしんぼう」の阪本善尚かそれぞれ担当。主題歌は、原田貴和子(「彼のオートバイ、彼女の島」)。 -
ビルマの竪琴(1985)
日本兵の霊を慰めるため、僧侶となってひとりビルマの地に残る兵士の姿を描く。竹山道雄の同名小説の29年ぶりの再映画化。脚本、和田夏十、監督、市川崑は前作と同じコンビ。撮影は「あゝ野麦峠・新緑篇」の小林節雄がそれぞれ担当。 -
生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言
ドサ回りのストリッパーを中心に、不良中学生、原発ジプシー、娼婦などいわゆるはみだし人間たちの生き方を描く。脚本は「ロケーション」の近藤昭二と、同作の森崎東、大原清秀の共同執筆。監督は森崎東、撮影は「いつか誰かが殺される」の浜田毅がそれぞれ担当。 -
魔の刻
息子と肉体関係を持ってしまったひとりの女の愛を描く。北泉優子原作の同名小説の映画化で、脚本は「上海バンスキング(1984)」の田中陽造、監督は「居酒屋兆治」の降旗康男、撮影も同作の木村大作がそれぞれ担当。 -
天国にいちばん近い島
父から教えられた“天国にいちばん近い島”を探しに出かけた少女が、その島を見つけ、成長してもどってくるまでを描く。森村桂原作の同名小説の映画化で、脚本は「時をかける少女(1983)」の剣持亘、監督は「廃市」の大林宣彦、撮影も同作の阪本善尚がそれぞれ担当。70点 -
修羅の群れ(1984)
暴力の世界に身を投じた男の生生しい半生を描くヤクザ映画。「週刊アサヒ芸能」に連載中の大下英治の同名小説を「花街の母」の村尾昭が脚本化、監督は「徳川一族の崩壊」の山下耕作、撮影も同作の赤塚滋がそれぞれ担当。80点 -
ザ・オーディション(1984)
明日のスターをめざす4人の少女と青年マネージャーの戦いを描く青春映画。脚本は川村俊明と「夜明けのランナー」の中岡京平の共同執筆。監督は「OKINAWAN BOYS オキナワの少年」の新城卓、撮影は「キタキツネ物語 THE_FOX_IN_THE_QUEST_OF_THE_NORTHERN_SUN」の栃沢正夫がそれぞれ担当。 -
トルコ行進曲 夢の城
風俗街として有名な雄琴を舞台に、そこで働く女たちの姿を描く。広岡敬一の雄琴をドキュメントした原作「ちろりん村顛末記」の映画化で脚本は「夜が崩れた」の田坂啓、監督は初めてロマン・ポルノに挑戦する「喜劇役者たち 九八とゲイブル」の瀬川昌治、撮影は「愛獣 猟る」の米田実がそれぞれ担当。 -
楢山節考(1983)
信州の山深い寒村を舞台に、死を目前にした人間の生き方を描く。深沢七郎の同名小説と「東北の神武たち」の映画化で、脚本・監督は「ええじゃないか」の今村昌平、撮影は栃沢正夫がそれぞれ担当。 -
人生劇場(1983)
東京に出て作家を目指す青年と、周囲の人々の人生を描く。尾崎士郎の同名小説の今回は十三度目の映画化で、脚本は「真夜中の招待状」の野上龍雄と、この作品を三人で共同監督する「蒲田行進曲」の深作欣二、「制覇」の中島貞夫、「未完の対局」の佐藤純彌の共同執筆、撮影は「コールガール」の安藤庄平、「遥かなる走路」の並木宏之、「冒険者カミカゼ」の北坂清がそれぞれ担当。80点 -
この子の七つのお祝いに
戦後の混乱によって人生の歯車を狂わされた女の悲惨な一生とその復讐を描く。第一回横溝正史賞を受賞した斉藤澪の同名小説の映画化で、脚本は松木ひろしと増村保造、監督は「エデンの園」の増村保造、撮影は「あゝ野麦峠・新緑篇」の小林節雄が各々担当。80点 -
青春の門 自立篇(1982)
五木寛之のロングセラー小説の映画化で、前作「青春の門(1981)」に続き、主人公・伊吹信介の上京後の苦悩にみちた青春とその周辺の人々の生き方を描く。脚本は「復活の日」の高田宏治、監督は「青春の門(1981)」の蔵原惟繕、撮影も同作の仲沢半次郎がそれぞれ担当。90点 -
ANO・ANO 女子大生の基礎知識
二人の女子大生がセックスを初め関心のあることに首を突っこんで繰り広げるアバンチュールを描く。女子大生の本音の部分を語ってベストセラーになった下森真澄と宮村裕子の共著による同名の原作の映画化で、脚本は「桃尻娘 プロポーズ大作戦」の金子成人と中原俊弘の共同執筆、監督は「後から前から」の小原宏裕、撮影は「愛獣 悪の華」の森勝がそれぞれ担当。 -
青春の門(1981)
北九州の筑豊を舞台に主人公の青年の生いたちと、上京するまでを、激しく生きる大人たちの世界の中で描く。五木寛之の同名のベストセラー小説の映画化で、過去に東宝で浦山桐郎監督によって「青春の門(1975)」「青春の門 自立篇(1977)」の二作が映画化されている。また松竹の人気女優、松坂慶子がはじめて東映に出演している。脚本は「徳川一族の崩壊」の野上龍雄、監督は「象物語」を監修した蔵原惟繕と「復活の日」の深作欣二の共同、撮影は「さらば、わが友 実録大物死刑囚たち」の仲沢半次郎と「忍者武芸帖 百地三太夫」の中島徹が共同で担当。90点 -
百恵の唇 愛獣
スター同志がし烈な戦いを展開する芸能界を舞台に、人気歌手のスキャンダルをあばく“トリックガール”の暗躍を描く。「日刊スポーツ紙」に連載されている響京介の原作を映画化したシリーズ第二弾。脚本は「団鬼六 薔薇地獄」の桂千穂、監督は「のけぞる女」の加藤彰、撮影は「快楽学園 禁じられた遊び」の米田実がそれぞれ担当。 -
狂い咲きサンダーロード
幻の街サンダーロードを舞台に、権力の力に日和った暴走族や右翼に戦いを挑む暴走少年の姿を描く。脚本は「高校大パニック」の石井聰亙、平柳益美、秋田光彦の共同執筆、監督も同作の石井聰亙、撮影は笠松則通がそれぞれ担当。(16mm)。2015年夏、逸失したと思われていた1980年撮影当時の本編16mmネガ・フィルムが、再発見された。クラウド・ファンディングにより資金を調達、デジタル修復が行われ、2016年12月10日より劇場再公開が実現した。
Blu-ray/DVDで観る

今日は映画何の日?
注目記事
注目 2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 無料配信
「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜 ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura 【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]
2022年2月3日
注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!
2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」 外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」 文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」 【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により 日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により 外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により 主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により 主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により 助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により 助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により 新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により 新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により 読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により 読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により 読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により 特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ
2022年2月3日
映画専門家レビュー
-
映画、音楽ジャーナリスト 宇野維正
ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒
日本に支社のない配給元(フォーカス)の影響もあって、日本ではこれまでその高評価に見合わない不遇をかこってきたアニメーション・スタジオ、ライカの作品。本国ではユナイテッド・アーティスツの配給となったこの新作も、傑作「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」同様、子供の観客を見くびらない硬質なテーマ選びとキャラクター、そして何よりも脚本の巧みさに唸らされる。中盤の酒場での乱闘シーンを筆頭に、絶妙なバランスのアクションの押し引きによるリズミカルな表現も見事。
もっと見る -
映画、音楽ジャーナリスト 宇野維正
THE CAVE サッカー少年救出までの18日間
近過去の事件の映像化、エンドロールではお約束のご本人登場という、クリント・イーストウッド級の飛び抜けた演出能力がないと標準以上の作品にはなり得ないのに、近年ずっと流行っているフォーマットの作品がまた一つ。バンコク出身イギリス人監督トム・ウォーラーによるハリウッド的なカメラワークや編集のおかげでテレビ番組の再現ドラマの域は脱しているものの、結末を知る観客にとって、登場人物が出入りし続けるこの単調な構成では、物語のカタルシスは生まれようがない。
もっと見る -
映画評論家 小野寺系
シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!
ベルエポックのパリで有名舞台作品が誕生する内幕と、そこに生まれる切ない恋愛がコメディ調にわちゃわちゃと描かれていき、飽きさせない。基が舞台作品であることと、俳優でもあるアレクシス・ミシャリクが舞台版から引き続いて本作を監督したということもあり、とくに俳優への愛情と、演技への尊敬を強く感じさせる内容となっている。ただ、映画ならではの新しい趣向の希薄さや、舞台版を引きずったと思える不自然な演出も散見され、やはり舞台版の方が本領なのだと思わせる。
もっと見る
映画専門家レビュー
-
映画、音楽ジャーナリスト 宇野維正
ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒
日本に支社のない配給元(フォーカス)の影響もあって、日本ではこれまでその高評価に見合わない不遇をかこってきたアニメーション・スタジオ、ライカの作品。本国ではユナイテッド・アーティスツの配給となったこの新作も、傑作「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」同様、子供の観客を見くびらない硬質なテーマ選びとキャラクター、そして何よりも脚本の巧みさに唸らされる。中盤の酒場での乱闘シーンを筆頭に、絶妙なバランスのアクションの押し引きによるリズミカルな表現も見事。
もっと見る -
映画、音楽ジャーナリスト 宇野維正
THE CAVE サッカー少年救出までの18日間
近過去の事件の映像化、エンドロールではお約束のご本人登場という、クリント・イーストウッド級の飛び抜けた演出能力がないと標準以上の作品にはなり得ないのに、近年ずっと流行っているフォーマットの作品がまた一つ。バンコク出身イギリス人監督トム・ウォーラーによるハリウッド的なカメラワークや編集のおかげでテレビ番組の再現ドラマの域は脱しているものの、結末を知る観客にとって、登場人物が出入りし続けるこの単調な構成では、物語のカタルシスは生まれようがない。
もっと見る -
映画評論家 小野寺系
シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!
ベルエポックのパリで有名舞台作品が誕生する内幕と、そこに生まれる切ない恋愛がコメディ調にわちゃわちゃと描かれていき、飽きさせない。基が舞台作品であることと、俳優でもあるアレクシス・ミシャリクが舞台版から引き続いて本作を監督したということもあり、とくに俳優への愛情と、演技への尊敬を強く感じさせる内容となっている。ただ、映画ならではの新しい趣向の希薄さや、舞台版を引きずったと思える不自然な演出も散見され、やはり舞台版の方が本領なのだと思わせる。
もっと見る
今日は映画何の日?
注目記事
注目 2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 無料配信
「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜 ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura 【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]
2022年2月3日
注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!
2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」 外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」 文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」 【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により 日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により 外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により 主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により 主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により 助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により 助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により 新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により 新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により 読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により 読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により 読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により 特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ
2022年2月3日