役所広司 ヤクショコウジ

  • 出身地:長崎県諫早市
  • 生年月日:1956/01/01

略歴 / Brief history

長崎県諫早市の生まれ。本名・橋本広司。県立大村工業高校を卒業後、東京都千代田区役所の土木工事課に勤務したが、働いて4年目に仲代達矢主演の舞台『どん底』を見て感動し、俳優の道を志す。1978年、仲代が主宰する俳優養成所“無名塾”の試験に、200倍の高倍率をくぐり抜けて合格。芸名は、前職が役所勤めだったことと「役どころが広くなる」ことを祈念して、仲代が命名した。78年、『オイディプス王』のコロス役で初舞台を踏み、80年にはNHK連続テレビ小説『なっちゃんの写真館』でテレビデビューも果たす。続いて、83年のNHK大河ドラマ『徳川家康』の織田信長役で注目を集め、エランドール賞とテレビ大賞の新人賞を受賞。84年には同局『宮本武蔵』で1年間主役をつとめ、その人気を定着させた。映画にはその間、仲代主演、五社英雄監督の「闇の狩人」79で初出演。以後も、熊井啓監督「日本の熱い日々/謀殺・下山事件」81、五社監督「鬼龍院花子の生涯」82、村野鐵太郎監督「遠野物語」83など仲代の主演映画に端役で出演し、85年の伊丹十三監督「タンポポ」からは、本格的に映画俳優としても頭角を表す。88年には山下耕作監督「アナザーウェイ・D機関情報」で映画初主演。続いて、後藤俊夫監督「オーロラの下で」90で主役のマタギの源蔵を演じ、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した。一方、テレビドラマでは、テレビ朝日『三匹が斬る』87~95に豪快な浪人役でレギュラー出演し、日本テレビ『愛の世界』90、『雀色時』92、TBS『サハリンの薔薇』91など芸術作品賞に輝く名作に相次いで主演したが、映画の興行もテレビの視聴率もなかなか延びず、作品評価は高くてもヒットに恵まれなかった。94年、細野辰興監督「大阪極道戦争・しのいだれ」で弱小組織のやくざの組長を好演し、翌95年には原田眞人監督「KAMIKAZE TAXI」にペルーから来たタクシー運転手役で主演。高橋和也扮するチンピラやくざの逃避行を助ける寡黙な男を魅力的に演じ、毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。ここから映画スター・役所広司の快進撃が始まる。96年は、平凡なサラリーマンが社交ダンスの世界に魅せられていく周防正行監督「Shall we ダンス?」、小栗康平監督「眠る男」、細野監督と再び組んだ「シャブ極道」などに主演し、キネマ旬報賞、毎日映画コンクール、ブルーリボン賞、日本アカデミー賞、報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、ヨコハマ映画祭と主演男優賞を総なめにし、日本アカデミー賞ではこの年以降、7年連続で優秀主演男優賞を得て日本映画界のトップスターの座を不動のものにする。その後も現在までに多くの映画賞に輝く役所の、これ以降の主な主演映画を挙げると、猟奇殺人事件を追う精神的に不安定な刑事を演じた黒沢清監督「CURE」97、妻を殺した元受刑者の心の闇を表現した今村昌平監督「うなぎ」97、社会現象にもなった森田芳光監督のヒット作「失楽園」97、型破りな奉行に扮した市川崑監督の娯楽時代劇「どら平太」00、バスジャック事件で生き残った人々の旅を描く青山真治監督「EUREKA」01などがあり、「CURE」では東京国際画祭の主演男優賞を受賞。97年には「うなぎ」「失楽園」で、前年に続いてキネマ旬報賞主演男優賞を連続受賞している。2005年にはロブ・マーシャル監督「SAYURI」でハリウッド映画にも進出し、06年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「バベル」や、日=伊=カナダ合作の「シルク」08に出演。09年には自らの主演作「ガマの油」で監督業にも進出した。テレビドラマはほかに、NHK『獅子の時代』80、『おんな太閤記』81、『いのち』86、『チョッちゃん』87、『男たちの運動会』89、『冬の魔術師』93、『花の乱』94、テレビ東京『燃えよ剣』90、『刑事追う!』96、テレビ朝日『女王蜂』90、『砦なき者』04、フジテレビ『恐怖の二十四時間・連続殺人鬼西口彰の最期』91、『八丁堀捕物ばなし』93、『合い言葉は勇気』00、『盤嶽の一生』02、『駅路』09、TBS『武田信玄』91、『悲しくてやりきれない』92、『オトナの男』97、『刑事クマさん』『幽婚』98、日本テレビ『刑事たちの夏』99など。舞台の出演作品に、『毒の華』81、『ベント』86、『AZUCHI』87、『終着駅』90、『巌流島』96、『ふたたびの恋』03などがある。82年、無名塾の先輩だった女優の河津左衛子と結婚。長男・橋本一郎も俳優としてデビューした。

役所広司の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 峠 最後のサムライ

    司馬遼太郎のベストセラー小説『峠』の初映画化。慶応3年、大政奉還により徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。戊辰戦争が勃発すると、越後長岡藩の家老・河井継之助は民の暮らしを守るため、いずれにも属さない武装中立を目指すが……。監督・脚本は、「蜩ノ記」の小泉堯史。出演は、「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」の役所広司、「ラストレター」の松たか子。
  • アクターズ・ショート・フィルム2

    開局30周年を迎えたWOWOWが、俳優たちと立ち上げたショート・フィルム・プロジェクトの第2弾。人気俳優の青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子の5人が、自身も出演した上、原作なしのオリジナル脚本で各々25分以内の短編を監督した。出演は「ソワレ」の村上虹郎、「TOKYO TELEPATH 2020」の琉花、「MOTHER マザー」の奥平大兼、「ちょっと思い出しただけ」の伊藤沙莉、「すばらしき世界」の役所広司、「チチを撮りに」の柳英里紗、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の三浦貴大。
  • 竜とそばかすの姫

    「未来のミライ」の細田守監督によるアニメ。幼い頃に母を亡くし心に傷を抱える女子高生・すずは、超巨大インターネット空間の仮想世界<U>に参加。心に秘めてきた歌を歌い注目される彼女の前に、<U>の世界で恐れられる竜の姿をした謎の存在が現れ……。インターネットの世界を舞台に、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が新しい扉を開き成長していく姿を描く。
    32
    • 感動的な
    • 泣ける
    • 可愛い
  • バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら

    名脇役たちが実名で出演するTVドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズの劇場版。100人を超す役者で賑わう撮影所バイプレウッド。濱田岳ら若手俳優たちは犬を主役にした映画を撮影すべく奮闘するが、ベテランたちをも巻き込んだ様々なトラブルが巻き起こり……。「#ハンド全力」の松居大悟が、メイン監督を手がけるTVドラマ版から引き続き本作を監督。田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら総勢100人の名だたる脇役たちに加え、菜々緒、有村架純、天海祐希らが出演する。
  • すばらしき世界

    直木賞作家・佐木隆三の小説『身分帳』を原案として、「永い言い訳」の西川美和が舞台を現代に移し映画化。13年の刑期を終えた三上は、保護司の助けを借りて自立を目指していた。そこに、彼の姿を面白おかしく番組にしようとするテレビマンが近づいてくる。出演は、「孤狼の血」の役所広司、「静かな雨」の仲野太賀、「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の長澤まさみ、「家族はつらいよ」シリーズの橋爪功、「曽根崎心中」の梶芽衣子。第45回トロント国際映画祭正式出品作品。
    98
    • かっこいい
  • オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁

    「レッドクリフ」シリーズ製作のT・チャンが役所広司を主演に迎えた日中合作アクション。ヒマラヤ地域の平和のための公約締結を前に、カギを握る機密文書を載せた飛行機がエベレスト南部の危険地帯に墜落。ヒマラヤ救助隊チーム・ウィングスが捜索に向かう。出演は、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のチャン・ジンチュー、ドラマ『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』のリン・ボーホン。第32回東京国際映画祭特別招待作品。
    80
    • 手に汗握る
    • 感動的な
  • 米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯

    文化庁映画賞・文化記録映画優秀賞など数々の賞を受賞したドキュメンタリー「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」に続き、戦後沖縄で米軍に異を唱えた瀬長亀次郎にフォーカス。日記や映像から、彼の素顔や沖縄の戦後史を浮かび上がらせる。前作に続き、『筑紫哲也NEWS23』でキャスターを務めた佐古忠彦が監督、坂本龍一がテーマ音楽を手がける。語りをフリーアナウンサーの山根基世と俳優・役所広司が担当。
    93
    • かっこいい
    • 考えさせられる
  • 未来のミライ

    「サマーウォーズ」の細田守が贈るSFファンタジー。妹が生まれたばかりの4歳の少年くんちゃんの前にある日、セーラー服の少女が現れる。彼女は、未来からやって来た妹のミライちゃんだった。ミライちゃんに導かれ、時を越えたくんちゃんの冒険が始まる。声の出演は「羊と鋼の森」の上白石萌歌、「リップヴァンウィンクルの花嫁」の黒木華、「夜は短し歩けよ乙女」の星野源。
    74
    • 手に汗握る
    • 感動的な
    • 泣ける
  • MIFUNE:THE LAST SAMURAI

    “世界のミフネ”こと俳優・三船敏郎の偉業とその波乱に満ちた生涯に迫るドキュメンタリー。香川京子、司葉子らの共演者を始め、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシといった巨匠まで、三船に魅せられた人々の言葉からその魅力を解き明かす。監督は「収容所の長い日々/日系人と結婚した白人女性」でアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したスティーブン・オカザキ。
  • 孤狼の血

    第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子の警察小説を「彼女がその名を知らない鳥たち」の白石和彌が映画化。暴力団対策法成立直前の昭和63年。広島の呉原で暴力団関連企業の社員が失踪。ベテラン刑事・大上と新人の日岡は事件解決に奔走するが……。出演者には、「三度目の殺人」の役所広司、「不能犯」の松坂桃李、「天空の蜂」の江口洋介、「海よりもまだ深く」の真木よう子ら豪華キャストが顔を揃えている。
    83
    • 怖い
    • 泣ける
    • 重厚感のある
  • オー・ルーシー!

    第70回カンヌ国際映画祭批評家週間で上映された新鋭・平柳敦子監督による寺島しのぶ主演作。満たされない日々を送る43歳独身OL節子。姪の美花の代理で英会話教室に通ううちに、アメリカ人講師に恋をしてしまい、彼を追いかけカリフォルニアへと旅立つが……。共演は「葛城事件」の南果歩、「キセキ あの日のソビト」の忽那汐里、「三度目の殺人」の役所広司、「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット。エグゼクティブ・プロデューサーは「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・フェレル、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のアダム・マッケイ。
  • 三度目の殺人

    「そして父になる」の是枝裕和監督が再び福山雅治とタッグを組んだ法廷心理ドラマ。弁護士・重盛は、殺しの前科がある三隅の弁護を担当する。三隅は工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されていた。しかし調査を進めると意外な事実が浮かび上がる。出演は、「関ヶ原」の役所広司、「ちはやふる」シリーズの広瀬すず、「グラッフリーター刀牙」の斎藤由貴、「ちょっと今から仕事やめてくる」の吉田鋼太郎、「風俗行ったら人生変わったwww」の満島真之介、「永い言い訳」の松岡依都美、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の市川実日子、「家族はつらいよ」シリーズの橋爪功。
    60
  • 関ヶ原(2017)

    司馬遼太郎の同名小説を「日本のいちばん長い日」の原田眞人が映画化。1600年、戦国史上最大の天下分け目の決戦“関ヶ原の戦い”。有利と言われた西軍を率いる石田三成は、なぜ徳川家康に負けたのか? そして、忍び・初芽との許されない恋の行方は……。出演は、「追憶」の岡田准一、「日本のいちばん長い日」の役所広司、「アイアムアヒーロー」の有村架純。
    50
  • サクラ花 桜花最期の特攻

    太平洋戦争末期、日本軍が開発した特攻兵器“桜花”で出撃して行った若者たちの運命を描く戦争映画。昭和20年6月22日、若い兵士たちは爆撃機に搭載された桜花と共に、鹿児島県の鹿屋基地から激戦地・沖縄へ向かう。その中には、新兵・尾崎の姿もあった。出演は「ペコロスの母に会いに行く」の大和田健介、「64 ロクヨン 後編」の緒形直人。メガホンを取ったのは、「天心」の松村克弥。
  • 日本のいちばん長い日(2015)

    「わが母の記」で第35回モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリを獲得した原田眞人監督が、昭和史に関する著作を多く手がける半藤一利が緻密な取材を積み上げ著したノンフィクション『日本のいちばん長い日 決定版』を映画化。日本がポツダム宣言を受諾し太平洋戦争が終結した1945年8月15日に向け、その直前に何が行われていたのか、それぞれの苦悩や思いとともに描く。陸軍を背負う阿南大臣を「わが母の記」に続き原田監督と5度目のタッグとなる役所広司が、国民を思う昭和天皇を「おくりびと」の本木雅弘が、終戦に向け動く鈴木首相を「マルサの女」の山崎努が演じるほか、「ツナグ」の松坂桃李、「クライマーズ・ハイ」の堤真一らが出演。
    72
    • 手に汗握る
    • 感動的な
    • 重厚感のある
  • バケモノの子

    バケモノの世界に迷い込んだ少年がバケモノの弟子となり、奇妙な師弟関係の中、冒険を繰り広げるさまを描くアニメーション。原作・監督・脚本は「おおかみこどもの雨と雪」の細田守。声の出演は「蜩ノ記」の役所広司、「舟を編む」の宮崎あおい、「寄生獣」の染谷将太、「クローズEXPLODE」の広瀬すず、「そして父になる」のリリー・フランキー、「探偵はBARにいる」の大泉洋。
    70
  • 大津波3.11未来への記憶

    東日本大震災直後から3年余りに渡って3Dカメラで記録した現地の映像と、心を開いて語り始めた人々への取材を重ねて作り上げたドキュメンタリー。語りを務めるのは、「清須会議」の役所広司。監督は「天のしずく 辰巳芳子 “いのちのスープ”」の河邑厚徳。ダイナミックな3D映像が、被災地の広がりやリアリティを伝える。
  • ガレキとラジオ 2014

    2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町に密着し、地元民による災害ラジオ局「FMみなさん」を中心に、1年に渡る同町の復興への道のりを追ったドキュメンタリー。2014年3月、朝日新聞が「やらせがあった」と告発し上映中止に追い込まれていたが、2014年11月9日より、岩井俊二監督らが運営している「ロックの会」が主催した上映会を皮切りに再上映された。被災地の現状および継続した支援の必要性を改めて伝えるべく、震災から3年後となる直近の出演者のインタビューが追加されている。
  • 蜩ノ記

    長らく黒澤明に師事し「雨あがる」「博士の愛した数式」などを手がけた小泉堯史監督が、第146回直木賞を受賞した葉室麟の同名小説を映画化。無実の罪で10年後に切腹、その間藩史を編さんするよう言い渡された男と監視役についた男との心の交流や家族愛を描いた時代劇。藩の秘密を握り切腹という過酷な運命を背負いながらも一日一日を大切に生き藩史の編さんに向き合う男を「十三人の男」「Shall we ダンス?」の役所広司が、彼の清廉な人柄に魅了され成長していく監視役を「永遠の0」「天地明察」の岡田准一が演じる。ほか、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの堀北真希、「ぼくたちの家族」の原田美枝子らが出演。
  • 渇き。(2014)

    読者を圧倒するような筆致で第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した深町秋生の小説『果てしなき渇き』(宝島社・刊)を、「告白」が第83回アカデミー賞外国語映画賞日本映画代表作品に選出された中島哲也監督が映画化。行方不明になった娘を探すうちに、娘の知らなかった一面が徐々に明らかになり、狂気じみた行動に出る元刑事の父親を描く。家族崩壊を招いたろくでなしの父親を演じるのは「わが母の記」「Shall we ダンス?」の役所広司。中島監督とは「パコと魔法の絵本」以来のタッグとなる。また、周囲を翻弄する美貌の娘に「ただいま。」の小松菜奈が扮する。ほか、「悪人」の妻夫木聡、「嫌われ松子の一生」の中谷美紀らが出演。
    50
  • 清須会議

    「ラヂオの時間」「ステキな金縛り」の三谷幸喜監督が、自身による同名小説を原作に映画化。日本史上、初めて“会議の席上で歴史が動いた”といわれる清須会議での人間模様を描く。出演は「わが母の記」の役所広司、「探偵はBARにいる」の大泉洋、「アウトレイジ ビヨンド」の小日向文世、「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市、「悪人」の妻夫木聡。
    75
    • 怖い
    • 重厚感のある
    • 考えさせられる
  • ガレキとラジオ

    2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町に密着し、地元民による災害ラジオ局「FMみなさん」を中心に、1年に渡る同町の復興への道のりを追ったドキュメンタリー。俳優の役所広司がナレーターをつとめた。2012年8月25日に宮城県にて先行上映された。
  • 終の信託

    「Shall We ダンス?」の周防正行監督、草刈民代、役所広司の3人が再び顔を合わせた愛と生命を巡るドラマ。強い絆で結ばれた患者から最期を託された女医の決断が、やがて殺人罪を問う刑事事件に発展する。原作は現役弁護士でもある朔立木の同名小説。「桜田門外ノ変」の大沢たかお、「バトルシップ」の浅野忠信が共演。
    60
  • わが母の記

    井上靖の自伝的小説『わが母の記~花の下・月の光・雪の面~』を「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が映画化。母に捨てられたという想いを抱きながら生きてきた小説家が、老いた母親との断絶を埋めようとする姿を描く。出演は「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」の役所広司、「朱花の月」の樹木希林。
    90
  • キツツキと雨

    人里離れた山村にゾンビ映画の撮影にやってきた青年と、そこに暮らす父親のような木こりの男のふれあいを、ユーモアを交えて描いたハートフルドラマ。監督は「南極料理人」の沖田修一。出演は「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」の役所広司、「岳 ガク」の小栗旬、「軽蔑」の高良健吾。
    80
  • 聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実

    日本が戦争へと突入していった時代、最後まで日米開戦に反対し続けた連合艦隊司令長官、山本五十六の実像に迫るヒューマンドラマ。監督は「八日目の蝉」の成島出。出演は「一命」の役所広司、「のだめカンタービレ 最終楽章」の玉木宏、「神様のカルテ」の柄本明、「SPACE BATTLESHIPヤマト」の柳葉敏郎、「天国からのエール」の阿部寛。
  • 一命

    1952年に発表され、1962年には「切腹」として映画化された滝口康彦の『異聞浪人記』を原作に「十三人の刺客」の三池崇史監督が武士の誇りと家族愛を描く時代劇。音楽を「シルク」の坂本龍一が担当。出演は「出口のない海」の市川海老蔵、「大鹿村騒動記」の瑛太、「最期の忠臣蔵」の役所広司、「悪人」の満島ひかり。2D・3D版同時公開。
    60
  • 最後の忠臣蔵

    池宮彰一郎の同名小説を原作に、赤穂浪士の吉良邸討入り事件後、密かに生き残った二人の男の物語を描く「ラストソング」の杉田成道監督作。出演は「十三人の刺客」の役所広司、「ヘヴンズ ストーリー」の佐藤浩市、「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」の桜庭ななみ、「彼岸島」の山本耕史、「女の子ものがたり」の風吹ジュンなど。
    80
  • 十三人の刺客(2010)

    1963年公開の工藤栄一監督による同名時代劇を、「クローズZERO」シリーズの三池崇史監督が現代風に再構築。出演は「ガマの油」の役所広司、「シーサイドモーテル」の山田孝之、古田新太、「人間失格」の伊勢谷友介、「山形スクリーム」の沢村一樹、「さんかく」の高岡蒼甫、「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の六角精児など。
  • ATOM

    手塚治虫の『鉄腕アトム』を、現代的な要素を加えたオリジナル・ストーリーで3DCGアニメ化。アトムが背負う運命をドラマチックに描いたアクション・アドベンチャー。監督は、「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」のデビッド・バワーズ。声の出演は、「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ・ハイモア。
    80
  • 劔岳 点の記

    日本の地図を完成させるため、命を賭けて前人未到の雪山へ挑んだ男たちを描く実話をもとにした物語。原作は新田次郎の小説であり、これまで「八甲田山」「復活の日」「駅 STATION」などを撮影してきた伝説的キャメラマン木村大作が自身で企画を立ち上げて、初めてメガホンをとった。脚本は木村と、プロデューサーの菊池淳夫、監督補佐の宮村敏正の3名。出演は、「MONGOL」「インビジブル・ウェーブ」など国際的な活躍も続ける浅野忠信、「ゆれる」「トウキョウソナタ」の香川照之、「NANA」「少年メリケンサック」の宮崎あおいなど。音楽は、黒澤明の「影武者」「夢」をはじめ、「姑獲鳥の夏」「監督・ばんざい!」など多くの映画音楽を手掛けてきた池辺晋一郎。
    70
  • ガマの油

    死と生の意味を、父親と息子の関係を通じて描くファンタジー・ロマン。「SAYURI」「バベル」などハリウッド映画でも活躍、日本を代表する俳優のひとりである役所広司にとって、本作が映画監督デビュー作となる。主演の役所広司のほか、「アヒルと鴨のコインロッカー」「余命1ヶ月の花嫁」の瑛太、「かもめ食堂」「めがね」の小林聡美、本作が俳優デビュー作となる格闘技選手の澤屋敷純一、モデル出身の二階堂ふみ、「阿修羅のごとく」「しゃべれども しゃべれども」の八千草薫などが出演。撮影監督を「トラブル・イン・マインド」「クッキー・フォーチューン」などハリウッドでも活躍する栗田豊通、音楽を国際的にも評価の高いタブラトゥーラが手掛けている。
    70
  • ゼラチンシルバーLOVE

    カメラマンの男が依頼を受けて女を盗撮し続けるが、ある事件をきっかけに、彼女の妖艶さに心を奪われていく。写真家として第一線を走り続けてきた操上和美の初監督作品。出演は、「隠し剣 鬼の爪」の永瀬正敏、「たそがれ清兵衛」の宮沢りえ、「パコと魔法の絵本」の役所広司、「サウスバウンド」の天海祐希。
  • トウキョウソナタ

    ばらばらになってしまった平凡な4人家族が、ある事件をきっかけに再び向かい合おうとする姿を描く。「アカルイミライ」の黒沢清が、自身のキャリアで初めて親と子のドラマに挑んだ意欲作。出演は、「ゆれる」の香川照之、「空中庭園」の小泉今日子、「シルク」の役所広司。2008年カンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞。
  • パコと魔法の絵本

    とある病院を舞台に、偏屈な老人と1日しか記憶が保たない少女との心の交流を描くハートウォーミング・ファンタジー。後藤ひろひとによる舞台『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』を原作に、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が実写とフル3DのCG合成で大胆に映画化した。出演は、「バベル」の役所広司、「どろろ」の妻夫木聡、「さくらん」の土屋アンナ、「舞妓Haaaan!!!」の阿部サダヲら。パコ役を演じるのは、オーディションで選ばれて本作が映画デビュー作となるアヤカ・ウィルソン。
    80
  • シルク(2007)

    初めて東洋の文化と女性に触れたひとりの西洋人の運命的な愛を描くラブ・ロマン。アレクサンドロ・パリッコの小説『絹』を、日本・カナダ・イタリアの合作で映画化、監督は「レッド・バイオリン」のフランシス・ジラール。出演者は「ラストデイズ」のマイケル・ピット、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイをはじめ、「SAYURI」の役所広司、「嫌われ松子の一生」の中谷美紀、そしてミステリアスな少女役として「たとえ世界が終わっても」の芦名星が抜擢された。音楽を、「ラストエンペラー」でアカデミー作曲賞を受賞した坂本龍一が手掛ける。
    70
  • 象の背中

    48歳という若さで余命半年を宣告された男が、延命治療を拒否して自身の半生と現在を振り返るヒューマン・ドラマ。トレンドメーカーとして知られる秋元康が初めて手掛けた新聞連載の長編小説を、「g@me.」の井坂聡が監督。主演は、「SAYURI」「バベル」などの役所広司。その妻役には本作が20年ぶりの映画出演となる今井美樹。
    50
  • バベル

    モロッコで起こった一発の銃弾による悲劇が、アメリカ、メキシコ、日本の人々の運命へと連鎖する様を描いた人間ドラマ。出演は「Mr. & Mrs.スミス」のブラッド・ピット、「ライフ・アクアティック」のケイト・ブランシェット、「恋愛睡眠のすすめ」のガエル・ガルシア・ベルナル、「海でのはなし。」の菊地凛子。監督は「21グラム」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。2006年カンヌ国際映画祭監督賞、同年ゴールデン・グローブ作品賞などを受賞。
  • アルゼンチンババア

    よしもとばななの小説「アルゼンチンババア」の映画化作品。母の死を乗り越え、絆を取り戻す父と娘の姿を描く、大きな愛と命の物語。主演は、役所広司(「叫 さけび」)、鈴木京香(「陽気なギャングが地球を回す」)、堀北真希(「ALWAYS 三丁目の夕日」)。監督は「鉄塔武蔵野線」の長尾直樹。
  • “赤い服”を着た死体の発見に端を発する連続殺人事件。捜査を進める刑事(役所広司)の前にはやがて、耳を劈くような“叫び”とともに“赤い服”を着た幽霊が出現し、執拗に憑きまとい始める。廃墟のような湾岸地帯を舞台に複雑怪奇な世界を描くゴースト・ストーリー。監督・脚本は黒沢清。プロデューサーは「リング」「呪怨」シリーズを手掛けた一瀬隆重。
  • それでもボクはやってない

    痴漢冤罪事件をテーマに「裁判」の実情に迫った社会派エンタテインメント作品。痴漢犯人に間違われる主人公に加瀬亮(「硫黄島からの手紙」)、その弁護士に役所広司(「THE有頂天ホテル」)と瀬戸朝香(「DEATH NOTE デスノート」)が扮している。監督は「Shall we ダンス?」の周防正行。
    90
  • THE 有頂天ホテル

    大晦日の高級ホテルを舞台に、従業員と宿泊客がホテル内で続発するトラブルに巻き込まれててんやわんやしつつ、それぞれにとって特別な出来事を控えたこの1日を乗り切ろうと奮闘する様を“グランドホテル”形式で描くシチュエーションコメディ。出演は役所広司、松たか子、香取慎吾。監督・脚本は三谷幸喜。
    70
  • SAYURI

    芸者として生きるひとりの女性の激動の運命や恋愛を描く大河ドラマ。監督は「シカゴ」のロブ・マーシャル。脚本は「プラクティカル・マジック」のロビン・スウィコードと、「クイルズ」のダグ・ライト。原作はアーサー・ゴールデンのベストセラー小説。撮影は「シカゴ」「コラテラル」のディオン・ビーブ。音楽は「ハリー・ポッター」シリーズのジョン・ウィリアムズ。美術は「シカゴ」「ホーンテッド マンション」のジョン・マイヤー。衣裳は「シカゴ」「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」のコリーン・アトウッド。出演は「2046」のチャン・ツーイー、「バットマン ビギンズ」の渡辺謙、「シルバーホーク」のミシェル・ヨー、「ローレライ」の役所広司、「リバイバル・ブルース」の桃井かおり、「風の絨毯」の工藤夕貴、「愛の神、エロス」のコン・リー、「北の零年」の大後寿々花ほか。
  • ローレライ

    第二次世界大戦末期、アメリカによる3発目の原爆投下を巡って繰り広げられる、日本の潜水艦乗組員たちの戦いを描いた海洋アクション。監督は、「ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険」の樋口真嗣。第24回吉川英治文学新人賞及び第21回日本冒険小説協会日本軍大賞受賞の福井晴敏による『終戦のローレライ』を基に、「金融腐蝕列島[呪縛]」の鈴木智が脚色。撮影を「海猿 UMIZARU」の佐光朗が担当している。主演は、「レイクサイドマーダーケース」の役所広司と「約三十の嘘」の妻夫木聡。文化庁支援作品。
    60
  • レイクサイド マーダーケース

    3組の親子とひとりの塾講師が中学受験の勉強合宿の為に集った湖畔の別荘で起こった、殺人事件の顛末を描いた群像サスペンス。監督は「秋聲旅日記」の青山真治。東野圭吾による原作『レイクサイド』を基に、「若奥様不倫 わいせつ名器」の深沢正樹と青山監督が共同で脚色。撮影を、「のんきな姉さん」のたむらまさきと「想色 オモイ・ノ・イロ」の池内義浩が担当している。主演は、「笑の大学」の役所広司と「木更津キャッツ・アイ 日本シリーズ」の薬師丸ひろ子。
    50
  • 笑の大学

    第二次世界大戦開戦間近の東京を舞台に、検閲官と喜劇舞台作家の笑いを巡る攻防を描いたコメディ。監督は、「世にも奇妙な物語 映画の特別編/CHESS」の星護。自身による舞台台本を基に、「竜馬の妻とその夫と愛人」の三谷幸喜が自ら脚色。撮影を「NIN×NIN NINJA×HATTORI×KUN×THE×MOVIE 〈忍者ハットリくん×ザ×ムービー〉」の高瀬比呂史が担当している。主演は、「ほたるの星」の役所広司と「催眠」の稲垣吾郎。第28回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(役所広司)、優秀脚本賞受賞、第26回ヨコハマ映画祭主演男優賞(役所広司)受賞、第17回東京国際映画祭特別招待作品部門及びSMA FILM DAYS部門出品作品。
  • 東京原発

    東京都知事が東京に原発を誘致すると提案したことから巻き起こる、パニック風刺サスペンス。監督・脚本は「黄昏流星群 同窓会星団」の山川元。撮影は同じく「黄昏流星群 同窓会星団」の北澤弘之、音楽プロデューサーは「うつつ」の長岡和弘、美術を「TRICK トリック―劇場版―」の稲垣尚夫が担当している。出演は「油断大敵」の役所広司、「カラオケ」の段田安則、「わたしのグランパ」の平田満、「座頭市」の岸部一徳、「ロボコン」の吉田日出子。
  • ほたるの星

    ほたるの飼育を通し、新米教師と子供たちの心の触れ合いを描いたヒューマン・ドラマ。監督は「DRUG ドラッグ」の菅原浩志で、実話を基にした宗田理による同名小説を菅原監督自ら脚色。撮影を「天国の本屋 恋火」の上野彰吾が担当している。主演は、「釣りバカ日誌13」の小澤征悦と「ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険!」の菅谷梨沙子。文化庁支援作品。2004年3月13日より、山口県・下関スカラ座にて先行上映。
  • 油断大敵(2003)

    刑事と泥棒の間に芽生えた奇妙な絆を描いた人間喜劇。監督は、本作が初監督作品となる脚本家の成島出。飯塚訓によるドキュメンタリー短編集『捕まえるヤツ 逃げるヤツ』を基に、「宣戦布告」の小松與志子と「少女 an adolescent」の真辺克彦が共同で脚色。撮影を「半落ち」の長沼六男が担当している。主演は、「ドッペルゲンガー」の役所広司と「花」の柄本明。
  • ドッペルゲンガー

    「見たら死ぬ」筈の自分の分身と遭遇してしまった男が、皮肉にも生きることに逞しくなっていく姿を描いた喜劇。監督は「アカルイミライ」の黒沢清。脚本は、黒沢監督と「怯える」の古澤健の共同。撮影を水口智之が担当している。主演は「突入せよ! 「あさま山荘」事件」の役所広司。第77回本誌日本映画ベスト・テン第9位、第58回毎日映画コンクール日本映画優秀賞受賞、男優助演賞(柄本明)受賞、第47回三浦賞(水口智之)受賞作品。HD24pでの撮影。
  • 突入せよ! あさま山荘事件

    72年に実際に起こったあさま山荘事件を材に、その顛末を警察サイドから描き出した群像ドラマ。監督・脚色は「狗神」の原田眞人。原作は佐々淳行によるノンフィクション『連合赤軍『あさま山荘』事件』。撮影を「6週間 プライヴェートモーメント」の阪本尚善が担当し、劇映画初、撮影齣数を任意で選べるHDカメラが使用された(HDからのキネコ)。主演は「赤い橋の下のぬるい水」の役所広司。
    70
  • 赤い橋の下のぬるい水

    居場所を失った中年男と、特異な体質を持つ女の愛を描くファンタジー。監督は「カンゾー先生」の今村昌平。辺見庸の原作2篇を基に、「うなぎ」の冨川元文、「AUDITION」の天願大介、今村昌平、杉山美枝が共同で脚色。撮影を「餓狼の群れ」の小松原茂が担当している。主演は、「降霊」の役所広司と「告別」の清水美砂。第20回環境映画祭フィクション映画部門賞受賞、第25回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(役所広司)受賞、第54回カンヌ国際映画祭正式出品、芸術文化振興基金助成作品。
  • 降霊

    少女誘拐事件に便乗し、有名になろうとした霊能力を持つ主婦とその夫の破滅を描いたホラー。監督は「回路」の黒沢清。マーク・マクシェーンによる原作を、「セカンドチャンス/エピソードII」の大石哲也と黒沢監督が共同で脚色。撮影を「死者の学園祭」の柴主高秀が担当している。主演は、「回路」の役所広司と風吹ジュン。尚、本作はテレビ・フィーチャーとして制作、99年9月28日に放映されたものを劇場公開した作品である。16ミリからのブローアップ。
  • 回路

    インターネットを介し広がる恐怖を描くスリラー。監督・脚本は「カリスマ Charisma」の黒沢清。撮影を「狂弾2 アジア暴力地帯」の林淳一郎が担当している。主演は、「月」の加藤晴彦と「風花」の麻生久美子。
    50
  • EUREKA ユリイカ

    過去の苦しみから抜け出せない人たちの、再生をかけた旅を描くドラマ。監督・脚本は「EMEMBALMING」の青山真治。撮影に「天国までの百マイル」の田村正毅があたっている。主演は「SWING MAN」の役所広司。尚、本作は電通、IMAGICA、サンセントシネマワークス、東京テアトルによる映画製作プロジェクト“J-WORKS“の第1回作品として製作・公開された。第53回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞及びエキュメニック賞、ベルギー王立フィルムアーカイブ・グランプリ受賞作品。
  • SWING MAN

    現代社会に潜む孤独や恐怖を描くサスペンス。監督は「GLOW 僕らはここに…。」の前田哲。第32回文藝賞優秀作を受賞した池内広明による原作を基に、森らいみと前田監督が共同で脚色。撮影を「WHITEOUT」の山本英夫が担当している。主演は「千里眼」の木下ほうかと「五条霊戦記//GOJOE」の粟田麗。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • どら平太

    或る小藩に蔓延る腐敗を正すべくやって来た、破天荒な町奉行の活躍を描く痛快娯楽時代劇。監督は「新選組」の市川崑。山本周五郎の原作を基に、「雨あがる」の黒澤明と「父」の木下惠介、市川監督、「食卓のない家」の小林正樹による四騎の会が共同で脚色。撮影を「新選組」の五十畑幸勇が担当している。主演は「カリスマ」の役所広司。第50回ベルリン国際映画祭参加作品。
  • カリスマ

    森の中に生える一本の不思議な木を巡る人々の葛藤を描いたドラマ。監督・脚本は「大いなる幻影」の黒沢清。撮影を「修羅がゆく9 北海道進攻作戦」の林淳一郎が担当している。主演は「金融腐食列島 呪縛」の役所広司。92年サンダンス・インスティテュート・スカラシップ獲得。99年カンヌ国際映画祭他出品。
    70
  • 金融腐蝕列島 呪縛

    腐敗した大銀行を再生すべく、立ち上がった中堅行員たちの姿を活写した社会派ドラマ。監督は「バウンス ko GALS」の原田眞人。高杉良によるベストセラー小説を基に、高杉良、鈴木智、木下麦太が共同脚色。撮影に「オサムの朝」の阪本善尚があたっている。主演は、「ニンゲン合格」の役所広司と「宮澤賢治 その愛」の仲代達矢。
    70
  • ニンゲン合格

    昏睡状態から10年ぶりに目覚めた青年が、家族再生に奮闘する様を描いたニンゲン・ドラマ。監督・脚本は「蜘蛛の瞳」の黒沢清。撮影を「フ・レ・ン・チ・ド・レ・ッ・シ・ン・グ」の林淳一郎が担当している。主演は「冷血の罠」の西島秀俊。第11回東京国際映画祭コンペティション正式参加、第49回ベルリン国際映画祭正式出品作品。
    60
  • たどんとちくわ

    タクシー運転手と売れない小説家、鬱積していたフラストレーションを爆発させたふたりの中年男が巻き起こす騒動を二部構成で描いたブラック・コメディ。監督は「東京夜曲」の市川準。椎名誠の短篇小説を基に、市川監督と「たどん」部を「恋、した。」の佐藤信介、「ちくわ」部を「大怪獣東京に現わる」のNAKA雅MURAが共同脚色。撮影を「東京夜曲」の小林達比古が担当している。主演は「大往生」の役所広司と「D坂の殺人事件」の真田広之。R指定。
  • 大往生

    呆けの特効薬DEM30とそれを取り巻く老若男女の軽快なコメディ作品。監督・脚本は『劇団1980』の主宰者にしてこれが初監督作となる藤田傳。永六輔の『大往生』やその原本ともいうべき『無名人名語録』『普通人名語録』『一般人名語録』を下地にした。撮影は「愛する」の栃沢正夫があたっている。音楽は「平成狸合戦 ぽんぽこ」の上々颱風が担当している。出演は山本隆世。
  • 絆 きずな

    様々な絆で結ばれた愛する者たちの為に、忌まわしい過去を封印しようとする男の姿を描いたドラマ。監督は「乳房」の根岸吉太郎。白川道の「海は涸いていた」を基に、「身も心も」の荒井晴彦が脚色。撮影を「眠る男」の丸池納が担当している。主演は「CURE/キュア」の役所広司。キネマ旬報日本映画ベスト・テン第10位
  • CURE

    猟奇的殺人事件の犯人を追う刑事の姿を描いたサイコ・サスペンス。監督・脚本は「復讐 消えない傷痕」の黒沢清。撮影を「マネージャーの掟」の喜久村徳章が担当している。主演は「バウンス ko GALS」の役所広司で、本作で第10回東京国際映画祭の主演男優賞を受賞した。共演に「ドリーム・スタジアム」の萩原聖人。スーパー16ミリからのブローアップ。
    70
  • バウンス ko GALS

    コギャルと呼ばれる現代の女子高生たちのピュアな姿と友情を描いた青春ドラマ。監督・脚本は「栄光と狂気」の原田眞人。撮影に「螢II/赤い傷痕」の阪本善尚があたっている。主演のコギャル・トリオにふんするのは、「虹をつかむ男」の佐藤仁美と、いずれも映画初出演となる佐藤康恵、岡元夕起子の3人。佐藤仁美がキネマ旬報新人女優賞を受賞した。97年度キネマ旬報ベスト・テン第6位。
  • うなぎ(1997)

    妻の浮気によって人間不信に陥り、唯一飼っているうなぎだけに心を開く中年男と、そんな彼をとりまく人たちの交流を描いた人間喜劇。監督は前作「黒い雨」から8年ぶりにメガホンを取った今村昌平。吉村昭の『闇にひらめく』を、冨川元文と「罠」の天願大介、そして今村自身が共同脚色している。撮影は「BAD GUY BEACH」の小松原茂。主演は「失楽園」の役所広司と、「義務と演技」の清水美砂。第50回カンヌ国際映画祭グランプリ(パルム・ドール)受賞作で、今村は83年の「楢山節考」に続く2度目の受賞となった。97年度キネマ旬報ベスト・テン第1位。
  • 失楽園

    閑職に追いやられた中年サラリーマンと、冷めた夫婦関係に体を持て余した人妻が、激しい恋におちて情事を重ねていく姿を描いた性と愛のメロドラマ。監督は「(ハル)」の森田芳光。渡辺淳一による同名ベストセラーを、「119」の筒井ともみが脚色。撮影を「不法滞在」の高瀬比呂志が担当している。主演は「シャブ極道」の役所広司で、本作と「うなぎ」を合わせて、キネマ旬報主演男優賞を2年連続で受賞した。共演は「藏」の黒木瞳。日本で公開されたR指定版では、過激な絡みのために濡れ場シーンを暗くプリントしていたが、海外向けヴァージョンでは修正部分をオリジナルの形に戻し、成人指定として公開された。
    60
  • シャブ極道

    シャブに魅せられてしまったヤクザの破滅的な生活を描いたリアルな極道映画。覚醒剤に関する描写の多さから、我が国では珍しく性表現以外で映倫の性人指定を受けたことで注目を集めた。また、ビデオ化にあたってはビデオ倫理協会がタイトルの「シャブ」という言葉に難色を示し、『大阪極道戦争・白の暴力』というタイトルでリリースされた。この改題を不服とした監督が抗議の訴えを起こし、パッケージに“劇場公開名「シャブ極道」”と併記することを認めさせたなど、最後まで話題を呼んだ作品。監督は「大阪極道戦争 しのいだれ」の細野辰興。山之内幸夫の原作を、成島出が脚色し、撮影を山本英夫が担当している。主演は「Shall We ダンス?」「眠る男」と本作の3本でキネマ旬報主演男優賞をはじめ、96年の映画賞を独占した役所広司。早乙女愛、渡辺正行ら個性的な面々が脇を固めた。96年度キネマ旬報ベストテン第10位。成人指定。1996年3月30日より大阪・天六ホクテンザ1にて先行上映。
  • 眠る男(1996)

    山間の小さな町に暮らす様々な人たちの、四季を通じた日常の断片をつづったドラマ。監督は「死の棘」の小栗康平。主演は「Shall We ダンス?」の役所広司と、韓国のトップスターで「ディープ・ブルー・ナイト」の安聖基、そしてやはりインドネシアのスターで「チュッ・ニャ・ディン」のクリスティン・ハキム。群馬県が人口200万人到達を記念して、地方自治体としては初めて製作した劇映画である。第20回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第47回ベルリン映画祭国際芸術映画連盟賞を受賞。96年度キネマ旬報ベストテン第3位、小栗が2度目の監督賞を受賞した。群馬県吾妻郡中之条町でロケされた。1995年12月2日より群馬県・前橋オリオン2にて先行上映。
  • Shall we ダンス?(1996)

    ひょんなことから始めた社交ダンスを通して、平凡なサラリーマンが人生を見つめ直す姿を描いたハートフル・コメディ。監督・原案・脚本は「シコふんじゃった。」の周防正行。撮影は「哭きの竜」の栢野直樹。音楽は、監督の従兄弟で「お墓と離婚」の周防義和が担当している。主演は「KAMIKAZE TAXI」の役所広司と、日本バレエ界を代表するプリマドンナ・草刈民代。作品完成後に、周防監督と主演の草刈が電撃結婚したことでも話題を呼んだ。文部省選定作品。96年度キネマ旬報ベストテン第1位、同読者選出ベストテン第1位のほか、主演男優賞(役所)、助演女優賞(草村)、新人女優賞(草刈)、脚本賞(周防)を獲得。他の主要映画賞でも各賞を総ナメにする圧倒的な強さをみせた。
    90
  • KAMIKAZE TAXI

    組に反旗を翻した若いチンピラと、彼と逃亡を共にするペルー育ちの日系人との交流を描くロードムーヴィー。『復讐の天使/KAMIKAZE TAXI』のタイトルでOV作品として既に発売されていながら、スクリーン上映を望む多くのリクエストに応え、劇場公開となった。監督・脚本は「ペインテッド・デザート」の原田眞人。撮影は「家なき子(1994)」の阪本善尚が担当している。主演は「極東黒社会」の役所広司と、「平成無責任一家 東京デラックス」の高橋和也。ミッキー・カーチスが本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞している。東京国際ファンタスティック映画祭'94正式出品作品。95年度キネマ旬報ベストテン第8位。(R指定)
  • 大阪極道戦争 しのいだれ

    暴力団新法やバブル崩壊後の、大阪極道の″しのぎ″の実態に迫ったやくざ映画。監督は「激走トラッカー伝説」の細野辰興。元山口組顧問弁護士・山之内幸夫の小説『しのいだれ』(徳間書店・刊)を原作に、脚本は成島出と秀島康夫の共同、撮影は「ぷるぷる 天使的休日」の柳島克己が担当。ナレーションは奥田瑛二。16ミリ。
  • 極東黒社会

    新宿に進出を企てる“黒社会”と総称される東南アジア系マフィアと、彼らに対抗する男たちの戦いを描くフィルム・ノワール。上之二郎、平川輝治の原作(集英社・刊)をもとに、テレビの演出を経た馬場昭格の劇映画デビュー作。「オーロラの下で」の役所広司が主演するほか、日、米、香港、台湾など国際色豊かなキャストが共演している。R指定作品。
  • オーロラの下で

    シベリアを舞台に日本人のマタギとオオカミ犬との固い友情を描く。戸川幸夫原作の同名小説の映画化で、脚本は「傷だらけの勲章」の大和屋竺と「誓いの休暇」のイジョフ・ヴァレンティン・イワノヴィッチの共同執筆。監督は「イタズ 熊」の後藤俊夫。撮影は「公園通りの猫たち」の奥村祐治がそれぞれ担当。日本=ソ連合作。
  • アナザーウェイ D機関情報

    第二次世界大戦末期にヨーロッパへ渡った海軍中佐が軍務遂行か和平工作かの選択を迫られ苦悩する姿を描く。西村京太郎原作の小説『D機関情報』の映画化で、脚本は「おれは男だ! 完結編」の石倉保志が執筆。監督は「竜馬を斬った男」の山下耕作、撮影は赤塚滋がそれぞれ担当。日本・スイス合作。
  • 女咲かせます

    美女泥棒のデパート襲撃事件と恋の転末を描く。結城昌治原作「白昼堂々」の映画化で、脚本は「塀の中の懲りない面々」の梶浦政男と「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」の森崎東が共同で執筆。監督は「塀の中の懲りない面々」の森崎東、撮影は同作の坂本典隆がそれぞれ担当。
  • タンポポ

    タンクローリーの運転手が、さびれたラーメン屋の美しい未亡人に惹かれるまま、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、奇想天外の食物がらみのエピソードを混ぜて描く。脚本、監督は「お葬式」の伊丹十三、撮影は「火まつり」の田村正毅がそれぞれ担当。
  • 遠野物語

    道ならぬ恋に悩みながらも、愛を貫いた二人の男女が来世で結ばれるまでを描く。柳田國男の同名物語の映画化で、脚本は「月山」の高山由紀子、監督も同作の村野鐵太郎、撮影は吉岡康弘がそれぞれ担当。
  • ひめゆりの塔(1982)

    太平洋戦争末期、全島が戦場と化した沖縄で、ひめゆり部隊と呼ばれ陸軍病院に配属された乙女たちのはかない青春を描く。28年ぶりの再映画化は脚本・水木洋子、監督・今井正と同じコンビ。前作では果たせなかった沖縄現地ロケを行ない、撮影は「裸の大将放浪記」の原一民が担当。
  • 鬼龍院花子の生涯

    大正から昭和にかけての二つの時代に生きた土佐の侠客・鬼龍院政五郎とその周辺の女たちのドラマチックな生き方を描く。原作は高知出身の直木賞作家・宮尾登美子の同名小説。脚本は「影の軍団 服部半蔵」の高田宏治、監督は「雲霧仁左衛門」の五社英雄、撮影は「野菊の墓」の森田富士郎がそれぞれ担当。
    80
  • 日本の熱い日々 謀殺・下山事件

    昭和二十四年に起きて今だに多くの謎を残す、国鉄初代総裁下山定則が列車線路上に轢断死体で発見された“下山事件”を改めて追求する。矢田喜美雄の原作「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」の映画化で、脚本は「犬笛」の菊島隆三、監督は「天平の甍」の熊井啓、撮影は「翔べイカロスの翼」の中尾駿一郎がそれぞれ担当。
  • さらば、わが友 実録大物死刑囚たち

    一度死刑を宣告されながらも、法律闘争によって出所した囚人と、獄中で共に生活した死刑囚たちの姿を描く。終戦後、暫くして、防衛庁に乗り込み数千万円の公金を強奪した、実在の元死刑囚K・Oの体験をもとにした原作の映画化で、脚本は「真田幸村の謀略」の中島貞夫、「原子力戦争 Lost Love」の鴨井達比古、「トラック野郎 熱風5000キロ」の中島信昭の共同執筆、監督も同作の中島貞夫、撮影は「動乱」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。
  • 森は生きている(1980)

    不幸な境遇に負けず、明るく心やさしく生きる少女が思いがけない幸福を得るまでを描く。ソビエトの詩人、サムエル・マルシャークの児童劇の映画化で、脚本は隆巴と矢吹公郎の共同執筆、監督も矢吹公郎がそれぞれ担当。
  • 英霊たちの応援歌 最後の早慶戦

    昭和十八年十月十六日戸塚球場で行なわれた最後の早慶戦の後、出陣学徒として散華していった若者たちを描く。東京12チャンネルが開局十五周年を記念して製作。神山圭介の同名の小説の映画化で、脚本は「炎の舞」の山田信夫と「ダイナマイトどんどん」の岡本喜八の共同執筆、監督も同作の岡本喜八、撮影は「青春の門 自立篇(1977)」の村井博がそれぞれ担当。
  • 闇の狩人

    金権政治が蔓延った徳川十代将軍家治の世、江戸の総元締を狙い、次々と悪人狩りをを引き受ける五名清右衛門の率いる“闇の狩人”の姿を描く。池波正太郎の同名の原作の映画化で、脚本は北沢直人、監督は「雲霧仁左衛門」の五社英雄、撮影は酒井忠がそれぞれ担当。
    50
  • 紅蓮華

    昭和から平成へ、ひとりの女が時代に翻弄されながらも理想の愛を追い求めて逞しく生きていった姿を描く女性映画。田中うめのの原作『梅一輪』をもとに、「出張」などの監督・沖島勲と佐伯俊道が脚色、ピンク映画界の大御所・渡辺護が「冷血」(84)以来二作目となる一般映画として監督した。
  • 失楽園 海外版オリジナル・ヴァージョン

    配給収入23億円というオトナの実写作品としては近年にないほどの大ヒットとなり、映画版のみならず、原作、テレビ・ドラマ版などもさまざまな話題を呼んで、日本流行語大賞を受賞するという社会現象ともなった「失楽園」の海外向けヴァージョン。アメリカをはじめ32カ国での世界配給が決まり、モントリオール国際映画祭などでも上映された輸出版が、大ヒット記念の凱旋ロードショーとして、国内でも上映された。当初、日本で公開されたR指定版では、過激な絡みのために濡れ場シーンを暗くプリントしていたが、この海外向けヴァージョンでは修正部分をオリジナルの形に戻し、成人指定での公開となっている。
    60



映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

注目記事

注目 2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 無料配信

「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ