ソフィコ・チアウレリ

  • 生年月日:1937年4月21日

ソフィコ・チアウレリの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 水彩画

    制作年: 1958
    「皆さま、ごきげんよう」のオタール・イオセリアーニが、ソ連映画学院在籍中に制作した処女短編を劇場初公開。夫は飲んだくれ、洗濯女の妻が家計を支えている、ある貧しい家庭。妻は金を持ち出した夫を追いかけ、夫の逃げ込んだ美術館で2人はある家の絵を見つける。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
  • スラム砦の伝説

    制作年: 1984
    予言に従い、生きたまま砦に埋め込められた中世グルジアの伝説に基づくこの映画は、彩色写本や中世のイコンから現実に踊り出たような謎めいたシークエンスで綴られる不思議なパノラマ。監督は、「火の馬」「ざくろの色」「アシク・ケリブ」のセルゲイ・パラジャーノフ。共同監督のダヴィッド・アバシーゼは、パラジャーノフの幼な友達であり、グリジア共和国人民芸術家の称号を持つ俳優でもある。また、ペレストロイカによってパラジャーノフの生涯初めての公式プレミアが1985年のモスクワで行われた作品としても記憶される。
  • アシク・ケリブ

    制作年: 1988
    吟遊詩人と富豪の娘の恋物語を耽美的に描く映像絵巻。「火の馬」のセルゲイ・パラジャーノフ監督のこれが遺作となった。共同監督はダヴィッド・アバシーゼ、ミハイル・レールモントフの原作を基に脚本はギーヤ・バドリッゼ、撮影はアルベルト・ヤブリヤン、音楽をジャヴァンシル・クリエフが担当。出演はユーリー・ムゴヤン、ヴェロニカ・メトニッゼほか。
  • ざくろの色

    制作年: 1971
    18世紀のアルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯にオマージュを捧げた八章の美しい映像詩編。伝記ではなく、その時代の人々の情熱や感情を台詞のほとんどない映像言語で描いている。静物画のような題名がしめす通り、絵画的な美しさを放ち、また神秘的で謎めいた儀式性と様式美の面でタルコフスキーの「鏡」と並び称される作品である。監督は、「火の馬」「アシク・ケリブ」「スラム砦の伝説」のセルゲイ・パラジャーノフ。また、ゴダールはこの作品から多大な映画的信仰を与えられ、後年「パッション(1982)」を撮ったと伝えられている。
  • 希望の樹

    制作年: 1977
    グルジアの詩人、ゲオルギ・レオニーゼの原作を基に、古い因習に縛られた一組の恋人の悲劇的な愛を描いた作品。監督は「祈り」のテンギス・アブラーゼ、脚本はアブラーゼとレヴァズ・イナニシヴィリの共同、撮影はロメール・アフヴレディアニ、音楽はべジーナ・クヴェルナーゼとヤコヴ・ボボヒーゼが担当。出演はリカ・カヴジャラーゼ、ソソ・ジャチヴリアニほか。2018年8月、岩波ホールにて再上映(配給:ザジフィルムズ)。
  • インタビュアー

    制作年: 1979
    新聞社の女性記者として活躍するヒロインの子供時代から現在までの軌跡を追いながら、家庭を持ちながら仕事に専念する女性の生きがいや苦悩を描く。監督は「同じ空の下」(61)でデビューしたグルジアの女流監督ラナ・ゴゴべリーゼ。彼女と女流脚本家のザイラ・アルセニシヴィリとエルロム・アフヴレジアニの共同脚本。撮影はこの作品でソ連邦国家賞を受賞したヌグザル・エルコマイシヴィリでゴゴべリーゼ監督とは「一日と一生」で再び組んでいる。音楽はギア・カンチェリ、美術はフリステシヤ・レバニーゼが担当。主演は女優でソ連邦最高会議代議員であるソフィコ・チアウレリでシナリオは彼女のキャラクターを考慮して書かれている。共演はギア・バドリーゼ、カテワン・オハヘラシヴィリ、ジャンリ・ロラヴィリ、サロメ・カンチェリ、ケテワン・ボチョリシヴィリ、ヌツァ・アレケン・メスヒシヴィリ、レヴァン・アバシーゼなど。一九七九年サンレモ国際映画大賞受賞作品。

今日は映画何の日?

注目記事