レスリー・チャン

  • 生年月日:1956年9月12日
  • 没年月日:2003年4月1日

略歴 / Brief history

香港生まれ。76年に歌謡コンテストに出場して準優勝となり、77年に歌手デビュー。下積みを経て80年代前半にトップアイドルとなる。映画出演は78年「君に逢いたくて」からで、86年「男たちの挽歌」、87年「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の大ヒットで映画スターとしても不動の人気を築く。90年「欲望の翼」で香港電影金像奨主演男優賞、93年の主演作「さらばわが愛/覇王別姫」はカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞、さらには96年「夢翔る人/色情男女」劇中内映画「色情男女」を演出するなど、着実にキャリアを積み上げていったが、2003年4月1日に飛び降り自殺を遂げた。鬱病を患っていたのが原因とされている。

レスリー・チャンの関連作品 / Related Work

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  • 大英雄

    金輪国を舞台に、王位を狙う男女とそれを阻止しようとする一団との対峙をスピーディーに描く香港スターが共演したアクションコメディ。2013年7月下旬より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催される「王家衛(ウォン・カーウァイ)監督 スペシャル上映」にて広東語版をデジタル上映。
  • 楽園の瑕 終極版

    ウォン・カーウァイ監督、クリストファー・ドイルが撮影を担当し、レスリー・チャンやトニー・レオンら豪華キャストが出演したアクションドラマ。伝説として語り継がれる剣士たちの壮絶な戦いと青春群像を鮮烈な映像で描く。1994年公開の『楽園の瑕』をカーウァイ監督自身が修正・再編集した<終極版>。2013年7月下旬より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催される「王家衛(ウォン・カーウァイ)監督 スペシャル上映」にて上映。
  • ルージュ(1987)

    恋人を探すために現世へ戻ってきた美貌の幽霊の激しくも切ない恋を描くロマンチック・ファンタジー。監督はスタンリー・クワン。出演は、レスリー・チャン、アニタ・ムイ、アレックス・マンほか。2013年3月30日より、東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催された「レスリー・チャン メモリアル」にてデジタル上映。
  • レスリー・チャンの恋はあせらず

    「白髪魔女伝」のレスリー・チャンと「愛人/ラマン」のレオン・カーフェイが共演の愛と友情を描いたハートウォーミングストーリー。監督はゴードン・チャン。2013年3月30日より東京・シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋にて開催の「レスリー・チャン メモリアル」にてデジタル上映。
  • レスリー・チャン 嵐の青春

    衝撃的にこの世を去ったレスリー・チャンがアイドルスターとして活躍していた80年代初期に、俳優として高い評価を受け、第2回香港電影金像奨助演男優賞にノミネートされた作品が、日本で限定公開。1980年代香港青春映画の傑作と言われ、1989年に日本で開催された“香港電影祭”で1度だけ上映され、レスリー・チャンのファンだけでなく一般の映画ファンからも公開が熱望されていた幻の映画。デザイナー志望の青年と日本から帰ってきた従姉妹は、それぞれに熱烈な恋を燃え上がらせるが、やがて思いがけない悲劇に襲われる。
  • カルマ

    人間が内包する獏とした不安、恐怖心が生み出す超常的出来事を描いた新感覚サイコ・スリラー。監督・共同脚本は「ダブルタップ」のロー・チーリョン。主演は香港のトップ・スター、レスリー・チャンと、新星カリーナ・ラム。
  • ダブルタップ

    実際の実践射撃競技(IPSC)の元チャンピオンによって企画され、レスリー・チャンが心の中に殺人の快楽が宿った“殺人者(サイコキラー)”を演じるサイコパス・アクションムービー。スタッフには「夢翔る人 色情男女」のメンバーが集結した。共演は「風雲 ストームライダーズ」のアレックス・フォン
  • 恋戦。 OKINAWA Rendez-vous

    2000年夏の香港を席巻した楽しさいっぱいのホリディ・ムービー。レスリー・チャン、フェイ・ウォン、レオン・カーフェイの香港映画界3大スターが沖縄に結集し、フランスのヴァカンス映画のような洒落た恋と犯罪のバトルを展開する。
  • 流星(1999・香港)

    仕事も恋人も失った元証券アナリストの男と彼が拾った捨て子の、血の繋がらない親子の愛と絆を描くヒューマン・ドラマ。原案はチャップリンの名作「キッド」。監督はジェイコブ・チャン。出演はレスリー・チャン、エリクソン・イップ、キー・キーほか。
  • もういちど逢いたくて 星月童話

    悲しき過去を背負った男女の恋のゆくえを描いたラヴ・ストーリー。香港を代表する大スターで俳優・歌手のレスリー・チャン(「僕らはいつも恋してる! 金枝玉葉2」)と香港でも人気のトレンディ女優、常盤貴子が共演したことで話題に。監督は「ブラック・マスク黒侠」のダニエル・リー。脚本は「夢翔る人 色情男女」のロー・チー・リョンとテレビ脚本家の青柳祐美子。製作は「夢翔る人 色情男女」のキャサリン・ハーと一瀬隆重。製作総指揮は李興國と大塚康高、香山哲。撮影は姜國民。音楽は「踊る大捜査線 THE MOVIE」の松本晃彦。美術は「サイクロンZ」の馬光榮。共演は「踊る大捜査線 THEMOVIE」の星野有香、「メイド・イン・ホンコン」のサム・リーほか。
  • ボクらはいつも恋してる!金枝玉葉2

    香港の音楽業界を舞台に男女の奇妙な関係を描いたラヴ・ストーリー「君さえいれば 金枝玉葉」(94)の続編。レスリー・チャン、アニタ・ユン、カリーナ・ラウ、チャン・シウチョンのオリジナルキャストに、「デッド・ヒート」のアニタ・ユン、「ダウンタウン・シャドー」のテレサ・リーが加わった。監督・製作のピーター・チャン(「ラヴソング」)以下、製作・出演のエリック・ツァン、製作総指揮のクラウディア・チョン、脚本のジェームズ・ユェン、撮影のヘンリー・チャン、美術のイー・チュンマンは前作に続く登板。
  • アンナ・マデリーナ

    駆け出しの青年たちの恋をさわやかに描くラヴ・ストーリー。ゴールデン・ハーヴェストと日本のアミューズの合弁会社ゴールデンアミューズの第1回制作作品。監督は「ラヴソング」などの美術監督をつとめたハイ・チョンマンで本作が監督デビューとなる。脚本は「ラヴソング」のアイヴィ・ホー。製作はレイモンド・チョウ、大里洋吉、クラウディア・チュン(「ラヴソング」)。撮影は「ダブルチーム」のピーター・パウ。出演は「世界の涯てに」「不夜城」の金城武、「世界の涯てに」ケリー・チャン、「野獣の瞳」のアーロン・クォック。また、レスリー・チャン、アニタ・ユン、エリック・ツァンが友情出演している。
  • 夢翔る人 色情男女

    香港で<三級片>と呼ばれるポルノ映画を撮ることになった、売れない映画監督とその周りの悲喜劇を描いたほろ苦いコメディ。監督・脚本は「つきせぬ想い」でコンビを組んだイー・トンシンとロー・チーリョンが共同であたる。製作はキャスリーン・ハーン。製作総指揮は「kitchen キッチン」のレイモンド・チョウ。撮影は「食神」のジングル・マー。音楽は「フルスロットル 烈火戦車」のクラレンス・ホイ。美術は「ラヴソング」のイー・チョンマン。出演は「ブエノスアイレス」のレスリー・チャン、「初恋」のカレン・モク、「BE MY BOY」のスー・チー、「kitchen キッチン」のロー・ガーイン、「恋する天使」のラウ・チンワン、「フルスロットル 烈火戦車」のチョイ・カムコンほか。
  • 上海グランド

    1930年代の上海租界を舞台に、暗黒街で命を張って生きるふたりの男が力と恋とを競い合うアドヴェンチャー・ロマン。80年香港で大人気となり、主演のチョウ・ユンファの出世作となったTVシリーズ『上海灘』の映画化。監督は本作が日本初紹介となるプーン・マンキッ。製作はゼネラル・プロデューサーに「ダブルチーム」でハリウッドに進出したツイ・ハーク、製作総指揮に「008・皇帝ミッション」のチャールズ・ヒョンと「アンディ・ラウ 戦火の絆」のティファニー・チェンがあたった。脚本は監督のプーンと「復讐のプレリュード 大冒険家」のサンディ・ショウ。撮影は「戦火の絆」のプーン・ハンサン。音楽は「ブレード/刀」のウィリアム・フーで、香港では有名なTV版『上海灘』と同じテーマ曲を使用。美術はブルース・ユー。主演は「ブエノスアイレス」のレスリー・チャンと「フル・スロットル 烈火戦車」のアンディ・ラウ。共演は「太陽の少年」のニン・チンほか。
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  • ブエノスアイレス

    90年代を代表する映画作家、「欲望の翼」「天使の涙」のウォン・カーウァイが、南米はブエノスアイレスを舞台に、さすらうゲイの男二人の人生模様を鮮烈に綴った一編。デビュー以来一貫して香港を舞台にしてきたウォン監督が、初めて国外、しかもかねて彼が興味を寄せる、南米はブエノスアイレスを主要な舞台としてロケし、さらに初めて同性愛を題材に扱ったことも、話題となった。主演は香港はじめ中華圏を代表する二人の大スター、レスリー・チャンとトニー・レオン。撮影のクリストファー・ドイル、美術・編集のウィリアム・チョンは前作「天使の涙」に引き続いて参加した言わずと知れたカーウァイ組の常連。製作はカーウァイ、製作総指揮はチャン・イーチェン。また、アソシエイト・プロデューサーは、日本で「欲望の翼」以来国内配給を手掛けてきたプレノンアッシュ代表の篠原弘子と、T・J・チョン、クリストフ・ツァンの共同。製作主任はジャッキー・パン。衣裳デザインとして菊池武夫が協力している。音楽はエンド・タイトルの英語題同名歌を演奏するダニー・チョンの名前がクレジットされているが、劇中ではカエターノ・ヴェローゾ、アストル・ピアソラ、フランク・ザッパなど、ヴァラエティに富んだ選曲で聞かせる。「カップルズ」などエドワード・ヤン作品で売る台湾の若手、チャン・チェンがトニー・レオンにからむ若い男として共演。第50回(97年)カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞。97年キネマ旬報外国映画ベスト・テン第6位。
  • 恋する天使

    敬虔だが恋多き神父と夜の女が織りなす恋の鞘当てを描いたラヴ・コメディ。監督・脚本は80年代以降の香港ニュー・ウェーヴ・シーンを支えた才人ツイ・ハーク。主演コンビは「金玉満堂/決戦!炎の料理人」でもツイ・ハークと組んだレスリー・チャンとアニタ・ユンで、「君さえいれば/金枝玉葉」などでも息のあったところを見せた二人のかけ合いが絶妙。撮影はアーサー・ウォンと「天使の涙」などウォン・カーウァイ作品でおなじみの名手クリストファー・ドイル。音楽は「ペディキャブ・ドライバー」のローウェル・ロー。共演は「つきせぬ想い」でアニタ・ユンと共演したラウ・チェンワン、「金玉満堂」で悪の料理人を演じたツイ・ハーク作品の常連ホン・ヤンヤンほか。
  • 夜半歌聲 逢いたくて、逢えなくて

    かつての舞台の名優が悲恋の末、怪人となって甦り、積年の宿願を遂げようとする姿を華麗に描いた時代物サスペンス。戦前の上海映画界の名匠馬徐維邦の『夜半歌聲』(37)のリメイクで、主演は「君さえいれば/金枝玉葉」のレスリー・チャン、監督は「白髪魔女伝」のロニー・ユーで、67年のユアン・チウファン監督版に次いで3度目の映画化。撮影のピーター・パウ、美術のエディ・マーは「白髪魔女伝」でもロニー・ユーと組んだ。衣裳はウォン・カーウァイ作品で知られるウィリアム・チョン。共演は「恋人たちの食卓」のウー・チェンリン(広東語ではン・シンリン)、「人生は琴の弦のように」のホアン・レイ、本作で脚本も担当したロイ・ゼットーほか。香港で製作されたが、全編北京語が使用され、公開時には北京語、広東語の2ヴァージョンで公開されたのは珍しい。
  • 楽園の瑕

    90年代を代表する映画作家、「恋する惑星」「天使の涙」のウォン・カーウァイが、伝説の剣士たちの青春群像を鮮烈な感覚で綴った一編。中国の人気武侠小説家、金庸の代表作『射[周鳥]英雄傳』(邦訳・徳間書店刊)を基に、原作では老人である主人公らの若き日の姿を描くという設定で、カーウァイが脚本を執筆。アソシエイト・プロデューサーは「ソウル」などの監督でもあるシュウ・ケイ。エグゼクティヴ・プロデューサーはカーウァイの盟友で「チャイニーズ・オデッセイ」などの監督でもあるジェフ・ラウ、撮影のクリストファー・ドイル、美術・編集・衣装のウィリアム・チョン、音楽のフランキー・チャン、ローウェル・A・ガルシアとカーウァイ作品の常連スタッフが集結。他に編集で「風にバラは散った」などの監督でもあるパトリック・タム、カイ・キッウァイ、コン・ジ・ラウ、武術指導に「カンフー・カルト・マスター/魔教教主」のサモ・ハン・キンポーらが参加。出演は「欲望の翼」のレスリー・チャン、マギー・チャン、トニー・レオン、カリーナ・ラウ、ジャッキー・チュンに加え、「恋する惑星」のブリジット・リン、「黒薔薇VS黒薔薇」のレオン・カーフェイ、当時ほとんど演技経験のないまま、降板したジョイ・ウォンに代わって起用された「天使の涙」のチャーリー・ヤンと香港映画界のスターが競演。94年ヴェネチア映画祭金のオゼッラ賞、第14回香港電影金像奨撮影賞・美術賞、第31回台湾金馬賞撮影賞・編集賞受賞。
  • 君さえいれば 金枝玉葉

    香港の音楽業界を舞台に、3人の男女の奇妙な関係を描き、愛することのすばらしさと喜びを謳い上げたラヴ・ストーリー。監督は『雙城故事』(91、日本未公開)でデビューし、「月夜の願い」や本作で脚光を浴びた新鋭ピーター・チャン。製作はエリック・ツァン、エグゼクティヴ・プロデューサーはクラウディー・チャンで、監督を含む3人で主宰する電影人製作有限公司(UFO)の作品。脚本はジェームズ・ユエンとチー・リー、撮影はヘンリー・チェン、美術はユー・チュンマン。音楽はクラレンス・ホイとチウ・ツァンヘイ、レスリー・チョン歌う主題歌『追』(作曲はエイジアン・ポップスの雄、ディック・リー)は、95年香港アカデミー主題歌賞を受賞。主演は「つきせぬ想い」と本作で2年連続香港アカデミー賞主演女優賞を獲得したアニタ・ユン、「金玉満堂 決戦!炎の料理人」でも彼女と共演したレスリー・チョン、「欲望の翼」「つきせぬ想い」のカリーナ・ラウ。
  • 金玉満堂 決戦!炎の料理人

    中華料理の名門レストランを舞台に、元名料理人たちが悪の料理人集団と料理対決を繰り広げるアクション・コメディ。監督は『青蛇転生』(V)のツイ・ハーク。製作は彼と「ゴールデン・ガイ」などのレイモンド・ウォンの共同。脚本はハークとフィリップ・チェン、ン・マンファイの共同。撮影は「テラコッタ・ウォリア/秦俑」「フル・ブラッド」のピーター・ポー、音楽は「黒薔薇VS黒薔薇 kurobara tai kurobara」など、多作なローウェル・ロー、美術・衣装は「恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS」(美術)はじめウォン・カーウァイ全作品や「スウォーズマン 女神復活の章」(衣装)のウィリアム・チョンがそれぞれ担当。出演は「さらば、わが愛 覇王別姫」「白髪魔女伝」のレスリー・チョン、「つきせぬ想い」のアニタ・ユン、ツイ・ハーク作品の主演は「上海ブルース」以来11年ぶりとなる『大英雄』(V)のケニー・ビー、「恋人たちの食卓」のジャウ・ウェンジュオ、「新ポリス・ストーリー」のロー・ガーイン、「エドワード・ヤンの恋愛時代」のニー・シューチュン、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナIII/天地争覇』(V)のション・シンシンなど。
  • 白髪魔女伝

    中国の戦乱の世を舞台に、熱き戦いと燃え上がる恋を描いたファンタスティックな時代活劇。監督はブランドン・リー主演の「ファイアー・ドラゴン」のロニー・ユー。製作はマイケル・ウォンとレイモンド・ウォン、脚本はデイヴィッド・ウーとロニー・ユーの共同、撮影は「フル・ブラッド」のピーター・パウ。衣装デザインは、「乱」で米国アカデミー衣装デザイン賞を受賞し、「プロスペローの本」なども手掛けたワダ・エミが担当。青・白・赤の3つの原色を強調した裾の長いコスチュームを身に着け、ワイヤーワークを駆使して飛び回るアクションシーンの華麗さは圧巻。主演は「さらば、わが愛 覇王別姫」のレスリー・チョンと「スウォーズマン」「ドラゴン・イン」の香港映画界の名花、ブリジット・リン。共演はエレイン・ルイ、ナム・キットインほか。香港アカデミー賞3部門受賞、ジェラールメール・ファンタスティック映画祭(旧アヴォリアッツ映画祭)グランプリ受賞。
  • さらば、わが愛 覇王別姫

    京劇の古典『覇王別姫』を演じる2人の役者の愛憎を、50年に及ぶ中国の激動の時代を背景に描いた一編。香港の女流作家・脚本家、李碧華の小説(81年のTVドラマ用脚本を改稿したもの)を、「人生は琴の弦のように」の陳凱歌が映画化。脚本は原作者と葦。製作は「侠女」ほか胡金銓(キン・フー)作品への出演で知られる徐楓と湯君年、撮影は「子供たちの王様」以来、監督とは3作目の顧長衛。音楽は「秋菊の物語」の趙季平。主演は「欲望の翼」の張國榮、「秋菊の物語」の鞏俐、張豊毅。
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  • 欲望の翼

    1960年の香港を舞台に6人の若者の青春群像を、オールスター・キャストと独自のスタイリッシュな話法で綴る前衛的大作。脚本・監督は前作「いますぐ抱きしめたい」でデビューしたウォン・カーウァイ、エグゼクティヴ・プロデューサーは70年代香港映画のスター、アラン・タン、撮影は「ソウル」のクリストファー・ドイルが担当。2018年2月3日よりデジタルリマスター版が公開(配給:ハーク)。
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    • おしゃれな
    • かっこいい
  • あの愛をもういちど

    それぞれ配偶者のいる男と女が同居生活を送ることになって生まれる恋の行方を描いた都会派コメディ。主人公のサムを演じるのは、「トップ・レディ」の監督で知られ、「テラコッタ・ウォリア/秦俑」のプロデューサーとしても活躍する才人カム・コクリョン、サムと恋に落ちるヒロインに台湾出身の美人女優ティム・ナゥ。それぞれの配偶者役に、「傾城之恋」のコラ・ミャオと、「夜明けのスローボート」「最後勝利」など、シリアスからコメデイまで幅広くこなす個性派男優のエリック・ツァンがふんしている。監督は、アン・ホイ、メイベル・チャンと並んで香港映画界をリードする女性監督のクララ・ロー。のちに林海象プロデュースの「アジアン・ビート」シリーズの香港篇「オータム・ムーン」でロカルノ映画祭グランプリを受賞した彼女の、監督デビュー作にあたる。主題歌を「男たちの挽歌」「欲望の翼」「さらば、わが愛 覇王別姫」などで知られる香港きってのスーパー・スター、レスリー・チョンが歌っているのも話題のひとつ。
  • 狼たちの絆

    絵画専門の泥棒コンビと幼なじみの美女の3人組を主人公に、アクションあり、ラブ・ロマンスありでおくる娯楽作。主演の泥棒コンビに、「男たちの挽歌」で香港のみならず日本でも一躍、注目を集めて“亜州影帝”の異名をとり、以後も「誰かがあなたを愛してる」「友は風の彼方に」「狼 男たちの挽歌・最終章」などで、アジアを代表するスターとなったチョウ・ユンファと、同じく「男たちの挽歌」でトップスターの仲間入りを果たし、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」でさらに人気を広げた香港映画界きってのアイドル、レスリー・チョン。ユンファはB型肝炎による1年間の休養からこの作品でカムバックを果たし、一方、レスリーはこの作品を最後に芸能界から引退すると宣言し、ふたりの最後の共演作として話題を呼んだ。なお、レスリーはのちに宣言を翻して復帰、「欲望の翼」「さらば、わが愛 霸王別姫」などで世界中から絶賛を浴びている。そのふたりを見守るヒロインに、「誰かがあなたを愛してる」のチェリー・チェン。監督は、「男たちの挽歌」「狼」「ワイルド・ブリット」のジョン・ウー。ウーはこの作品の後、同じユンファ主演で「ハード・ボイルド」を撮り終えてからハリウッドへ渡り、ジャン・クロード・ヴァン・ダム主演の「ハード・ターゲット」を手掛けている。この作品の香港原題の「縦横四海」はロベール・アンリコ監督の「冒険者たち」の香港公開題名で、英語題の「Once a Thief」はアラン・ドロン主演の「泥棒を消せ」の原題。主人公ふたりの役名は、フランソワ・トリュフォーの「突然炎のごとく」にちなんでいる。
    90
  • チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2

    かつて恋した美しい幽霊と瓜二つの美女と共に悪霊を倒す青年道士の戦いを描くSFXファンタジーシリーズ第二作。製作はツイ・ハーク、監督は前作に引き続きチン・シュウ・タン、脚本はルン・ユー・ミン、ラム・ケイ・タオ、ロー・タイ・モ、撮影はアーサー・ウォンが担当。出演はレスリー・チョン、ジョイ・ウォンほか。
    90
  • 男たちの挽歌II

    国際ニセ札組織をめぐって兄弟とその仲間たちの友情と絆を描くシリーズ第二作。製作はツイ・ハーク、監督は「男たちの挽歌」のジョン・ウー、脚本はハークとウーの共同、撮影はウォン・ウィン・ハン、音楽はジョゼフ・クーが担当。出演はチョウ・ユンファ、ティ・ロンほか。
    80
  • チャイニーズ・ゴースト・ストーリー

    中国の奇書『聊斎志異』を原作に、荒れ寺に泊まった青年とそこで出会った妖女との愛の行方をSFXを駆使して描くファンタジック・ホラー。エグゼキュティヴ・プロデューサーはツイ・ハーク、製作はクラウディア・チャン、監督は「奇縁」のチン・シュウ・タン、脚本はユエン・カイ・チー、撮影はプーン・ハンサン、サンダー・リー、ウォン・ウィン・ハン、トム・ラウ、音楽はロメオ・ディアズとジェームズ・ウォンが担当。出演は「男たちの挽歌」のレスリー・チョン、ジョイ・ウォンほか。
  • 男たちの挽歌

    香港警察と国際ニセ札組織の対決を兄弟の反目と絆を背景に描くアクション。製作はツイ・ハーク、監督・脚本はジョン・ウー、撮影はウォン・ウィン・ハン、音楽はジョゼフ・クー、編集はカム・マー、美術はベニー・リウが担当。出演はチョウ・ユンファ、ティ・ロンほか。
    80
  • 悪漢探偵V 最後のミッション

    好評のシリーズにレスリー・チャン、ダニー・リーなど香港映画の大スターが多数参加。元祖怪盗(キングコング一団)VS国際的怪盗の対決をテーマに、『タイガー・オン・ザ・ビート』のラウ・カーリョン監督が痛快なアクションコメディに仕上げている。【スタッフ&キャスト】監督:ラウ・カーリョン 製作総指揮・製作・出演:カール・マッカ 撮影:ポール・チャン 出演:レスリー・チャン/サミュエル・ホイ/ダニー・リー/ニナ・リー/コナン・リー
  • ラッキー・ファミリー

    『少林サッカー』のチャウ・シンチー主演により、彼一流のお馬鹿ギャグを満載した『ハッピー・ブラザー』のリメイク版。ニセモノの宝クジが当たったプレイボーイの次男・シンチーが孤軍奮闘する。レスリー・チャンはラストのパーティシーンでカメオ出演。【スタッフ&キャスト】監督:アルフレッド・チョン 製作・出演:レイモンド・ウォン 出演:チャウ・シンチー/ロイ・チャオ/フランシス・ン/エミール・チョウ/レスリー・チャン
  • 幸せはイブの夜に

    レスリー・チャン主演のお正月映画として香港で大ヒットしたハッピーコメディ。香港のとある大富豪の家族に降りかかるトラブルと恋の騒動を描く。レオン・カーファイ、アニタ・ユン、ラウ・チンワンら、香港のオールスターキャストが共演している。【スタッフ&キャスト】監督:クリフトン・コウ 出演:レスリー・チャン/レオン・カーファイ/アニタ・ユン/ラウ・チンワン
  • 愛しのドラマー

    アジアの名優、レスリー・チャンが若かりし頃に主演を果たした青春コメディ。ドラムに夢中のトミーは、ある日“キング”と呼ばれる敏腕ドラマーと出会う。彼から指導を受け始めたトミーは人生の厳しさも教えてもらい、次第に大人へと成長していく。【スタッフ&キャスト】監督・製作:ヤン・クァン 編集:デヴィッド・クー 音楽:ジョセフ・クー/デヴィッド・ウー 出演:レスリー・チャン/エレーン・チョウ/ポール・チュン/デイシー・チャン
  • 君が好きだから

    2003年4月にこの世を去った人気スター、レスリー・チャン主演のラブストーリー。正反対な性格の2人の女性と恋の三角関係に陥ってしまった純朴な青年・ポール。彼は地下鉄で美しい女性・モニカに一目惚れするだが、令嬢・アニタに興味を持たれてしまう。【スタッフ&キャスト】監督:テイラー・ウォン 製作:モナ・フォン 脚本:ゴードン・チャン/ローレンス・チェン 出演:レスリー・チャン/マギー・チャン/アニタ・ムイ/アンソニー・チェン
  • 君に逢いたくて 紅樓春上春

    『さらば、わが愛/覇王別姫』で国際的に高い評価を受け、2003年4月に急死した香港スター、レスリー・チャンの映画デビュー作をDVD化。親戚の娘、パオ・チャイに恋人との仲を引き裂かれたパオ・ユーの永遠の愛を描いたエロティックドラマ。【スタッフ&キャスト】製作:ネグ・シー・ユエン 監督:カム・シン 撮影:チョー・カイ 音楽:周福良 出演:レスリー・チャン/黄杏秀/沈杏
  • 君の瞳に恋してる

    惜しまれつつこの世を去った香港のトップスター、レスリー・チャンが劇中で「MONICA」を披露する日本未公開の青春ラブストーリー。ディスコのDJ・フクソイは、偶然街で見かけた箱入り娘のチャンにひとめ惚れ。なんとかデートに漕ぎ着けるが…。【スタッフ&キャスト】監督:レイモンド・ファン 出演:レスリー・チャン/マン・ホイ/ウォン・シューケイ/ロレッタ・リー
  • 歌って恋して

    レスリー・チャン主演のお正月映画として香港で大ヒットしたハッピーコメディ。平和な村に赴任してきた3人兄弟の役人が恋の騒動を巻き起こす。『ゴージャス』のエミール・チョウを始め、歌手としても活躍する人気スターたちが広東風オペラを展開する。【スタッフ&キャスト】監督:クリフトン・コウ 出演:レスリー・チャン/ジジ・ライ/エミール・チョウ/ケニー・ビー
  • ブエノスアイレス 摂氏零度

    ウォン・カーウァイ監督による、ふたりの男の切ない愛を描いた青春ドラマ『ブエノスアイレス』。本編では描かれなかった“別のドラマ”と、撮影当時のスタッフ、キャストの貴重な独占インタビューなど、映画の舞台裏を綴ったドキュメンタリードラマ。【スタッフ&キャスト】監督:クアン・プンリョン/アモス・リー 出演:レスリー・チャン/トニー・レオン/チャン・チェン/シャーリー・クァン/ウォン・カーウァイ
  • 追憶の上海

    蒋介石率いる国民党の支配下時代の、1936年のシャンハイを舞台に、運命に翻弄される恋人達の激しくも哀しい愛を、壮大なスケールで綴るラブストーリー。「男たちの挽歌」のレスリー・チャン主演。
  • あの日にかえりたい

    没後も衰えることを知らない人気を誇る香港のトップスター、レスリー・チャン主演、ウォン・カーウァイが脚本を手掛けた刑事ドラマ。麻薬取引事件を追っていた刑事のウィンは、台湾の刑事を密売人と間違えて逮捕。彼の接待をするはめになってしまう。【スタッフ&キャスト】製作:フランキー・チャン 監督:ガイ・ライ 脚本:ウォン・カーウァイ/バリー・ウォン 出演:レスリー・チャン/サンディ・ラム/ビリー・ロウ/ジョイス・ガイ
  • ハッピー・ブラザー

    レスリー・チャンがオカマの次男役で登場し、1993年の香港興行成績で2位を記録した大ヒットお正月コメディ。レスリー・チャン、レイモンド・ウォン、マギー・チャン扮する3兄弟と女性陣との恋愛模様をドタバタを織り交ぜて描くハッピーラブコメディ。【スタッフ&キャスト】監督:クリフトン・コウ 製作・出演:レイモンド・ウォン 出演:レスリー・チャン/チャウ・シンチー/マギー・チャン/テレサ・モウ/サンドラ・ン
  • 恋はマジック

    『ハッピー・ブラザー』の監督・製作コンビ、及び主要キャストが再集結したラブコメディ。宋の時代を舞台に、武術の達人・サミュエルとマジシャンのレスリーが高官令嬢・ロザムンドを巡って恋の駆け引きを繰り広げる。レスリー・チャンの女装が話題に。【スタッフ&キャスト】監督:クリフトン・コウ 製作・出演:レイモンド・ウォン 出演:レスリー・チャン/サミュエル・ホイ/ロザムンド・クワン/リッキー・ホイ/テレサ・モウ/サンドラ・ン
  • レスリー・チャンの神鳥英雄伝

    香港映画の基礎を築いたショウ・ブラザース社が製作した傑作の中から、レスリー・チャン主演によるアクションラブロマンスがDVD化。互いに惹かれあいながらも引き裂かれる運命となった、武術の師弟である男女の愛と戦いをドラマティックに描く。【スタッフ&キャスト】監督:ホア・シャン 原作:ルイス・チャ 出演:レスリー・チャン/マリー・ジーン・レイマー/チェン・クアンタイ/タニー・ティエン/クー・フェン/ロー・リエ
  • レスリー・チャンの青春白書

    若き日のレスリー・チャンがアイドルばりの演技を見せる青春ラブストーリー。女子高生のティンティンは何不自由なく育ったお嬢様。楽しい学園生活を過ごしていた彼女は、舞台劇の演技指導兼主役を務めるジャクソンに一目惚れ、彼に夢中になってしまう。【スタッフ&キャスト】監督:クリフォード・チョイ 製作:モナ・フォン 脚本:クリフトン・コー 撮影:ポール・チャン 出演:レスリー・チャン/エレーン・チョウ/ロワンナ・ロー
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注目 2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 無料配信

「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ

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「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ