制作年: 2022
元「さくら学院」の新谷ゆづみと日高麻鈴がW主演した青春映画。「さよならくちびる」で二人と出会った塩田明彦が、彼女たちの役名をそのままにオリジナル脚本を執筆、監督を務めた。重い持病を抱えて、ただ生きてきた高校2年生の由希は、美声の同級生・麻希と出会ったことで世界が一変する。男性の噂が絶えず、自己中心的で自滅的な麻希に振り回されても、彼女を強く求める由希。そんな由希に思いを寄せる軽音部の祐介も加わり、激しい不協和音が鳴り響く。劇中歌をナンバーガールの向井秀徳が塩田監督の「害虫」「カナリア」に続いて提供している。