犬童一心 イヌドウイッシン

  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1960/06/24

略歴 / Brief history

【しなやかな眼差しで人生と青春を見つめる俊英】東京都生まれ。中学生の頃から学校帰りに名画座に寄り、テレビの演芸番組を楽しむ少年だった。黒沢清や大森一樹の8ミリ作品に触発され自主製作を始める。1979年、高校在学中の短編第1作「気分を変えて?」がPFFに入選。東京造形大学デザイン学科時代には池袋文芸坐の支援企画で自主作品を監督、同大卒業後に朝日プロモーション(現ADKアーツ)に入社する。CMやプロモーションビデオなどの企画・演出を手がけ、CMでの受賞歴は多数。この間も継続して自主製作を続ける。93年、山村浩二のアニメーションと実写を組み合わせた短編「金魚の一生」がキリン・コンテンポラリー・アワード最優秀作品賞を受賞。キリンビールの資金援助を得て95年、大阪を舞台に女性漫才コンビの関係を描く「二人が喋ってる。」を監督し、96年のサンダンス・フィルム・フェスティバルin東京でグランプリ、日本映画監督協会新人賞を獲得したのち、97年に劇場公開される。同作を高く評価した市川準に乞われ、「大阪物語」(99)の脚本を執筆。以後の脚本参加作も多数ある。2000年、池脇千鶴の主演で大島弓子原作の「金髪の草原」を映画化、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞した。以降、しばらくはCMやテレビシリーズ『伝説のワニ・ジェイク』(02年に劇場公開)などを手がける。03年、池脇と妻夫木聡主演の「ジョゼと虎と魚たち」がヒットし、劇場映画監督としての活動が本格的になる。「死に花」(04)は東映配給の初メジャー作品。以降、「メゾン・ド・ヒミコ」(05)、「眉山」(07)、「グーグーだって猫である」(08)、「ゼロの焦点」(09)などコンスタントに良質の作品を発表している。【生き方と死を考察する一貫した作風】大林宣彦の系譜を継ぐCM出身監督であり、脈々と続けた自主映画作品の評価が監督デビューにつながった自主映画出身の色が強い。犬童作品の主要人物は、時にはシニカルな毒気を孕みつつ凜とした清潔さを帯びている。社会の激しい変化から外れた者の心象に思いを向ける作風によるものだが、そこにあるのは弱者へのシンパシーではなく、大きな力を必要としない生き方を選ぶ人への憧憬である。それゆえ金魚、犬、猫といった動物も、自分の律に従って生きる者として同格に尊重される。もうひとつの重要なモチーフは死。死者を言葉通り先に行き、生ある人を見守る者と捉える姿勢はしばしばファンタジーの形を取るが、喪失の思いに敏感な描写によって生への励ましに結実する。こうした人生観照スタイルの瑞々しさがインディーズからメジャーへと場を移し、人気俳優の演出機会を増やした。

犬童一心の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 名付けようのない踊り

    1966年にソロダンスをスタート、1978 年にパリで海外デビューを果たして以来、世界中でダンスを披露してきた田中泯。その公演歴は76歳となる現在までに3000 回を超える。そのどんなジャンルにも属さない田中泯の<場踊り>と人生哲学に迫ったドキュメンタリー。2002年の「たそがれ清兵衛」の出演を機に「メゾン・ド・ヒミコ」(05)へとつながり、親交を深めてきた犬童一心監督が、2017年8月から2019年11月まで、ポルトガル、パリ、東京、福島、広島、愛媛などを巡りながら撮影した。田中が40歳の時に「野良仕事」で身体を作ると決心して開墾した富士山麓の暮らしも収められている。田中自身が「私のこども」と呼ぶ子供時代の記憶を、「頭山」でアカデミー賞にノミネートされた山村浩二がアニメーションとして表現。田中泯の著書などから犬童が脚本を書き、田中自身が行ったナレーションが<踊り>と一体化して、映画そのものに心地よいリズムを与えている。
  • 夢を与える

    芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を「のぼうの城」の犬童一心の監督で映像化した2015年のWOWOW連続ドラマを劇場上映。幹子は幼い娘・夕子をオーディションに参加させ、夕子は芸能界入り。数年後、夕子は大手事務所に移籍し幹子の念願通りブレイクするが……。美しく健やかに育った夕子を小松菜奈が、彼女に過剰な思い入れを持つ母親・幹子を菊地凛子が演じ、スキャンダラスな人間ドラマを紡いだ。劇場では全4話をA(1~2話)、B(3~4話)に分けて上映
  • 海辺の映画館 キネマの玉手箱

    大林宣彦監督が20年ぶりに出身地である広島県尾道でメインロケを敢行、戦争や映画の歴史を辿るファンタジー劇。尾道の海辺にある映画館が閉館の日を迎え、日本の戦争映画大特集のオールナイト興行を見ていた3人の若者がスクリーンの世界へタイムリープする。大林作品に多数出演する厚木拓郎と細山田隆人、「武蔵 -むさし-」に主演した細田善彦が銀幕の世界にタイムリープし移動劇団『桜隊』の運命を変えようとする3人の若者を、『桜隊』の看板女優を「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」と近年の大林作品を支える常盤貴子が演じる。第32回東京国際映画祭Japan Now部門にてワールドプレミア上映、大林監督に特別功労賞が授与された。
    89
    • 感動的な
    • 泣ける
  • 最高の人生の見つけ方(2019)

    同名ハリウッド映画を「北の桜守」の吉永小百合と「恋妻家宮本」の天海祐希主演でリメイクしたヒューマンドラマ。余命宣告を受けた主婦の幸枝と女社長のマ子は、たまたま手にした同じ病院に入院する少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”を実行することに。監督は、「猫は抱くもの」の犬童一心。
    94
    • 感動的な
    • 考えさせられる
  • 引っ越し大名!

    「超高速!参勤交代」の脚本・小説版を手がけた土橋章宏による時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。姫路藩藩主・松平直矩が幕府から豊後の日田への国替えと減封を言い渡され、引っ越し奉行に選ばれた本の虫の書庫番・春之介は一世一代の大仕事に臨む。監督は「のぼうの城」の犬童一心。原作者の土橋章宏が脚本を手がける。人と接するのが苦手で書庫にこもりきりの姫路藩書庫番・片桐春之介を、俳優・歌手・文筆家と多岐に渡り活動する星野源が演じる。
    83
    • 笑える
  • 猫は抱くもの

    大山淳子の同名小説を、沢尻エリカと吉沢亮共演で犬童一心が映画化。スーパーで働く元アイドルのアラサー女性、沙織は、日々の出来事をロシアンブルーの猫・良男に打ち明けていた。やがて良男は、自分が人間で、沙織の恋人だと思い込むようになり……。「素敵なダイナマイトスキャンダル」の峯田和伸、『わにとかげぎす』のコムアイが共演。
    50
  • シン・ゴジラ

    「ゴジラ FINAL WARS」以来12年ぶりに日本で製作された「ゴジラ」シリーズ第29作目。「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明と「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の樋口真嗣が短編「巨神兵東京に現わる」に次いで、再びタッグを組んだ。現代日本にゴジラが出現。初めて直面する恐怖に、街中パニックに陥る……。自衛隊の全面協力のリアルな戦闘シーン、シリーズ最大の体長118.5メートルのゴジラがフルCGで造型され、リアリティを追求したストーリーとドキュメンタリータッチの演出で描き出す。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら総勢328名の日本俳優陣が結集。2016年第90回キネマ旬報ベスト・テン2位、日本映画脚本賞(庵野秀明)。
    75
    • 感動的な
    • 重厚感のある
  • MIRACLE デビクロくんの恋と魔法

    『100回泣くこと』がベストセラーとなった中村航が山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』に題材を取った恋愛小説『デビクロくんの恋と魔法』(小学館・刊)を、「のぼうの城」「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督が映画化。クリスマス・イブの夜、漫画家になる夢をあきらめきれない書店員や彼の幼馴染ら、それぞれ複雑な思いを抱え合う4人に奇跡が舞い降りるラブ・ストーリー。優しすぎる書店員を「黄色い涙」「ピカ☆ンチLIFE IS HARD だけどHAPPY」の相葉雅紀が演じる。ほか、「わたしのハワイの歩きかた」「余命1ヶ月の花嫁」の榮倉奈々、「王になった男」やドラマ『トンイ』のハン・ヒョジュ、「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」「人間失格」の生田斗真らが出演。
    63
  • のぼうの城

    城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を、「ゼロの焦点」の犬童一心と「日本沈没」の樋口真嗣のダブル監督で映画化。戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に500人の兵で立ち向かった実在の武将・成田長親の姿を描く。出演は「陰陽師」の野村萬斎、「最後の忠臣蔵」の佐藤浩市、「アントキノイノチ」の榮倉奈々、「逆転裁判」の成宮寛貴。TBS開局60周年記念作品。『のぼうの城』フィルムパートナーズ(TBSテレビ=アスミック・エース エンタテインメント=毎日放送=中部日本放送=東宝=小学館=C&Iエンタテインメント=博報堂DYメディアパートナーズ=アサツー ディ・ケイ=ジェイアール東日本企画=WOWOW=ハピネット=TBSラジオ&コミュニケーションズ=RKB毎日放送=北海道放送=静岡放送=中国放送=Yahoo! JAPAN=日本出版販売=サイバード=朝日新聞社=シブサワコウプロダクション=テレビ埼玉=東北放送=テレビ山梨=TSUTAYA=新潟放送=TOKYOFM)(制作プロダクション C&Iエンタテインメント=アスミック・エース エンタテインメント)(プロダクション協力 エース・プロダクション)
  • にほんのうたフィルム 赤盤

    「唱歌・童謡を子どもたちに伝えていきたい」というコンセプトのもと、坂本龍一主宰のレーベルcommmonsからリリースされたCD「にほんのうた」シリーズ収録曲をモチーフに、映像作家たちが制作したオリジナル・ショートムービー集。全18作品中の9作品を収録。監督は犬童一心、山村浩二、唯野未歩子、山下敦弘、よしながこうたく+白組、瀬田なつき、佐藤佐吉、石井英統、江口カン。もう一つの「青盤」と併せ日本全国の小学校やイベントで巡回上映している。2012年3月3日より、東京・新宿K's cinemaにて開催された「にほんのうた フィルム映画祭 ~やれることからコツコツと! 東日本大震災復興支援~」にて上映。
  • ゼロの焦点(2009)

    昭和を代表するミステリー作家、松本清張。その生誕100年を記念し、不朽の名作を「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心が61年版に続き再映画化。新婚早々、夫に失踪された妻がその行方を追う中で、驚愕の事実が明かされて行く。「おくりびと」の広末涼子、「嫌われ松子の一生」の中谷美紀、「ぐるりのこと。」の木村多江が共演。
    70
  • グーグーだって猫である

    『綿の国星』などで知られる漫画家の大島弓子。彼女が飼い猫との生活を綴った同名漫画を、「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督が映画化。一匹の猫と飼い主の漫画家を中心に繰り広げられる人間模様を、暖かな雰囲気の中に描き出す。出演は「空中庭園」で数々の映画賞を受賞した小泉今日子、「スウィングガールズ」の上野樹里。
    70
  • 眉山

    徳島を舞台に、末期ガンに冒された母と一人娘の絆を描く感動作。原作は、さだまさしの同名ベストセラー小説。出演は「犬神家の一族」の松嶋菜々子、「7月24日通りのクリスマス」の大沢たかお、「マルタイの女」の宮本信子。監督は「黄色い涙」の犬童一心。
  • 黄色い涙

    漫画青年にとっては教祖的な存在として多くの支持を得ていた永島慎二の代表作のひとつ『黄色い涙/若者たち』の映画化で、1963年の東京を舞台に若者5人の交流を描いた青春ストーリー。監督は「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心。出演は人気アイドル『嵐』の二宮和也、相葉雅紀、大野智、櫻井翔、松本潤のオールメンバー。
  • タッチ(2005)

    双子の兄弟と幼なじみの隣家の娘が織り成す、甲子園出場にかけた夢と恋愛模様を描いた青春ラヴ・ストーリー。監督は「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心。あだち充による同名コミックを基に、『Deep Love~ホスト』の山室有紀子が脚色。撮影を「メゾン・ド・ヒミコ」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「GODZILLA FINAL WARS」の長澤まさみと『ホットマン2』の斉藤祥太、「スワンズソング」の斉藤慶太。尚、本作は「空飛ぶ都市計画 施工 contemode STUDIO kajino」と2本立公開された。
    60
  • メゾン・ド・ヒミコ

    ファンタジックな世界観と普遍的でリアルな恋愛を描き、絶賛された「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督×渡辺あや脚本コンビの第2弾。癌に冒されている父親とその恋人である若い男、そしてゲイである父を嫌う娘が織り成す交流を描く。出演は、舞踏家・田中泯、人気俳優のオダギリ ジョーと柴咲コウ。音楽を細野晴臣が担当する。
    80
  • いぬのえいが

    さまざまな形の“いぬ”と“ひと”の愛情に満ちたエピソードをつなげたオムニバス映画。中村獅童、伊東美咲、宮崎あおい、小西真奈美、荒川良々ら人気の若手から、天海祐希、戸田恵子、渡辺えり子、佐野史郎らベテランまで、多彩なキャストが揃った。監督は、「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心、「LOVE SONG」の佐藤信介、「フランダースの犬」の黒田昌郎ほか。
    70
  • ポチは待っていた 思い出

    “いぬ”の魅力を前面に引き出し、そんないぬたちをめぐる悲喜こもごもの物語をリレー形式に描いた短編集「いぬのえいが」の中の1話。監督は「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心。
  • ポチは待っていた 唄う男

    “いぬ”の魅力を前面に引き出し、そんないぬたちをめぐる悲喜こもごもの物語をリレー形式に描いた短編集「いぬのえいが」の中の1話。監督は「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心。出演は「世界の中心で、愛をさけぶ」の天海祐希ら。
  • ポチは待っていた 病院

    “いぬ”の魅力を前面に引き出し、そんないぬたちをめぐる悲喜こもごもの物語をリレー形式に描いた短編集「いぬのえいが」の中の1話。監督は「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心。
  • ポチは待っていた 空き地

    “いぬ”の魅力を前面に引き出し、そんないぬたちをめぐる悲喜こもごもの物語をリレー形式に描いた短編集「いぬのえいが」の中の1話。監督は「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心。出演は「隣人13号」の中村獅童ら。
  • 死に花

    金庫破りに情熱を燃やす老人たちの姿を描いた喜劇。監督は「伝説のワニ ジェイク」の犬童一心。太田蘭三の同名小説を基に、「Jam Films 2/CLEAN ROOM」の小林弘利と犬童監督が共同で脚色。撮影を「黄龍 イエロードラゴン」の栢野直樹が担当している。出演は、「13階段」の山崎努、「シベリア超特急3」の宇津井健、「明日があるさ THE MOVIE」の青島幸男、「星砂の島、私の島~ISLAND DREAMIN'~」の谷啓、「かっ鳶五郎」の長門勇、「サラリーマン専科 単身赴任」の藤岡琢也、「おにぎり」の松原智恵子、「伝説のワニ ジェイク」の星野真里ら。
    70
  • 伝説のワニ ジェイク

    2001年に放映された、心にエアポケットが出来た時に現れると言うワニを目撃した世界各地の人々の証言をルポルタージュ風に綴ったテレビ・シリーズを、劇場用に再編集したドラマ。監督は「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心。シャノン・K・イヌヤマ(犬童一心、山草鶉子)による同名絵本を基に、犬童監督自身が脚色。撮影を「ジョゼと虎と魚たち」の蔦井孝洋が担当している。主演は「この世の外へ クラブ進駐軍」の村上淳。
  • ジョゼと虎と魚たち(2003)

    田辺聖子の同名原作小説を、「二人が喋ってる。」「金髪の草原」の犬童一心監督が映画化。足の不自由な女の子ジョゼと、平凡な大学生の青年の出会いから別れまでをビター・スウィートに描く。主演は妻夫木聡と池脇千鶴。脚本は、岩井俊二ウェブサイト<シナリオどんとこい>出身の新人、渡辺あや。音楽はくるり。
    90
  • 黄泉がえり

    死者が蘇る不思議な現象の顛末を描いたヒューマン・ファンタジー。監督は「害虫」の塩田明彦。梶尾真治による同名小説を基に、「金髪の草原」の犬童一心と「RED SHADOW 赤影」の斉藤ひろし、塩田監督が共同で脚色。撮影を「害虫」の喜久村徳章が担当している。主演は「降霊」の草なぎ剛と「ビッグ・ショー!ハワイに唄えば」の竹内結子。
  • THE PRINCESS YEAR

    野に下っていた王子の結婚を巡って繰り広げられる、3つの恋の行方を描いたハートウォーミング・コメディ。監督・脚本は、映像クリエイターコース1期生の寺尾淳。撮影を「石山飯店」の山崎大輔が担当している。出演は、樋口史、今野陽介、為田真美、宇賀那健一、栗原瞳、小島誠ら。アートスクールENBU[演劇&映画]ゼミナールの生徒が劇場公開を前提として製作した作品で、短篇映画の特集『ENBUゼミムービーセレクション2002 ドロップ・シネマ・パーティー/スカラシップ・シネマ』で上映された。DV作品。ビデオプロジェクターによる上映。
  • 金髪の草原

    心は20歳だが体は80歳の老人と、18歳のホームヘルパーの不思議な恋模様を綴るファンタジー。監督は「二人が喋ってる。」の犬童一心。大島弓子による同名コミックを基に、『バミリオン・プレジャーナイト』の佐藤佐吉と犬童監督が共同で脚色。撮影を村上拓が担当している。主演は、「ワンダフルライフ」の伊勢谷友介と「大阪物語」の池脇千鶴。
  • ざわざわ下北沢

    東京世田谷区の下北沢という街を舞台に、そこに暮らす人々の日々の営みをスケッチ風に綴ったドラマ。監督は「大阪物語」の市川準。脚本は、市川監督の原案を基に「たどんとちくわ」の佐藤信介が執筆。撮影を「大阪物語」の蔦井孝洋が担当している。主演は、「大阪物語」の北川智子と「アナザヘヴン」の原田芳雄、「豚の報い」の小澤征悦。スーパー16ミリからのブローアップ。
  • ドリームメーカー

    音楽に熱い思いを寄せる高校生たちの、愛と友情を描いた青春ドラマ。監督は「マグニチュード」の菅原浩志。脚本は、菅原監督と「大阪物語」の犬童一心、「trance‐mission」の小林弘行。撮影を「ニンゲン合格」の林淳一郎が担当している。主演は「アンドロメディア」の辺土名一茶と上原多香子。
  • 大阪物語(1999)

    漫才師の両親を持つ多感な少女の心の成長を、大阪の暮らしや四季のうつろいの中に綴った青春ドラマ。監督は「たどんとちくわ」の市川準。脚本は「何もかも百回も言われたこと」の犬童一心。撮影を「たどんとちくわ」の小林達比古と「つぐみ」の蔦井孝洋が担当している。主演は、映画初出演の池脇千鶴と新人・南野公助、そして「虹をつかむ男」の田中裕子と「夢二」の沢田研二。関西テレビ開局40周年記念、芸術文化振興基金助成作品。
  • 何もかも百回も言われたこと

    犬童一心が、製作、監督を務めた初期の作品。脚本・出演: 西岡由美子。
  • 金魚の一生

    金魚すくいの金魚がたどる波瀾万丈な一生を、実写と絵を組み合わせたユニークな手法で描いた短編アニメーション。監督・脚本は「気分を変えて?」で79年のぴあフィルムフェスティバルに入選した犬童一心。撮影を高橋潔と成沢孝男が担当している。「二人が喋ってる。」の併映短編として公開された。キリンコンテンポラリー・アワード93最優秀作品賞受賞作品。キネコ。16ミリ。1995年11月3日大阪・キリンプラザ大阪にて上映。
  • 二人が喋ってる。

    お笑いという厳しい世界に身を投じた若手女性漫才コンビの揺れ動く心の機微をつづった青春コメディ。監督は「金魚の一生」の犬童一心で、本作で96年度の日本映画監督協会新人賞を受賞した。脚本は小林ひろとしと犬童の共同。撮影を田辺司が担当している。主演は、吉本興業の女性漫才コンビの“トゥナイト”。94年度製作作品。キネコ。16ミリ。1995年11月3日大阪・キリンプラザ大阪にて上映。
  • 赤すいか黄すいか

    大島弓子の原作を基に、監督の犬童一心と小林ひろとしが脚本を執筆。出演は山本裕子、富士栄秀也、毛利治子など。
  • 手を握る泥棒の物語

    『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心が、内山理名主演で描いたネット配信ドラマ。部屋の薄い壁の穴越しに偶然手と手を握り合ってしまった男女。このことをきっかけに、ふたりは次第に心を近づけていく…。アナザーストーリーなども入った特典映像付き。【スタッフ&キャスト】監督:犬童一心 原作:乙一 脚本:小林弘利 音楽:ゲイリー芦屋 出演:内山理名/忍成修吾/ピエール瀧/西山夏海



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「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ