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原ひさ子の関連作品 / Related Work
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借王 THE MOVIE 2000
悪徳システム金融に挑む、おなじみ借王たちの活躍を描く金融コメディのシリーズ第7弾。監督は「平成金融道 マルヒの女」の和泉聖治。土山しげると平井りゅうじによる原作コミックをベースに、「突破者太陽傳」の香月秀之が脚本を執筆。撮影を近森眞史が担当している。主演は、「修羅がゆく11 名古屋頂上戦争」の哀川翔、「平成金融道 マルヒの女」の夏樹陽子、「借王6 浪花相場師伝説」の志賀勝。他に、ゲストスターとして「平成金融道 マルヒの女」の宍戸錠が出演している。キネコ作品。50点 -
ワンダフルライフ(1999)
天国への入口で、人生を振り返り一番印象的な想い出を選択する死者たちと、彼らの手助けをする人々の交流を描いたファンタジックな人間賛歌のドラマ。監督は「幻の光」の是枝裕和。脚本も是枝監督自らが執筆。撮影を「肉筆浮世絵の発見」の山崎裕が担当している。主演は、モデル出身のARATA。98年度トロント映画祭出品、第46回サン・セバスチャン映画祭国際映画批評家連盟賞受賞、第16回トリノ映画祭最優秀脚本賞受賞、第20回ナント三大陸映画祭グランプリ受賞作品。スーパー16ミリからのブローアップ。70点 -
若人よ いのちと愛のメッセージ
高校生たちが初めて直面する妊娠、そして退学という文ぢに真摯に取り組み、性教育の必要性を痛感する高校教師たちの勇気ある行動を描いた教育映画で、無責任な性情報が氾濫している社会に警鐘を鳴らしている。高校生のSEX体験率が20パーセントを越えているという現代では、創られるべくして創られた映画といえそうである。監督は槇坪夛鶴子。 -
悪魔の手毬唄(1977)
古い因習と二大勢力、仁礼家と由良家の対立する鬼首村に次々と怪奇な連続殺人事件が突発するという横溝正史の同名小説の映画化。脚本は久里子亭、監督は「犬神家の一族」の市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。90点 -
超能力だよ全員集合!!
ドリフターズの「全員集合」シリーズ十三作目で、易者に扮したいかりや長介を中心に捲き起こす大騒動を描く。脚本は「喜劇 男の腕だめし」の田坂啓、監督は脚本も執筆している「にっぽん美女物語」の渡辺祐介、撮影は「大事件だよ 全員集合!!」の荒野諒一がそれぞれ担当。 -
その女を逃がすな
一人の女の生命を執拗に狙う刑務所帰りの殺人犯と、彼を追う二刑事の活躍を描いたもので原作は島田一男の「刑事部屋・青い顔の男」である。脚色は監督の中平康、監督は若杉光夫、撮影は「夜は俺のものだ」の井上莞。垂水悟郎・木城ゆかり・安井昌二・松下達夫らが出演している。 -
十七才の抵抗
戸田昭子の原作『可奈子』から「愛ちゃんはお嫁に」の池田一朗が脚色、「勝利者」の井上梅次が監督した。撮影は、「命も恋も」の永塚一栄。主演は、「月下の若武者」の浅丘ルリ子、長門裕之、津川雅彦、「女子寮祭」の轟夕起子、ほかに広岡三栄子、小林重四郎、白木マリ、冬木京三ら。 可奈子は高校三年、理知的で美しい娘だった。彼女の父は松川一座の座主で、この町の小屋主と契約して腰を落着けていた。初夏の風そよぐ海浜にある高等学校の校庭で、可奈子は級友達の羨望の眼差に囲まれていた。模擬試験の結果が発表され、相変らず彼女がトップであった。その夕方、下宿に迎えに来た一座の英吉と一緒に劇場に行った可奈子は、そこで若い継母の不倫を見てしまった。一方、可奈子と高級生の哲次とはよく喧嘩したが、その実二人とも心ではお互いに好き合っていた。ある日、可奈子たちは海沿いの道をサイクリングに出掛けたが、その途中可奈子は足を捻挫して、近くの哲次の家に担ぎ込まれた。そして哲次の両親から暖かくもてなされたが、その幸福な家庭に何故か可奈子の瞳はうるむのだった。その帰り、哲次たちは可奈子を下宿まで送って行った。しかし、その下宿には継母の由美が来ており、前に不倫を見られ興奮している由美は可奈子と激しくののしり合った。そして、可奈子の実母美也子も駈落ちして、いまは浅草でしがない女剣劇をしているのだと口走った。それから間もなく、可奈子が哲次たちに混じって東京へ模擬試験を受けに行ったのは、母美也子に会うためだった。東京に着いた可奈子たちは哲次の叔父の家に泊まったが、そこには靖子という可奈子と同じ年頃の美しい娘がいた。そして彼女は哲次の許婚と知り、可奈子は愕然とした。翌日、可奈子はやっと母に会ったが、それは可奈子が夢見ていた母ではなかった。彼女は一度に打ちひしがれた気持ちになった。--町に帰った可奈子は、由美が座員と駈落ちしたため芝居に穴をあけ、小屋の契約を解かれ困っている父に、自分が舞台に立つから旅興行に出ようと、強く父を励ますのだった。 -
8時間の恐怖
「修羅時鳥」の棚田吾郎と築地六郎の共同脚本を「浮草の宿」の鈴木清太郎が監督、「地底の歌」の永塚一栄が撮影するサスペンス・ドラマ。主なる出演者は「危険な関係(1957)」の金子信雄、「川上哲治物語 背番号16」の植村謙二郎、「牛乳屋フランキー」の利根はる恵。他に深見泰三、志摩桂子、柳谷寛、織田政雄、南寿美子など。 -
母のない子と子のない母と
「原爆の子」「花荻先生と三太」などの作品を作った民芸が、新教映株式会社と共同で製作したもの。製作は菅義雄と八名正の共同、壷井栄の原作から、「白痴」以来久しぶりの久板榮二郎が脚本を書き黒澤明の第一助手を勤めていた若杉光夫が演出に当っている。撮影は井上莞。出演者は宇野重吉、高野由美、北林谷栄、左卜全、斎藤美和などの民芸の人々に田中晋二のほかは現地の子供達が大勢出演している。 -
暴力の街(1950・日本)
日映演、映画人同盟協力作品で、原作は本庄事件のルポルタージュ「ペン偽らず」(同事件に活躍した朝日記者団の筆になる)である。製作はこの映画のために設けられた製作委員会が当り、脚本は「こんな女に誰がした」の八木保太郎と「わが愛は山の彼方に」いらいの山形雄策の共同で、演出には「戦争と平和」(龜井文夫と共同)「こんな女に誰がした」の山本薩夫があたる。カメラは「風の子」の植松永吉の担当。なお、その他のスタッフや俳優は、改めて解説するまでもなく東宝、松竹、大映等日映演さん下の各撮影所のメンバーをはじめ劇団関係の俳優まで網らしており、既成会社のワクをはずした規模の大きさは画期的である。 -
青い山脈(1949)
『若い人』『馬車物語』等の石坂洋次郎の原作を「「面影」の井手俊郎と今井正の協同脚色。「民衆の敵」「地下街二十四時間」の今井正が演出を担当する。カメラは「わが愛は山の彼方に」の中井朝一「春の饗宴」の池部良と「誘惑(1948)」「時の貞操」の原節子「面影」の龍崎一郎、新人杉葉子らが主演するほか若山セツ子、木暮実千代、飯野公子らが出演する。前篇。100点
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