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原一男の関連作品 / Related Work
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ニッポン国VS泉南石綿村
「ゆきゆきて、神軍」の原一男が、大阪・泉南アスベスト国賠訴訟に8年間密着したドキュメンタリー。2006年、泉南地域の石綿工場の元労働者とその家族が国を訴えた。国は70年前から石綿の健康被害を把握していたにもかかわらず、対策を怠っていたのだ。2017年釜山国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞、2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭市民賞受賞、2017年東京フィルメックス正式出品作品。2018年2月3日よりイオンシネマりんくう泉南にて先行公開。86点- 泣ける
- 考えさせられる
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シン・ゴジラ
「ゴジラ FINAL WARS」以来12年ぶりに日本で製作された「ゴジラ」シリーズ第29作目。「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明と「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の樋口真嗣が短編「巨神兵東京に現わる」に次いで、再びタッグを組んだ。現代日本にゴジラが出現。初めて直面する恐怖に、街中パニックに陥る……。自衛隊の全面協力のリアルな戦闘シーン、シリーズ最大の体長118.5メートルのゴジラがフルCGで造型され、リアリティを追求したストーリーとドキュメンタリータッチの演出で描き出す。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら総勢328名の日本俳優陣が結集。2016年第90回キネマ旬報ベスト・テン2位、日本映画脚本賞(庵野秀明)。2023年10月27日モノクロ化した「シン・ゴジラ:オルソ」が第4回「『ゴジラ‐1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」にて上映。75点- 感動的な
- 重厚感のある
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命て なんぼなん? 泉南アスベスト禍を闘う
2006年5月に始まり、13年冬にも判決を迎える泉南アスベスト国家賠償請求訴訟に密着したドキュメンタリー。映画は2008年7月の原告弁護団活動から追い始め、アスベストによる健康被害の現状もカメラにとらえる。監督・撮影は、「ゆきゆきて、神軍」、「全身小説家」で知られるドキュメンタリー界の鬼才・原一男。 -
アヒルの子
5歳のとき幸福会ヤマギシ会に預けられた監督・小野さやかが、自らを解放するために家族と対峙する姿を映すドキュメンタリー。日本映画学校の卒業制作として、制作された。同校で教鞭を執る「ゆきゆきて、神軍」の原一男が製作を担当。HOTDOCS国際ドキュメンタリー映画祭、シャドードキュメンタリー映画祭正式出品。 -
小川紳介と生きた人々 Devotion Ogawa Production
ドキュメンタリー映画作家・故小川紳介監督と、彼が主宰した映画製作集団・小川プロダクションの実態に迫る長篇ドキュメンタリー。監督はバーバラ・ハマー。撮影もハマー監督が担当している。第51回ベルリン国際映画祭出品、日本・アメリカ合作作品。βカム作品。ビデオプロジェクターによる上映。 -
我ら自身のドキュメント 97「CINEMA」塾 in HAGI
97年8月20から26日の一週間、山口県萩市で開催された「CINEMA塾」の夏期合宿に参加した塾生たちが、カメラに向かって語った映画にかけるそれぞれの"想い"を、ジャンルに分けて纏めた中篇ドキュメンタリー。尚、本作は同塾による長篇ドキュメンタリー「わたしの見島」の劇場公開を記念して併映された。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。 -
トキワ荘の青春
今から40年ほど前、石森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄ら、多くの明日を夢見る若いマンガ家たちが青春時代を過ごした実在のアパート“トキワ荘”での彼らの物語を、史実に基づいて描いたフィクション。監督は「東京兄妹」の市川準。脚本は市川と自主映画作家で「東京兄妹」でも共同脚本をつとめた鈴木秀幸、演出助手も兼ねた森川幸治の3人による共同。撮影も「東京兄妹」の小林達比古が担当した。主演のトキワ荘のリーダー格・寺田ヒロオに「GONIN」の本木雅弘、赤塚不二夫に「静かな生活」の大森嘉之がふんしたほか、小劇場、自主映画などで活躍する個性派が多数、実在のマンガ家役でキャスティングされている。96年度キネマ旬報ベストテン第7位。2021年2月12日より、デジタルリマスター版公開。(配給:カルチュア・パブリッシャーズ) -
全身小説家
作家・井上光晴の〈虚構と現実〉を、彼が癌により死に至るまでの5年間を追い描いたドキュメンタリー。「ゆきゆきて、神軍」(87)の原一男監督作品。「地の群れ」「虚構のクレーン」などで知られる戦後派の作家・井上光晴は、昭和52年に佐世保で文学伝習所を開いた。以後全国13ケ所に広がったその伝習所を中心に、彼は各地方で体当たりの文学活動を実践してきた。映画はその伝習所に集った生徒たちとの交流や、そして特に伝習所の女性たちが語るエピソード、文壇で数少ない交友を持った埴谷雄高、瀬戸内寂聴らの証言を通して、井上光晴の文学活動、〈生〉そのものを捉えていく。撮影準備直後、井上にS字結腸癌が発生し、いったん手術は成功するもののやがて肝臓へ転移していく。カメラは彼がその癌と戦う姿も生々しく撮り続けるが、平成4年5月、遂に井上光晴は死を迎える。映画はさらにその井上自身の発言や作品を通して語られた彼の履歴や原体験が詐称されていたということ、つまり、文学的な虚構であったという事実を、親族や関係者への取材を通してスリリングに明らかにしていく。そしてその虚構の風景を、映画はモノクロームのイメージシーンによって再現する。フィクションの映像をドキュメンタリーの中に取り入れることによって、まさに〈虚構と現実〉を生きた文学者の全体像に迫ろうとした、渾身の作品となった。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、同読者選出日本映画ベストテン第4位。80点 -
極私的エロス・恋歌1974
子どもを連れて沖縄へ旅立った元同棲相手を追い、自力出産を含む彼女の生き様をカメラに収めたドキュメンタリー。監督は「さよならCP」の原一男。製作は原の現同棲者でもある小林佐智子。16ミリ。89点- 手に汗握る
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セックスドキュメント 連続婦女暴行魔
成人映画。警察の取調室で婦女暴行魔が体験を語る。その体験談をドラマ部に導入したドキュメントタッチ作品。親告罪である強姦罪。世間体を考えて被害届けを出さないケースが多く、犯罪者にとっては実行し易い…。
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