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津川雅彦の関連作品 / Related Work
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アジア三面鏡2016:リフレクションズ
アジアの気鋭の映画監督3人が、“アジアで生きる”をテーマに作り上げたオムニバス作品。帯広の牧場で働いていたマニーは、ある日突然、不法滞在者として祖国フィリピンに強制送還されることに……(「SHINIUMA Dead Hourse」)。「SHINIUMA Dead Horse」「鳩 Pigeon」「Beyond The Bridge」の3篇から成るオムニバス。出演は「ボーン・レガシー」のルー・ヴェローソ、「後妻業の女」の津川雅彦、「テラフォーマーズ」の加藤雅也。監督は「キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-」でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したフィリピンのブリランテ・メンドーサ、「リバーズ・エッジ」の行定勲、カンボジア出身の女性監督ソト・クォーリーカー(「シアター・プノンペン」)。 -
HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION
EXILE TRIBEを中心に企画されたアクションシリーズの劇場版最終章。史上最大の敵・九龍グループの攻勢を受けて、壊滅的な被害を受けたSWORD地区。この危機に、SWORDを始め、対立していた男たちが集結し、九龍グループに戦いを挑む。「たたら侍」のAKIRA、『戦力外捜査官』のTAKAHIROらEXILE TRIBEのメンバーに加え、「後妻業の女」の津川雅彦、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の岸谷五朗など、豪華キャストが総出演。80点 -
HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY
ダンス&ヴォーカルユニットEXILEや関連メンバーによる総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW』劇場版続編。最凶のスカウト集団DOUBTのリーダー林蘭丸が出所。決裂したロッキー率いるWhite Rascalsを潰しにかかる。『EXILE』のリーダーであるHIROの企画プロデュースのもと、総勢100名を超すキャスト陣が集結。監督は「ROAD TO HiGH&LOW」「HiGH&LOW THE MOVE」の久保茂昭と、ドラマ『HiGH&LOW SEASON 2』を手がけた中茎強。80点 -
生きとし生けるもの(2017)
映像作家・カメラマンの今津秀邦が、北海道の雄大な自然の中に生きる野生動物の日常を捉えたドキュメンタリー。5年の歳月を費やし、8万羽ものマガンのねぐら立ち、キタキツネの子育てなど、様々な命の輝きを撮影。旭川市旭山動物園元園長の小菅正夫が監修。また、旭山動物園を題材にした「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」でメガホンを取った俳優・津川雅彦がナレーションを担当する。 -
たたら侍
EXILE HIROプロデュースのもと、劇団EXILEの青柳翔と錦織良成監督が「渾身 KON-SHIN」に続いてタッグを組んだ時代劇。戦国時代末期、奥出雲に伝わる幻の鋼を代々作る家に生まれた伍介は、村を守るために強くなろうと侍を志すが……。ほか、ダンス&ヴォーカルユニットEXILEおよび三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのパフォーマー小林直己、「0.5ミリ」の津川雅彦らが出演。第40回モントリオール世界映画祭最優秀芸術賞受賞作品。劇場公開に先駆け、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017にて上映(上映日:2017年3月4日)。 -
涙の数だけ笑おうよ 林家かん平奮闘記
脳溢血の後遺症と闘いながら活動を続ける車椅子の落語家、林家かん平を追ったドキュメンタリー。リハビリ生活や同居する母の介護に苦労しながらも、芸人仲間や同級生たちに支えられ、自らの体験を基にした創作落語を高座で披露するまでを映し出す。監督・編集は「アイドル7×7監督 vol.2 傷女子」の竹藤恵一郎。ナレーションを「0.5ミリ」の津川雅彦が務める。 -
ゆずの葉ゆれて
松原智恵子の芸歴55周年を記念して製作されたヒューマンドラマ。隣家に住むジイちゃんが亡くなって悲しむ小学4年生の武。そこに見知らぬ少年ヒサオが現れ、宝探しに誘われた武は柚子の木の下から掘り出した古い煙草の缶をユウコという女性に渡すよう頼まれる。児童文学作家の佐々木ひとみによる椋鳩十児童文学賞受賞作『ぼくとあいつのラストラン』を原作に、本作が劇場用長編映画デビューとなる神園浩司監督が映画化。共演は「0.5ミリ」の津川雅彦、本作が映画初出演の山時聡真、「陰獣」の西村和彦、「おしん」の小林綾子、「飛べ!ダコタ」の芳本美代子、「陽光桜 YOKO THE CHERRY BLOSSOM」の真由子。 -
陽光桜 YOKO THE CHERRY BLOSSOM
戦死した教え子たちの鎮魂と世界恒久平和への願いを託し桜の新品種「陽光」を生みだした元教師の実話を映画化。各戦地で若き命を落とした生徒たちの慰霊のため、高岡正明はどのような気候でも花を咲かせる桜の新種作りに半生を捧げるが……。原作・脚本・監督は「ポチの告白」の高橋玄。出演は「武士の一分」の笹野高史、「ナニワ銭道」の的場浩司、「おもちゃ」の宮本真希、「女帝 春日局」の長谷直美。2015年11月14日より愛媛県シネマルナティックにて先行上映。 -
リトルプリンス 星の王子さまと私
世界中で愛され続けているアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説『星の王子さま』に登場する王子さまとかつて出会った老飛行士の願いを叶えるため、9歳の少女が王子さまを探す冒険に出るファンタジー・アニメーション。監督は「カンフー・パンダ」のマーク・オズボーン。「恋におちたシェイクスピア」のイリーナ・ブリヌルと「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」のボブ・パーシケッティが脚本を担当している。日本語吹替版では主人公の声をテレビドラマ『明日、ママがいない』の鈴木梨央、主人公のお母さんの声を「とらばいゆ」の瀬戸朝香、隣りに住む老飛行士の声を「マルサの女」の津川雅彦が担う。3D・2D同時上映。80点 -
向日葵の丘 1983年・夏
30年ぶりに故郷に帰った主人公が直面する現実と、名画座で過ごした80年代の日々を描く青春ドラマ。出演は、「野のなななのか」の常盤貴子、「能登の花ヨメ」の田中美里、「築城せよ!」の藤田朋子、「先輩と彼女」の芳根京子、「東京シャッターガール」の藤井武美。監督・脚本は、「朝日のあたる家」の太田隆文。 -
救いたい
麻酔科医として患者を懸命に守り、また地域医療に奔走する夫を支える女性を通し、東日本大震災からの復興に向けひたむきに生きる人々を描いたヒューマンドラマ。国立病院機構仙台医療センターで麻酔科医長等を務める川村隆枝が、あまり知られていない麻酔科医の姿や自身の体験談を綴ったエッセー『心配ご無用――手術室には守護神がいる』を映画化。監督は「大河の一滴」「ハチ公物語」の神山征二郎。苦難を乗り越え前向きに生きようとする麻酔科医を「セカンドバージン」「ラヂオの時間」の鈴木京香が、被災地での診療に身を捧げる夫を「沈まぬ太陽」「伊豆の踊子」の三浦友和が演じる。前売券の売上の一部が、地域医療振興に向け寄付される。80点 -
0.5ミリ
生活のため町で見かけた訳ありの老人の家に押しかけ身の回りの世話をするヘルパーと、彼女と触れ合ううちに固く閉ざした心を開き生の輝きを取り戻していく老人たちを描いた人間ドラマ。デビュー作「カケラ」で満たされない女心を描いた安藤桃子監督が、8年におよぶ介護体験に着想を得た自身の小説を映画化。癖の強い老人たちと真正面からぶつかっていくヘルパーを「かぞくのくに」で第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を、「愛と誠」他で同助演女優賞のダブル受賞を果たした実妹の安藤サクラが演じる。ほか、「カンゾー先生」の柄本明、漫才師の坂田利夫、「沈まぬ太陽」の草笛光子、「マルサの女」の津川雅彦らが出演。2014年10月24日より、高知県・高知城西公園内『0.5ミリ』特設劇場にて先行公開。80点 -
ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!
2013年に放映されたテレビシリーズ『ウルトラマンギンガ』の番外編。久しぶりに集まった降星町の仲間たちが、様々な怪獣にライブするうちに思わぬ出来事に巻き込まれていく様子を描く。監督は「デスカッパ」の原口智生。出演は「ジョーカーゲーム」の根岸拓哉、「ジョーカーゲーム 脱出(エスケープ)」の宮武美桜、「東京シャッターガール」の雲母。同時上映は「大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア VEROKRON hunting」。 -
偉大なる、しゅららぼん
摩訶不思議な世界観が多くの読者を惹きつけ、『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』など映像化が相次ぐ万城目学のファンタジー小説を映画化。代々琵琶湖から不思議な力を授かっている一族の跡取り息子の恋敵がライバル関係にある一族の末裔であったことから両家は対立、世界を滅ぼしかねない事態となる。監督はCMディレクターで映画「犬とあなたの物語 いぬのえいが」を手がけた水落豊。不思議な力を持つ一族の跡取りで生きる伝説と言われる男子高校生を「みなさん、さようなら」「鴨川ホルモー」の濱田岳が、修行のため一族の元に居候しにくる分家の男子高校生を「潔く柔く」「プリンセス トヨトミ」の岡田将生が演じている。70点 -
ストロベリーナイト
誉田哲也の人気ミステリー小説『姫川玲子シリーズ』を原作にしたテレビドラマの劇場版。警視庁捜査一課で活躍する才色兼備の女刑事・姫川玲子が、ヤクザを狙った連続殺人事件に挑む。出演は「はやぶさ/HAYABUSA」の竹内結子、「CUT」の西島秀俊、「終の信託」の大沢たかお。監督は「キサラギ」の佐藤祐市。70点 -
あしたのジョー(2010)
高森朝雄・ちばてつや原作による同名ボクシング漫画を実写映画化。主人公・矢吹丈が宿命のライバル・力石徹と出会い、やがてリング上で対決するまでを描く。監督は「ICHI」の曽利文彦。出演は「映画 クロサギ」の山下智久、「十三人の刺客」の伊勢谷友介、「ラブコメ」の香里奈、「SP 野望篇」の香川照之、「老人の恋 紙の力士」の勝矢など。 -
死刑台のエレベーター(2010)
1957年にルイ・マルが発表したフィルム・ノワールの傑作を、舞台を日本に置き換えてリメイク。不倫関係にある男女が、女の夫の殺害計画を立てるが、手違いから計画が破綻してゆく。出演は「のだめカンタービレ 最終楽章」二部作の吉瀬美智子、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の阿部寛。監督は「いつか読書する日」の緒方明。 -
ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢
1989年から始まったクレイ・アニメ「ウォレスとグルミット」シリーズの短編作品。いつも奇想天外な発明で騒動を起こすウォレスと愛犬グルミットはパン屋を始めるが、パン屋を狙った殺人事件に巻き込まれる。2008年にTV放映されたイギリスで視聴率58%を記録した。監督は、「チキン・ラン」のニック・パーク。 -
ジャイブ 海風に吹かれて
多様な価値観と、あっという間に過ぎ行く日々に翻弄される現代人たち。そんな現代社会に生きる一組の男女が、北海道の雄大な自然の中で、お互いの空白を認め合う旅へと走り出す様を描いた“大人の青春映画”。いつまでも少年の心を忘れない主人公・哲郎を演じるのは、「60歳のラブレター」の石黒賢。高校時代の同級生・由紀役には、「それでもボクはやってない」の清水美沙。監督は89年に成人映画「獣-けだもの-」で監督デビュー以来、“ピンク四天王”のひとりとして数々の話題作を発表し、最近では「PERFECTBLUE夢なら醒めて…」(02)、「ちゃんこ」(05)などの一般映画でも英才を魅せるサトウトシキ。 -
旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ
今や年間入園者数300万人を越え、絶大な人気を誇る北海道の旭山動物園。廃園寸前だったこの動物園が、園長を始めとした職員たちの努力によって再生してゆく姿を、実話を元に描く。長年、園で働き、95年から園長を務める小菅正夫氏が原案を担当。出演は「ザ・マジックアワー」の西田敏行、「ハッピーフライト」の中村靖日。2009年1月24日より、北海道・旭川市内先行公開。 -
次郎長三国志(2008)
「寝ずの番」のマキノ雅彦が、叔父であるマキノ雅弘監督の人気シリーズ“次郎長三国志”をリメイク。次郎長の夫婦愛を軸に、多彩なチャンバラ場面を盛り込んだ正統派時代劇に仕上げた。出演は、「壬生義士伝」の中井貴一、「血と骨」の鈴木京香、「死の棘」の岸部一徳、「武士の一分」の笹野高史、「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市。80点 -
落語娘
最近ブーム再燃が囁かれる日本の伝統芸能「落語」をテーマに、その世界に単身飛び込んで青春を賭けた女性と、業界の異端児と呼ばれた師匠の物語。落語界の知られざる裏事情、さまざまな演目、特にいわくつきの「緋扇長屋」にまつわるエピソードなど、ディテールへのこだわりが楽しめる一作だ。現役の落語家たちが監修に参加、楽屋での細かい所作から小物まで徹底指導しているという。マキノ雅彦として落語をモチーフとした映画『寝ずの番』を監督したこともある津川雅彦の、クライマックスで見せる漂漂とした話芸もさることながら、猛稽古を経て臨んだミムラの落語シーンは見逃せない。「寿限無」「景清」などの演目を見事に披露している。 -
相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
テレビドラマとして、長寿シリーズを誇る「相棒」の映画版。頭脳明晰な英国紳士風の杉下左京を演じるのは、「青春の殺人者」「幸福」の水谷豊。そのバディであり、熱血漢でお人好しな亀山薫は、劇団スーパー・エキセントリック・シアター出身の寺脇康文。他の出演者は、テレビ版でレギュラーの鈴木砂羽、高樹沙耶、岸部一徳らに加え、西田敏行、平幹二朗、本仮屋ユイカらがゲスト出演。脚本は「UDON」の戸田山雅司、監督は「この胸のときめきを」の和泉聖治。 -
プルコギ THE 焼肉 MOVIE
“焼肉”を巡る戦いを描く料理対決映画。監督はCM・MTVディレクターの具秀然。脚本はコピーライター、CFプランナーの具光然。主演は松田龍平。共演は山田優、ARATA。木下恵介監督の「女の園」(1954)でデビューして以来、数多くの映画作品に貢献してきた名優・田村高廣の遺作となった。 -
蒼き狼 地果て海尽きるまで
モンゴル建国の英雄チンギス・ハーンを描いたエンタテインメント作品。構想二十七年、総製作費三十億円、四ヶ月に渡るモンゴルロケを敢行した超大作。主演は、反町隆史(「男たちの大和/YAMATO」)、菊川怜(「ゴジラ FINAL WARS」)、若村麻由美(「LAST SCENE)。監督は「時雨の記」の澤井信一郎。 -
DEATH NOTE デスノート the Last name
名前を書き込まれた人間を死に至らしめるノートを手に入れ、犯罪者を独自に粛清する青年と、事件を捜査する探偵の頭脳戦を描くサスペンス・ドラマの後編。2冊目のデスノートが現われ、混乱は更に加速する。『週刊少年ジャンプ』で連載された同名マンガを原作に、前編「DEATH NOTE デスノート」の金子修介が監督。藤原竜也、松山ケンイチら出演者も続投。前編公開から約半年後に封切られ、邦画初の前・後編連続公開となった。70点 -
DEATH NOTE デスノート(2006)
名前を書き込まれた人間を死に至らしめるノートを手に入れ凶悪犯を独自に粛清する青年と、事件を捜査する探偵の頭脳戦を描くサスペンス・ドラマ。『週刊少年ジャンプ』で連載された同名マンガを原作に「あずみ2」の金子修介が監督。出演は「バトル・ロワイアル」シリーズの藤原竜也と「NANA」の松山ケンイチ。公開から半年後の2006年11月に後編が公開され、邦画初の前・後編連続公開となった。70点 -
燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY
商品開発と会社再建に賭けるサラリーマンの姿を描いた高杉良の経済小説『燃ゆるとき』『ザ エクセレント カンパニー/新・燃ゆるとき』を、「竜二 Forever」の細野辰興監督が映画化。出演は「寝ずの番」の中井貴一、「バッシング」の大塚寧々、「THE 有頂天ホテル」の津川雅彦。 -
THE 有頂天ホテル
大晦日の高級ホテルを舞台に、従業員と宿泊客がホテル内で続発するトラブルに巻き込まれててんやわんやしつつ、それぞれにとって特別な出来事を控えたこの1日を乗り切ろうと奮闘する様を“グランドホテル”形式で描くシチュエーションコメディ。出演は役所広司、松たか子、香取慎吾。監督・脚本は三谷幸喜。70点 -
劇場版 ナニワ金融道 灰原勝負! 起死回生のおとしまえ!!
『週刊モーニング』に1990年から1997年まで連載され、金融業者の実態を生々しく描き大ヒットした社会派マンガが劇場用映画化。主人公・灰原を演じるのは、テレビ『ウルトラマンコスモス』、映画「ウルトラマンコスモスVSウルトラマジャスティス」で主役を務めた杉浦太陽。 -
油断大敵(2003)
刑事と泥棒の間に芽生えた奇妙な絆を描いた人間喜劇。監督は、本作が初監督作品となる脚本家の成島出。飯塚訓によるドキュメンタリー短編集『捕まえるヤツ 逃げるヤツ』を基に、「宣戦布告」の小松與志子と「少女 an adolescent」の真辺克彦が共同で脚色。撮影を「半落ち」の長沼六男が担当している。主演は、「ドッペルゲンガー」の役所広司と「花」の柄本明。 -
いつかA列車に乗って
内田吐夢監督の名作「たそがれ酒場」(55)のリメイクで、作詞家・荒木とよひさの初監督作品。とあるジャズBARを舞台に、店を訪れた市井の人々の人生の一瞬を切り取った群像ドラマ。出演は、津川雅彦小林桂樹、峰岸徹、栗山千明、真矢みき。サックス奏者加藤大治郎、佐々木エヘラ俊一、松林末太郎といった豪華ジャズメンが迫力の演奏を聴かせる。 -
バトル・ロワイアルII 鎮魂歌
新法の下、戦うことを余儀なくされた子供たちの苦悩を描いた青春アクションの続編。監督は、本作撮影中に他界した「バトル・ロワイアル 特別篇」の深作欣二と、後を引き継ぎ監督デビューした深作健太。脚本は、深作健太と「記憶の音楽 Gb」の木田紀生の共同。撮影を「卒業」の藤澤順一が担当している。出演は、藤原竜也、前田愛、忍成修吾、竹内力ら。後に20分の未公開シーンを加えた再編集版「バトル・ロワイアルII【特別篇】REVENGE」が製作され、2005年にDVDで発表されている。 -
ぷりてぃ・ウーマン(2003)
実在するおばあちゃん劇団をモデルに、芝居に第二の人生を見出した老女たちの奮闘ぶりを活写したコメディ。監督は「ショムニ」の渡邊孝好。脚色は「ダンボールハウスガール」の高橋美幸と「OL忠臣蔵」の真崎慎の共同。撮影を「月のあかり」の安田圭が担当している。主演は「狗神」の淡路恵子と「13階段」の西田尚美。90点 -
伝説のやくざ ボンノ
戦前から愚連隊のボスとして名を馳せ、ヤクザになった男・菅田政雄の半生を描くやくざ映画。正延哲士の同名小説の映像化。監督は辻裕之。出演は松方弘樹、千葉真一ほか。ビデオでは「烈火の章」(88分)「落日の章」(80分)と二部作でリリースされた。60点 -
ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃
日本を襲う破壊神・ゴジラと、それを迎え撃つ3大聖獣のバトルを描く、人気怪獣映画のシリーズ第25作。監督は「クロスファイア」の金子修介。脚本は、「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」の長谷川圭一と「溺れる魚」の横谷昌宏、金子監督の共同。撮影を「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の岸本正広が担当している。主演は、「6週間 プライヴェートモーメント」の新山千春と「かあちゃん」の宇崎竜童。70点 -
RED SHADOW 赤影
光ある平和の為に影となって働く若い忍者たちの活躍を、新感覚で描くビジュアル系時代活劇。監督は「STEREO FUTURE SF episode 2002」の中野裕之。横山光輝による原作キャラクターを基に、「東京★ざんすっ/ランニング・フリー」の斉藤ひろしと「STEREO FUTURE SF episode 2002」の木村雅俊が共同で脚本を執筆。撮影を「天国から来た男たち THE GUYS FROM PARADISE」の山本英夫が担当している。主演は「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS」の安藤政信。東映創立50周年記念作品。40点 -
ムルデカ MERDEKA 17805
第二次世界大戦後、インドネシアに留まり独立戦争に参加した日本人将校の姿を、事実に基づいて描いたドラマ。監督は「sanctuary サンクチュアリ」の藤由紀夫。脚本は「北京的西瓜」の石松愛弘。撮影監督に「クロスファイア」の高間賢治、撮影に「英二」の戸澤潤一があたっている。主演は「花のお江戸の釣りバカ日誌」の山田純大。尚、タイトルの“ムルデカ”とはインドネシア語で“独立”を意味し、“17805”はインドネシアが独立宣言した日を日本の皇紀“2605年8月17日”で表したものである。 -
プライド 運命の瞬間
A級戦犯として逮捕され、東京裁判で死刑判決を受けた東條英機の名誉と真実をかけた”闘い”を、その人物像を中心に描いた人間ドラマ。監督は「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」で総監督を務めた伊藤俊也。脚本は、「東雲楼・女の乱」の松田寛夫と伊藤の共同。撮影を「ご存知!ふんどし頭巾」の加藤雄大が担当している。主演は「Looking For」の津川雅彦。90点 -
Looking For
病床の母の為、20年前に蒸発した父を探す旅に出た女性の成長を描く青春ロード・ムービー。監督は「ソクラテス」の鶴巻日出雄。脚本は小林弘利。撮影を「ソクラテス」の東原三郎が担当している。主演は「ママレード・ボーイ」の國府田マリ子。スーパー16ミリからのブローアップ。 -
身も心も
複雑な過去を持ち、いまだに青春を引きずる全共闘世代の男女4人の愛の彷徨を描いた心理ドラマ。神代辰巳、藤田敏八、根岸吉太郎、澤井信一郎などの監督と組んで、多くの傑作を生み出してきた脚本家の荒井晴彦が、鈴木貞美の同名小説をもとに、自らの体験を重ね合わせて脚色、さらに初監督にも挑戦した。撮影は「東京兄妹」の川上皓市が担当している。主演は「ダブルベッド」でも荒井の分身といえる作詞家を演じた「誘拐」の柄本明に、「ありふれた愛に関する調査」で荒井自身を投影した探偵役を演じた「恋極道」の奥田瑛二。相手役に「いさなのうみ」の永島暎子と、「極道の妻たち 危険な賭け」のかたせ梨乃。97年度キネマ旬報ベスト・テン第7位。0点 -
マルタイの女
殺人事件の現場を目撃してしまった女優が、身辺保護の刑事に守られながら困難を乗り越え、裁判で証言台に立つまでの姿を描いた社会派コメディ。監督・脚本は「スーパーの女」の伊丹十三で、これが監督としての第10作目だったが、映画が公開された後の97年12月20日に突然の飛び降り自殺をしてこの世を去ったため、同時に遺作ともなった。撮影は「スーパーの女」の前田米造が担当している。主演は伊丹映画全作品に出演している「スーパーの女」の宮本信子。共演に「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」の西村雅彦、「さすらいのトラブル・バスター」の村田雄浩ほか。「ラヂオの時間」と併せて西村が本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞した。タイトルにもなっているマルタイとは、警察用語で身辺保護の対象者を意味し、92年の「ミンボーの女」の公開直後に伊丹が暴力団の男たちに斬りつけられた事件が起きた際に、伊丹自身と夫人の宮本信子が、実際にマルタイとなった経験をもとに本作が作り上げられた。 -
私たちが好きだったこと
偶然の出会いから、2LDKの公団マンションで奇妙な同居生活を始めることになった4人の男女の心の機微を描いた恋愛ドラマ。監督は「トイレの花子さん(1995)」の松岡錠司。俳優の岸谷五朗が、数多くの映画化作品で知られる宮本輝の同名小説の映画化を思い立ち、企画も兼ねて主演している。脚本は「集団左遷」の野沢尚。撮影は「イグナシオ」の石井勲が担当した。主演の4人の男女には「バースデイプレゼント」の岸谷のほか、「GONIN2」の夏川結衣、「バースデイプレゼント」の寺脇康文、「イグナシオ」の鷲尾いさ子。 -
忠臣蔵外伝 四谷怪談
鶴屋南北原作の怪談「東海道四谷怪談」を、原点に帰って忠臣蔵の物語と融合させ、元赤穂藩侍の民谷伊右衛門と湯女・お岩との恋愛劇の中に四十七士の吉良邸討ち入りのドラマを織り込んだ時代劇。監督は「いつかギラギラする日」の深作欣二。脚本は深作と古求の共同、撮影は石原興が担当。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第2位、同読者選出日本映画ベストテン第2位。80点 -
女ざかり(1994)
初めて書いた社説がもとで忍び寄る権力に対する女性論説委員の抗戦と、彼女を巡る人間模様を描くドラマ。監督は「水の旅人 侍KIDS」の大林宣彦。丸谷才一の同名ベストセラー小説(文藝春秋・刊)を原作に、脚本は野上龍雄、渡辺善則、大林の共同。撮影は坂本典隆が担当。主演の“女ざかり”南弓子には吉永小百合が扮するほか、豪華スターが共演している。スーパー16ミリ。 -
墨東綺譚(1992)
墨東(ぼくとう)、玉ノ井に咲いた可憐な娼婦お雪との狂おしいまでのロマンスを中心に、文化勲章受賞作家であり、一代の遊蕩児であった永井荷風の半生を描く。脚本・監督は「さくら隊散る」の新藤兼人。撮影は同作の三宅義行がそれぞれ担当。 -
ありふれた愛に関する調査
しがない中年探偵の孤独の日々と淡い恋心を哀愁漂うタッチで描いたハード・ボイルド。関川夏央原作『名探偵に名前はいらない』の映画化で、脚本は「リボルバー」の荒井晴彦が執筆。監督は「…これから物語 少年たちのブルース」の榎戸耕史。撮影は「殺人がいっぱい」の野田悌男がそれぞれ担当。 -
いつかどこかで(1992)
建設会社に勤める男と、彼のライバル会社に勤める非情なキャリア・ウーマンとの恋を描いたラヴ・ストーリー。脚本・監督は本作が第1回作品となるミュージシャンの小田和正。撮影は西浦清がそれぞれ担当。 -
極道の妻たち 最後の戦い
二つに割れて対立する関西の広域暴力団の抗争の前面に立つ極妻たちの姿を描く。家田荘子原作の同名小説の映画化第四弾で、脚本は「女帝 春日局」の高田宏治が執筆。監督は「アナザーウェイ D機関情報」の山下耕作、撮影は「女帝 春日局」の木村大作がそれぞれ担当。70点 -
せんせい(1989)
廃校が近い東京・下町の中学校を舞台に型破りな教師と生徒たちとのふれあいを描く。脚本は「ガラスの中の少女(1988)」の車森孝子が執筆。監督は「双子座の女」の山城新伍、撮影は「橋(1988)」の鈴木耕一がそれぞれ担当。主題歌は、上田正樹(「望郷」)。