- キネマ旬報WEB トップ
- 小林桂樹
小林桂樹の関連作品 / Related Work
-
そばにいるよ! 自閉症(オーティズム)と車椅子の監督
劇映画「星の国から孫ふたり」が遺作となった槙坪夛鶴子監督を追ったドキュメンタリー。リウマチが進行し車椅子での演出を余儀なくされた姿や、車椅子で全国を回る上映活動、また自閉症を持つ家族への取材も記録した。監督は、本作が初の劇場公開作品となる床波ヒロ子。文部科学省選定作品、あいち国際女性映画祭上映作品。 -
転校生 さよならあなた
思春期の男女が、心と身体の入れ替わりを通し、自分自身や周囲を改めて見つめ、成長していく過程を、爽やかに描く青春ファンタジー。監督は1982年版「転校生」でもメガホンをとった大林宣彦。原作は、過去の同名作品と同様に山中恒作「おれがあいつで あいつがおれで」であるが、舞台を尾道から信州へ移し、リメイクではなく新たな「転校生」を、という意気込みで作られている。ヒロインは、三万人以上のオーディションを勝ち抜いた期待の新人・蓮佛美沙子。70点 -
いつかA列車に乗って
内田吐夢監督の名作「たそがれ酒場」(55)のリメイクで、作詞家・荒木とよひさの初監督作品。とあるジャズBARを舞台に、店を訪れた市井の人々の人生の一瞬を切り取った群像ドラマ。出演は、津川雅彦小林桂樹、峰岸徹、栗山千明、真矢みき。サックス奏者加藤大治郎、佐々木エヘラ俊一、松林末太郎といった豪華ジャズメンが迫力の演奏を聴かせる。 -
告別
人生に疲れた中年サラリーマンの心の再生を描いたファンタジー。監督は「淀川長治物語 神戸篇 サイナラ」の大林宣彦。赤川次郎による原作を基に、「あの、夏の日―とんでろ じいちゃん―」の石森史朗と大林監督が共同で脚色。撮影を「淀川長治物語 神戸篇 サイナラ」の稲垣涌三が担当している。主演は「RUSH! ラッシュ」の峰岸徹。尚、本作はデジタルBS局・BS―iのデジタル・ハイビジョン・ドラマとして制作され、『ハイブリッド・ムービー2001』の中で2001年2月24日放映された。平成13年度日本民間放送連盟賞ドラマ部門最優秀賞、ハイビジョン国際映像祭2001ドラマ部門アストロラビウム賞(最優秀賞)受賞、2000年度日本映画撮影監督協会撮影賞作品。Full HD作品。DLP上映。 -
あの、夏の日 とんでろ じいちゃん
夏の尾道を舞台に、おじいちゃんと孫の少年が繰り広げる不思議な冒険を描いたファンタジー。監督は「風の歌が聴きたい」の大林宣彦で、同監督による『新・尾道三部作』の最終作。山中恒による『とんでろじいちゃん』を、「故郷」の石森史郎と大林監督が共同脚色。撮影を「風の歌が聴きたい」の坂本典隆が担当している。主演は、「SADA」の小林桂樹と子役・厚木拓郎。 -
耳をすませば(1995)
少女期の恋と出会いの奇跡をテーマに描いたアニメーション。監督はこの作品がデビュー作となる近藤喜文。脚色・絵コンテ・製作プロデューサーには「紅の豚」の宮崎駿が名を連ねている。 -
刑事物語5 やまびこの詩
狙われる美人姉妹をたった一人で守りぬく片山刑事の姿を描いた「刑事物語」シリーズの第5作目。片山蒼の原案をもとに、片山、榎本修、鳥井欽圭が脚本を共同執筆。監督は「刑事物語3 潮騒の詩」の杉村六郎、撮影は「ウホッホ探険隊」の丸池納がそれぞれ担当。80点 -
紳士同盟(1986)
たて続けに詐欺に欺されてしまった女子大生が、お金に窮した仲間たちとコン・ゲームを始める姿を描く。小林信彦原作の同名小説の映画化で、脚本は「ア・ホーマンス」の丸山昇一、監督は「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ担当。 -
エル・オー・ヴィ・愛・N・G
ファッション界を舞台に殺人事件に巻き込まれたひとりの青年の野望と愛を描く。脚本は「陽暉楼」の高田宏治、監督は「日本海大海戦 海ゆかば」の舛田利雄、撮影は「TOSHI_in_TAKARAZUKA_Love_Forever ラブ・フォーエバー」の西垣六郎がそれぞれ担当。 -
スリランカの愛と別れ
スリランカを舞台に展開する様々な四つの愛のドラマを描いた恋愛映画。原作・脚本・監督は「なつかしき笛や太鼓」の木下恵介、撮影は「デルス・ウザーラ」の中井朝一がそれぞれ担当。 -
男はつらいよ 葛飾立志篇
“男はつらいよ”シリーズ第16作目。今回は教養を身につけようと心機一転して学問を始めた寅さんを描く。脚本は「同胞 はらから」の朝間義隆、原作・監督は脚本も執筆している同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。 -
日本沈没(1973)
日本海溝の異変から日本列島が沈没すると予測した博士を中心に、日本民族救出のためのプロジェクト・チームが秘密裡に結成され、活動する様と、列島が大異変をくり返しながら沈没するまでを描く。脚本は「現代任侠史」の橋本忍、監督は「放課後」の森谷司郎、撮影は「日本侠花伝」の村井博と、木村大作がそれぞれ担当。90点 -
にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻
「にっぽん三銃士」第二部。世代も、職業も、考え方もまるっきり違う戦中、戦後、戦無派の代表選手が九州・博多を舞台にシンジゲートの大組織を敵にまわして大活躍する喜劇。脚本は「にっぽん三銃士 おさらば東京の巻」の長野洋、監督は同作の脚本も執筆している岡本喜八、撮影も同作の村井博がそれぞれ担当。 -
にっぽん三銃士 おさらば東京の巻
四十代の戦中派、三十代の戦後派、二十代の戦無派と思想も、職業も、年令も全く違う三人が意気投合し、大騒動をひき起こす。原作は五木寛之の同名小説で、第一部“おさらば東京の巻”第二部、“博多帯しめ一本どっこの巻”と二部構成のうちの第一部。脚本は「雨は知っていた」の長野洋、監督は脚本も執筆している「激動の昭和史 沖縄決戦」の岡本喜八、撮影も同作の村井博がそれぞれ担当。 -
紙芝居昭和史 黄金バットがやって来る
時代と共に移り変る紙芝居を描いた、加太こうじ原作の『紙芝居昭和史、拍子木の音が聞える』の映画化。脚本は「昭和ひとけた社長対ふたけた社員 月月火水木金金」の笠原良三。監督、撮影も同作の石田勝心と志費邦一がそれぞれ担当。 -
昭和ひとけた社長対ふたけた社員 月月火水木金金
新社長シリーズ第二作。脚本はシリーズ前作「昭和ひとけた社長対ふたけた社員」の笠原良三。監督は「父ちゃんのポーが聞える」の石田勝心。撮影も同作の志賀邦一がそれぞれ担当。 -
父ちゃんのポーが聞える
現代の医学では治療の方法すら発見されていない、筋肉が萎縮してしまうハンチントン舞踊病という病気と戦いながら、ベットの中で綴った松本則子という一少女の詩集『父ちゃんのポーが聞こえる』の映画化で、死に直面しながらも、けなげに生きようとする少女の心理を追求する。脚本は「昭和ひとけた社長対ふたけた社員」の笠原良三。監督・撮影も同作の石田勝心と志賀邦一がそれぞれ担当。 -
激動の昭和史 沖縄決戦
沖縄戦を舞台に、十万の軍人と十五万の民間人の運命を描く。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「座頭市と用心棒」の岡本喜八。撮影は「学園祭の夜 甘い経験」の村井博がそれぞれ担当。1971年7月17日より、東京・日比谷映画にて先行ロードショー。90点 -
昭和ひとけた社長対ふたけた社員
二代目社長森繁久弥に代って三代目の小林桂樹が登場の社長シリーズ三十五作目。脚本は「激動の昭和史 軍閥」の笠原良三。監督は「喜劇 三億円大作戦」の石田勝心。撮影も同作の志賀邦一が各各担当。 -
首
正木ひろしの原作『弁護士』(講談社刊)を、「日本のいちばん長い日」の橋本忍が脚色、「育ちざかり」の森谷司郎が監督した実話の映画化。撮影は「ドリフターズですよ! 前進前進また前進」の中井朝一。 -
日本のいちばん長い日(1967)
大宅壮一名義(実際の著者は当時編集者だった半藤一利)で当時の政治家宮内省関係、元軍人や民間人から収録した実話を編集した同名原作(文芸春秋社刊)を、「上意討ち -拝領妻始末-」の橋本忍が脚色し、「殺人狂時代」の岡本喜八が監督した終戦秘話。撮影は「喜劇 駅前競馬」の村井博。90点 -
けものみち(1965)
松本清張の同名小説を、「大根と人参」の白坂依志夫と「君も出世ができる」の須川栄三が共同で脚色、須川栄三が監督した推理もの。撮影は「自動車泥棒」の福沢康道。 -
忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962)
「如何なる星の下に」の八住利雄のオリジナル・シナリオを、「どぶろくの辰(1962)」の稲垣浩が監督。撮影もコンビの山田一夫。東宝創立30周年記念映画、昭和37年度芸術祭参加作品。70点