柄本明の関連作品 / Related Work

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  • 鬼平犯科帳 血闘

    池波正太郎の時代小説『鬼平犯科帳』を十代目松本幸四郎主演でドラマおよび映画化する『鬼平犯科帳』SEASON1の劇場版。平蔵が居酒屋の主と盗賊の顔を持つ鷺原の九平を探していることを知ったおまさも九平を探すうちに、凶賊・網切の甚五郎の企みを知り……。監督は、北大路欣也版『剣客商売』シリーズや『三屋清左衛門残日録』シリーズなど数々の時代劇を手がけてきた山下智彦。盗賊から“鬼平”と恐れられる火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を十代目松本幸四郎が、若き日の鬼平を十代目松本幸四郎の実子である八代目市川染五郎が演じるほか、中井貴一、柄本明ら豪華キャストが揃う。
  • 身代わり忠臣蔵

    「超高速!参勤交代」「引っ越し大名!」を生み出した土橋章宏による同名小説を原作に「総理の夫」の河合勇人監督が映画化。吉良上野介が城内で斬りつけられ死亡した。逃げ傷で死んだとなれば、お家取り潰しは避けられない。家臣は主君の弟・孝証を替え玉にするが……。出演は「神は見返りを求める」のムロツヨシ、「怪物」の永山瑛太、「九月の恋と出会うまで」の川口春奈、「犬部!」の林遣都。
  • 法廷遊戯

    五十嵐律人が司法修習生時代に刊行した第62回メフィスト賞作を「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」の深川栄洋監督が映画化したミステリー。裁判ゲームで実際に起きた殺人事件をきっかけに、同じロースクールに通った3人に隠された真実が暴かれていく。主人公のセイギこと久我清義をアイドルグループKing & Princeのメンバーで「真夜中乙女戦争」などに出演する永瀬廉が、同じく法律を学ぶ幼馴染の織本美鈴を「青くて痛くて脆い」の杉咲花が、在学中に司法試験に合格し『無辜(むこ)ゲーム』と呼ばれる模擬裁判を司る結城馨を「東京リベンジャーズ」シリーズの北村匠海画が演じる。
  • 福田村事件

    「A」「FAKE」のドキュメンタリー監督・森達也による、関東大震災直後に起きた福田村事件を基にした群像劇。未曽有の大地震後、朝鮮人が襲ってくる等の流言飛語が飛び交い緊張が走る中、香川から福田村に来た行商団が朝鮮人と疑われ殺害される惨劇が起きる。森監督初めての劇映画となる。「火口のふたり」などを手がけてきた荒井晴彦が企画、脚本にも参加している。他、「誰がために憲法はある」の井上淳一監督、「スクール・ウォーズ HERO」の脚本家・佐伯俊道が脚本を担当。出演は、「こちらあみ子」の井浦新、「幼な子われらに生まれ」の田中麗奈、「怪物」の永山瑛太ほか。
  • 愛のこむらがえり

    映画の街・調布を舞台に映画制作の夢を叶えるべく同棲カップルが奮闘するハートフルコメディ。並外れた行動力で人生を切り開くヒロインの香織役を「まいっちんぐマチコ!ビギンズ」以来17年ぶりの映画主演となる磯山はるか、もう一人の主人公・浩平役を劇団東京乾電池に所属する舞台俳優で本作が映画初主演となる吉橋航也。監督は根岸吉太郎監督や相米慎二監督らに師事し、「渇水」が今年公開される高橋正弥。監督自らプロデューサーも兼ね、加藤正人と安倍照雄の脚本家コンビによるオリジナル企画を映画化した。柄本明、品川徹、吉行和子、浅田美代子らベテラン勢が脇を固める。
  • 波紋(2023)

    「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子が「よこがお」の筒井真理子を主演に迎え、自身の脚本を映画化。新興宗教を信仰し、日々庭の手入れを欠かさない須藤依子。ある日、長いこと失踪したままだった夫・修が突然帰ってくるが、がん治療の費用を助けて欲しいという。共演は、「レンタネコ」以来の荻上組参加となる光石研、「PLAN75」の磯村勇斗。
  • 最後まで行く(2023)

    ひとつの事故を発端に、次々と陰謀に巻き込まれていく刑事と、彼を追う謎のエリート監察官が繰り広げる、年の瀬の96時間=4日間のノンストップ・サスペンス・アクション。韓国で345万人を動員した大ヒット作をリメイク。ひとつの事故を発端に、次々と災難が降りかかる刑事・工藤を岡田准一、工藤を追う冷徹なエリート監察官・矢崎を綾野剛が演じる。監督は「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」「余命10年」「ヴィレッジ」と話題作が続く藤井道人。
  • 映画刀剣乱舞 黎明

    戦士となった名刀“刀剣男士”が活躍するゲームを発端とする舞台『刀剣乱舞』の映画化第2弾。西暦995年の京都。大江山の鬼・酒呑童子の討伐を命じられた源頼光は、時間遡行軍に道を阻まれる。その窮地を刀剣男士たちが救うが、山姥切国広が消えてしまう。出演は、「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」の鈴木拡樹、「貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-」の荒牧慶彦らが前作より続投。監督は前作に引き続き、「ライアー×ライアー」の耶雲哉治。
  • ロストケア

    42人もの老人の命を奪い、その殺人を“救い”あるいは“介護”であると主張する連続殺人犯と、彼の罪を強く非難する検事の対決を描き、なぜ犯人は殺人を犯したのか、その真相に迫る社会派エンターテイメント。主人公の心優しい介護士・斯波宗典を松山ケンイチ、懸命に事件を解き明かそうとする検事・大友秀美を長澤まさみが演じ、初共演を果たした。監督は「そして、バトンは渡された」「老後の資金がありません!」の前田哲。現在の日本が抱える社会と家族の問題に正面から切り込み、ひとりひとりの心の中にある《正義感》を大きく揺さぶる問題作。
  • 湯道

    「土竜の唄」の生田斗真主演、「おくりびと」の脚本を手がけた放送作家の小山薫堂が企画・脚本を担ったコメディドラマ。父が遺した銭湯を畳みマンションに建て替えようとして店に戻った史朗だったが、入院した弟に代わり数日間銭湯を切り盛りすることになる。湯道とは、小山薫堂が提唱した、入浴の価値を改めて見出し、茶道や華道のようにひとつの道へと昇華させようというもの。監督は、『HERO』シリーズや「マスカレード」シリーズを手がけてきた鈴木雅之。うだつが上がらず実家に戻ってきた兄・史朗を生田斗真が、銭湯まるきん温泉を営む弟の悟朗を濱田岳が、まるきん温泉で働くいづみを橋本環奈が演じる。
  • シャイロックの子供たち

    池井戸潤の同名小説を「死刑にいたる病」の阿部サダヲを主演に迎え、小説と展開が異なる完全オリジナルストーリーで映画化。東京第一銀行の小さな支店で現金紛失事件が発生する。ベテランお客様係の西木は、部下の北川、田端とともに事件の真相を探るが……。監督は、「空飛ぶタイヤ」の本木克英。出演は、「昼顔」の上戸彩、「パラレルワールド・ラブストーリー」の玉森裕太。
  • エゴイスト(2023)

    高山真の自伝的小説を鈴木亮平&宮澤氷魚の共演で映画化。田舎町でゲイを隠して思春期を過ごし、今は東京でファッション誌の編集者として働く浩輔は、パーソナルトレーナーの龍太と惹かれ合う。幸せな時間を過ごす2人に、やがて思いもよらぬ運命が訪れる。監督は「トイレのピエタ」の松永大司。
  • ある男

    第70回読売文学賞を受賞した芥川賞作家・平野啓一郎の同名小説を「蜜蜂と遠雷」の石川慶が映画化。弁護士の城戸章良は、谷口里枝から亡き夫・大祐の身元調査という奇妙な依頼を受ける。不慮の事故で命を落とした大祐が、実は別人だったというのだ……。出演は「唐人街探偵 東京MISSION」の妻夫木聡、「万引き家族」の安藤サクラ、「劇場版ラジエーションハウス」の窪田正孝。
  • 鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽

    1947年に出版された太宰治の小説『斜陽』の映画化。戦後に没落していく貴族の娘でありながら、古い道徳に抗って太陽のように道ならぬ恋につき進んでいく27歳のかず子の生き方を、75年を経た現代に照らし合わせて描く文芸ドラマ。主人公を演じたのは本作にて映画デビューと初主演を飾った宮本茉由。最後の貴婦人の誇りを持ちながら結核で死んでいく母に水野真紀。麻薬と酒に逃げ破滅していく弟の直治に奥野壮。太宰自身を投影した無頼の売れっ子作家・上原を安藤政信が演じる。監督は「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」の近藤明男。故・増村保造監督の助監督を務めたことが縁で、増村と脚本家の白坂依志夫が遺した「斜陽」の脚本草稿を元に、自ら本作の脚本を仕上げた。
  • 夜明けまでバス停で

    「痛くない死に方」の高橋伴明監督が板谷由夏を主演に迎え、コロナ禍が招いた貧困・社会的孤立を描いた社会派ドラマ。昼は自作のアクセサリーを売り、夜は焼き鳥店で住み込みのパートをする三知子は、コロナ禍の影響で仕事と住処を失い、ホームレスになる。2020年11月に渋谷区幡ヶ谷のバス停で寝泊まりしていたホームレスの女性が突然襲われ死亡した事件をモチーフにしている。主人公の三知子を「欲望」(2005)以来の映画主演となる板谷由夏が演じる他、「花と雨」の大西礼芳、「大綱引の恋」の三浦貴大らが出演。2022年第96回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞、脚本賞受賞。
  • 42ー50 火光(かぎろい)

    「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」の深川栄洋監督が、自身の経験をベースに妻で女優の宮澤美保と共に制作した自主作品。42歳・女優の妻と、50歳の脚本家の夫は不妊治療、難病の父、問題を複雑化させる姉妹、我が儘を拗らせる親たちなど切実な問題に直面する。夫婦役は「櫻の園」の宮澤美保と劇団花組芝居の桂憲一。共演は「梅切らぬバカ」の加賀まりこ、「悪人」の柄本明、「凶悪」の白川和子。
  • 流浪の月

    2020年本屋大賞を受賞したベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が映画化。大学生の文は10歳の更紗の意を汲み彼女を部屋にあげ、そのまま一緒に暮らしていたところ、文は誘拐の罪で逮捕される。15年後、事件の烙印を背負ったままの二人は偶然再会し……。誘拐事件の被害女児として広く知られた家内更紗を広瀬すずが、事件の加害者とされた佐伯文を松坂桃李が演じる。また、「パラサイト 半地下の家族」など数々の韓国映画を撮った撮影監督ホン・ギョンピョや、「ヘイトフル・エイト」「悪人」など国内外の作品の美術を手がけてきた種田陽平が参加している。
  • ノイズ(2022)

    「デスノート」の藤原竜也、松山ケンイチがW 主演、神木隆之介共演の新感覚サスペンス。『グランドジャンプ』(集英社)で連載されていた同名漫画を映画化。平和な孤島と3人の幼馴染、そこに現れた一人の凶悪犯。一滴の<ノイズ>が殺人を呼び、壮絶な死体隠しが始まる。「猪狩島」復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまった泉圭太を藤原竜也、その殺人隠ぺいに協力する幼馴染の田辺純に松山ケンイチ、故郷の猪狩島で勤務する新米警察官の守屋真一郎を神木隆之介が演じる。廣木隆一監督と脚本家の片岡翔が「夏美のホタル」以来、再びタッグを組んだ。
  • 燃えよ剣

    新選組副長・土方歳三を軸に激動の幕末を描いた司馬遼太郎による歴史小説を、「関ヶ原」の原田眞人監督・岡田准一主演のコンビで映画化。武州多摩のならず者だった土方は同志と共に京都に向かい、市中を警護する新選組を結成。しかし時代は倒幕へと傾き……。新選組局長近藤勇を鈴木亮平が、土方の思い人・お雪を柴咲コウが、新選組一番隊組長・沖田総司を山田涼介が演じる。また、衣装デザインを原田作品はじめ数々の日本映画・ドラマに携わってきた宮本まさ江が、ヘアー&メイクアップを「沈黙-サイレンス-」などハリウッドで活躍するノリコ・ワタナベが担当。
    99
    • 手に汗握る
    • 感動的な
    • かっこいい
  • 祈り 幻に長崎を想う刻

    劇作家・演出家の田中千禾夫が1959年に発表した戯曲『マリアの首-幻に長崎を想う曲-』を初映画化。1945年8月9日、原爆が長崎市に投下され、多くの市民と共に東洋一の大聖堂といわれた浦上天主堂も被曝。12年後、天主堂跡からマリア像を盗む一味の姿があった。出演は「おみおくり」の高島礼子、「Daughters」の黒谷友香、「椿の庭」の田辺誠一。監督は「ある町の高い煙突」の松村克弥。2021年8月13日よりユナイテッド・シネマ長崎にて先行公開。
  • 妖怪大戦争 ガーディアンズ

    特撮映画として人気を博した1968年の大映版から数えて三作目が登場。2005年版で監督を務めた三池崇史が再びメガホンを握る。製作総指揮は角川歴彦と荒俣宏。名子役の寺田心が妖怪獣を打ち倒す勇者に選ばれた主人公・渡辺ケイに扮し、世界の存亡をかけた戦いに挑む。誰もが知る有名妖怪をはじめ、映画オリジナルの妖怪、さらに世界中のモンスターも加わり、かつてないスケールで妖怪ワールドが繰り広げられる。その個性豊かな妖怪役は、謎多き剣士・狐面(きつねめん)の女に杉咲花、少年たちを優しく見守る姑獲鳥(うぶめ)に安藤サクラ、和歌山弁を操るひょうきんで酒好きな猩猩(しょうじょう)に大倉孝二、真面目だがどこか抜けている天狗に三浦貴大、恋心満載の雪女に大島優子、天邪鬼(あまのじゃく)に赤楚衛二、ケイを狙う鬼一族の長・茨木童子(いばらきどうじ)にSUMIRE、そして、人間嫌いの狸の総帥・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)に大沢たかお、妖怪たちの総大将・ぬらりひょんに大森南朋が扮する。また、人間界キャストには、伝説の妖怪ハンター役に北村一輝、ケイの母役に松嶋菜々子、ケイの弟役に猪股怜生(いのまたれい)のほか、柄本明などのベテランも参加。令和版「妖怪大戦争」が繰り広げられる。
  • のさりの島

    「おくりびと」の小山薫堂がプロデューサーを務め、「カミハテ商店」の山本起也が監督した熊本・天草を舞台にしたドラマ。天草の寂れた商店街に、オレオレ詐欺の旅を続ける若い男が流れ着く。老女・艶子はその男を孫として招き入れ、奇妙な共同生活が始まる。出演は、「佐々木、イン、マイマイン」の藤原季節、本作が遺作となった「黒い画集 あるサラリーマンの証言」の原知佐子。第24回富川国際ファンタスティック映画祭ワールドファンタスティック・ブルー NETPAC Award Special Mention受賞。京都芸術大学映画学科劇場公開映画制作プロジェクト・北白川派第7弾。
  • 空蝉の森

    2014年に撮影された酒井法子の主演作。3ヶ月の失踪後突如帰宅した妻・結子を、夫・昭彦は別人だと主張する。失踪課の假屋警部は、結子の家の防犯カメラが内側向きであることに気づく。一方、失踪者を調査するジャーナリストの青柳は、島の民宿を訪ねる。出演は、「セブンティーン、北杜 夏」の斎藤歩、「BOLT」の金山一彦、「さらば あぶない刑事」の池田努、「仮面ライダー1号」の長澤奈央、「Diner ダイナー」の角替和枝、「娼年」の西岡徳馬、「ある船頭の話」の柄本明。監督・脚本は、「私の奴隷になりなさい」の亀井亨。
  • 名も無き世界のエンドロール

    小説すばる新人賞を受賞した行成薫による同名小説を「累 かさね」の佐藤祐市監督が映画化。強い絆で結ばれた幼馴染みのキダとマコト。2人は10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのし上がり、ある女性に近づきプロポーズをしようとするのだが……。出演は「AI崩壊」の岩田剛典、「十二人の死にたい子どもたち」の新田真剣佑。
  • 日本独立

    第二次大戦直後に日本の独立回復を目指しGHQと渡り合った吉田茂と白洲次郎を活写した人間ドラマ。外務大臣・吉田茂は白洲次郎を呼び出し、GHQとの交渉役を依頼。親子ほども年の違う二人だったが、日本の再出発のため激論を交わしながら国の難局に立ち向かう。監督は、「女囚さそり」シリーズや「ロストクライム -閃光-」などを手がけた伊藤俊也。日本独立への道を切り開いていく政治家・吉田茂を小林薫が、吉田茂の右腕としてGHQとの交渉の最前線で辣腕を振るう白洲次郎を浅野忠信が演じ、終戦から憲法制定、独立に至る歴史の裏側を、日米両方の視点から描き出す。
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  • アンダードッグ 前編

    「百円の恋」の監督・武正晴、脚本家・足立紳ら製作陣が再集結し、這い上がろうとするボクサーたちを活写した人間ドラマ。チャンピオンベルトを掴み損ね今やかませ犬(=アンダードッグ)となりながらもボクシングにしがみつく晃は、二人のボクサーと出会う。主人公の晃を「怒り」の森山未來が、過去にある事件を起こした龍太を「思い、思われ、ふり、ふられ」の北村匠海が、芸人ボクサーの宮木を「バンクーバーの朝日」の勝地涼が演じる。また、元WBA世界スーパーバンタム級王者の佐藤修、元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二、プロボクサーでありトレーナーライセンスも取得しているお笑いトリオ『ロバート』の山本博も出演。同日公開の後編に続く。第33回東京国際映画祭TOKYOプレミア2020オープニング作品。
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    • 手に汗握る
    • 感動的な
    • かっこいい
  • アンダードッグ 後編

    「百円の恋」の製作陣が再集結、ボクシングを題材にした人間ドラマの後編。過去のささやかな栄光が忘れられずどん底を這いずる晃、過去の事件が影を落とす龍太、大物俳優の2世ながら鳴かず飛ばずの宮木。人生に見放された三人の負け犬ボクサーの拳が交わる。出演は、「怒り」の森山未來、「思い、思われ、ふり、ふられ」の北村匠海、「バンクーバーの朝日」の勝地涼ほか。また、元WBA世界スーパーバンタム級王者の佐藤修、元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二、プロボクサーでありトレーナーライセンスも取得しているお笑いトリオ『ロバート』の山本博も参加している。同日公開の前編から続く。第33回東京国際映画祭TOKYOプレミア2020オープニング作品。
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    • 手に汗握る
    • 感動的な
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  • 脳天パラダイス

    「水の声を聞く」の山本政志監督が5年ぶりにメガホンを取った、ミュージカルやSFなど様々な要素が入り混じるコメディ。破産し豪邸から引っ越すことになった笹谷一家。娘のあかねがヤケクソ気分でSNSでパーティーを呼びかけたところ、次々に珍客が訪れ……。脚本には劇団コンプソンズの主宰・金子鈴幸も参加。破産した家長の修次を作家・クリエーターのいとうせいこうが、数年前に家を出ていった奔放な元妻・昭子を「オー・ルーシー!」の南果歩が、謎のホームレス老人を「ある船頭の話」の柄本明が演じる。2020年、スイスの映画祭ローザンヌ・アンダーグラウンド・フィルム・アンド・ミュージック・フェスティバルにてオープニング上映。
  • 空に住む

    作詞家・小竹正人による同名小説を原作に、青山真治監督が多部未華子主演で映画化。両親が急死し、大都会を見下ろすタワーマンションの高層階に住むことになった直実。喪失感を抱えた彼女の前に現れたのは、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則だった。共演は「愛がなんだ」の岸井ゆきの、「パラレルワールド・ラブストーリー」の美村里江、「去年の冬、きみと別れ」の岩田剛典。
  • 一度も撃ってません

    石橋蓮司が「黄昏流星群 星のレストラン」以来18年振りに主演するハードボイルドコメディ。売れない小説家・市川は密かに殺しの依頼を受けては本物のヒットマンに仕事を頼み、その状況を取材していた。そんな彼が、敵のヒットマンから命を狙われてしまう。監督は、「半世界」の阪本順治。脚本は、ドラマ『探偵物語』の丸山昇一。出演は、「団地」の大楠道代、「北の桜守」の岸部一徳、「ふたりの旅路」の桃井かおり。
  • 星屑の町(2020)

    1994年から25年に亘り全7作が上演された、星屑の会による人気舞台『星屑の町』シリーズを映画化。売れないムード歌謡コーラスグループ『山田修とハローナイツ』のメンバーたちが、歌手を夢見るヒロイン・愛との出会いをきっかけに、人生が大きく変わり始める。出演は「笑顔の向こうに」の大平サブロー、TVアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のラサール石井、「この世界の片隅に」ののん。監督は「の・ようなもの のようなもの」の杉山泰一。星屑の会は、本作の原作・脚本を務める水谷龍二と、ラサール石井、小宮孝泰が、笑ってホロリとする作品を作ることを目指し結成したユニット。
  • 太陽の家

    ミュージシャン、長渕剛の20年ぶりの映画出演作。職人気質の大工の棟梁・川崎信吾はある日、シングルマザーの池田芽衣と出会う。父親を知らずに育った芽衣の息子・龍生を心配した川崎は、何かと親子の面倒を見るが、ある日、龍生の父と名乗る男が現れ……。共演は「HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION」の飯島直子、「終わった人」の広末涼子。監督は『相棒』シリーズなどで活躍する権野元。
    80
    • 感動的な
    • かっこいい
  • 一粒の麦 荻野吟子の生涯

    明治時代、国の医業開業試験に合格した日本初の公許女性医師、荻野吟子の生涯をたどる伝記ドラマ。女性に医者の認可制度がなかった当時、自身の闘病経験から女医の必要性を感じた吟子は、女性による女性のための医療の実現を目指し、道なき道を奔走するが……。荻野吟子をTV『科捜研の女』シリーズの若村麻由美が演じるほか、「しゃぼん玉」の綿引勝彦、「映画刀剣乱舞」の山本耕史、「二流小説家 シリアリスト」の賀来千香子が出演。監督は「母 小林多喜二の母の物語」の山田火砂子。
    83
    • 感動的な
    • 泣ける
  • くらやみ祭の小川さん

    府中市が大國魂神社のくらやみ祭を題材に製作した人間ドラマ。早期退職した小川さんは、ひょんなことから大國魂神社のくらやみ祭を手伝うことに。出戻り娘の恋愛騒動や、母親の認知症など、家族は問題だらけだったが、小川さんは人生の楽しさに気づいていく。出演は、「ザ・ファブル」の六角精児、「おみおくり」の高島礼子、「デイアンドナイト」の佐津川愛美、「あまのがわ」の水野久美。監督・脚本は、「青春Hシリーズ いかれたベイビー」の浅野晋康。
    83
    • かっこいい
  • 駅までの道をおしえて

    直木賞作家・伊集院静の短編を「3月のライオン」の新津ちせ、「沈黙 -サイレンス-」の笈田ヨシらの出演で映画化した人間ドラマ。愛犬ルーがいなくなったことが受け入れられない8歳のサヤカは、一匹の犬に導かれ、大きな喪失感を抱えるフセ老人と出会う。監督は、映像制作プロダクション・ウィルコの代表を務め、メガホンを取った「臍帯」で第14回上海国際映画祭Asian New Talent Awardコンペティション部門審査員特別賞を獲得した橋本直樹。年齢や立場、種などを超えた交流を描く。
    89
    • 感動的な
    • 可愛い
    • 親子で楽しめそう
  • 楽園(2019)

    吉田修一の『犯罪小説集』を「64 ロクヨン」の瀬々敬久が映画化。ある地方都市で起きた幼女失踪事件をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士と紡は、それぞれの不遇に共感し合う。だが事件から12年後、再び同じY字路で少女が姿を消し、事態は急変する。出演は、「怒り」の綾野剛、「十二人の死にたい子どもたち」の杉咲花、「64 ロクヨン」の佐藤浩市、「居眠り磐音」の柄本明、「チワワちゃん」の村上虹郎。
    88
    • 感動的な
    • 重厚感のある
    • 考えさせられる
  • ある船頭の話

    オダギリジョーによる長編初監督作。橋の建設が進む山村。川岸の小屋に住み船頭を続けるトイチは、村人の源三が遊びに来るとき以外は黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送っていた。そんなある日、トイチの前にひとりの少女が現れ、トイチの人生は大きく狂い始めてゆく。トイチを演じるのは「石内尋常高等小学校花は散れども」以来、11年ぶりの主演となる柄本明。共演は「銃」の村上虹郎、「望郷」の川島鈴遥。撮影監督を「宵闇真珠」のクリストファー・ドイル、衣装デザインを「乱」のワダエミが担当する。
  • 居眠り磐音

    佐伯泰英原作の時代小説シリーズの実写映画化。故郷で起きたある哀しい事件により、脱藩して江戸で浪人暮らしをしている坂崎磐音は、その剣の腕と優しい性格で周囲から信頼されていた。ある日、用心棒をしている両替商が新貨幣をめぐる陰謀に巻き込まれ……。出演は、「孤狼の血」の松坂桃李、「羊の木」の木村文乃、「累 かさね」の芳根京子、「きみの鳥はうたえる」の柄本佑、「L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」の杉野遥亮。監督は、「空飛ぶタイヤ」の本木克英。
    86
    • 感動的な
  • 柄本家のゴドー

      人気俳優として活躍する柄本佑・時生兄弟による演劇ユニット“ET×2”が、父・柄本明を演出に迎えて上演する不条理劇『ゴドーを待ちながら』の稽古場の様子を捉えたドキュメンタリー。演出家と俳優の関係を超えた、厳しさと暖かさに溢れる時間を記録する。撮影・演出は、「トルソ」の山崎裕。
      94
      • 考えさせられる
    • 空の瞳とカタツムリ

      TV『深夜食堂』シリーズを手がけた荒井美早によるオリジナル脚本を、父・荒井晴彦企画のもと映画化。不特定多数の男性と行きずりの行為を繰り返す夢鹿と、ある出来事がきっかけで潔癖症となった十百子が互いを求めながら傷つけ合う姿を繊細なタッチで映し出す。夢鹿役の縄田かのん、十百子役の中神円は本作が映画初主演。ほか出演は「栞」の三浦貴大、「兄友」の藤原隆介、「人魚の眠る家」の利重剛、「名前のない女たち うそつき女」のクノ真季子、「万引き家族」の柄本明。撮影を「スティルライフオブメモリーズ」の石井勲が担当。「空の瞳とカタツムリ」というタイトルは、故・相米慎二監督の遺作「風花」のタイトル変更案として最終候補まで残ったもので、相米監督の弟子筋である「なにもこわいことはない」の斎藤久志が監督を務める。第19回東京フィルメックス特別招待作品。
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      • おしゃれな
    • 盆唄

        「ナビィの恋」の中江裕司監督によるドキュメンタリー。先祖代々守り続けていた伝統“盆唄”の消滅を危惧しながら避難所生活を送る福島県双葉町の人々が、福島から伝わった盆踊りがハワイの日系人に愛されていることを知り、伝統を絶やすまいと奮闘する姿を追う。アニメーションパートの声の出演は「武士の献立」の余貴美子、「悪人」の柄本明、「パンク侍、斬られて候」の村上淳。第19回東京フィルメックス特別招待作品。
      • オズランド 笑顔の魔法おしえます。

        熊本県にある遊園地グリーンランドをモデルにした小説『オズの世界』を、波瑠、西島秀俊らの共演で実写化。入社早々地方の遊園地に配属され不満げな久瑠美。カリスマ上司・小塚や個性豊かな従業員に囲まれ失敗や成功を重ねるうちに、やりがいに気付いていく。不満だらけの新入社員の波平久瑠美を連続テレビ小説『あさが来た』で注目された波瑠が、とぼけたところのある上司・小塚を「クリーピー 偽りの隣人」の西島秀俊が演じる。監督は『SP 警視庁警備部警護課第四係』シリーズを手がけた波多野貴文。グリーンランドリゾートの全面協力のもと撮影され、遊園地の裏側を舞台に、仕事を通じ成長する姿を描いていく。
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      • 空飛ぶタイヤ

        直木賞作家・池井戸潤によるベストセラー小説を「超高速!参勤交代」の本木克英監督が長瀬智也主演で映画化。ある日突然起きたトラックの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松は車両の欠陥に気づき、製造元・ホープ自動車に再調査を要求するが……。共演は「結婚」のディーン・フジオカ、「嘘を愛する女」の高橋一生、「超高速!参勤交代」の深田恭子、「団地」の岸部一徳、「散歩する侵略者」の笹野高史。脚本を「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」の林民夫、撮影を「ソロモンの偽証」の藤澤順一、音楽を「エルネスト」の安川午朗が担当する。
      • 万引き家族

        「三度目の殺人」の是枝裕和監督長編14作目。東京の下町で、犯罪で生計を立てている貧しい一家。ある日、父・治と息子・祥太は万引きの帰り道、凍えている幼い女の子を見つけ、連れて帰る。体じゅうの傷から境遇を察した妻・信代は、家族として受け入れる。出演は、「美しい星」のリリー・フランキー、「DESTINY 鎌倉ものがたり」の安藤サクラ、「ちはやふる」シリーズの松岡茉優、「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の池松壮亮、「64 ロクヨン」前後編の緒方直人、「ちょっと今から仕事やめてくる」の森口瑤子、「あゝ、荒野」前後篇の山田裕貴、「谷崎潤一郎原案/TANIZAKI TRIBUTE『富美子の足』」の片山萌美、「今夜、ロマンス劇場で」の柄本明、「彼女の人生は間違いじゃない」の高良健吾、「怒り」の池脇千鶴、「海よりもまだ深く」の樹木希林。第71回(2018年)カンヌ国際映画祭にてパルムドール受賞。2018年 第92回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、読者選出日本映画第1位、読者選出日本映画監督賞受賞。
        80
      • 今夜、ロマンス劇場で

        「海街diary」の綾瀬はるかと「ナラタージュ」の坂口健太郎がW主演を務めるラブストーリー。映画監督を夢見る青年・健司は、通い慣れた映画館で長年憧れていたスクリーンの中のお姫様・美雪と出会う。二人は次第に惹かれ合っていくが美雪にはある秘密があった。「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」の宇山佳佑によるオリジナル脚本を、「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹が監督。共演は「少女」の本田翼、「無限の住人」の北村一輝、「超高速!参勤交代 リターンズ」の中尾明慶、「22年目の告白 私が殺人犯です」の石橋杏奈、「武曲 MUKOKU」の柄本明、「舟を編む」の加藤剛。音楽を「沈まぬ太陽」「アンフェア」シリーズの住友紀人が手がける。
        90
      • 悪と仮面のルール

        芥川賞作家・中村文則の同名小説を映画化。自分は絶対的な悪として創られたことを父に告げられた11歳の文宏は、父が初恋の女性・香織に危害を加えようとしているのを知ると、父を殺して失踪する。十数年後、文宏は顔を変え、香織を守る殺人者となっていた。出演は、「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」の玉木宏、「僕らのごはんは明日で待ってる」の新木優子、「トモダチゲーム 劇場版」の吉沢亮、「野火」の中村達也、「アウトレイジ 最終章」の光石研、「東京喰種 トーキョーグール」の村井國夫、「武曲 MUKOKU」の柄本明。監督は、数々のPVやCMを手掛ける新鋭・中村哲平。
        50
      • 武曲 MUKOKU

        藤沢周の同名小説を「私の男」の熊切和嘉監督が綾野剛主演で映画化。剣道五段の腕前を持ちながら、ある出来事がきっかけでアルコール漬けの自堕落な生活を送る矢田部研吾。そんな彼の前に、やがて研吾と宿命の対決をするラップ好きの高校生・羽田融が現れる。共演は「ディストラクション・ベイビーズ」の村上虹郎、「もらとりあむタマ子」の前田敦子、「函館珈琲」の片岡礼子、「駆込み女と駆出し男」の神野三鈴、「永い言い訳」の康すおん、「家族はつらいよ」の風吹ジュン、「映画 深夜食堂」の小林薫、「モヒカン故郷に帰る」の柄本明。脚本の高田亮、撮影の近藤龍人、美術の井上心平ら「そこのみにて光輝く」のスタッフが再結集。音楽は「味園ユニバース」「モヒカン故郷に帰る」の池永正二が務める。
        70
      • 猫忍

        渡辺武監督はじめ「猫侍」のスタッフが再集結し、猫を通じて成長する忍者を活写する時代劇コメディ。ある屋敷に忍び込んだ若手忍者の陽炎太は、生き別れた父に似た猫と遭遇。父が秘伝の術で猫に化けたと思い、抜忍となって元の姿に戻す手立てを探す旅に出る。愛を知らずに育った主人公の忍者を「セーラー服と機関銃 -卒業-」の大野拓朗が演じる。テーマパーク日光江戸村の全面協力のもと撮影された。映画公開に先駆け、テレビドラマ版を2017年1~3月に放映。
      • 夜明け告げるルーのうた

        「マインド・ゲーム」やテレビアニメ『四畳半神話大系』で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を獲得した湯浅政明監督によるオリジナルの劇場アニメ。気持ちを口に出せない中学生カイは、歌と踊りが好きな人魚ルーと出会ったことから心を開いていく。人魚の少女ルーの声を「上京ものがたり」の谷花音が、鬱屈した少年カイの声を「くちびるに歌を」の下田翔大が担当する。キャラクターデザイン原案として、漫画家のねむようこが参加している。2017年アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門グランプリにあたるクリスタル賞を受賞。
        80
      • いぬむこいり

        鈴木清順監督の「オペレッタ狸御殿」などのプロデューサー片嶋一貴監督作品。小学校教師・梓の家には、軍功を上げた家来の犬がお姫様と結婚するという犬婿伝説が伝わっている。ある日、仕事で問題を起こし、婚約者と大喧嘩した梓は、空からお告げの声を聞く。出演は、「五つ星ツーリスト THE MOVIE 究極の京都旅、ご案内します!!」の有森也実、ジャズパンクバンド・勝手にしやがれの武藤昭平、「戦争と一人の女」の江口のりこ、「The Room」の尚玄、「アジアの純真」の笠井薫明、「半グレvsやくざ」シリーズの山根和馬、「知らない、ふたり」の韓英恵、「さらば あぶない刑事」のベンガル。
      • サバイバルファミリー(2017)

        すべての電気が止まった危機的状況を活写する、「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督による異色ドラマ。ある日突如電気がなくなり、電気で動くものすべてが止まったため都市機能が麻痺。混乱が広がる中、鈴木一家は東京脱出を図り、生き残りをかけ奮闘する。亭主関白な父を「アウトレイジ ビヨンド」の小日向文世が、とぼけたところのある母を「ステキな金縛り」の深津絵里が演じるほか、「ハッピーフライト」の時任三郎、「病院へ行こう」の大地康雄らが出演。
        70
      • なりゆきな魂、

        漫画家・つげ義春の弟で、同じく漫画家のつげ忠男の作品集『成り行き』『つげ忠男のシュールレアリズム』に収録されている短編4作品に、監督によるオリジナルストーリーを加えて一つの物語に創り上げた意欲作。監督・脚本は、「64 ロクヨン」の瀬々敬久。出演は、「禁忌」の佐野史郎、「断食芸人」監督の足立正生、「誰かの木琴」の山田真歩、「シン・ゴジラ」の柄本明。
      • 疾風ロンド

        東野圭吾の同名ベストセラー小説を映画化。極秘開発した違法生物兵器が盗まれ3億円を要求されるが、犯人が事故死。回収を託された冴えない研究員・栗林がわずかな手がかりを頼りにスキー場を割り出し生物兵器を探すうちに、予想外の出来事が次々に起こる。監督はバラエティ番組『サラリーマンNEO』や連続テレビ小説『あまちゃん』を手がけた吉田照幸。主演の阿部寛はテレビドラマ『新参者』および「麒麟の翼~劇場版・新参者~」以来の東野作品である。ほか、「クローバー」の大倉忠義、「ロマンス」の大島優子らが出演。
      • 後妻業の女

        黒川博行の小説『後妻業』を「源氏物語 千年の謎」の鶴橋康夫監督が映画化。小夜子と結婚相談所所長・柏木は、後妻に入り財産を奪う“後妻業”を繰り返してきた。父の全財産を小夜子に奪われた朋美は、裏社会の探偵・本多とともに二人を追及する。出演は、「女たちの都 ワッゲンオッゲン」の大竹しのぶ、「娚の一生」の豊川悦司、「エヴェレスト 神々の山嶺」の尾野真千子、「桜田門外ノ変」の長谷川京子、「ふしぎな岬の物語」の笑福亭鶴瓶、「プライド 運命の瞬間」の津川雅彦、「あん」の永瀬正敏。
        70
      • シン・ゴジラ

        「ゴジラ FINAL WARS」以来12年ぶりに日本で製作された「ゴジラ」シリーズ第29作目。「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明と「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の樋口真嗣が短編「巨神兵東京に現わる」に次いで、再びタッグを組んだ。現代日本にゴジラが出現。初めて直面する恐怖に、街中パニックに陥る……。自衛隊の全面協力のリアルな戦闘シーン、シリーズ最大の体長118.5メートルのゴジラがフルCGで造型され、リアリティを追求したストーリーとドキュメンタリータッチの演出で描き出す。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら総勢328名の日本俳優陣が結集。2016年第90回キネマ旬報ベスト・テン2位、日本映画脚本賞(庵野秀明)。2023年10月27日モノクロ化した「シン・ゴジラ:オルソ」が第4回「『ゴジラ‐1.0』公開記念 山崎貴セレクション ゴジラ上映会」にて上映。
        75
        • 感動的な
        • 重厚感のある
      • モヒカン故郷に帰る

        「滝を見にいく」の沖田修一監督が家族のつながりを活写したコメディドラマ。売れないバンドマンが結婚報告のため、7年ぶりに故郷である広島・瀬戸内海の離島に帰郷。その矢先に、いつまでも元気だと思っていた父にガンが見つかり……。「舟を編む」の松田龍平がモヒカン頭のバンドマンを、「悪人」の柄本明が頑固な父親を演じるほか、バンドマンの恋人に「もらとりあむタマ子」の前田敦子が、母に「かもめ食堂」のもたいまさこ、弟に「幕末高校生」の千葉雄大を配する。瀬戸内海の4島でオールロケされた。
        60
      • 人生の約束

        『池中玄太80キロ』シリーズなど数々のテレビドラマを演出してきた石橋冠がキャリア55年にして初めて監督に挑んだ人間ドラマ。富山県新湊を舞台に、仕事人間の男がかつての親友の遺志を継ぎ曳山を町に取り戻そうと奔走する様を描く。共に会社を立ち上げながら追い出してしまった亡き友人の思いを果たそうとする男を「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」の竹野内豊が演じるほか、江口洋介、西田敏行、ビートたけしら石橋とドラマで組んだ俳優陣も集結している。
        70
      • ベトナムの風に吹かれて

        自身が日本語教師を勤めるベトナムに認知症の母を呼び寄せ暮らした体験を綴った小松みゆきの『越後のBaちゃんベトナムへ行く』を基にした人間ドラマ。老いた母と向き合う日本語教師の姿や、活気あふれるベトナムで様々な人に支えられながら心通わす日々を描いていく。監督は「津軽百年食堂」「ヒポクラテスたち」の大森一樹。主演は「武士の家計簿」「死の棘」の松坂慶子。フォークグループ『フォー・セインツ』とともに主題歌も歌う。認知症の母を「Shall we ダンス?」の草村礼子が、再会した旧友を監督としても活躍する奥田瑛二が演じるほか、アイドルグループ『NMB48』の藤江れいな、吉川晃司らが出演。初の日本・ベトナム合作映画。
      • 岸辺の旅

        「トウキョウソナタ」で第61回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞を受賞した黒沢清監督が、湯本香樹実が2010年に発表した同名小説を映画化。3年前に失踪し死んだ夫と彼を見送ることができなかった妻が、彼の最期の時間を辿りながら彼岸と此岸の間を行く旅を描いた本作は、第68回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を獲得した。脚本には「海炭市叙景」の宇治田隆史も参加している。主演は「悪人」で第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞した深津絵里と、「私の男」で第36回モスクワ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した浅野忠信。ほか「フラガール」の蒼井優、バレエ・ダンサーの首藤康之、「カンゾー先生」の柄本明らが出演。
        60
      • 天空の蜂

        『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞、現代を代表するミステリー作家・東野圭吾が1995年に発表した同名小説を、「20世紀少年」シリーズなどのヒットメーカー、堤幸彦監督が映画化。全長34メートル・総重量25トンものヘリコプターが子供を乗せたままハイジャックされ原子力発電所上空で静止、全ての原発破棄が要求されるという史上最悪のテロに立ち向かう男たちを描く。ヘリに取り残された子供の父である超巨大ヘリの設計士を「るろうに剣心」シリーズの江口洋介が、原子力発電所の設計士を「おくりびと」の本木雅弘が、事件解決の鍵を握る女性を「TRICK」シリーズの仲間由紀恵が、ヘリを奪った謎の男を「そこのみにて光輝く」の綾野剛が演じる。
        60
      • 愛を積むひと

        エドワード・ムーニー・Jr.のロングセラー小説『石を積むひと』を原作に「武士の献立」の朝原雄三監督が映画化。北海道に移り住み、第二の人生を送る夫婦とそこに集う人々の日々を映し出す。出演は「最後の忠臣蔵」の佐藤浩市、「明日の記憶」の樋口可南子、「抱きしめたい 真実の物語」の北川景子、「日々ロック」の野村周平、「繕い裁つ人」の杉咲花、「六月燈の三姉妹」の吉田羊、「悪人」の柄本明。
        90
      • 恋する・ヴァンパイア

        人々の間で普通の人間のように暮らす女ヴァンパイアが、8年ぶりに再会した人間の幼馴染への恋心に悩むラブ・ストーリー。監督・脚本は北京の中央戯劇学院で演劇を学んだ鈴木舞。本作が映画初監督作品となる。世界一のパン職人を目指すヴァンパイアを「100回泣くこと」「荒川アンダー ザ ブリッジ」の桐谷美玲が、小さい頃から歌手を目指している幼馴染をアイドルグループ『A.B.C-Z』のメンバー、戸塚祥太が演じる。また、「風雲 ストームライダーズ」などに出演する香港の俳優イーキン・チェンや、台湾のモンガン・ルー、韓国のチェ・ジニョクといった国際色豊かな顔ぶれが揃っている。
      • 牙狼 GARO GOLD STORM 翔

        雨宮慶太が生んだ人気特撮アクション『牙狼 GARO』シリーズの劇場版。2013年に放送された『牙狼 GARO ~闇を照らす者~』の主人公・道外流牙の新たなる戦いを描くテレビシリーズ『牙狼 GARO GOLD STORM 翔』の序章として、“黄金騎士ガロ・翔”の誕生秘話が語られる。主演は「L・DK」の栗山航。
      • 正しく生きる

        “とある大きな災害”をきっかけに様々な事情を抱えたまま“愛”を求め疾走し始める人々の姿を描く群像劇。監督・脚本・プロデューサーは「愛してよ」の福岡芳穂、共同脚本で「BOX 袴田事件 命とは」の高橋伴明が参加。出演は「大鹿村騒動記」の岸部一徳、「悪人」の柄本明、「モーニングセット、牛乳、春」の水本佳奈子。京都造形芸術大学映画学科による映画製作プロジェクト“北白川派”の第5作。
      • Present For You(プレゼント・フォー・ユー)

        『The World of GOLDEN EGGS』の臺佳彦が「ゆれる」のオダギリジョーを主演に迎え、実写とパペットアニメを融合させて描く3D作品。裏社会を牛耳るボスに不要人物の“掃除”を依頼されたことから思わぬ事態に巻き込まれていく男の顛末を描く。共演は「魂萌え!」の風吹ジュン、「るろうに剣心」の青木崇高、「その街のこども 劇場版」の佐藤江梨子、「希望の国」の夏八木勲、「悪人」の柄本明。
      • 0.5ミリ

        生活のため町で見かけた訳ありの老人の家に押しかけ身の回りの世話をするヘルパーと、彼女と触れ合ううちに固く閉ざした心を開き生の輝きを取り戻していく老人たちを描いた人間ドラマ。デビュー作「カケラ」で満たされない女心を描いた安藤桃子監督が、8年におよぶ介護体験に着想を得た自身の小説を映画化。癖の強い老人たちと真正面からぶつかっていくヘルパーを「かぞくのくに」で第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を、「愛と誠」他で同助演女優賞のダブル受賞を果たした実妹の安藤サクラが演じる。ほか、「カンゾー先生」の柄本明、漫才師の坂田利夫、「沈まぬ太陽」の草笛光子、「マルサの女」の津川雅彦らが出演。2014年10月24日より、高知県・高知城西公園内『0.5ミリ』特設劇場にて先行公開。
        80
      • 風邪 ふうじゃ

        極秘裏に開発された風邪ウイルスの特効薬をめぐる壮絶な利権争いに巻き込まれていく1人の女性を描くウイルスハザード・サスペンス。出演は、「のんちゃんのり弁」の小西真奈美、「GO」の窪塚洋介、「カンゾー先生」の柄本明。監督・脚本は、「陽炎2」の橋本以蔵。撮影監督は、「踊る大捜査線」シリーズの藤石修。
      • 幕末高校生

        新政府軍と幕府軍との緊張が高まる幕末にタイムスリップしてきた高校教師と生徒たちが、勝海舟とともに変わろうとしている歴史を戻そうと奮闘する時代劇。眉村卓の短編小説『名残の雪』を下地にした1994年のテレビドラマ『幕末高校生』に着想を得、若い世代でも親しみやすいようなコミカルな時代劇になっている。監督は「体脂肪計タニタの社員食堂」「デトロイト・メタル・シティ」の李闘士男。和平の道を模索する勝海舟を「のだめカンタービレ 最終楽章」シリーズの玉木宏が、現代よりタイムスリップし離れ離れになった生徒たちを探す「貞子3D」の石原さとみが、江戸に向かい軍を進める西郷隆盛を「誰も守ってくれない」の佐藤浩市が演じている。
        60
      • オー!ファーザー

        ベストセラー作家、伊坂幸太郎の小説を「宇宙兄弟」の岡田将生主演で映画化。父親が4人という複雑な家庭環境の高校生が、思いがけない事件に巻き込まれてゆく姿を描いたサスペンスコメディ。共演は「許されざる者」の怱那汐里、「偉大なる、しゅららぼん」の佐野史郎、「さらば愛しの大統領」の宮川大輔、「希望の国」の村上淳。第26回(2013年)東京国際映画祭上映作品。
      • ジョン・ラーベ 南京のシンドラー

        日中戦争下、日本軍の攻撃で陥落した南京を舞台に、数少ない残留外国人で結成した南京安全区国際委員会の委員長となったジョン・ラーベの人道的活動を描くドラマ。監督・脚本はフロリアン・ガレンベルガー。出演はウルリッヒ・トゥクール、ダニエル・ブリュール、スティーヴ・ブシェミ、チャン・チンチュー、香川照之、杉本哲太、柄本明、ARATAほか。2014年5月17日、東京・両国 江戸東京博物館ホールにて上映。
      • WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常

        「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督が、「舟を編む」の三浦しをんのベストセラー小説を映画化。林業をテーマに、高校卒業後に山奥の村で暮らすことになった都会育ちの少年の成長を、ふんだんなユーモアと恋物語を交えて描いたコメディ。出演は「ヒミズ」の染谷将太、「モテキ」の長澤まさみ、「悪の教典」の伊藤英明。
      • 神様のカルテ2

        信州・松本を舞台に、若手内科医・栗原一止の成長を描いた「神様のカルテ」の続編。今回は、一止が旧友と再会するも衝突、最愛の妻に支えられながら尊敬する上司の意志を受け継いでいく姿が描かれる。前作に続き、深川栄洋が監督、櫻井翔、宮崎あおい、柄本明、原田泰造が出演、「カメレオン」の藤原竜也、「みなさん、さようなら」の濱田岳、「ゲゲゲの女房」の吹石一恵、「岳 ガク」の市毛良枝が新たなキャストとして加わった。
      • 利休にたずねよ

        第140回直木賞を受賞した山本兼一の同名小説を映画化。茶の湯を芸術の域にまで高め美意識を研鑽する茶人・千利休の情熱を描く。利休を語る上で欠かせない黄金の茶室、待庵、北野大茶会なども作品中で再現されている。監督は「火天の城」「精霊流し」の田中光敏。脚本はNHK大河ドラマ『天地人』の小松江里子。音楽は「レッドクリフParttI・II」の岩代太郎。美を追求する千利休を「一命」「出口のない海」の市川海老蔵が、利休の妻を「源氏物語 千年の謎」「嫌われ松子の一生」の中谷美紀が、利休に傾倒しながらも畏れる豊臣秀吉を「R100」「ハゲタカ」の大森南朋が演じる。また若い頃の利休の師役で、2013年に他界した市川團十郎が特別出演をしている。
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      • なにもこわいことはない

        子どもを作らず、2人で生きてゆくと決めた夫婦の、穏やかな日常の中に潜む愛や孤独、不安といった揺らぎを浮き彫りにすることで、夫婦の意味を問うドラマ。出演は「戦争と一人の女」の高尾祥子、「かぞくのくに」の吉岡睦雄。監督は「いたいふたり」の斎藤久志。第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門出品。
      • 飛べ!ダコタ

        1946年、新潟県の佐渡島にイギリス軍要人機が不時着した出来事を基に、本作が劇場用映画デビューとなる油谷誠至監督が映画化。戦争という忘れ難い痛みと憎しみを乗り越え、再生と平和への一歩を踏み出そうとする人々の姿を描く。出演は「猿ロック THE MOVIE」の比嘉愛未、「ふがいない僕は空を見た」の窪田正孝、「悪人」の柄本明。2013年9月7日より、新潟県内4館にて先行上映。
      • 許されざる者(2013)

        第65回アカデミー賞作品賞・監督賞ほか2賞を受賞したクリント・イーストウッドの傑作西部劇を、「悪人」「フラガール」李相日がリメイク。1880年のアメリカ西部から、明治新政府のもと開拓が進められている同年の北海道に舞台を移し、幕府軍時代には恐れられたものの愛しい人と出会ったのを契機に刀を置いた男が、他の者のために再び刀を手にする。「インセプション」「硫黄島からの手紙」の渡辺謙を筆頭に、「アントキノイノチ」の柄本明、「誰も知らない」の柳楽優弥、「ペタル ダンス」の忽那汐里、「アウトレイジ」の國村隼、「草原の椅子」の佐藤浩市ら実力派俳優が集結。「レッドクリフ」シリーズを手がけた岩代太郎の音楽が作品を彩る。
        60
      • 戦争と一人の女

        坂口安吾の小説を原作に、故・若松孝二監督の下で映画作りを学んだ井上淳一が監督した官能文芸ロマン。「大鹿村騒動記」の荒井晴彦と「魔法少女を忘れない」の中野太が脚本を担当。戦争に翻弄される3人の男女の運命を映し出す。出演は「ユリ子のアロマ」の江口のりこ、「隠し剣 鬼の爪」の永瀬正敏、「希望の国」の村上淳、「悪人」の柄本明。
      • ばななとグローブとジンベエザメ

        自分たち家族を捨てた父親を反面教師とするかのように真面目に生きてきた男が、結婚や子どもを授かったことを経て、父親の姿を追っていくヒューマンドラマ。監督は「ねこのひげ」の矢城潤一。「THE JUON/呪怨」の俳優・大城英司が「ねこのひげ」に続き企画・脚本・プロデューサーを手がける。「のぼうの城」の中原丈雄が自由奔放に生きる父親を、「道~白磁の人」の塩谷瞬が息子を演じる。ほか、「ぷりてぃ・ウーマン」の馬渕晴子、「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」の柄本明、「少林少女」の原田佳奈、「ゼロの焦点」の黒田福美、「ギリギリの女たち」の渡辺真起子らが出演。河口恭吾の歌う曲がエンディングを優しく飾る。
      • きいろいゾウ

        「余命1ヶ月の花嫁」「ヴァイブレータ」など男女の愛について描いてきた廣木隆一監督が、西加奈子の同名ベストセラー(小学館・刊)を映画化。秘密を抱えたまま出会ってすぐ結婚した二人が、悩み傷つきながらお互いと向き合い夫婦になっていく様子を綴る。ともに原作のファンである「ツレがうつになりまして。」の宮崎あおいと「新しい靴を買わなくちゃ」の向井理が、互いにかけがえのない存在になっていく二人を演じる。ほか、「映画 怪物くん」の濱田龍臣、「陰日向に咲く」の緒川たまき、「ぐるりのこと」のリリー・フランキー、「私の人生 わが命のタンゴ」の松原智恵子、「悪人」の柄本明らが出演。主題歌はゴスペラーズの『氷の花』。
        70
      • 映画 妖怪人間ベム

        1968年から放送された怪奇アニメシリーズを元にしたテレビドラマの劇場版。“人間になりたい”と願いながら、人間を守るために戦い続けた3人の妖怪人間、ベム、ベラ、ベロのその後が描かれる。出演は「ごくせん THE MOVIE」の亀梨和也、「おかえり、はやぶさ」の杏、「ちょんまげぷりん」の鈴木福。
      • スクリーンで観る高座 シネマ落語&ドキュメンタリー「映画 立川談志」

        平成23年11月21日、稀代の天才落語家が他界した。落語は人間の業を肯定するものと位置付け、古典落語を現代的な感覚で捉え表現する古典落語の第一人者だった。人気TV番組『笑点』の初代司会者になりお茶の間で人気になる一方、真打昇進制度に異議を唱え落語協会から独立、辛辣な毒舌を利かせるなど、破天荒な生き様がクローズアップされることもしばしばあった。そんな立川談志らしさの溢れる寄席の模様を、ドキュメンタリー映像を挟み上映。イリュージョン落語の代名詞『やかん』(2005年10月12日 国立演芸場)と談志十八番の一つに数えられる『芝浜』(2006年12月2日 三鷹市公会堂)を収録。ナレーションは「聯合艦隊司令長官 山本五十六」の柄本明。東劇、なんばパークスにて先行、2013年1月12日より全国公開された。
      • グスコーブドリの伝記(2012)

        東北が生んだ国民的作家宮澤賢治は37年という短い人生の中で、三陸沖地震を含む大きな地震や大規模な冷害に何度も見舞われていた。それほど厳しい環境でも、賢治は故郷を愛し、作品中に登場する架空の理想郷に「岩手」をエスペランド語風にした<イーハトーヴ>と名付け、その美しいイーハトーヴの森を舞台に、困難に直面した故郷と大切な人たちを守る主人公の成長を描いたアニメーション。声のキャストは、主人公・グスコーブドリ役を「岳 ガク」の小栗旬、ブドリの妹・ネリ役を「マイ・バック・ページ」の忽那汐里、ブドリの父・ナドリ役を「エクレール・お菓子放浪記」の林隆三、ブドリの母親役は「ダンシング・チャップリン」草刈民代。原作発表から80年、名作映画「銀河鉄道の夜」のチームにより映画化。
      • この空の花 長岡花火物語

        2004年の新潟県中越地震から復興をとげ、11年の東日本大震災発生時には被災者をいち早く受け入れた新潟・長岡市を舞台に、ひとりの女性新聞記者がさまざまな人と出会い、不思議な体験を重ねていく姿を大林宣彦監督が描く。出演は「沈まぬ太陽」の松雪泰子、「明日に架ける愛」の高嶋政宏。2012年4月7日より新潟県・長岡にて先行ロードショーされた。
      • 種まく旅人 みのりの茶

        大分県臼杵市を舞台に、東京からやってきた女性が、病に倒れた祖父の代わりに行うことになった緑茶栽培を通じて、人々と交流する姿を描くドラマ。出演は「オムライス」の陣内孝則、「源氏物語 千年の謎」の田中麗奈、「孤高のメス」の吉沢悠。監督は舞台となる臼杵市出身の塩屋俊(「ふたたび swing me again」)。
      • 逆転裁判

        2001年の発売以来、様々なフォーマットでシリーズ化された同名人気ゲームを「一命」の三池崇史監督が映画化。弁護士・成歩堂龍一と検事・御剣怜侍の法廷バトルを描く。出演は「漫才ギャング」の成宮寛貴、「明日泣く」の斎藤工、「うさぎドロップ」の桐谷美玲、「RAILWAYS愛を伝えられない大人たちへ」の中尾明慶、「アントキノイノチ」の柄本明。
        60
      • 聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実

        日本が戦争へと突入していった時代、最後まで日米開戦に反対し続けた連合艦隊司令長官、山本五十六の実像に迫るヒューマンドラマ。監督は「八日目の蝉」の成島出。出演は「一命」の役所広司、「のだめカンタービレ 最終楽章」の玉木宏、「神様のカルテ」の柄本明、「SPACE BATTLESHIPヤマト」の柳葉敏郎、「天国からのエール」の阿部寛。
      • アントキノイノチ

        さだまさしの同名小説を「ヘヴンズ ストーリー」の瀬々敬久監督が映画化。遺品整理業という仕事を通して、もがき苦しみながらも成長する若者の姿を描く。出演は「プリンセス トヨトミ」の岡田将生、「東京公園」の榮倉奈々、「神様のカルテ」の原田泰造、「僕たちは世界を変えることができない。But,We wanna build a school in Cambodia.」の松坂桃李。
        50
      • 天使突抜六丁目

        “天使突抜六丁目”という地図にない町に迷い込んでしまった者たちの、哀しくも儚い現代の寓話。監督は「ひとりかくれんぼ」シリーズの山田雅史。出演は、歌手としても活躍中の真鍋拓、「シャーリーの転落人生」の瀬戸夏実、「フィッシュストーリー」の服部竜三郎、「極道めし」の麿赤兒、「へんりっく 寺山修司の弟」の若松武史。
      • 電人ザボーガー

        1974年にTV放映された同名特撮ヒーロー作品を、「富江 アンリミテッド」の井口昇監督が映画化。父を殺され復讐を誓う男が、変形型バイクロボット“ザボーガー”と共に戦う日々を青年期、熟年期の2部構成で描く。出演は「さや侍」の板尾創路、「音楽人」の古原靖久、「シーサイドモーテル」の山崎真実、「紙風船」の佐津川愛美。
        70
      • 神様のカルテ

        夏川草介の同名小説を「白夜行」の深川栄洋監督が映画化。信州の病院で働く若い内科医が友人、同僚、上司、患者、そして愛する妻の支えで医師として、人間として成長していく姿を描く。出演は「ヤッターマン」の櫻井翔、「オカンの嫁入り」の宮崎あおい、「さよなら夏休み」の要潤、「ランウェイ・ビート」の吉瀬美智子。
      • 一枚のハガキ

        「石内尋常高等小学校 花は散れども」の新藤兼人監督が自らの体験を基に、戦争によって翻弄される庶民の悲哀を描く。出演は「必死剣鳥刺し」の豊川悦司、「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」の大竹しのぶ、「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」の六平直政、「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」の柄本明、「あしたのジョー」の倍賞美津子。2011年8月6日より東京・テアトル新宿、広島・八丁座にて先行公開。
      • 忍たま乱太郎

        1986年、朝日小学生新聞で原作漫画が始まり、アニメ化もされた『忍たま乱太郎』初の実写映画。暗殺者に命を狙われる仲間を助けるため、乱太郎や忍術学園の生徒たちが戦いを挑む姿を描く。監督は「十三人の刺客」の三池崇史。出演は「桜田門外ノ変」の加藤清史郎、「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の林遼威、「BADBOYS」の三浦貴大。
        70
      • 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

        劇作家・前田司郎の同名小説を「市民ポリス69」の本田隆一監督が映画化。新婚ながら倦怠期のカップルが、ひょんなことから地獄へ新婚旅行に出かけることになる顛末を描く。出演は「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」の竹野内豊、「女たちは二度遊ぶ」の水川あさみ、「悪人」の樹木希林、「劇場盤 怪談レストラン」の片桐はいり、「サビ男サビ女」の荒川良々、「冷たい熱帯魚」のでんでん。
      • 脇役物語

        万年脇役の中年俳優が新人女優との恋に戸惑いながらも、人生の主役は自分だと気付いていく物語。原案・脚本・監督・製作は『不老長寿』の緒方篤。出演は「釣りバカ日誌20 ファイナル」の益岡徹、「クローンは故郷をめざす」の永作博美、「ラムネ」の津川雅彦、「黄金花 秘すれば花、死すれば蝶」の松坂慶子、「孤高のメス」の柄本明など。
      • 雷桜

        徳川家に生まれた男と村の娘との、運命の出会いと許されざる恋を描く時代劇。宇佐江真理の同名小説を基に「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一監督が映画化。出演は「瞬 またたき」の岡田将生、「FLOWERS フラワーズ」の蒼井優、「シュアリー・サムデイ」の小出恵介、「孤高のメス」の柄本明、「ハッピーフライト」の時任三郎など。
      • 桜田門外ノ変

        「男たちの大和 YAMATO」の佐藤純彌監督が、吉村昭の同名小説を映画化。幕末の歴史に大きな影響を及ぼした井伊直弼暗殺事件を描く。出演は「FLOWERS フラワーズ」の大沢たかお、「女たちは二度遊ぶ」の長谷川京子、「孤高のメス」の柄本明、生瀬勝久、「座頭市 THE LAST」の加藤清史郎、「猿ロック THE MOVIE」の西村雅彦など。
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      • 死刑台のエレベーター(2010)

        1957年にルイ・マルが発表したフィルム・ノワールの傑作を、舞台を日本に置き換えてリメイク。不倫関係にある男女が、女の夫の殺害計画を立てるが、手違いから計画が破綻してゆく。出演は「のだめカンタービレ 最終楽章」二部作の吉瀬美智子、「ジェネラル・ルージュの凱旋」の阿部寛。監督は「いつか読書する日」の緒方明。
      • ヘヴンズ ストーリー

        殺人事件をきっかけにつながりあう20人以上の人々の姿を通して、復讐と再生を描くドラマ。全9章、上映時間4時間半を超える大作。監督は「ドキュメンタリー頭脳警察」など、ピンク映画からメジャー作品まで幅広く手掛ける瀬々敬久。出演は「掌の小説」の寉岡萌希、「ハッピーフライト」の長谷川朝晴、「必死剣鳥刺し」の村上淳。
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