レオノール・シルヴェイラの関連作品 / Related Work

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  • アンジェリカの微笑み

    2015年に他界したマノエル・ド・オリヴェイラ監督が、半世紀以上温めた脚本を直し101歳の時に撮り上げた幻想譚。早世した女性の撮影のため青年がカメラを向けると、死んでいるはずの彼女に微笑みかけられ、その美しさの虜になる。オリヴェイラ監督の孫で「ブロンド少女は過激に美しく」「夜顔」など数々のオリヴェイラ作品に出演するリカルド・トレパが不思議な愛に没頭するユダヤ人青年を、魅惑の微笑みを浮かべる死んだ女性を「シルビアのいる街で」「女王フアナ」のピラール・ロペス・デ・アジャラが演じる。第63回カンヌ国際映画祭『ある視点』部門上映作品。
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  • 家族の灯り

    ポルトガルの作家ラウル・ブランダンの戯曲を基に「ブロンド少女は過激に美しく」のマノエル・デ・オリヴェイラ監督が映画化。小さな港町を舞台に、失踪した息子の帰りを待ちわびる父と母、妻の姿を描く。出演は「楽園からの旅人」のマイケル・ロンズデール、「ブーベの恋人」のクラウディア・カルディナーレ、「突然炎のごとく」のジャンヌ・モロー、「永遠の語らい」のレオノール・シルヴェイラ、「ブロンド少女は過激に美しく」のリカルド・トレパ、「ノン、あるいは支配の空しい栄光」のルイス・ミゲル・シントラ。
  • ブロンド少女は過激に美しく

    ポルトガルの文豪エサ・デ・ケイロスの『ブロンド少女の特異さ』を、「夜顔」のマノエル・デ・オリヴェイラが映画化。会計士が出会ったブロンドの少女との悲恋を描く。出演は、「コロンブス 永遠の海」のリカルド・トレパ、「アブラハム渓谷」のレオノール・シルヴェイラ。2009年ベルリン国際映画祭出品作品。
  • カニバイシュ

    三角関係にある子爵が開催した晩餐会での驚愕の展開を描くオペラ・ブッファ作品。監督はマノエル・ド・オリヴェイラ。出演はルイス・ミゲル・シントラ、レオノール・シルヴェイラ、ディオゴ・ドーリアほか。2010年9月17日より、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催された「ポルトガル映画祭 2010」にて上映。
  • コロンブス 永遠の海

    大航海時代の偉人コロンブスの出生の謎を通して、ポルトガル人の海の彼方への憧れ、ロマンティシズムを描いた「アブラハム渓谷」のマノエル・ド・オリヴェイラ監督作品。監督本人と妻のマリア・イザベルが老夫婦を演じるほか、監督の孫であり「夜顔」のリカルド・トレパらが出演している。
  • 不安(1998)

    「不安」をテーマとした3つの物語を描くオムニバス映画。監督はマノエル・ド・オリヴェイラ。出演はジョゼ・ピント、ルイス・ミゲル・シントラ、イザベル・ルト、レオノール・シルヴェイラ、リタ・ブランコ、ディオゴ・ドリア、レオノール・バルダックほか。各話は、「不死の人生」(原作:プリスタ・モンテイロ)「スージー」(原作:アントニオ・パトリシオ)「河の母」(原作:アゴスティナ・ベサ・ルイス)の3本。2006年3月11日より東京にて開催された「JADE 2006 インターナショナル ダンス フェスティバル」のひとつ「ダンス・イン・シネマ2006」(六本木・オリベホール)にて上映。
  • 永遠の語らい

    ポルトガルの巨匠マノエル・デ・オリヴェイラ監督が、西洋文明の遥かなる歴史を振り返りその未来を見つめた物語。父親に会うため地中海を巡る船旅に出た母娘が、その道中で人類の歴史と文化の足跡に触れ、また様々な国の人々との出会いを通して自らの歴史観を新たにしていく。
  • 家宝

    現代ポルトガルを代表する女流作家アグシティナ・ベッサ=ルイーシュの原作小説を、ポルトガルの巨匠マノエル・デ・オリヴェイラ監督が映像化。原作の持つ意味深な台詞をそのまま生かしながら、オリヴェイラ流のアイロニーのエッセンスを加え、謎めいたファム・ファタールの物語を作り出す。
  • 家路(2001)

    老境を生きる舞台俳優が自らの人生について思いを巡らせる人間ドラマ。監督・脚本は「クレーヴの奥方」のマノエル・ド・オリヴェイラ。出演は「ボーマルシェ」のミシェル・ピコリ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」のジョン・マルコヴィッチ、「クレーヴの奥方」のアントワーヌ・シャペーほか。
  • 世界の始まりへの旅

    幼い頃の思い出をたどる老映画監督と、亡き父の故郷をはじめて訪れる若い俳優の旅程を、ポルトガルの風景と歴史を織りまぜながら描く静かなロード・ムービー。監督・脚本・台詞・原案(運転手役で出演も)は世界現役最長老(1908年生まれ)の巨匠マノエル・デ・オリヴェイラ。製作は「メフィストの誘い」などヨーロッパ映画界で活躍するパウロ・ブランコ。撮影はオリヴェイラとは『Party』(96)作品で組んだ「不倫の公式」のレナート・ベルタ。美術はマリア・ジョゼ・ブランコ。編集はヴァレリー・ロワズルー。衣裳はイザベル・ファヴィラ。録音はジャン=ポール・ミュゼル。主演は本作を遺作に96年12月19日世を去った名優マルチェロ・マストロヤンニ。共演は「シェフ・イン・ラブ」のジャン=イヴ・ゴーチエ、「神曲」「アブラハム渓谷」「メフィストの誘い」とオリヴェイラ作品のミューズとなったレオノール・シルヴェイラほか。共演は「アブラハム渓谷」のイザベル・デ・カストロ、ジョゼ・ピント、セシル・サンス・デ・アルバなどオリヴェイラ作品の常連が固める。
  • メフィストの誘い

    「アブラハム渓谷」「階段通りの人々」のポルトガル映画界の巨匠、マノエル・デ・オリヴェイラ監督がファウスト伝説をモチーフに善悪の観念を交錯させる暗黒喜劇。製作は『フランチェスカ』(映画祭上映・TV放映のみ)以来オリヴェイラの全長編作品を手がける「リスボン物語」のパオロ・ブランコ。小説家アグシティナ・ベッサ=ルイーシュがゲーテの詩劇『ファウスト』から着想した物語を基に、オリヴェイラが脚本・台詞を執筆。撮影は「アブラハム渓谷」「階段通りの人々」のマリオ・バロッソ、美術は「階段通りの人々」「リスボン物語」のゼ・ブランコ、編集はオリヴェイラと「神曲」以来オリヴェイラ作品に参加するヴァレリー・ロワズルーがそれぞれ担当。使用曲はソフィア・グバイドゥリーナの『ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲“オフェルトリウム”』と『チェロ、バイアン、弦楽のためのパルティータ“キリスト最期の七つの言葉”』の終曲、イゴール・ストラヴィンスキーの歌劇『放蕩児の遍歴』の第三幕への前奏曲、そして黛敏郎の『弦楽四重奏のための前奏曲』。オリヴェイラは本作で初めて国際的なスターを起用し、「私の好きな季節」の仏女優カトリーヌ・ドヌーヴ、「シェルタリング・スカイ」などの演技派の米国人男優ジョン・マルコヴィッチが主演。共演はポルトガルの名優でオリヴェイラ作品の常連、「階段通りの人々」のルイス・ミゲル・シントラ、「アブラハム渓谷」のヒロインのレオノール・シルヴェイラほか。
  • アブラハム渓谷

    ギュスターヴ・フロベールの『ボヴァリー夫人』を現代ポルトガルに置き換え、美貌のエマが男たちに愛され、不倫を重ねながら、愛の真実を求めて破滅していく様を描いたドラマ。監督は、サイレント時代から映画を撮り始め、近年ようやく“挫折した愛の4部作”や『繻子の靴』などで世界的に偉大な映画監督として評価され始めたポルトガルのマノエル・デ・オリヴェイラ。製作は『フランシスカ』以降のオリヴェイラ全作品を製作し、ヴィム・ヴェンダースやアラン・タネールほかヨーロッパの主だった監督たちの信頼を一心に集めているパウロ・ブランコ。撮影はナレーションの声も兼ねているマリオ・バロッソ、編集は監督とヴァレリー・ロワズルー、美術はマリア・ジョゼ・ブランコが担当。音楽は『月の光』をテーマにした選曲でベートーヴェン、ドビュッシー、シューマンほかを、ネルソン役で出演もしているアルメイダがピアノ演奏している。主演のエマを演じるのはレオノール・シルヴェイラとセシル・サンス・デ・アルバ。シルヴェイラは『カニバイシュ』での映画デビューからオリヴェイラ映画の常連である。エマの夫を演じるのは常にオリヴェイラ作品で主演を演じてきたルイス・ミゲル・シントラ。そのほかに、ディオゴ・ドリア、フィリペ・コショフェル、イザベル・ルス、ルイ・デ・カルヴァリョなど。
  • 神曲

    マノエル・ド・オリヴェイラ監督作品の中で、もっともソフト化が待ち望まれていた傑作ドラマが初DVD化。聖書とドストエフスキーに生きる人々の寓話を描く。人気・実力ともに当代一のピアニスト、マリア・ジョアン・ピルシュの出演も話題になった。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ 出演:マリア・デ・メディロス/ミゲル・ギレルメ/ルイス・ミゲル・シントラ/マリオ・ビエガス/レオノール・シルヴェイラ/マリア・ジョアン・ピルシュ
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