ジャック・リヴェットの関連作品 / Related Work

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  • 地に堕ちた愛 完全版

    劇作家の屋敷で新作舞台のリハーサルを重ねる女優たちが経験する一週間の出来事を描く心理ドラマ。幻視や幻聴、手品、忽然と“消えた”女の正体。いくつもの謎が散りばめられ、役割やパートナーは絶えず入れ替わり、リアルと虚構が曖昧になっていく。監督はヌーヴェル・ヴァーグの旗手、ジャック・リヴェット。ジェラルディン・チャップリンとジェーン・バーキンというふたりのミューズを得たリヴェットの遊び心と実験精神満載の愛憎劇。日本劇場公開時より51分長い完全版。
  • パリでかくれんぼ 完全版

    夏のパリを舞台に3人の女性が自分の人生を見つめなおす冒険を軽やかに描いたミュージカル・コメディ。ヌーヴェル・ヴァーグの旗手ジャック・リヴェット監督の魔術が光る。原題は「高い・低い・傷つきやすい」の意味で荷物に貼られる「こわれもの注意」の断り書きのこと。不良少女ニノン、5年間の昏睡状態から目覚めたルイーズ、「本当の母親」を探しているイダ。3人のヒロインが図書館へ、公園へ、クラブへと動き回り、ある時はローラースケートで滑り、歌い、生き生きと舞う。脚本には、主演女優のマリアンヌ・ドニクール、ナタリー・リシャール、ローランス・コートも参加。クラブの歌手役でシャンソン歌手のエンゾ・エンゾ、そして「修道女」以来20年ぶりのリヴェット映画となるアンナ・カリーナが特別出演。ジャック・リヴェット本人もローランス・コートに話しかける謎の老人を演じている。
  • メリー・ゴー・ラウンド

    ヌーヴェルバーグの中心的人物で「美しき諍い女」のジャック・リヴェットによるミステリー。ベンジャミンは元恋人から電報を受け取りパリへ向かうが、そこにいたのは彼女の妹レオだった。謎に支配された舞台で、二人の終わることのない追いかけっこが始まる。出演は、「ラストタンゴ・イン・パリ」のマリア・シュナイダー、「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」のジョー・ダレッサンドロ。ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催の『ジャック・リヴェット映画祭』で日本劇場初公開。
  • デュエル

    「美しき諍い女」のジャック・リヴェットの初期作品で、ジェラール・ド・ネルヴァルの小説に着想を得て構想した4部作『火の娘たち』の1作目となる犯罪劇。現代のパリを舞台に、月の女王と太陽の女王が地上での生を受けるため、魔法の石をめぐって対決する。出演は、「中国女」のジュリエット・ベルト、「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のビュル・オジェ。ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催の『ジャック・リヴェット映画祭』で日本劇場初公開。
  • ノロワ

    「美しき諍い女」のジャック・リヴェットの4部作『火の娘たち』2作目となる冒険ファンタジー。弟の仇を討つため海賊団リーダーへの復讐を誓った女海賊の物語を、ブルターニュ沿岸の12世紀の要塞と17世紀に再建された城という壮大なロケーションで描く。出演は、「ドクトル・ジバゴ」のジェラルディン・チャップリン、「なまいきシャルロット」のベルナデット・ラフォン。ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催の『ジャック・リヴェット映画祭』で日本劇場初公開。
  • アニエスの浜辺

    「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。
  • ランジェ公爵夫人

    19世紀フランスを代表する作家、バルザックの同名小説を「美しき諍い女」のジャック・リヴェット監督が映画化。パリを舞台に繰り広げられる、貴族階級の女性と無骨な軍人の数奇な運命の恋物語。主演は「恋ごころ」のジャンヌ・パリバールと、ジェラール・ドパルデューの息子で「ポーラX」にも主演したギョーム・ドパルデュー。
  • Mの物語

    フランスの巨匠ジャック・リヴェットが、「美しき諍い女」に続き再びエマニュエル・ベアールをヒロインに迎えて撮り上げた愛の物語。中年の時計技師とミステリアスな美女との不思議な愛の軌跡を、官能的に描く。共演は「鉄の男」のイエジー・ラジヴィオヴィッチ。
  • 恋ごころ(2001)

    パリで行われる劇団の公演を背景に、揺れ動く男女6人の恋模様を描いたラブストーリー。監督は、「パリでかくれんぼ」のジャック・リヴェット。撮影は、「ジャンヌ/薔薇の十字架」のウィリアム・リュプチャンスキー。脚本は、リヴェットとは今作で9作目となる「パリでかくれんぼ」のパスカル・ボニゼールと、同じく「パリでかくれんぼ」のクリスティーヌ・ローラン。主演は、「そして僕は恋をする」のジャンヌ・バリバール、「かぼちゃ大王」のセルジオ・カステリット、「女優マルキーズ」のマリアンヌ・バスレール、「青い夢の女」のエレーヌ・ド・フージェロル、「カルメンという名の女」のジャック・ボナフェ、「愛する者よ、列車に乗れ」のブリュノ・トデスキーニ。
  • パリでかくれんぼ

    夏休みのパリ、3人の女の子のそれぞれの冒険が微妙に交錯する群像劇風のミュージカル・コメディ。「彼女たちの舞台」「ジャンヌ・ダルク(二部作)」などの監督ジャック・リヴェットが、軽やかなタッチで演出した。脚本は主演女優3人マリアンヌ・ドニクール、ナタリー・リシャール、ローランス・コートと、「ジャンヌ・ダルク」のパスカル・ボニツェール、同じくリヴェット映画の常連クリスチーヌ・ロラン、リヴェットが執筆。撮影は「ジャンヌ・ダルク」の名手ウィリアム・リュプチャンスキーの助手で、同作のセカンド・ユニットを担当していたクリストフ・ポロックがデビューを飾った。音楽はエンゾ・エンゾの歌などを作曲するフランソワ・ブレアンで、本作のためにボニツェール、リシャール、ドニクールの歌詞ではオリジナル・ナンバーも作曲。リヴェットの常連スタッフが結集している。出演は「美しき諍い女」のマリアンヌ・ドニクール、「ジャンヌ・ダルク」のナタリー・リシャール、「パリのレストラン」のローランス・コートのほか、「修道女」で組んだアンナ・カリーナが姿を見せ、人気歌手エンゾ・エンゾがクラブ歌手として登場。また、ジャック・リヴェット本人もローランス・コートに話しかける謎の老人を演じている。
  • 修道女

    18世紀の作家ディドロが啓蒙目的で女子修道院の腐敗を告発した小説『修道女』(邦訳・極光社)を映画化、教会の偽善化のなかであえぐ一人の女性の苦悩を描くコスチューム・ドラマ。『カイエ・デュ・シネマ』の批評家を経てヌーヴェルヴァーグの旗手の一人となったジャック・リヴェットの長編監督第2作。ドゥニ・ディドロが1766年に発表した原作の小説『修道女』をまずは舞台化し、そして映画用に脚色。主な舞台となる二つの修道院を再現するためいくつもの修道院や廃墟などが部分的に使用され、編集でつなげられている。衣裳は「恋のエチュード」「暗殺の森」などのジット・マグリーニ。出演は当時のジャン=リュック・ゴダール夫人で「女と男のいる舗道」「気狂いピエロ」などに主演しているアンナ・カリーナがタイトルロールに扮する。他に「肉体の悪魔」「レ・ミゼラブル」のミシュリーヌ・プレスル、ルイス・ブニュエル監督の宗教的寓話「ナサリン」で主人公を演じたフランシスコ・ラバルなど。この作品は最初は61年ごろから企画されたが製作資金が集められず、舞台劇として63年から上演された。その後ゴダールのプロデューサー、ドゥ・ボールギャールが資金を出し、3時間近い舞台版の戯曲を再構成して映画化された。グリュオーは溝口健二の「西鶴一代女」に大いに影響されたと言っている。こうして65年に映画は完成されたが、カトリックに冒涜的だとして反対運動が起こり、一時は上映禁止となり、翌年のカンヌ映画祭で初めて上映されて賛否両論の論争を巻き起こした。
  • 嵐が丘(1985)

    エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を30年代フランスの片田舎に置き換えて映画化した異色の文芸ドラマ。監督はヌーヴェルヴァーグの旗手のひとり、「北の橋」「ジャンヌ」(二部作)のジャック・リヴェット。脚本はリヴェットと、「美しき諍い女」「ジャンヌ」のパスカル・ボニツェール、フランソワ・トリュフォーの右腕だったシュザンヌ・シフマンの共同。撮影は「書かれた顔」などの名手レナード・ベルタ。美術は「ジャンヌ」のマニュ・ドゥ・ショヴィニー。音楽はブルガリアの民族音楽を集めたアルバム『Les mysteres des voiz borgares(ブルガリアン・ヴォイス)』から3曲が使用されている。出演は本作のためにオーディションで選ばれた若手のキャストが中心で、共演はサンドラ・モンテギュ、「日曜日が待ち遠しい」「さよなら子供たち」のフィリップ・モリエ・ジュヌーナほか。
  • ジャンヌ 愛と自由の天使

    仏英百年戦争中活躍した歴史上の人物、ジャンヌ・ダルクの生涯を綴った2部作の第1部。ジャンヌ・ダルクについては、カール・T・ドライヤー監督の「裁かるゝジャンヌ」(28)やイングリッド・バーグマン主演の「ジャンヌ・ダーク」(48)など何度か映画化されているが、「美しき諍い女」のジャック・リヴェット監督による本作は、英雄としてのイメージの強いジャンヌをひとりの平凡な少女として捉え、その成長を緊張感ある映像に捉えようと試みている。第1部「愛と自由の天使」はジャンヌが神の啓示を受け祖国の救済に立ち上がり、王太子シャルルを擁する“国王軍”を率いてオルレアンで勝利を収めるまでを描く。台詞は「地に堕ちた愛」のパスカル・ボニツェールと「彼女たちの舞台」のクリスティーヌ・ロラン、撮影は「美しき諍い女」のウィリアム・ルプシャンスキー、音楽は「めぐり逢う朝」のジョルディ・サバール、衣装はロランが担当。ジャンヌ役に抜擢されたのは「プレイグ」のサンドリーヌ・ボネール。主な出演者はアンドレ・マルコン、パトリック・ル・モフ、ディディエ・ソーヴグラン、ステファヌ・ブーシュ、マティアス・ジュング、ジャン・ルイ・リシャール、マルセル・ボゾネなど。1部のみの出演はタチアナ・ムキーヌ、バティスト・ルション、オリヴィエ・クルヴェイエ、ベルナール・ソベルら。
  • ジャンヌ 薔薇の十字架

    ジャック・リヴェット監督、サンドリーヌ・ボネール主演によるジャンヌ・ダルクの生涯を綴った大作の第2部。ジャンヌが囚われの身となり、火刑台にかけられるまでの苦悩に満ちた後半生を描く。スタッフ、キャストは第1部と同じ、台詞は「地に堕ちた愛」のパスカル・ボニツェールと「彼女たちの舞台」のクリスティーヌ・ロラン、撮影は「美しき諍い女」のウィリアム・ルプシャンスキー、音楽は「めぐり逢う朝」のジョルディ・サバール、衣装はロランが担当。ジャンヌ役に抜擢されたのは「プレイグ」のサンドリーヌ・ボネール。主な出演者はアンドレ・マルコン、パトリック・ル・モフ、ディディエ・ソーヴグラン、ステファヌ・ブーシュ、マティアス・ジュング、ジャン・ルイ・リシャール、マルセル・ボゾネなど。第2部のみの出演はフィリップ・モリエ・ジェヌー、ヤン・コレット、エディット・スコブ、エレーヌ・ド・フジュロール、モニーク・メリナン、アラン・オリヴィエなど。
  • 地に堕ちた愛

    演出家の屋敷で新作舞台のリハーサルを重ねる役者たちが経験する一週間の出来事を描く人間ドラマ。監督は「北の橋」のジャック・リヴェット。製作はマルティーヌ・マリニャック。脚本はリヴェットと、「美しき諍い女」のパスカル・ボニツェール、ママリル・パロリーニ、シュザンヌ・シフマンの共同。撮影は「裏切りの情事」のウィリアム・ルプシャンスキーと、カロリーヌ・シャンペティエが担当。主演は「チャーリー」のジェラルディン・チャップリン、「ふたりだけの舞台」のジェーン・バーキン。他に「愛を弾く女」のアンドレ・デュソリエ、「ヘカテ」のジャン・ピエール・カルフォンなど。
  • 北の橋

    パリの街をさまよう二人の女が次々と奇妙な出来事に遭遇していく姿を描くサスペンス・ファンタジー。監督は「セリーヌとジュリーは舟でゆく」のジャック・リヴェット。製作は近年はアメリカに渡って「ルームメイト」などで監督として活躍するバーベット・シュローダーと「カルテット」のジャン・ピエール・マオ。エクゼクティヴ・プロデューサーはマルティーヌ・マリニャック、脚本はリヴェットと、「彼女たちの舞台」のビュル・オジェ、「満月の夜」のパスカル・オジエら二人の主演女優と助監督のシュザンヌ・シフマンの共同。撮影は「美しき諍い女」のウィリアム・ルプシャンスキーと、カロリーヌ・シャンペティエの共同。音楽はアストル・ピアソラが担当。他の出演は「スウィート・ムービー」のピエール・クレマンティ、「トリュフォーの思春期」のジャン・フランソワ・ステヴナンなど。
  • セリーヌとジュリーは舟でゆく

    魔法のキャンディの力で夢の世界へ自由に行き来する二人の女の冒険を描くファンタジー。監督は「美しき諍い女」のジャック・リヴェット。製作は「北の橋」のバーベット・シュローダー。脚本はリヴェットと、「巴里ホテルの人々」のジュリエット・ベルト、「ジョナスは2000年に25才になる」のドミニク・ラブリエ、「北の橋」のビュル・オジェ、「バロッコ」のマリー・フランス・ピジェら四人の出演者たちの共同。撮影はジャック・ルナール。音楽は「厚化粧の女」のジャン・マリー・セニアが担当。他の出演は「ロザリンとライオン」のフィリップ・クレヴノなど。
  • 美しき諍い女

    「美しき諍い女」と題する絵を完成させようとする画家とモデル、妻や恋人たちをめぐる葛藤のドラマ。オレノ・ド・バルザックの短編『知られざる傑作』を自由に脚色した「彼女たちの舞台」のジャック・リヴェット監督・脚本作品で、エグゼクティヴ・プロデューサーはマルティーヌ・マリニャック、共同脚本はパスカル・ボニツェールとクリスティーヌ・ロラン、撮影は「ピストルと少年」のウィリアム・ルプシャンスキーが担当し、音楽はストラヴィンスキー作曲のバレエ音楽「アゴン」などを使用。91年カンヌ映画祭グランプリ91受賞。
  • 彼女たちの舞台

    パリで共同生活を営む4人の演劇学校の女生徒が、ミステリアスな事件に巻き込まれてそれぞれの内面の葛藤を顕わにしてゆく。仏ヌーヴェル・ヴァーグの先駆者とされながら長らく日本に紹介されなかった、「美しき諍い女」のジャック・リヴェット監督の本邦初公開作。脚本はリヴェットとパスカル・ボニツェール、クリスティーヌ・ローランの共同、撮影は「恋する女」のカロリーヌ・シャンペティエが担当。出演はビュル・オジェ、ブノワ・レジャンほか。
  • パリはわれらのもの

    ジャック・リヴェットが監督を務めた最初期のヌーヴェルヴァーグ作品。パリにやって来た女学生・アンヌは、シェークスピアを上演しようとする貧乏劇団に参加する。だが、やがて彼女は劇団員の周囲に見え隠れする謎の組織の陰謀に巻き込まれ…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ジャック・リヴェット 脚本:ジャン・グリュオー 製作総指揮:クロード・シャブロル/フランソワ・トリュフォー 出演:ベティ・シュナイダー/ジャンニ・エスポジート/フランソワーズ・プレヴォー/ダニエル・クロエム
  • ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー

    フランスの名匠、ジャック・リヴェット監督が描く、サーカス団を舞台にしたドラマ。車の故障で立ち往生していたケイトを助けたヴィットリオ。サーカス団に戻る途中だという彼女に魅かれたヴィットリオだったが、やがて彼女の過去の秘密を知る。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ジャック・リヴェット 脚本:パスカル・ボニッツェール/クリスティーヌ・ローラン 撮影:イリナ・リュプチャンスキー 出演:ジェーン・バーキン/セルジオ・カステリット/アンドレ・マルコン/ジャック・ボナフェ
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