- キネマ旬報WEB トップ
- エンツォ・セラフィン
エンツォ・セラフィンの関連作品 / Related Work
1-15件表示/全15件
-
ミステリー島探検 地底人間の謎
「海底二万哩」で、潜水鑑ノーチラス号に乗ったまま北極海のうずの中に消え去ったネモ艦長が、太平洋の孤島にひっそり暮していたという設定の「海底二万哩」の後日譚。製作はジャック・バール、監督はファン・アントニオ・バルデムとアンリ・コルピの共同、脚本はジャック・シャンプルーとファン・アントニオ・バルデム、撮影はエンツォ・セラフィン、ギイ・デルクルーズ、ジュリオ・オルタス、音楽はジャンニ・フェリオ、編集はポール・カイヤットとオーロール・カンプとフェデリーク・ミショーが各々担当。出演オマー・シャリフ、フィリップ・ニコー、ジェラール・ティチー、ジェス・ハーン、ラファエル・ヴァルデム、アンブロワーズ・ムビア、ガブリエレ・ティンティなど。 -
夏物語(1960)
作家アルベルト・モラヴィアのオリジナル・ストーリーを「ローマで夜だった」のセルジオ・アミディ、「並木道」のルネ・バルジャヴェル、「世界のセクシー・ナイト」のエンニオ・フライアーノ、アルベルト・モラヴィア、ジャンニ・フランチョリーニ、エドアルド・アントン、ロドルフォ・ソネゴ、俳優のアルベルト・ソルディの八人が脚色し、「われら女性」(第四話)のジャンニ・フランチョリーニが監督したもの。撮影は「潜行突撃隊」のエンツォ・セラフィン、音楽は「史上最大の喜劇 地上最笑の作戦」のピエロ・ピッチオーニ。出演者は「好敵手」のアルベルト・ソルディ、「イタリア式離婚狂想曲」のマルチェロ・マストロヤンニ、「前進か死か」のドリアン・グレイ、「すてきなジェシカ」のシルヴァ・コシナ、ホルヘ・ミストラル、フランコ・ファブリッツィ、ガブリエレ・フェルゼッティなど。製作はマリオ・チェッキ・ゴーリ、イーストマンカラー・トータルスコープ。 -
寝台の秘密
寝台にまつわる四つのエピソードを集めたオムニバス映画一九五四年作品。第一話《宿泊許可書》は、「上級生の寝室」のアンリ・ドコアンが監督したものでモーリス・オーベルジュとジャック・ファノが脚本を担当した。撮影は「女優ナナ(1955)」のクリスチャン・マトラである。「バルテルミーの大虐殺」のジャンヌ・モローと「豪族の砦」のリチャード・トッドが主演する。第二話《離婚》は「O・K・ネロ」(製作)のニッコロ・テオドリの脚本から「わたしの罪ではない」のジャンニ・フランチョリーニが監督したもので、撮影は「われら女性」のエンツォ・セラフィンである。主演は「パンと恋と夢」のヴィットリオ・デ・シーカと「月蒼くして」のドーン・アダムス。第三話《リヴィエラ急行トラック》は「女性の敵」と同じくラルフ・アビブが監督し、フランソワーズ・アルヌールが主演するもので、脚本はジャック・ファノ、台辞は「バルテルミーの大虐殺」のポール・アンドレオータ、撮影は「永遠の争い」のアンリ・ビュレルの担当。「裁きは終わりぬ」のマルセル・ムールージが共演する。第四話《ポンパドゥルの寝台》は、「愛の迷路」と同様ローラン・ローダンバック、ジャン・ドラノワ合作の脚本からジャン・ドラノワが監督に当ったもの。ローダンバックとアントワーヌ・ブロンダンが台詞を書いた。撮影は第一話と同じくクリスチャン・マトラである。主演は「女優ナナ(1955)」のマルティーヌ・キャロル、「二百万人還る」のベルナール・ブリエ、「オルフェ」のフランソワ・ペリエである。全篇を通じての音楽は「女優ナナ(1955)」のジョルジュ・ヴァン・パリスが担当した。 -
われら女性
アルフレッド・グワリーニが一九五三年に製作したオムニバス映画で、各エピソードにおいて主演者は実名で登場する。「終着駅」のチェザーレ・ザヴァッティーニが、全挿話の脚本をかいている。音楽は「終着駅」のアレッサンドロ・チコニーニの担当。 〔第一話〕この映画の製作者アルフレッド・グワリーニが監督した。撮影はドメニコ・スカラ。新人エンマ・ダニエーリ、アンナ・アメンドラが出演する。 〔第二話〕「終着駅」のルイジ・キアリーニが脚本に協力、わが国初登場のジャンニ・フランチョリーニが監督した。撮影は「七つの大罪」のエンツォ・セラフィン。「パラダイン夫人の恋」のアリダ・ヴァリが主演する。 〔第三話〕「ヨーロッパ一九五一年」と同じく、ロベルト・ロッセリーニが監督し、イングリッド・バーグマンが主演する。脚本協力は第二話と同様ルイジ・キアリーニ、撮影は「アンナ」のオテッロ・マルテッリ。 〔第四話〕前記ルイジ・キアリーニと、同じく「終着駅」のジォルジォ・プロスペリがザヴァッティーニの脚本に協力、「白い国境線」のルイジ・ザンパが監督した。撮影はドメニコ・スカラ。「七つの大罪」のイザ・ミランダが主演する。 〔第五話〕「美しき幻想」(公開予定)のルキノ・ヴィスコンティが監督する一篇。「懐かしの日々」のスーゾ・チェッキ・ダミーコが脚本に協力している。撮影は「懐かしの日々」のガボール・ポガニーの担当。「噴火山の女」のアンナ・マニャーニが主演する。 -
七つの大罪
フランス及びイタリア映画人の協力によったオムニバス映画一九五二年作品で、聖書に説く七大罪の一つ一つをテーマにしたエピソードが集められている。以下各挿話毎に解説・略筋を紹介する。なお狂言まわしのシークェンスは「夜は我がもの」のジョルジュ・ラコンブが監督、「花咲ける騎士道」のジェラール・フィリップが出演している。 〔第一話・欲ばりと怒り〕「壁にぶつけた頭」などで知られるエルヴェ・バザンのオリジナル・ストーリーを、「裁きは終わりぬ」のシャルル・スパークが脚色、「ナポリの百万長者」のイタリア監督エドゥアルド・デ・フィリッポが監督・主演する。撮影はエンツォ・セラフィン、音楽は「海の牙」のイヴ・ボードリエの担当。主演はデ・フィリッポの他、「ミラノの奇蹟」のパオロ・ストッパ、「輪舞(1950)」のイザ・ミランダである。 〔第二話・怠けもの〕「飛んで行く箪笥」などのファンタジー映画作家カルロ・リムのオリジナル脚本を、「うるさがた」「春の凱歌」のコンビ、ジャン・ドレヴィル(監督)とノエル・ノエル(主演)が担当。撮影は「二つの顔」のアンドレ・トーマ、音楽は「肉体の悪魔(1947)」のルネ・クロエレックである。ノエル・ノエルの他、新人ジャクリーヌ・プレシスが共演。 〔第三話・色好み〕バルベイ・ドールヴィリーの原作を「肉体の悪魔(1947)」のジャン・オーランシュとピエール・ボストが脚色、「デデという娼婦」のイヴ・アレグレが監督する。撮影は「しのび泣き」のロジェ・ユベール、音楽は「オルフェ」のジョルジュ・オーリックの担当。主演は「娼婦マヤ」のヴィヴィアーヌ・ロマンス、「調馬場」のフランク・ヴィラール、新人フランセント・ヴェルニヤ。 〔第四話・ねたみ〕「ジジ」などで有名なフランス女流作家コレット・ウィリーの原作「牝猫」(La Chatte)から、「ドイツ零年」のロベルト・ロッセリーニが脚色・監督する。第一話と同じく撮影はエンツォ・セラフィン、音楽はイヴ・ボードリエの担当。主演はアンドレ・ドバールとオルフェオ・タンブリ。 〔第五話・大喰らい〕第二話のカルロ・リムがオリジナル脚本を書き監督するコント風の一篇。撮影は「肉体の冠」のロベール・ルフェーヴル、音楽はイヴ・ボードリエ。主演は「ファビオラ(1948)」のアンリ・ヴィダル、クローディーヌ・デュピュイ、ジャン・リシャール。 〔第六話・見えっぱリ〕第三話と同じくジャン・オーランシュとピエール・ボストの脚本から「肉体の悪魔(1947)」のクロード・オータン・ララが監督。撮影は「赤針嶽」のアンドレ・バック、音楽は第二話のルネ・クロエレック。「ファビオラ(1948)」のミシェル・モルガン、「旅愁」のフランソワーズ・ロゼー、「娼婦マヤ」のルイ・セニエ、「肉体の悪魔(1947)」のジャン・ドビュクールが共演。 〔第7話・第八の罪〕「環礁地帯K」、のレオ・ジョアノンと「花咲ける騎士道」のルネ・ウェレルが脚本を書き、ジュルジュ・ラコンブが監督。撮影は第五話のロベール・ルフェーヴル、音楽は第六話のルネ・クロエレック。ジェラール・フィリップが出演する。なお、このエピソードは全篇のオチで、七大罪には関係ない。
1-15件表示/全15件