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マーヴィン・ルロイの関連作品 / Related Work
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哀愁(1940)
「響け凱歌」で共演した「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーと「椿姫(1937)」のロバート・テイラーが顔を合せての主演映画で1940年作品。ロバート・E・シャーウッド作の舞台劇『ウォータールー橋』の2度目の映画化(1度目は「ウォタルウ橋」'31)で「征服」のS・N・ベールマン、「キューリー夫人」のハンス・ラモー及び「心の旅路」のジョージ・フローシェルが協力脚色し「心の旅路」「キューリー夫人」のマーヴィン・ルロイが監督した。撮影は「ガス燈」「心の旅路」のジョゼフ・ルッテンバーグが指揮し、音楽は「育ち行く年」のハーバート・ストサートが作曲している。「剃刀の刃」のルシル・ワトソン、「勝鬨」のヴァージニア・フィールド、「征服」のマリア・オースペンスカヤ、「キューリー夫人」のC・オーブリー・スミス等が共演。90点 -
若草物語(1949)
アメリカの家庭小説の名作といわれるルイザ・メイ・オルコットの「リツル・ウイメン」の映画化で、「哀愁」「心の旅路」のマーヴィン・ルロイが、テクニカラー色彩映画として製作監督した1949年作品。脚本は、1934年にRKOラジオで映画化された時のサラ・Y・メイソン、ヴィクター・ヒアマンのチームに、アンドリュー・ソルトが協力して執筆、撮影は「女の顔」のロバート・ブランク、「悪漢バスコム」のチャールズ・エドガー・シェーンバウム、音楽はアドルフ・ドイッチェの作曲である。主演は「秘めたる心」のジューン・アリソン、「下町天国」のピーター・ローフォード、「悪漢バスコム」のマーガレット・オブライエン、「暴力行為」のジャネット・リー及びメアリー・アスター、新人エリザベス・テイラー、「ラ・トスカ」のロッサー・ブラッツイでルシル・ワトソン、C・オーブリー・スミス、ハリー・ダヴェンポート等が助演する。100点 -
四時の悪魔
火山の爆発を背景に、脱出行を描くサスペンス・アクション・ドラマ。製作・監督は「哀愁」のマーヴィン・ルロイ。マックス・カットーの原作小説をライアム・オブライエンが脚色。撮影は「セブン・セントの決斗」のジョセフ・バイロック、音楽は「馬場の二人」のジョージ・ダニングが担当した。出演者はスペンサー・トレイシー、フランク・シナトラ、カーウィン・マシューズ、ジャン・ピエール・オーモン、新人バーバラ・ルナ、グレゴワール・アスランなど。 -
軍曹さんは暇がない
マック・ハイマン元米軍中尉の書いたベスト・セラー小説で、ブロードウェイの劇化も大当たりをとった原作の映画化。田舎出の朴訥新兵をめぐる軍隊喜劇である。監督は「悪い種子」「ミスタア・ロバーツ」でブロードウェイ物映画化を手がけたマーヴィン・ルロイ。主演するアンディ・グリフィスはこの劇の同じ役を舞台で演じてヒットしたのが映画入りの機会となった。脚色は「悪い種子」のジョン・リー・メイン。撮影監督は「眼下の敵」のハロルド・ロッソン。音楽はレイ・ハインドーフ。主演は「群集の中の一つの顔」のグリフィスをめぐって「ミスタア・ロバーツ」のニック・アダムス「特攻決死隊」のマーレイ・ハミルトン「群集の中の一つの顔」のハワード・スミスなどが出演。技術顧問として空軍生活20年のアルバート・ウィリアムスが招かれている。製作はルロイ監督自身。 -
東京上空三十秒
太平洋戦争中、昭和17年4月18日、日本初空襲を試みたドゥリトル麾下のB25爆撃隊の行動を描いたもの。この奇襲爆撃行に参加したテッド・W・ローソン大尉の手記と、同行の新聞記者ロバート・コンシダインの手記を原作に、ダルトン・トランボが脚色「ロケットパイロット」のマーヴィン・ルロイが監督、撮影も同じくハロルド・ロッソン。音楽はハーバート・ストサート。主演は、「山」のスペンサー・トレイシー、「脱獄囚」のヴァン・ジョンソン、「見知らぬ乗客」の故ロバート・ウォーカー、「外国の陰謀」のロバート・ミッチャム、「スプリングフィールド銃」のフィリス・サクスター、「夜の億万長者」のドン・デフォー。80点 -
悪い種子
8歳の少女が殺人事件を犯すショッキングなテーマを描いた作家ウィリアム・マーチの原作を「栄光何するものぞ」の脚本を執筆した劇作家マックスウェル・アンダースンが劇化、ブロードウェイで記録的上演を続けたものを「巨象の道」のジョン・リー・メインが脚色し、「荒野の貴婦人」のマーヴィン・ルロイが監督、同じくハロルド・ロッソンが撮影を担当した。音楽は「ながれ者」のアレックス・ノース。主演は、殆ど舞台そのままで主人公のローダに10歳のパティ・マコーマックのほか「ターザン砂漠へ行く」のナンシー・ケリー、「理由なき反抗」のウィリアム・ホッパー、「傷だらけの栄光」のアイリーン・ヘッカート、「ジャイアンツ」のポール・フィックスなど。80点 -
ミスタア・ロバーツ
トーマス・ヘッゲンの同名の原作は、米国における第二次世界大 戦を扱った文学として1946年のベスト・セラーとなった。ついでブロードウエイのプロデューサー、ジョシュア・ローガンが原作者ヘッゲンと共同で劇化し1948年から1952年まで3シーズンに亘ってブロードウエイで続演された。製作は舞台と同様、ブロードウエイのヒット作「南太平洋」などのプロデューサー、リーランド・ヘイワード。監督は「長い灰色の線」のジョン・フォードと「荒野の貴婦人」のマーヴィン・ルロイが共同で当り、脚色も「静かなる男」でアカデミー賞を得たフランク・S・ニュージェントとジョシュア・ローガンが共同担当している。撮影は「楽園に帰る(1953)」のウィントン・C・ホック、音楽は「陽の当る場所」でアカデミー賞を得たフランツ・ワックスマン。主な出演者は舞台で主役のロバーツ中尉を演じた「アパッチ砦」のヘンリー・フォンダが映画にも同役で登場し、「エディ・フォイ物語」のジェームズ・キャグニー、「百万長者と結婚する方法」のウィリアム・パウエル、「私の夫は二人いる」のジャック・レモン、「長い灰色の線」のベッツィ・パーマー、ワード・ボンド、フィル・ケイリー、ハリー・ケイリー・ジュニア、「愛欲と戦場」のペリイ・ロペス、ジョン・ウエインの息子パット・ウエインなど。ワーナー・カラーによる1955年作品。70点 -
荒野の貴婦人
「ジュリアス・シーザー(1953)」のグリア・ガースンが主演し、「ローズ・マリー(1954)」のマーヴィン・ルロイが監督して、「キューリー夫人」「心の旅路」などのコンビを再現する女医を主人公とした西部劇である。オリジナル・ストーリーおよび脚色は「バリ島珍道中」のフランク・バトラーである。撮影は「マンボ」のハロルド・ロッソン、音楽は「あの高地を取れ」のディミトリ・ティオムキンである。共演者は「ダニー・ケイの新兵さん」のダナ・アンドリュース、「デジレ」のキャメロン・ミッチェルで、以下新人ロイス・スミス、ウォルター・ハムデン、ゴンザレス・ゴンザレス、ジョーン・キャムデンなどが助演する。1955年作品。 -
オズの魔法使
アメリカの童話作家L・フランク・ボームの童話を色彩(テクニカラー)映画化したもので、「裸の島」のノエル・ラングレー、フローレンス・ライアソン、エドガー・アレン・ウルフの合作の脚本より、「風と共に去りぬ」のヴィクター・フレミングが監督した。「ローズ・マリー(1954)」のマーヴィン・ルロイ製作の1939年度作品。「アスファルト・ジャングル」のハロルド・ロッソンが撮影、音楽はハロルド・アーレンの担当。この作品でアカデミー特別賞を得た「踊る海賊(1948)」のジュディ・ガーランド以下、「無法街」の故フランク・モーガン、「虹の女王」のレイ・ボルジャー、「ローズ・マリー(1954)」のバート・ラー、ジャック・ヘイリー、ビリー・バークらが出演する。80点 -
クオ・ヴァディス(1952)
MGMがイタリアのチネチッタ撮影所で作った1952年度作品で、ヘンリック・シェンキーウィッチの原作を映画化したテクニカラーの古代史劇。登場人物3万、セット115 と称される大作で、監督は「百万$の人魚」のマーヴィン・ルロイ(サイレント時代イタリアで三度映画化されている)。脚本はジョン・リー・メイン「ショウ・ボート(1951)」、S・N・ベールマン「哀愁」、ソニア・レヴィーン「アメリカ交響楽」の3人が共同執筆し、音楽は「三つの恋の物語」のミクロス・ローザ、撮影は「悪人と美女」のロバート・サーティースと「印度の放浪児」のウィリアム・V・スコールの担当。主演は「黒騎士」のロバート・テイラーと「ゼンダ城の虜(1952)」のデボラ・カーで、「ヘンリー五世」のレオ・ゲン、英国の俳優・監督・脚本家のピーター・ユスチノフ、英国女優パトリシア・ラファン、「黒騎士」のフィンレイ・カリー、エイブラハム・ソフィア、マリナ・バーティ、バティ・ベア、フェリックス・エイルマーらが助演。80点 -
百万弗の人魚
「ガス燈」のアーサー・ホーンブロウ・ジュニアが製作し、「若草物語(1949)」のマーヴィン・ルロイが監督に当たったテクニカラーの水中レヴュー映画で、往年の水泳スター、アネット・ケラーマンの伝記に基づいたもの。脚本は「虹を掴む男」のエヴェレット・フリーマン、音楽は「花嫁の父」のアドルフ・ドイッチェ、撮影は「アダム氏とマダム」のジョージ・フォルシーの担当。主演は「闘牛の女王」のエスター・ウィリアムス、「サムソンとデリラ」のヴィクター・マチュア、「フォーサイト家の女」のウォルター・ビジョン、舞台から映画入りしたデイヴィッド・ブライアンの4人で、子役ドナ・コーコラン、ニューヨークシティ・バレエ団のマリア・トールチーフらが助演する。 -
マルクス兄弟珍サーカス
サーカスを舞台にしたマルクス兄弟のコメディ・シリーズ第9作。製作はマーヴィン・ルロイ、脚本はアーヴィング・ブレッチャー、監督はエドワード・バゼル、撮影はレナード・S・スミス、音楽はハロルド・アーレン、フランツ・ワックスマン、編集はウィリアム・H・タヒューンが担当。出演はグルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、マーガレット・デュモン、イヴ・アーデンなど。100点 -
キューリー夫人
ラジウムの発見者たるキューリー夫人の伝記は、夫人の娘イヴ・キューリーによって出版され、既に我国にも邦訳があるが、この映画はその伝記に基づいてポール・オスボーンとポール・H・ラモウの2人が脚色し、マーヴィン・ルローイが監督に当たったものである。主役は未紹介の「ミニヴァー夫人」「さよならチップスさん」「泥中の花」等に主演したグリア・ガースン、「ミニヴァー夫人」「泥中の花」等に主演したウオルター・ビジョンで、ラジオから映画入りをしたロバート・ウォーカーが初主演するほかアルバート・バッサーマン、C・オープリー・スミス、ヴィクター・フランサン等のヴェテラン及び、最近M・G・M映画で、名子役として売出しているマーガレット・オブライエンが出演する。珍らしいことには「さよならチップスさん」「失はれた地平線」等の著者たるジェームズ・ヒルトンが映画中で説明をする。カメラは老練ジョセフ・ルッテンバーグ。 -
犯罪王リコ
「壁の穴(1929)」「夜襲」に出演したエドワード・G・ロビンソンが主演する暗黒街映画でW・R・バーネットの小説に基づき「鉄青年」のフランシス・エドワーズ・ファラゴーが改作して台詞をつけ、「疑惑の渦」のロバート・N・リーが脚色し、「女が第一」「ハリウッド盛衰記」のマーヴィン・ルロイが監督し「クラック将軍」「彼女は戦いに行く」のトニー・ゴーディオが撮影した。助演者は「暁の偵察」「ラグビー時代」のダグラス・フェアバンクス・ジュニア、ブロードウェイ舞台女優のグレンダ・ファレル、「侵略の潮」のウィリアム・コリアー・ジュニア、「猟奇ホテル」のシドニー・ブラックマー、「ブロードウェイ(1929)」のトーマス・ジャクソン、「禁酒天国」のスタンリー・フィールズ、ジョージ・E・ストーン、モーリスン・プラック、ラルフ・インス等である。100点 -
選手の後に娘あり
J・C・ニュージェント、エリオット・ニュージェントの合作の舞台劇から「無冠の帝王」「繁昌娘」のロバート・ロード、「街のをんな」「春ひらく(1931)」のレイモンド・グリフィス、「躍り子をめぐりて」の監督者レイ・エンライトの3人が脚色し、台詞をつけ、「特集社会面」「犯罪王リコ」のマーヴィン・ルロイが監督し、「特集社会面」「繁昌娘」のソル・ポリートが撮影したもの。主なる出演者は「女が第一」「四拾八手の裏表」のジョー・E・ブラウン、「リオ・リタ」のドロシー・リー、「いんちき商売」のルース・ホール、エドワード・ウッズ、ウェード・ポートラー、ウィリアム・バーレス、エドワード・ヌージェント、ジョン・ハリントンなどである。 -
春の夜明け
「泥酔夢」「お姫様大行進」のディック・パウエルが紐育劇団の花形女優だったジョセフィン・ハッチンスンを相手に主演する映画で、「二千万人の恋人」の脚色者ハリー・ソーバーが書き下ろした物語を自ら「殺人鬼の魂」のブライアン・マーロウと共同して脚色し、「彼の第六感」「世界は回る」のマーヴィン・ルロイが監督に当たり、「有閑火遊び」「南風の恋歌」のトニー・ゴディオが撮影した。助演俳優は「猫眼石怪事件」のジョン・ハリデイ、「これがアメリカ艦隊」のフランク・マクヒュー、「二千万人の恋人」のアレン・ジェンキンス、「ワンダー・バー」のルース・ドネリー、「肉の蝋人形(1933)」のギャヴィン・ゴードン、新人ドロシー・デーア等である。 -
今宵ひととき
「陽気な後家さん」「恋愛即興詩」と同じくグロリア・スワンソン主演映画で、デイヴィッド・ベラスコの演出で知られたリリ・ハトヴァニー作の舞台劇を映画化したもので、「ラヴ・パレイド」「陽気な中尉さん」のエルネスト・ヴァイダが脚色、「二秒間」「選手の後に娘あり」のマーヴィン・ルロイが監督に当たり、「突貫カンター」「恋愛即興詩」のグレッグ・トーランドが撮影している。助演者は「翼破れて」「お気に召すまま(1932)」のメルヴィン・ダグラス、「暴君ネロ(1932)」のフェルディナンド・ゴットシャルク、「夜毎来る女」のアリソン・スキップワース、「お気に召すまま(1932)」のウォーバートン・ギャンブル、「魔の家(1932)」のボリス・カーロフその他グレタ・マイヤー、ロバート・グリーグ等という顔ぶれである。 -
レヴュー時代
アリス・ホワイト嬢主演のオール・トーキーでジェイ・ゲルザー氏作の「ブロードウェイの銃士」を「東へ向く3つの顔」のモント・エム・カッタジョーン氏が脚色し、「高速度娘蕾の巻」「同ジャズの巻」のマービン・ルローイ氏が監督したものである。助演俳優は「高速度娘」「のらくら新療法」のチャールズ・デラニー氏を始め、「砂丘を越えて」「サンダーボルト(1929)」のフレッド・コーラー氏、「パリ酔語」「グッドバイ・キッス」のサリー・アイラース嬢、「彼の捕えし女」「キートンの船長(キートンの蒸気船)」のマリオン・パイロン嬢、「踊る青春」「ウイリー・リバー」のルイ・ナトー氏及びジョスリイン・リー嬢、ボディル・ロージング嬢等で、撮影は「愛欲の人魚」「真紅の海」のソル・ボリート氏が担任している。 -
ハロルド・ティーン
カール・エドの有名な学生漫画「ハロルド・ティーン」を映画化したもので主役ハロルドには数多のユニヴァーサル短編喜劇及び「曲者待った」に主演したアーサー・レイクが特に招待されて扮した。「怪我騒動」「気まぐれ女優」を脚色したトム・ジェラティーが台本を執筆し「高速度娘ジャズの巻」「万事円満」のマーヴィン・ルロイ氏が監督「ウィリーリバー」「愛欲の絆」のアーネスト・ホーラーが撮影したもの。助演者は「君恋し」「青春狂想曲」のメアリー・ブライアン「高速度娘蕾の巻」「同ジャズの巻」等のアリス・ホワイトを始め、ジャック・ダフィー、ルシアン・リトルフィールド、ジャック・イーガン、ウィリアム・ベイクウェル等。 -
ジョニー・イーガー
マーヴィン・ルロイ監督が『哀愁』に続きロバート・テイラーを主演に迎えたフィルムノワール。賭博シンジケートを牛耳る裏の顔を持つタクシー運転手・ジョニーは、良家の娘・リズベスと恋に落ちる。だが、彼女は宿敵・ファレル検事の継娘で…。【スタッフ&キャスト】監督:マーヴィン・ルロイ 出演:ロバート・テイラー/ラナ・ターナー/ヴァン・へフリン -
風雲児アドヴァース
ハーヴェイ・アレン作の長編小説の映画化で、「噫無情」「永遠の職場」のフレドリック・マーチが主役を勤める。脚色には「科学者の道」「異人種の争闘」のシェリダン・ギブニーがあたり、「支那ランプの石油」「母の素顔」のマーヴィン・ルロイが監督し「科学者の道」「支那ランプの石油」のトニイ・ゴーディオが撮影した。助演者は「海賊ブラッド」のオリヴィア・デ・ハヴィランドを始め、「科学者の道」のアルタ・ルイズ、「男装」のエドモンド・グウェン、「情熱なき犯罪」のクロード・レインズ、「晩春」のルイス・ヘイワード、ニューヨークシアター・ギルドのゲイル・ソンダーガード、「踊る海賊(1936)」のステフィ・デューナ、「白衣の天使」のビリー・モーチ及びドナルド・ウッズ、「将軍暁に死す」のエイキム・タミロフ、「愛と光」のラルフ・モーガン、「弾丸か投票か」のヘンリー・オニール及びジョージ・E・ストーン、その他多勢である。 -
婚約リレー
「真実の告白」「スイング」のキャロル・ロムバートと「薔薇のワルツ」「グレート・ワルツ」のフェルナン・グラヴェが主演する映画で、「中国ランプの石油」「風雲児アドヴァース」のマーヴィン・ルロイが制作・監督し、「真実の告白」「スイング」のテッド・テプラフが撮影したもの。原作はナンシー・ハミルトン、ジェームズ・シュート及びローズメリー・ケイシーが合作した喜劇で、「春を手さぐる」「処女散歩」のハーバート・フィールズと「魔の航空路」のジョセフ・フィーツヅとが協力脚色し、「マルクス一番乗り」のアーウィング・プレチャーガ芸詞書いている。助演者は「気侭時代」「新婚道中記」のラルフ・ベラミー、「デッド・エンド」のアレン・ジェンキンス、「見えざる脅威」のマリー・ウィルソン、「海と青年」のイザベル・ジーンズ、「歌う陸戦隊」のマーシャ・ロールストン等である。 -
ローズ・マリー(1954)
今までに2度映画化された(28年及び36年)オスカー・ハマースタイン2世、オットー・ハーバッハ合作の同名オペレッタの、今度はシネマスコープによる映画化である。「血闘」のロナルド・ミラーとジョージ・フローシェルの脚本から「百万弗の人魚」のマーヴィン・ルロイが製作監督にあたった。イーストマンカラー色彩の撮影監督は「二世部隊」のポール・C・ヴォーゲル。音楽は、ルドルフ・フリムル、ハーバート・ストサート合作の原曲に更にフリムル、ジョージ・ストール、ハーバート・ベイカー作の曲、詩を加えている。音楽監督はジョージ・ストール。主演者は「兄弟はみな勇敢だった」のアン・ブライス、「荒原の疾走」のハワード・キール、アルゼンチン出身のフェルナンド・ラマス(「情熱のタンゴ」)で、以下バート・ラー、マージョリー・メイン、ジョーン・テイラーなどである。 -
ゴールド・ディガース
「仮面の米国」「今宵ひととき」のマーヴィン・ルロイが監督したレヴュー映画で、無声時代及びトーキー初期に映画化されたことのあるエイヴァリー・ホップウッド作の舞台劇に基づいて「男の一頁」のアーウィン・ゲルシーと「つばさの天使」「四十二番街」のジェームズ・シーモアが共同して脚色に当たった。カメラは「四十二番街」「仮面の米国」のソル・ポリートの担任。出演者は「裁かれる魂」「摩天楼の狼」のウォーレン・ウィリアム、「お仰いましたわネ」「女探偵長」のジョーン・ブロンデル、「男の一頁」「裁かれる魂」のアリーン・マクマホン、「四十二番街」のルビー・キーラー、ディック・パウエル、ガイ・キッビー、ネッド・スパークス及びジンジャー・ロジャースが主なるもので、「ブラウンの本塁打」「国際喜劇ホテル」のスターリング・ホロウェイ、「グランド・ホテル」のフェルディナンド・ゴットシャルク、ロバート・アグニ ウが助演している。なお、舞台振付けは「四十二番街」「カンターの闘牛師」と同じくバスビー・バークレー。 -
高速度娘恋愛合戦
「高速度尖端娘」に次ぐアリス・ホワイト嬢の主演映画でフランセス・ノードストローム女史及びヴィニャ・デルマー女史の原作から「激流恋をのせて」「某重大事件」のハーヴェイ・シュウ氏が脚色し「万事圓満」「レヴュー時代」のマーヴィン・ルロイ氏が監督した。主演者の他に「男女の戦」「鉄假面」のウィリアム・ベイクウェル氏、「愛すればこそ(1929)」「女性の罠」のチェスター・モリス氏、「ラグビー時代」「レヴュー時代」のマリオン・バイロン嬢、リチャード・カーライル氏、モーリス・ブラック氏、ライオネル・ベルモア氏等が助演。キャメラは「魔の海」「巴里(1929)」のソル・ポリート氏が担任。 -
仮面の米国
「暗黒街の顔役(1932)」のポール・ムニが主演する映画で、脱獄囚人ロバート・E・バーンズの自叙伝に基づいて「マルタの鷹(1931)」「春なき二万年」のブラウン・ホームズとシェリダン・ギブニーが共同脚色し、「今宵ひととき」「二秒間」のマーヴィン・ルロイが監督に当たり、「選手の後に娘あり」「米国撃滅艦隊」のソル・ポリートが撮影した。助演者は舞台から来た新人グレンダ・ファレル及びヘレン・ヴィンソンを始め、「二秒間」のプレストン・フォスター、「街の風景」のデイヴィッド・ランドー、「紐育の仇討」のノール・フランシス、「お蝶夫人」のルイズ・カーター、シーラ・テリー、アレン・ジェンキンス、エドワード・エリス、ヘール・ハミルトン、サリー・ブレーンその他である。100点 -
ハリウッド盛衰記
アリス・ホワイト嬢の第1回主演映画「高速度娘」の続編でJ・P・マッケヴォイ氏が特にホワイト嬢のために執筆した物語を「アンクル・トムス・ケヴィン」「恋のサーカス」のハーヴェイ・シュウ氏がジェームズ・A・スター氏と共同して脚色し、「レヴュー時代」「高速度娘恋愛合戦」のマーヴィン・ルロイ氏が監督し、「レヴュー時代」「愛欲の人魚」のソル・ポリート氏が撮影した。相手役は「闇の巷」「歓楽地帯」のジャック・マルホール氏が勤め、「外交」「世界の寵児」のブランシュ・スウィート嬢、「恋の花園」「紳士は金髪がお好き(1928)」のフォード・スターリング氏、ヴァージニア・セールル嬢、ジョン・ミルジャン氏等が助演している。
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