マーヴィン・ルロイの関連作品 / Related Work

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  • 哀愁(1940)

    「響け凱歌」で共演した「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーと「椿姫(1937)」のロバート・テイラーが顔を合せての主演映画で1940年作品。ロバート・E・シャーウッド作の舞台劇『ウォータールー橋』の2度目の映画化(1度目は「ウォタルウ橋」'31)で「征服」のS・N・ベールマン、「キューリー夫人」のハンス・ラモー及び「心の旅路」のジョージ・フローシェルが協力脚色し「心の旅路」「キューリー夫人」のマーヴィン・ルロイが監督した。撮影は「ガス燈」「心の旅路」のジョゼフ・ルッテンバーグが指揮し、音楽は「育ち行く年」のハーバート・ストサートが作曲している。「剃刀の刃」のルシル・ワトソン、「勝鬨」のヴァージニア・フィールド、「征服」のマリア・オースペンスカヤ、「キューリー夫人」のC・オーブリー・スミス等が共演。
    90
  • 若草物語(1949)

    アメリカの家庭小説の名作といわれるルイザ・メイ・オルコットの「リツル・ウイメン」の映画化で、「哀愁」「心の旅路」のマーヴィン・ルロイが、テクニカラー色彩映画として製作監督した1949年作品。脚本は、1934年にRKOラジオで映画化された時のサラ・Y・メイソン、ヴィクター・ヒアマンのチームに、アンドリュー・ソルトが協力して執筆、撮影は「女の顔」のロバート・ブランク、「悪漢バスコム」のチャールズ・エドガー・シェーンバウム、音楽はアドルフ・ドイッチェの作曲である。主演は「秘めたる心」のジューン・アリソン、「下町天国」のピーター・ローフォード、「悪漢バスコム」のマーガレット・オブライエン、「暴力行為」のジャネット・リー及びメアリー・アスター、新人エリザベス・テイラー、「ラ・トスカ」のロッサー・ブラッツイでルシル・ワトソン、C・オーブリー・スミス、ハリー・ダヴェンポート等が助演する。
    100
  • その日その時

    アレック・コッペルの原作を彼自身とジョン・リー・メインが共同で脚色、「心の旅路」のマーヴィン・ルロイが製作・監督したラブ・ロマンス。撮影は「マイ・フェア・レディ」のハリー・ストラドリング、音楽は「シャレード」のヘンリー・マンシーニが担当した。出演は「悲しみよこんにちは」のジーン・セバーグ、「007/ゴールドフィンガー」のオナー・ブラックマン、「侵略」のアーサー・ヒル、「黄色いロールスロイス」のグレゴワール・アスラン、TVの子役のピーター・ロビンス、ショーン・ギャリソンほか。
  • ジプシー

    ストリップの女王ジプシー・ローズ・リーの回想記から「ウエスト・サイド物語」のアーサー・ローレンツが原作を書き、「我が心に君深く」のレナード・スピーゲルガスが脚色、「四人の悪魔」のマーヴィン・ルロイが製作・監督した芸人もの。撮影は「野郎どもと女たち」のハリー・ストラドリング、作詞は「ウエスト・サイド物語」のスティーブン・サンドハイム、作曲はジュール・スタイン、音楽監督はフランク・パーキンスである。出演者は「ウエスト・サイド物語」のナタリー・ウッド、「メイム伯母さん」のロザリンド・ラッセル、「西部開拓史」のカール・マルデン、舞台の新人ポール・ウォレスなど。
  • 四時の悪魔

    火山の爆発を背景に、脱出行を描くサスペンス・アクション・ドラマ。製作・監督は「哀愁」のマーヴィン・ルロイ。マックス・カットーの原作小説をライアム・オブライエンが脚色。撮影は「セブン・セントの決斗」のジョセフ・バイロック、音楽は「馬場の二人」のジョージ・ダニングが担当した。出演者はスペンサー・トレイシー、フランク・シナトラ、カーウィン・マシューズ、ジャン・ピエール・オーモン、新人バーバラ・ルナ、グレゴワール・アスランなど。
  • 連邦警察

    1人のFBI局員の半生の物語にもとづいて、FBIの発展の歴史を描いた作品。1951年にピュリッツァー賞を受けたことのあるドン・ホワイトヘッドの原作を、映画化したのは「黄昏に帰れ」のマーヴィン・ルロイ監督。脚色にあたったのはジョン・ツウィストとロバート・L・ブリーン。撮影は「黄昏に帰れ」のジョセフ・バイロック。音楽はマックス・スタイナー。出演するのは「或る殺人」のジェームズ・スチュアート、「間違えられた男」のヴェラ・マイルズの他、マーレイ・ハミルトン、ラリー・ペネル、ニック・アダムスら。製作マーヴィン・ルロイ。
  • 黄昏に帰れ

    アイリーン・バシング原作の小説を「軍曹さんは暇がない」のマーヴィン・ルロイが監督映画化した心理ドラマ。脚色は原作者と夫のロバート・バシングの共同。撮影を「地獄の拳銃」のジョセフ・バイロック、音楽をジミー・マクヒューが担当している。出演するのは「大いなる西部」のジーン・シモンズ、「マクベス(1948)」のダン・オハーリー、ロンダ・フレミング、エフレム・ジンバリスト・ジュニア、スティーブン・ダン等。製作マーヴィン・ルロイ。黒白・スタンダードサイズ。1959年作品。
  • 軍曹さんは暇がない

    マック・ハイマン元米軍中尉の書いたベスト・セラー小説で、ブロードウェイの劇化も大当たりをとった原作の映画化。田舎出の朴訥新兵をめぐる軍隊喜劇である。監督は「悪い種子」「ミスタア・ロバーツ」でブロードウェイ物映画化を手がけたマーヴィン・ルロイ。主演するアンディ・グリフィスはこの劇の同じ役を舞台で演じてヒットしたのが映画入りの機会となった。脚色は「悪い種子」のジョン・リー・メイン。撮影監督は「眼下の敵」のハロルド・ロッソン。音楽はレイ・ハインドーフ。主演は「群集の中の一つの顔」のグリフィスをめぐって「ミスタア・ロバーツ」のニック・アダムス「特攻決死隊」のマーレイ・ハミルトン「群集の中の一つの顔」のハワード・スミスなどが出演。技術顧問として空軍生活20年のアルバート・ウィリアムスが招かれている。製作はルロイ監督自身。
  • 東京上空三十秒

    太平洋戦争中、昭和17年4月18日、日本初空襲を試みたドゥリトル麾下のB25爆撃隊の行動を描いたもの。この奇襲爆撃行に参加したテッド・W・ローソン大尉の手記と、同行の新聞記者ロバート・コンシダインの手記を原作に、ダルトン・トランボが脚色「ロケットパイロット」のマーヴィン・ルロイが監督、撮影も同じくハロルド・ロッソン。音楽はハーバート・ストサート。主演は、「山」のスペンサー・トレイシー、「脱獄囚」のヴァン・ジョンソン、「見知らぬ乗客」の故ロバート・ウォーカー、「外国の陰謀」のロバート・ミッチャム、「スプリングフィールド銃」のフィリス・サクスター、「夜の億万長者」のドン・デフォー。
    80
  • ロケットパイロット

    ロケット・パイロットを主人公にした航空映画。「戦略空軍命令」など航空映画専門のバーン・レイ・ジュニアの書下ろし脚本を「悪い種子」のマーヴィン・ルロイが製作・監督、同じくハロルド・ロッソンが撮影を担当した。音楽はポール・バロン。主演は「ピクニック」のウィリアム・ホールデン、「恐怖の土曜日」のヴァージニア・リース、「サンチャゴ」のロイド・ノーラン、ほかに「トコリの橋」のチャールズ・マッグロー、ナンシイ・ケリイ(「悪い種子」)の実妹キャロル・ケリイなど。
  • 悪い種子

    8歳の少女が殺人事件を犯すショッキングなテーマを描いた作家ウィリアム・マーチの原作を「栄光何するものぞ」の脚本を執筆した劇作家マックスウェル・アンダースンが劇化、ブロードウェイで記録的上演を続けたものを「巨象の道」のジョン・リー・メインが脚色し、「荒野の貴婦人」のマーヴィン・ルロイが監督、同じくハロルド・ロッソンが撮影を担当した。音楽は「ながれ者」のアレックス・ノース。主演は、殆ど舞台そのままで主人公のローダに10歳のパティ・マコーマックのほか「ターザン砂漠へ行く」のナンシー・ケリー、「理由なき反抗」のウィリアム・ホッパー、「傷だらけの栄光」のアイリーン・ヘッカート、「ジャイアンツ」のポール・フィックスなど。
    80
  • ミスタア・ロバーツ

    トーマス・ヘッゲンの同名の原作は、米国における第二次世界大 戦を扱った文学として1946年のベスト・セラーとなった。ついでブロードウエイのプロデューサー、ジョシュア・ローガンが原作者ヘッゲンと共同で劇化し1948年から1952年まで3シーズンに亘ってブロードウエイで続演された。製作は舞台と同様、ブロードウエイのヒット作「南太平洋」などのプロデューサー、リーランド・ヘイワード。監督は「長い灰色の線」のジョン・フォードと「荒野の貴婦人」のマーヴィン・ルロイが共同で当り、脚色も「静かなる男」でアカデミー賞を得たフランク・S・ニュージェントとジョシュア・ローガンが共同担当している。撮影は「楽園に帰る(1953)」のウィントン・C・ホック、音楽は「陽の当る場所」でアカデミー賞を得たフランツ・ワックスマン。主な出演者は舞台で主役のロバーツ中尉を演じた「アパッチ砦」のヘンリー・フォンダが映画にも同役で登場し、「エディ・フォイ物語」のジェームズ・キャグニー、「百万長者と結婚する方法」のウィリアム・パウエル、「私の夫は二人いる」のジャック・レモン、「長い灰色の線」のベッツィ・パーマー、ワード・ボンド、フィル・ケイリー、ハリー・ケイリー・ジュニア、「愛欲と戦場」のペリイ・ロペス、ジョン・ウエインの息子パット・ウエインなど。ワーナー・カラーによる1955年作品。
    70
  • 荒野の貴婦人

    「ジュリアス・シーザー(1953)」のグリア・ガースンが主演し、「ローズ・マリー(1954)」のマーヴィン・ルロイが監督して、「キューリー夫人」「心の旅路」などのコンビを再現する女医を主人公とした西部劇である。オリジナル・ストーリーおよび脚色は「バリ島珍道中」のフランク・バトラーである。撮影は「マンボ」のハロルド・ロッソン、音楽は「あの高地を取れ」のディミトリ・ティオムキンである。共演者は「ダニー・ケイの新兵さん」のダナ・アンドリュース、「デジレ」のキャメロン・ミッチェルで、以下新人ロイス・スミス、ウォルター・ハムデン、ゴンザレス・ゴンザレス、ジョーン・キャムデンなどが助演する。1955年作品。
  • オズの魔法使

    アメリカの童話作家L・フランク・ボームの童話を色彩(テクニカラー)映画化したもので、「裸の島」のノエル・ラングレー、フローレンス・ライアソン、エドガー・アレン・ウルフの合作の脚本より、「風と共に去りぬ」のヴィクター・フレミングが監督した。「ローズ・マリー(1954)」のマーヴィン・ルロイ製作の1939年度作品。「アスファルト・ジャングル」のハロルド・ロッソンが撮影、音楽はハロルド・アーレンの担当。この作品でアカデミー特別賞を得た「踊る海賊(1948)」のジュディ・ガーランド以下、「無法街」の故フランク・モーガン、「虹の女王」のレイ・ボルジャー、「ローズ・マリー(1954)」のバート・ラー、ジャック・ヘイリー、ビリー・バークらが出演する。
    80
  • クオ・ヴァディス(1952)

    MGMがイタリアのチネチッタ撮影所で作った1952年度作品で、ヘンリック・シェンキーウィッチの原作を映画化したテクニカラーの古代史劇。登場人物3万、セット115 と称される大作で、監督は「百万$の人魚」のマーヴィン・ルロイ(サイレント時代イタリアで三度映画化されている)。脚本はジョン・リー・メイン「ショウ・ボート(1951)」、S・N・ベールマン「哀愁」、ソニア・レヴィーン「アメリカ交響楽」の3人が共同執筆し、音楽は「三つの恋の物語」のミクロス・ローザ、撮影は「悪人と美女」のロバート・サーティースと「印度の放浪児」のウィリアム・V・スコールの担当。主演は「黒騎士」のロバート・テイラーと「ゼンダ城の虜(1952)」のデボラ・カーで、「ヘンリー五世」のレオ・ゲン、英国の俳優・監督・脚本家のピーター・ユスチノフ、英国女優パトリシア・ラファン、「黒騎士」のフィンレイ・カリー、エイブラハム・ソフィア、マリナ・バーティ、バティ・ベア、フェリックス・エイルマーらが助演。
    80
  • 百万弗の人魚

    「ガス燈」のアーサー・ホーンブロウ・ジュニアが製作し、「若草物語(1949)」のマーヴィン・ルロイが監督に当たったテクニカラーの水中レヴュー映画で、往年の水泳スター、アネット・ケラーマンの伝記に基づいたもの。脚本は「虹を掴む男」のエヴェレット・フリーマン、音楽は「花嫁の父」のアドルフ・ドイッチェ、撮影は「アダム氏とマダム」のジョージ・フォルシーの担当。主演は「闘牛の女王」のエスター・ウィリアムス、「サムソンとデリラ」のヴィクター・マチュア、「フォーサイト家の女」のウォルター・ビジョン、舞台から映画入りしたデイヴィッド・ブライアンの4人で、子役ドナ・コーコラン、ニューヨークシティ・バレエ団のマリア・トールチーフらが助演する。
  • 塵に咲く花

    ラルフ・ウィールライトのストーリーを、『女たち』のアニタ・ルースが脚色、「帰郷(1948)」のマーヴィン・ルロイが監督に当った1941年作品で、製作はアーヴィング・アシャー。撮影は「風車の秘密」のカール・フロイント、音楽は「故郷の丘」のハーバート・ストサート。「ミニヴァー夫人」のコンビ、グリア・ガースン、ウォルター・ピジョンを中心に「ニノチカ」のフェリックス・ブレッサート、「町の人気もの」のマーシャ・ハント、フェイ・ホールデン、故サミュエル・S・ハインズ、キャスリン・ハワード、ウィリアム・ヘンリーらが助演する。
    80
  • 帰郷(1948)

    第二次世界対戦を背景に、妻のある軍医と看護婦の悲恋を描くメロドラマ。シドニー・キングスレーとジャン・ラスティグの原作の映画化で、脚本はポール・オズボーンが執筆。監督はマーヴィン・ルロイ、撮影はハロルド・ロッソン、音楽はチャールズ・プレヴィン、ブロニスロー・ケイパー、編集はジョン・ダニングが担当。出演はクラーク・ゲーブル、ラナ・ターナー、アン・バクスター、ジョン・ホディアク、キャメロン・ミッチェルなど。
  • マルクス兄弟珍サーカス

    サーカスを舞台にしたマルクス兄弟のコメディ・シリーズ第9作。製作はマーヴィン・ルロイ、脚本はアーヴィング・ブレッチャー、監督はエドワード・バゼル、撮影はレナード・S・スミス、音楽はハロルド・アーレン、フランツ・ワックスマン、編集はウィリアム・H・タヒューンが担当。出演はグルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、マーガレット・デュモン、イヴ・アーデンなど。
    100
  • 心の旅路

    「失はれた地平線」「チップス先生さようなら」のジェームズ・ヒルトン作の小説の映画化で主役は「キューリー夫人」のグリア・ガースンと「消え行く灯」のロナルド・コールマンが勤める。「大地」のクローディン・ウェストが、ジョージ・フローシェル、「紅はこべ」のアーサー・ウインベリスと協力して脚本を書き「キューリー夫人」と同じくマーヴィン・ルロイ監督、シドニー・A・フランクリン製作、ジョゼフ・ルッテンバーグ撮影による。助演は新人フィリップ・ドーン及びスーザン・トラヴァース、レジナルド・オーウェン、ライス・オコナーその他で、ピータース以外は全員英国俳優のキャストである。
    90
  • キューリー夫人

    ラジウムの発見者たるキューリー夫人の伝記は、夫人の娘イヴ・キューリーによって出版され、既に我国にも邦訳があるが、この映画はその伝記に基づいてポール・オスボーンとポール・H・ラモウの2人が脚色し、マーヴィン・ルローイが監督に当たったものである。主役は未紹介の「ミニヴァー夫人」「さよならチップスさん」「泥中の花」等に主演したグリア・ガースン、「ミニヴァー夫人」「泥中の花」等に主演したウオルター・ビジョンで、ラジオから映画入りをしたロバート・ウォーカーが初主演するほかアルバート・バッサーマン、C・オープリー・スミス、ヴィクター・フランサン等のヴェテラン及び、最近M・G・M映画で、名子役として売出しているマーガレット・オブライエンが出演する。珍らしいことには「さよならチップスさん」「失はれた地平線」等の著者たるジェームズ・ヒルトンが映画中で説明をする。カメラは老練ジョセフ・ルッテンバーグ。
  • 犯罪王リコ

    「壁の穴(1929)」「夜襲」に出演したエドワード・G・ロビンソンが主演する暗黒街映画でW・R・バーネットの小説に基づき「鉄青年」のフランシス・エドワーズ・ファラゴーが改作して台詞をつけ、「疑惑の渦」のロバート・N・リーが脚色し、「女が第一」「ハリウッド盛衰記」のマーヴィン・ルロイが監督し「クラック将軍」「彼女は戦いに行く」のトニー・ゴーディオが撮影した。助演者は「暁の偵察」「ラグビー時代」のダグラス・フェアバンクス・ジュニア、ブロードウェイ舞台女優のグレンダ・ファレル、「侵略の潮」のウィリアム・コリアー・ジュニア、「猟奇ホテル」のシドニー・ブラックマー、「ブロードウェイ(1929)」のトーマス・ジャクソン、「禁酒天国」のスタンリー・フィールズ、ジョージ・E・ストーン、モーリスン・プラック、ラルフ・インス等である。
    100
  • 選手の後に娘あり

    J・C・ニュージェント、エリオット・ニュージェントの合作の舞台劇から「無冠の帝王」「繁昌娘」のロバート・ロード、「街のをんな」「春ひらく(1931)」のレイモンド・グリフィス、「躍り子をめぐりて」の監督者レイ・エンライトの3人が脚色し、台詞をつけ、「特集社会面」「犯罪王リコ」のマーヴィン・ルロイが監督し、「特集社会面」「繁昌娘」のソル・ポリートが撮影したもの。主なる出演者は「女が第一」「四拾八手の裏表」のジョー・E・ブラウン、「リオ・リタ」のドロシー・リー、「いんちき商売」のルース・ホール、エドワード・ウッズ、ウェード・ポートラー、ウィリアム・バーレス、エドワード・ヌージェント、ジョン・ハリントンなどである。
  • ブラウンの本塁打

    「海底マラソン」「劇場王ブラウン」と同じくジョー・E・ブラウン主演映画で、リング・ラードナー、ジョージ・M・コーハン合作の舞台劇を「ロビンソン・クルーソー」のトム・ジェラティーが脚色し「仮面の米国」「二秒間」のマーヴィン・ルロイが監督に当たり「七月の肌着」「白馬王国」のアーサー・L・トッドが撮影した。助演は「駄々っ子キャグニー」のパトリシア・エリス、「肉の鑞人形」のフランク・マクヒュー、「仮面の米国」のプレフトン・S・フォスター、クレア・ドッド、ラッセル・ホプトン等である。
  • 支那ランプの石油

    アリス・ティスデール・ホバート作の同名小説の映画化で、「ヘル・ビロウ」のレアード・ドイルが脚色し「春の夜明け」と同じくマーヴィン・ルロイが監督、トニー・ゴーディオが撮影したもの。出演者は「太平洋攻防船」のパット・オブライエン、「春の夜明け」のジョセフィン・ハッチンスン、「最初の接吻」のジーン・ミューア、「灼熱のタイヤ」のライル・タルボット、「春なき二万年」のアーサー・バイロン、「お姫様大行進」のジョン・エルドレッジ、駒井哲等。
  • 春の夜明け

    「泥酔夢」「お姫様大行進」のディック・パウエルが紐育劇団の花形女優だったジョセフィン・ハッチンスンを相手に主演する映画で、「二千万人の恋人」の脚色者ハリー・ソーバーが書き下ろした物語を自ら「殺人鬼の魂」のブライアン・マーロウと共同して脚色し、「彼の第六感」「世界は回る」のマーヴィン・ルロイが監督に当たり、「有閑火遊び」「南風の恋歌」のトニー・ゴディオが撮影した。助演俳優は「猫眼石怪事件」のジョン・ハリデイ、「これがアメリカ艦隊」のフランク・マクヒュー、「二千万人の恋人」のアレン・ジェンキンス、「ワンダー・バー」のルース・ドネリー、「肉の蝋人形(1933)」のギャヴィン・ゴードン、新人ドロシー・デーア等である。
  • 今宵ひととき

    「陽気な後家さん」「恋愛即興詩」と同じくグロリア・スワンソン主演映画で、デイヴィッド・ベラスコの演出で知られたリリ・ハトヴァニー作の舞台劇を映画化したもので、「ラヴ・パレイド」「陽気な中尉さん」のエルネスト・ヴァイダが脚色、「二秒間」「選手の後に娘あり」のマーヴィン・ルロイが監督に当たり、「突貫カンター」「恋愛即興詩」のグレッグ・トーランドが撮影している。助演者は「翼破れて」「お気に召すまま(1932)」のメルヴィン・ダグラス、「暴君ネロ(1932)」のフェルディナンド・ゴットシャルク、「夜毎来る女」のアリソン・スキップワース、「お気に召すまま(1932)」のウォーバートン・ギャンブル、「魔の家(1932)」のボリス・カーロフその他グレタ・マイヤー、ロバート・グリーグ等という顔ぶれである。
  • レヴュー時代

    アリス・ホワイト嬢主演のオール・トーキーでジェイ・ゲルザー氏作の「ブロードウェイの銃士」を「東へ向く3つの顔」のモント・エム・カッタジョーン氏が脚色し、「高速度娘蕾の巻」「同ジャズの巻」のマービン・ルローイ氏が監督したものである。助演俳優は「高速度娘」「のらくら新療法」のチャールズ・デラニー氏を始め、「砂丘を越えて」「サンダーボルト(1929)」のフレッド・コーラー氏、「パリ酔語」「グッドバイ・キッス」のサリー・アイラース嬢、「彼の捕えし女」「キートンの船長(キートンの蒸気船)」のマリオン・パイロン嬢、「踊る青春」「ウイリー・リバー」のルイ・ナトー氏及びジョスリイン・リー嬢、ボディル・ロージング嬢等で、撮影は「愛欲の人魚」「真紅の海」のソル・ボリート氏が担任している。
  • ハロルド・ティーン

    カール・エドの有名な学生漫画「ハロルド・ティーン」を映画化したもので主役ハロルドには数多のユニヴァーサル短編喜劇及び「曲者待った」に主演したアーサー・レイクが特に招待されて扮した。「怪我騒動」「気まぐれ女優」を脚色したトム・ジェラティーが台本を執筆し「高速度娘ジャズの巻」「万事円満」のマーヴィン・ルロイ氏が監督「ウィリーリバー」「愛欲の絆」のアーネスト・ホーラーが撮影したもの。助演者は「君恋し」「青春狂想曲」のメアリー・ブライアン「高速度娘蕾の巻」「同ジャズの巻」等のアリス・ホワイトを始め、ジャック・ダフィー、ルシアン・リトルフィールド、ジャック・イーガン、ウィリアム・ベイクウェル等。
  • ジョニー・イーガー

    マーヴィン・ルロイ監督が『哀愁』に続きロバート・テイラーを主演に迎えたフィルムノワール。賭博シンジケートを牛耳る裏の顔を持つタクシー運転手・ジョニーは、良家の娘・リズベスと恋に落ちる。だが、彼女は宿敵・ファレル検事の継娘で…。【スタッフ&キャスト】監督:マーヴィン・ルロイ 出演:ロバート・テイラー/ラナ・ターナー/ヴァン・へフリン
  • 微笑みの女王

    「お洒落娘」に続くコリーン・ムーア嬢主演喜劇で、ウィリアム・コンセルマン氏とチャールズ・プラム氏の喜劇に基づいてフランク・グリフィン氏とマーヴィン・ルロイ氏とが書き下ろした物語をルイス・スティーヴンス氏が脚色し「お洒落娘」「踊り子サリー」と同じくアルフレッド・E・グリーン氏が監督し、ロイド・ヒューズ氏が對手役を演じたものである。ヴィェラ・ルイス嬢、ドリス・ベイカー嬢等が助演するほか、ハリー・ラングドン氏や監督グリーン氏も撮影所の場面に顔を見せている。
  • 風雲児アドヴァース

    ハーヴェイ・アレン作の長編小説の映画化で、「噫無情」「永遠の職場」のフレドリック・マーチが主役を勤める。脚色には「科学者の道」「異人種の争闘」のシェリダン・ギブニーがあたり、「支那ランプの石油」「母の素顔」のマーヴィン・ルロイが監督し「科学者の道」「支那ランプの石油」のトニイ・ゴーディオが撮影した。助演者は「海賊ブラッド」のオリヴィア・デ・ハヴィランドを始め、「科学者の道」のアルタ・ルイズ、「男装」のエドモンド・グウェン、「情熱なき犯罪」のクロード・レインズ、「晩春」のルイス・ヘイワード、ニューヨークシアター・ギルドのゲイル・ソンダーガード、「踊る海賊(1936)」のステフィ・デューナ、「白衣の天使」のビリー・モーチ及びドナルド・ウッズ、「将軍暁に死す」のエイキム・タミロフ、「愛と光」のラルフ・モーガン、「弾丸か投票か」のヘンリー・オニール及びジョージ・E・ストーン、その他多勢である。
  • 婚約リレー

    「真実の告白」「スイング」のキャロル・ロムバートと「薔薇のワルツ」「グレート・ワルツ」のフェルナン・グラヴェが主演する映画で、「中国ランプの石油」「風雲児アドヴァース」のマーヴィン・ルロイが制作・監督し、「真実の告白」「スイング」のテッド・テプラフが撮影したもの。原作はナンシー・ハミルトン、ジェームズ・シュート及びローズメリー・ケイシーが合作した喜劇で、「春を手さぐる」「処女散歩」のハーバート・フィールズと「魔の航空路」のジョセフ・フィーツヅとが協力脚色し、「マルクス一番乗り」のアーウィング・プレチャーガ芸詞書いている。助演者は「気侭時代」「新婚道中記」のラルフ・ベラミー、「デッド・エンド」のアレン・ジェンキンス、「見えざる脅威」のマリー・ウィルソン、「海と青年」のイザベル・ジーンズ、「歌う陸戦隊」のマーシャ・ロールストン等である。
  • 縺れ行く情火

    オーウェン・デイヴィス氏の原作になる舞台劇を現代化してダグラス・Z・ドーティー氏が脚色し、チャップリン氏の助監督からウォーナー社の監督の昇進したモンタ・ベル氏の第一回作品である。主役は「巴里の女性」で有名になったアドルフ・マンジュウ氏、今メトロ・ゴールドウィンで売り出しのノーマ・シアラー嬢、「ボー・ブラムメル」「楽園の毒草」等出演のカーメル・マイアース嬢「蜂雀」等出演のエドモンド・バーンズ氏等立派な顔ぶれである。
  • ローズ・マリー(1954)

    今までに2度映画化された(28年及び36年)オスカー・ハマースタイン2世、オットー・ハーバッハ合作の同名オペレッタの、今度はシネマスコープによる映画化である。「血闘」のロナルド・ミラーとジョージ・フローシェルの脚本から「百万弗の人魚」のマーヴィン・ルロイが製作監督にあたった。イーストマンカラー色彩の撮影監督は「二世部隊」のポール・C・ヴォーゲル。音楽は、ルドルフ・フリムル、ハーバート・ストサート合作の原曲に更にフリムル、ジョージ・ストール、ハーバート・ベイカー作の曲、詩を加えている。音楽監督はジョージ・ストール。主演者は「兄弟はみな勇敢だった」のアン・ブライス、「荒原の疾走」のハワード・キール、アルゼンチン出身のフェルナンド・ラマス(「情熱のタンゴ」)で、以下バート・ラー、マージョリー・メイン、ジョーン・テイラーなどである。
  • ゴールド・ディガース

    「仮面の米国」「今宵ひととき」のマーヴィン・ルロイが監督したレヴュー映画で、無声時代及びトーキー初期に映画化されたことのあるエイヴァリー・ホップウッド作の舞台劇に基づいて「男の一頁」のアーウィン・ゲルシーと「つばさの天使」「四十二番街」のジェームズ・シーモアが共同して脚色に当たった。カメラは「四十二番街」「仮面の米国」のソル・ポリートの担任。出演者は「裁かれる魂」「摩天楼の狼」のウォーレン・ウィリアム、「お仰いましたわネ」「女探偵長」のジョーン・ブロンデル、「男の一頁」「裁かれる魂」のアリーン・マクマホン、「四十二番街」のルビー・キーラー、ディック・パウエル、ガイ・キッビー、ネッド・スパークス及びジンジャー・ロジャースが主なるもので、「ブラウンの本塁打」「国際喜劇ホテル」のスターリング・ホロウェイ、「グランド・ホテル」のフェルディナンド・ゴットシャルク、ロバート・アグニ ウが助演している。なお、舞台振付けは「四十二番街」「カンターの闘牛師」と同じくバスビー・バークレー。
  • 高速度娘ジャズの巻

    「高速度娘蕾の巻」に次ぐアリス・ホワイト嬢主演映画で「浮気天国」「彼とお姫様」のルイズ・ファゼンダ嬢が共演するオール・トーキー映画である。但し我国に於いてはサイレント・プリントのみしか提供されない。ロバート・エス・カー氏の原作をルイ・スティーヴンス氏が脚色し、「高速度娘蕾の巻」「万事円満」のマーヴィン・ルロイ氏が監督したものでカメラは「踊る青春」「万事円満」のシド・ヒコックス氏が担任した。助演者は「鉄仮面」のウィリアム・ベイクウェル氏、「感激の泉」のドリス・ドーソン嬢、かつて子役で鳴らしたバディー・メッシンジャー氏等である。
  • 高速度娘蕾の巻

    「高速度娘」に次ぐアリス・ホワイト嬢第2回主演映画で、「狂言成金」「笑う門には福来る」主演のジャック・マルホール氏が特に共演している。チャールズ・ピーハン氏とギャレット・フォート氏とが合作したストーリーを「弥次喜多消防の巻」「同空中の巻」等と同じくトム・ジェー・ジェラティー氏が脚色し、「万事円満」「蛮婚崇拝」のマーヴィン・ルロイ氏が監督したものである。助演者は「浮気天国」「妖怪屋敷」のセルマ・トッド嬢、「感激の泉」「馬鹿騒ぎ」のドリス・ドーソン嬢を始め、ジェイ・イートン氏、ジョージ・E・ストーン氏、ローズ・ディオン嬢等である。
  • 高速度娘恋愛合戦

    「高速度尖端娘」に次ぐアリス・ホワイト嬢の主演映画でフランセス・ノードストローム女史及びヴィニャ・デルマー女史の原作から「激流恋をのせて」「某重大事件」のハーヴェイ・シュウ氏が脚色し「万事圓満」「レヴュー時代」のマーヴィン・ルロイ氏が監督した。主演者の他に「男女の戦」「鉄假面」のウィリアム・ベイクウェル氏、「愛すればこそ(1929)」「女性の罠」のチェスター・モリス氏、「ラグビー時代」「レヴュー時代」のマリオン・バイロン嬢、リチャード・カーライル氏、モーリス・ブラック氏、ライオネル・ベルモア氏等が助演。キャメラは「魔の海」「巴里(1929)」のソル・ポリート氏が担任。
  • 酔いどれ船

    「惨劇の波止場」と同じくマリー・ドレッスラーとウォーレス・ビアリーが夫婦役を勤めて主演する映画で、ノーマン・ライリー・レイン作の雑誌連載小説を「私重役様よ」と同じくゼルダ・シアースとイヴ・グリーンが共同脚色し、「ゴールド・ディガース」「仮面の米国」のマーヴィン・ルロイが監督したものである。助演者は「今日限りの命」「カンターの闘牛師」のロバート・ヤング、「放送室の殺人」「摩天楼の狼」のモーリン・オサリヴァンを始め、ウィラード・ロバートソン、タマニー・ヤング、フランキー・ダーロ、ポール・ハースト等で、撮影は「カンターの闘牛師」のグレッグ・トーランドの担当である。
  • 紳士の運命

    「高速度娘恋愛合戦」「ハリウッド盛衰記」のマーヴィン・ルロイがM.G.M社に招かれて監督した映画で「結婚双紙」のウルスラ・パロットの原作をレナード・プラスキンが脚色し台詞を付し、「黎明の剣士」「エロチック艦隊」のメリット・B・ガースタッドが撮影した。主演者は「悪魔の仮面」「恋多き女」のジョン・ギルバートで、最近物故したルイス・ウォルハイムはじめ、「ビッグ・ハウス」のリーラ・ハイアムス、「エロチック艦隊」のアニータ・ペイジ、「当世女大学」のマリー・プレヴォー、ジョン・ミルジャン、ラルフ・インスその他が助演している。
  • 仮面の米国

    「暗黒街の顔役(1932)」のポール・ムニが主演する映画で、脱獄囚人ロバート・E・バーンズの自叙伝に基づいて「マルタの鷹(1931)」「春なき二万年」のブラウン・ホームズとシェリダン・ギブニーが共同脚色し、「今宵ひととき」「二秒間」のマーヴィン・ルロイが監督に当たり、「選手の後に娘あり」「米国撃滅艦隊」のソル・ポリートが撮影した。助演者は舞台から来た新人グレンダ・ファレル及びヘレン・ヴィンソンを始め、「二秒間」のプレストン・フォスター、「街の風景」のデイヴィッド・ランドー、「紐育の仇討」のノール・フランシス、「お蝶夫人」のルイズ・カーター、シーラ・テリー、アレン・ジェンキンス、エドワード・エリス、ヘール・ハミルトン、サリー・ブレーンその他である。
    100
  • 二秒間

    「夜の大統領」「天晴れヴォング」のドワード・ロビンソンが主演する映画。レスター・エリオットの原作から「狂へる天才」「民衆の敵」のハーヴェイ・シュウが脚色し、「選手の後に娘あり」「都会の世紀末」のマーヴィン・ルロイが監督し、「支配する声」「選手の後に娘あり」のソル・ポリートが撮影した。助演者は「春ひらく(1931)」のヴィヴィエン・オスボーン、「キック・イン」のキャロル・ナイシュ、ガイ・キッピー、プレストン・フォスター、エイドリアン・ドレ、ウォルター・ウォーカー等である。
  • 与太空中旅行

    「与太奮戦記」「与太成功記」と同じくチャーリー・マレイ氏、ジョージ・シドニー氏共演喜劇で、ジョン・マクダーモット氏の原作によって「蠻婚崇拜」をものしたマーヴィン・ルロイ氏が監督したもので、フリッツィ・リッジウェイ嬢、ジェームズ・ブラッドベリー・ジュニア氏、デューク・マーティン氏等が助演している
  • 蛮婚崇拜

    「最後の栄冠」と同じくメアリー・アスター嬢ロイド・ヒューズ氏共演映画でリチャード・コネル氏作の物語をアデレード・ヒールブロン女史が脚色し、監督に昇進したマーヴィン・ルロイ氏が処女作品として監督したものである。助演者は「男見るべからず」「娘新旧両面鏡」のハラム・クーリー氏を始め、ヴァージニア・リー・コービン嬢、マートル・ステッドマン嬢、ジェッド・プラウティー氏等で、主演者アスター嬢の最近作には「僧房に咲く花」「美人国二人行脚」があり、ヒューズ氏は「鴛鴦の歌」「曲者揃い」等にも出演している。
  • 特集社会面

    ルイ・ワイツェンコーンの手になる戯曲を「世界の與太者」のバイロン・モガンが映画劇に改作し「無冠の帝王」のロバート・ロードが脚色の筆をとり「犯罪王リコ」「女が第一」のマーヴィン・ルロイが監督したもので主なる出演者は「犯罪王リコ」「夜の大統領」のエドワード・G・ロビンソン、「悪魔スヴェンガリ」のマリアン・マーシュ、「リリオム」のH・B・ワーナー、アンソニー・ブッシェル、ジョージ・E・ストーン、オスカー・アッフェルなど。カメラは「繁昌娘」「プロ青年とブル娘」のソル・ポリートが担当。
  • 万事円満

    「ライラック・タイム」「乙女よ純なれ」と同じくコリーン・ムーア嬢主演映画で、有名なミュージカル・コメディーをエルシー・ジャニス女史が脚色し、「トロイ情史」「ベン・ハー(1926)」のケリー・ウィルソン氏が脚本を担当。「与太空中旅行」「蛮婚崇拝」のマーヴィン・ルロイ氏が監督した。ムーア嬢を助けて「踵の魅惑」「百貨店」のローレンス・グレイ氏、「空の鍛冶屋」のアラン・ヘール氏、「紳士は金髪がお好き(1928)」のフォード・スターリング氏が共演するほか、ジュランヌ・ジョンストン嬢、クロード・キリウォーター氏、クロード・キング氏等も出演している。
  • 母の素顔

    「愛の岐路」「南風の恋歌」のケイ・フランシスが主演する映画で、ジョン・モンク・ソーンダースの原作を「海賊ブラッド」のケイシー・ロビンソンが脚色し、「支那ランプの石油」「春の夜明け」のマーヴィン・ルロイが監督にあたり、「運ちゃん武勇伝」のシド・ヒコックスが撮影した。主演のフランシスを助けて「雁(かりがね)」「街の花嫁」のアイアン・ハンター、「泉」「白蛾」のポール・ルーカス、「小さい親分」のシビル・ジェーソン、「海行かば(1935)」のエディ・エイカフ、「シスコ・キッド(1935)」のバートン・マクレーン、ジェシー・ラルフ等が主演している。
  • コーラス・ガール

    「サンライズ」「アメリカ美人」「太洋の狼」等出演のマーガレット・リヴィングストン嬢の出演する映画で、「第一曲馬団」「太洋の狼」等と同じくラルフ・インス氏が監督している。原作はジェームズ・フォーブス氏の舞台劇で、ブラッドリー・キング女史が映画へと脚色した。相手役「マダムX」「異郷の露」等出演のアラン・ロスコー氏で、そのほかヴァージニア・リー・コービン嬢フィロ・マッカロー氏、イヴ・サザーン嬢、近ごろは監督をしているロイド・イングレアム氏や、マーヴィン・ルロイ氏等が出演している。
  • 世界は還る

    「仮面の米国」と同じくマーヴィン・ルロイが監督に当たったポール・ムニ主演映画でシェリダン・ギブニー作の小説「アメリカは危うく」に基づいて「地獄の市長」「戦線の嵐」のエドワード・チョドロフが脚色したもの。撮影は「凡その人生」のトニー・ゴーディオの担任。助演者は「餓ゆるアメリカ」のアリーン・マクマホン、「ケンネル殺人事件」のメアリー・アスター、「紅唇罪あり」のドナルド・クック、舞台から来た新人ジーン・ミューア、「戦線の嵐」のマーガレット・リンゼイ、「舗道の三人女」のパトリシア・エリスその他である。
  • 彼の第六感

    「仮面の米国」「世界は還る」と同じくマーヴィン・ルロイが監督にあたったポール・ムニ主演映画で、リバーティー誌所載のロイ・チャンスラー作の短編小説をアベム・フィンケルと「吾は愛せり」「女囚の意気地」のシドニー・サザーランドが共同して脚色下。撮影は「ゴールド・ディガース」「仮面の米国」のソル・ポリートの担当である。助演者は「一日だけの淑女」「失踪者三万人」のグレンダ・ファレル、「秘密」「ゴールド・ディガース」のネッド・スパークス、「世界は還る」のダグラス・ダンブリン、「笑う巨人」のバートン・チャーチル、ロバート・バーラット、新人キャスリン・サーガヴァ、エドワード・エリス等。
  • 名馬一鞭

    「七つの鍵」等の原作者として映画界にも有名なアメリカ劇団の人気作者ジョージ・M・コーアン原作の舞台劇を、レイモンド・L・シュロックが脚色し、ディック・ロッスン主演の名映画「豪雨の一夜」やゴールドウィンの「ナイルの明星」「恩愛の泉」等を監督したアーサー・ロッスンが監督の任に当たった。「総甜めバーンズ」等主演のジョニー・ハインズのワーナー社における第1回主演映画で、ハインズはまた監督助手をもしたという。「死線を越えて」「警鐘乱打」等出演のモリー・マローンが対手を演じている。痛快な競馬劇である。
  • ハリウッド盛衰記

    アリス・ホワイト嬢の第1回主演映画「高速度娘」の続編でJ・P・マッケヴォイ氏が特にホワイト嬢のために執筆した物語を「アンクル・トムス・ケヴィン」「恋のサーカス」のハーヴェイ・シュウ氏がジェームズ・A・スター氏と共同して脚色し、「レヴュー時代」「高速度娘恋愛合戦」のマーヴィン・ルロイ氏が監督し、「レヴュー時代」「愛欲の人魚」のソル・ポリート氏が撮影した。相手役は「闇の巷」「歓楽地帯」のジャック・マルホール氏が勤め、「外交」「世界の寵児」のブランシュ・スウィート嬢、「恋の花園」「紳士は金髪がお好き(1928)」のフォード・スターリング氏、ヴァージニア・セールル嬢、ジョン・ミルジャン氏等が助演している。
  • 木の葉落し

    ダグラス・マックリーン氏の独立第一回作品で、オットー・ハーバッハ氏とルイズ・ヒルシュ氏合作の喜歌劇とジェームズ・モントゴメリー氏原作の舞台劇「飛行家」とに基いたもので俳優として近頃売出しのレイモンド・グリフィス氏が脚色し、「スカラムーシュ」に出演し「女は真平(1924)」を監督したロイド・イングレアム氏が監督したもの。ダグラス・マックリーン氏の対手は「経験(1921)」「結婚前」等出演のマージョリー・ドウ嬢と「パリの魔窟」「恐怖の未来」等出演のエドナ・マーフィ嬢とである。
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