エルンスト・マリシュカの関連作品 / Related Work

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  • 未完成交響楽(1959)

    オペラ作家A・M・ウィルナーの音楽劇『三人姉妹の館』を「プリンセス・シシー」のエルンスト・マリシュカが脚色・演出した伝記ドラマ。撮影はブルーノ・モンディ、シューベルトの編曲指揮はアントン・プロフェスが担当した。出演者は「翼のリズム」のカール・ハインツ・ベーム、ヨハンナ・マッツ、ルドルフ・ショック、マグダ・シュナイダー、グスタフ・クヌート、エヴァルト・バルザー、ほかにオペラ歌手ウィルマ・リップ等。
  • プリンセス・シシー

    「わたしの可愛い人」のロミー・シュナイダーを主演に、戦前「別れの曲」のシナリオを書いているエルンスト・マリシュカが監督・脚本を担当した作品。十九世紀のババリアの王女とオーストリアの王子のロマンスが描かれる。撮影はヘルベルト・ガイヤー、音楽はアントン・プロフェスが受けもっている。他に出演するのは、カール・ハインツ・ベーム、ロミー・シュナイダーの母であるマグダ・シュナイダー、グスタフ・クヌート、ウッター・フランツ、フィルマ・デギッシャー、エリッヒ・ニコービッツ、ペーター・ベック、ヨゼフ・マインラート、フランツ・ベーハイム等。製作カール・エーリッヒ。
  • マタイ受難曲

    新約マタイ伝に説かれているキリスト受難の経緯を、J・S・バッハの『マタイ受難曲』の演奏とともに、ダヴィンチ、ラファエル、ルーベンス、ヴェラスケスその他の宗教画のモンタージュで表現した一九五〇年作品。戦前「別れの曲」などのシナリオを書いたエルンスト・マリシュカが製作・監督に当った。演奏はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のウィーン・フィルハーモニック・オーケストラに、ウィーン合唱団、ウィーン少年合唱団。独唱者はエリザベト・ヘンゲン(アルト)、エリザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、ヴァルター・ルドウィヒ(テナア)、カール・シュミット・ヴァルター(バス)のドイツ宮廷歌手と、国立歌劇歌手のハンス・ブラウン(バリトン)である。撮影は「罪ある女」のヴァクラフ・ヴィッヒの担当。
  • 春のパレード

    「モナ・リザの失踪」「恋の日曜日」のゲザ・フォン・ボルヴァリーが監督に当たったフンニア、ユニヴァーサル共同作品で、原作はエルンスト・マリシュカが書き、これを自ら脚色している。音楽は「モナ・リザの失踪」「恋の日曜日」のロベルト・シュトルツの担当で、撮影にはステファン・アイベンが当った。主演者はハンガリー映画界の花形たるフランチェスカ・ガールと「黒騎士」「踊る奥様」のヴォルフ・アルバッハ・レティーで、助演俳優は「会議は踊る」「ブロンドの夢」のパウル・ヘルビガーを始め「朝やけ」のアデーレ・ザンドロック、「激情の嵐」「モナ・リザの失踪」のアントン・ポイントナー、「女人禁制」のテオ・リンゲン「未完成交響楽(1933)」のハンス・モーザー等である。
  • 別れの曲

    楽聖フレデリック・ショパンの伝記に取材して「春のパレード」を脚色したハンガリーの劇作家エルンスト・マリシュカが脚色し、「モナ・リザの失踪」「春のパレード」のゲザ・フォン・ボルヴァリーが監督に当った映画である。撮影は「ワルツの夢」「少年探偵団」のウェルナー・ブランデスが担当し、台詞は「吼えろ!ヴォルガ」のジャック・ナタンソンが書き、ルネ・クレールの助監督として「最後の億万長者」「パリ祭」に協力したアルベール・ヴァランタンが総指揮に任じた。なおショパンの音楽を編曲に当ったのは伯林国立歌劇場の指揮者アロイス・メリハルである。ショパンには「姿なき殺人」出演の新進ジャン・セルヴェが扮し、助演者はいずれも舞台と映画とに出演している人々、ジャニーヌ・クリスパン、ダニエル・ルクルトワ、リュシエンヌ・ルマルシャン、マルセル・ヴァレ等の腕利きを始め「にんじん」のカトリーヌ・フォントネー、古くから知られているエルナ・モレナ、その他の面々である。
  • 楽聖ショパン

    ショパン伝の色彩映画で「別れの曲」のエルンスト・マリシュカの原作を、「幽霊ニューヨークを歩く」のシドニー・バックマンが脚色し、「再会(1944)」「生きてる死骸」のチャールズ・ヴィダーが監督に当たり、「ゾラの生涯」「恐ろしき結婚」のトニー・ゴーディオと「西部魂(1941)」のアレン・M・デーヴィと共同して撮影を監督した1944年作品である。主演は「ゾラの生涯」「科学者の道」のポール・ムニ「誤解」「謎の下宿人」のマール・オベロン「氷上の花」のコーネル・ワイルドで、「ラインの監視」のジョージ・コーロリス、新人のニーナ・フォック及びスティーブン・ベカッシー「春の序曲」のシグ・アーノ其他が助演している。音楽はショパンの曲を「二重生活」のミクロス・ローザが編曲した。
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  • ハンガリア驃騎兵

    「不滅の放浪者」「偽国旗の下に」のグスタフ・フレーリッヒと「ファウスト」「テンペスト」のカミルラ・ホルンが主演する映画で、フランツ・ヘルツェクの原作に基き「春のパレード」「別れの曲」のエルンスト・マリシュカが脚色し、主演者フレーリッヒがステファン・ツェセケリイと協力して監督に当り、「モナ・リザの失踪」「維納の花嫁」のウイリー・ゴルトベルガーと「ペエテルの歓び」「春のパレード」のステファン・アイベンが共同撮影したもの。助演者は「ペエテルの歓び」のアントン・ポイントナー、レオポルド・クラマー、パウル・ワグナー、ティボル・フォン・ハルマイ等である。
  • 女王さまはお若い

    若き日のビクトリア女王の恋を描く、ロミー・シュナイダーの出世作。女王の日記等に基いたシル・バラの戯曲から、「プリンセス・シシー」のエルンスト・マリシュカが脚本を書き、監督した。撮影はブルーノ・モンディ、音楽はアントン・プロフェス。出演はロミーのほかオーストリアのスター、アドリアン・ホーフェン、ロミーの母マグダ・シュナイダー、カール・ルドウィッヒ・ディール、ルドルフ・フォーゲルら。
  • 夜の鴬

    十九世紀後半ウィーンの名女優として謳われたテレーゼ・クローネスの出世話を映画化した軽い音楽映画で、「おもかげ」「未完成交響楽(1933)」のマルタ・エゲルトがこれに扮し、「偽国旗の下に」のヨハネス・マイヤーが監督したツィネ・アリアンツ映画。脚色はハンス・H・フィッシャー及びヘルタ・フォン・ゲプハルトの両氏、「別れの曲」のエルンスト・マリシュカが台詞を執筆している。音楽は「君を夢みて」のフランツ・グローテ、撮影は「銀嶺に帰れ」「制服の処女(1931)」のライマール・クンツェ。助演者は「セロ弾く乙女」の名テナー、レオ・スレザーク、「春の調べ」のアリベルト・モーグ、「マヅルカ」のアルブレヒト・シェーンハルス、「陽気な王子様」のグスタフ・ヴァルダウ、「歌へ今宵を」のテオ・リンゲン及びヴィリー・シュア、「黒鯨亭」のマックス・ギュルストルフ、ゲニア・ニコライエヴァ等である。
  • 青きダニューヴの夢

    「オーケストラの少女」「天使の花園」と同じくジョー・パスターナク製作、ヘンリー・コスター監督のディアナ・ダービーン主演映画で、かつてフランツィスカ・ガール主演で映画化されたエルンスト・マリシュカ力作のオリジナル物の再映画である。脚本は「新婚第一歩」「庭の千草」と同じくプルース・マニングとフェリックス・ジャクソンが協力し、撮影は「ホノルル航路」のジョセフ・ヴァレンタインが指揮した。1940年作品。助演者は「嵐の青春」「カナリヤ姫」のロバート・カミングス、「炎の女」のミッシャ・オーア、「姉妹と水兵」のヘンリー・スティーブンソン、「氷上の花」のS・Z・サコール、「春の序曲」のウォルター・カトレット等である。
  • 唄へ今宵を

    「南の哀愁」「今宵こそは」のジャン・キープラと「未完成交響楽(1933)」「おもかげ」のマルタ・エゲルトが主演する映画で「おもかげ」「南の哀愁」のカルミネ・ガローネが監督したもの。脚本は「別れの曲」「春のパレード」のエルンスト・マリシュカが書卸した。助演者は「桃源郷」のパウル・ケンプ「ブロンドの夢」のパウル・ヘルビガー「君を夢みて」のテオ・リンゲン、「黄昏の維納」のヒルデ・フォン・シュトルツ、「ベロニカの花束」のヒルデ・ヒルデブラント、「激情の嵐」のトルーデ・ヘステルベルク等である。撮影は「ボートの八人娘」のフリーデル・ベーン・グルント、作曲は「モナ・リザの失踪」のロベルト・シュトルツの担当。
  • エリザベート3 運命の歳月

    ロミー・シュナイダーがオーストリア帝国の皇后・エリザベートを演じた3部作の最終作。ハンガリーに長期滞在しているシシーを快く思っていないソフィー大公后は、さらに穏健独立派のハンガリー貴族・アンドラーシ伯爵とシシーの仲を疑い始め…。【スタッフ&キャスト】製作:カール・エーリッヒ 監督・脚本:エルンスト・マリシュカ 出演:ロミー・シュナイダー/カール=ハインツ・ベーム/マグダ・シュナイダー/グスタフ・クヌート/ウッター・フランツ
  • エリザベート2 若き皇后

    ロミー・シュナイダーがオーストリア帝国の皇后・エリザベートを演じた3部作の第2作。皇帝との間に娘が生まれたシシーは幸せな日々を送っていた。しかし、「皇后としての公務に専念すべき」と言う厳格なソフィー大公后に赤ん坊を取り上げられてしまう。【スタッフ&キャスト】製作:カール・エーリッヒ 監督・脚本:エルンスト・マリシュカ 出演:ロミー・シュナイダー/カール=ハインツ・ベーム/マグダ・シュナイダー/グスタフ・クヌート/ウッター・フランツ
  • ハンガリア夜曲

    「夜の鴬」「おもかげ」のマルタ・エゲルトが主演し、「沐浴」「黒い瞳(1935)」のヴィクトル・トゥールジャンスキーが監督するオペレット映画で、原作並びに作曲は「メリー・ウィドウ」その他で知名のフランツ・レハール、脚色は「別れの曲」「歌へ今宵を」のエルンスト・マリシュカとハンス・ザスマンの両氏が、音楽指揮には「未完成交響楽(1933)」その他のウィリー・シュミット・ゲントナーが当たっている。俳優は、新顔のロルフ・ヴァンカ、「夜の鴬」のレオ・スレザーク、「郷愁」のハンス・モーザー、「陽気な王子様」のイダ・ヴュスト等で、撮影は、「別れの曲」のウェルナー・ブランデスが担当。
  • 陽気な姫君

    「歌の翼」に次ぐグレイス・ムーア主演映画で、フリッツ・クライスラーが作曲に当たった。原作はグスタフ・ホルム,エルンスト・マリシュカ合作のオペレットで、「歌の翼」のシドニー・バックマンが脚色した。監督には「罪と罰」「西班牙狂想曲」のジョセフ・フォン・スタンバーグがウィルヘルム・ティトレとヴィクター・シェルツィンゲルの補佐を得て当たり、撮影は「罪と罰」のルシエン・バラードが任じている。なお編曲は「恋の一夜」「歌の翼」同様ハワード・ジャクソンが担任、声楽場面の指揮はジョセフ・A・パステルナックが当たり、バレーはアルバーチナ・ラッシュが按舞演出した。助演者は「青春の抗議」「無軌道行進曲」のフランチョット・トーンを始め、「意気な紐育っ子」「片道切符」のウォルター・コノリー、「地獄船モルガン」のヴィクター・ジョリー、「その夜の真心」のレイモンド・オルバーン、「罪と罰」のエリザベス・リスドン、「片道切符」のナナ・ブライアント,「意気な紐育っ子」のハーマン・ビング、フリーダ・イネスコート、ジョージ・ハッセル等の面々である。
  • 春のいざなひ

    「歌へ今宵を」「恋のナポリ」のジャン・キープラが主演する映画で、「別れの曲」のエルンスト・マリシュカと「最後の戦闘機」のI・フォン・クーベとが脚本を書き「空飛ぶ音楽」のヨーエ・マイが監督に当たり音楽は「桑港」「モスコウの一夜」のワルター・ユルマンとP・カパーのチームが担当、撮影にはオットー・カントレック、ブルーノ・ティムが協力した。助演者はかつて「パンチネロ」に出たイェニー・ユーゴー、「ヴェロニカの花束」のパウル・ヘルビガー、「紅天夢」のパウル・ケンプ、「狂乱のモンテカルロ」のイダ・ヴュスト、ハンス・ユンカーマン、ユリウス・ファルケンシュタイン等である。なお音楽指揮には「おもかげ」のウィリー・シュミット・ゲントナーが任じた。
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