渡辺直樹の関連作品 / Related Work

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  • 52ヘルツのクジラたち

    2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこの同名小説を、「銀河鉄道の父」の成島出が映画化。傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家に移り住んだ貴瑚。母親から虐待を受ける少年“ムシ”との出会いが、自分を救い出してくれたアンさんとの日々を呼び覚ます。出演は「市子」の杉咲花、「さんかく窓の外側は夜」の志尊淳、「エゴイスト」の宮沢氷魚。
  • Shari

    写真家の石川直樹が地元の写真愛好家たちとともに知床の新たな魅力を発信するプロジェクト(写真ゼロ番地知床)。そのゲストとして招かれたダンサー・振付家・映画作家の吉開菜央が監督した初長編作品。知床の斜里(しゃり)を舞台に摩訶不思議な“ほんとのはなし”が展開する。本作が初の映画撮影となった石川直樹は2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により、膨大な冒険とさまざまな土地での民俗学的記録、作家活動が評価され、日本写真協会賞作家賞を受賞している。一方、吉開菜央は短編映画「Grand Bouquet」がカンヌ国際映画祭監督週間 2019 に出品されたほか、米津玄師 MV『Lemon』の出演・振付でも注目を集めている。吉開は2019年夏、斜里町に滞在し、斜里岳を登り、野性の鹿肉を食べるなど人々の生活を垣間見た。その体験が映画の源泉になったという。出演は斜里町の人々、海、山、氷、赤いやつ。吉開自身が人と獣の間のような「赤いやつ」に扮し、温暖化による大きな変化が起きつつある北の地を彷徨い歩く。
  • ドライブ・マイ・カー

    村上春樹が2013年に発表した短篇小説に、カンヌ・ヴェネチア・ベルリンをはじめ国際映画祭で高い評価を得た濱口竜介が挑む意欲作。舞台俳優の主人公・家福(かふく)に西島秀俊、ヒロインのみさき役に三浦透子を迎え、愛と喪失、希望の物語が紡がれる。濱口竜介は東京藝術大学大学院映像研究科で黒沢清に師事し、修了制作作品「PASSION」が2008年・第56回サンセバスチャン国際映画祭で注目を浴びた。その後、「ハッピーアワー」が2015年・第68回ロカルノ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。2018年の商業映画デビュー作「寝ても覚めても」はカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。さらに2020年、脚本を担当した黒沢清監督「スパイの妻<劇場版>」がヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)に輝く。また、監督作「偶然と想像」は2021年・第71回ベルリン国際映画祭銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞するなど、いま世界中から注目を集めている逸材だ。今回、濱口竜介と初タッグを組む西島秀俊は、2005年に市川準が監督した「トニ―滝谷」でナレーションを担当し、村上春樹作品を経験済み。濱口の師匠筋にあたる黒沢清監督の「ニンゲン合格」(98)や「クリーピー 偽りの隣人」(16)で主演を務めたこのベテラン俳優を濱口がいかに演出するのか期待が高まる。一方、ヒロインの三浦透子は「ロマンスドール」「おらおらでひとりいぐも」の演技に加えて、「天気の子」の主題歌を歌ったことで人気急上昇中の女優・アーティスト。本作では、主人公の愛車を運転する、寡黙でありながら芯のあるドライバーみさきを演じている。さらに、物語を大きく動かすキーパーソンの俳優・高槻役には、「Arc アーク」など公開作が目白押しの岡田将生、秘密を抱えたままこの世を去る家福の妻・音役を、村上春樹の長篇の映画化「ノルウェイの森」の霧島れいかが演じている。2021年第95回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、助演女優賞(三浦透子)、読者選出日本映画監督賞受賞。
    93
    • 感動的な
    • かっこいい
  • アレノ

    フランスの文豪エミール・ゾラの『テレーズ・ラカン』を基に、舞台を現代に置き換えて映画化。愛人と結託して夫の殺害を企てる妻の情欲を16ミリフィルムのざらついた映像のなか映し出す。監督・脚本は「かぞくのくに」「海炭市叙景」などのプロデューサーを務めた越川道夫。出演は「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー 傷だらけのライム」の山田真歩、「お盆の弟」の渋川清彦。撮影を「キャタピラー」「かぞくのくに」の戸田義久が担当する。
    50
  • 5つ数えれば君の夢

    5人組のガールズ・ボーカル&ダンスグループ“東京女子流”(山邊未夢、新井ひとみ、庄司芽生、小西彩乃、中江友梨)の初主演作で、女子高を舞台にした青春群像劇。監督は、大学在学中に製作した処女作「あの娘が海辺で踊ってる」が東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞した後、劇場公開されるなど高評価を得た新鋭・山戸結希。
    60
  • アイドル・イズ・デッド ノンちゃんのプロパガンダ大戦争

    同時代を生きる音楽×映画のコラボレーション作品を集めた映画祭“MOOSIC LAB 2012”で観客賞を受賞したガールズ・アクション・ムービー『アイドル・イズ・デッド』の続編。様々な苦難を乗り越えて再結成を目指す新生アイドル研究会“BiS”の奮闘を描く。監督は前作に続き「人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女」の加藤行宏が担当。出演は、アイドルグループのBiS(プー・ルイ、ヒラノノゾミ、テラシマユフ、ミチバヤシリオ)、「男子高校生の日常」の三浦透子、「チチを撮りに」の柳英里紗、「ぼっちゃん」の水澤紳吾。
    60
  • もらとりあむタマ子

    「クロユリ団地」の前田敦子が演じるタマ子の日常を、四季を通じて描く青春ドラマ。音楽チャンネルのステーションIDとして始まった映像プロジェクトを長編映画化。監督は、「苦役列車」の山下敦弘。脚本は、「陽だまりの彼女」の向井康介。釜山国際映画祭A Window on Asian Cinema部門出品作品。
    70
  • バナナvsピーチまつり 「ラジオデイズ」

    同じテーマ・俳優で男女の監督が競作し、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013で観客賞を受賞した短編集「バナナvsピーチまつり」の1本。「人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女」の加藤行宏監督が、“記憶”を主題に描く恋愛ドラマ。出演は「はやぶさ 遥かなる帰還」の近藤芳正、「チチを撮りに」の渡辺真起子。
  • サンライズ・サンセット

    第一線で活躍する若き映画人たちが、限定された予算と期間で映画を作製する、山本政志監督率いるシネマインパクトのプロジェクト第2弾として、2013年1月26日より、オーディトリウム渋谷にて上映された。「ぐるりのこと。」の橋口亮輔監督が、クランク・イン前日の映画会社を舞台に、様々な人物が入り乱れ繰り広げられる人間悲喜劇。97年に上演された橋口監督のオリジナル戯曲を自ら映画化した。
  • 俳優×監督=「全力映画」 「ボーイ・ミーツ・ガール」

    一般から募った新人~経験者の無名の俳優と、国内外の映画祭を数多く経験した若手監督が数ヶ月に渡り、密度の濃い集中的演技指導を行い、映画撮影に臨んだ『全力映画』の企画より誕生した作品。2012年11月17日より吉祥寺バウスシアターにてレイトショー上映された。
  • さぬき巡礼ツアー

    偽の巡礼ツアーで一攫千金を目論むお人よしな詐欺師を巡るドラマ。監督は福田良夫。出演は末原拓馬、椋田涼、新美啓之、佐々木千恵ほか。「さぬき映画祭2010-2011」企画優秀賞奨励賞受賞。2012年6月2日より岡山メルパにて上映。
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