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岩辺いずみの関連作品 / Related Work
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ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命
チェコの子供たち669人をナチスから救い50年後に驚きの再会を果たしたニコラス・ウィントンの愛と苦悩を描いた感動の実話。アンソニー・ホプキンス主演。 -
ビヨンド・ユートピア 脱北
ある家族の脱北に密着し、2023年サンダンス映画祭USドキュメンタリー部門観客賞を受賞したドキュメンタリー。祖国を離れ危険な旅に出る2人の幼い子どもと80代の老婆を含む5人の家族、子どもとの再会を切望する母親、彼らを支援する人々の姿を追う。監督は、Netflixドキュメンタリー『シティ・オブ・ジョイ~世界を変える真実の声~』のマドレーヌ・ギャヴィン。 -
ダンサー イン Paris
挫折したバレエダンサーの第二の人生を描くドラマ。パリ・オペラ座バレエでエトワールを目指すエリーズは、本番中に恋人の裏切りに動揺して足首を負傷する。踊ることを半ば諦め、新たな道を模索するなか、注目のコンテンポラリーダンスのカンパニーと出会う。監督は、「パリのどこかで、あなたと」のセドリック・クラピッシュ。エリーズ役は、パリ・オペラ座バレエのプルミエール・ダンスーズで映画初出演のマリオン・バルボー。また、トニー賞最優秀振付賞にノミネートされた振付師のホフェッシュ・シェクターが本人役で出演。共演は、「12か月の未来図」のドゥニ・ポダリデス、「サン・ジャックへの道」のミュリエル・ロバン、「おかえり、ブルゴーニュへ」のピオ・マルマイ。 -
サントメール ある被告
フランス北部の町サントメールで実際に起こった乳幼児の死亡事件を題材に、殺人罪に問われた母親の裁判を傍聴した女性作家の視点から、移民や貧困の問題、女性の社会進出など、事件の裏側にある真相を解き明かそうとするサスペンスドラマ。実際の裁判記録をセリフに使うなど、まるで裁判に臨席しているかのようなドキュメンタリー的な手法が絶賛され、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(審査員大賞)&新人監督賞に輝いた。監督はドキュメンタリー出身のセネガル系フランス人女性監督アリス・ディオップ。撮影監督に「燃ゆる女の肖像」のクレア・マトン、脚本にゴンクール賞作家のマリー・ンディアイが参加。 -
世界が引き裂かれる時
2014年7月にウクライナ東部ドネツク州で起きたマレーシア航空17便撃墜事故を背景にした戦争ドラマ。出産を間近に控えた妻と夫が住む家が襲撃され壁に大きな穴が開き、二人は壁の修繕に取りかかろうとする一方で、親露派と反露派の対立はさらに激化し……。監督は、「黒犬、吠える」や「ラブ・ミー」を夫メフメト・バハドゥル・エル監督と共に手がけた、ウクライナ出身のマリナ・エル・ゴルバチ。本作で2022年第38回サンダンス映画祭ワールドシネマ部門監督賞(ドラマ部門)を受賞した。2022年第72回ベルリン国際映画祭パノラマ部門エキュメニカル審査員賞受賞。2022第95回アカデミー賞国際長編映画賞ウクライナ代表作品。2022年第35回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品(映画祭題「クロンダイク」)。 -
カード・カウンター
アメリカが掲げた「テロとの戦い」のもと戦争犯罪の十字架を背負い続けるギャンブラーが、ある出会いをきっかけに、復讐と贖罪を賭けた人生の勝負に挑むミステリアス・スリラー。「タクシードライバー」から45年、監督のマーティン・スコセッシが製作総指揮、脚本のポール・シュレイダーが監督・脚本という強力タッグが実現。刑務所で8年間服役した元上等兵の主人公ウィリアムを、カンヌ受賞作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のオスカー・アイザックが魅惑的に演じる。ウィリアムと運命的な出会いを果たすカークを「X-MEN:アポカリプス」でアイザックと共演したタイ・シェリダン、ラ・リンダをコメディアンとしても人気のティファニー・ハディッシュ。第78回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門正式出品。 -
レッド・ロケット
有害なほど利己的で、破壊的にナルシストな元ポルノスターが、故郷に戻って再起を夢見たために大騒動が巻き起こる。2016年のアメリカ・テキサスを舞台に、社会の片隅で生きる人びとの姿を鮮やかに描いた、ひとクセありのヒューマンドラマ。主演は、過去のポルノ出演映像が流出したことで、一時は表舞台から姿を消したことがある、マイキー役とリンクするかのようなサイモン・レックス。監督は「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のショーン・ベイカー。「WAVES/ウェイブス」などの撮影監督ドリュー・ダニエルズが16mmフィルムでテキサス特有の色、湿度、土っぽさを表現した。カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映。 -
The Son 息子
「ファーザー」のフロリアン・ゼレールが、自作戯曲『Le Fils 息子』を映画化。妻子と幸せに暮らす弁護士ピーターの元に、前妻との間の息子ニコラスが、一緒に暮らしたいと現れる。ピーターは17歳のニコラスを家庭に受け入れ、同居が始まるが……。出演は「グレイテスト・ショーマン」のヒュー・ジャックマン、「ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏」のローラ・ダーン、「ファーザー」のアンソニー・ホプキンス。 -
ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ
19世紀末から20世紀にかけてイギリスで活躍したネコ画家ルイス・ウェインの人生を辿る伝記映画。イラストレーターのルイスは妹の家庭教師エミリーと結婚するが、彼女は末期ガンを宣告される。ルイスは彼女のために、庭に迷い込んだ子猫の絵を描き始める。出演は、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のベネディクト・カンバーバッチ、「ファースト・マン」のクレア・フォイ、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアンドレア・ライズボロー。ナレーションは、「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマン。監督は、俳優としても活躍するウィル・シャープ。 -
ストレイ 犬が見た世界
殺処分ゼロの国トルコのイスタンブールを舞台に、自由に街を歩き回る野良犬の目線から犬と人間が共存する世界を見つめたドキュメンタリー。トルコを旅していた自身も愛犬家のエリザベス・ロー監督が自立心の高い主人公の犬ゼイティンと出会い、半年間にわたって撮影した。常に犬の目線に合わせたローアングルの高性能カメラは、犬の表情や足取り、コミュニケーションをつぶさにとらえ、やがて彼らの感情と同調していく。そこから見えてくるのは、高い知能と理性と愛にあふれた犬たちの姿と、高度に保たれているコミュニティの在り方だ。仲間に分け与え、見返りのない愛を注ぎ、許すことをそっと教えてくれる。「ストレイ」とは、はぐれるの意味。そして野良犬、浮浪者、浮浪児のこと。道端からの目線は、犬たちが時に行動を共にするシリア難民の少年たちの目線でもある。彼らの視点で街を見渡せば、人間社会が持つ様々な問題と愛に満ちた世界が同時に見えてくる。 -
ペトルーニャに祝福を
第69回ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞・ギルド映画賞に輝いた人間ドラマ。北マケドニアの小さな町。面接で不採用となったペトルーニャは、その帰りに女人禁制の伝統儀式・十字架投げに遭遇。彼女が思わず十字架を手にしたことから、騒動が起きる。北マケドニアの首都スコピエ出身、「ティトフ・ヴェレスに生まれて」(第9回東京フィルメックス特別招待作品)などを手がけてきたテオナ・ストゥルガー・ミテフスカ監督が、実話を基に、ペトルーニャの闘いをアイロニーとユーモアを交えながら描く。 -
DAU. ナターシャ
欧州最大1万2千平米のセットと1万人のエキストラ、15年の時間を費やしてソ連全体主義社会を完全再現。ソ連の秘密研究所に併設された食堂で働くナターシャは、スパイ容疑でKGBから追及を受ける。ベルリン国際映画祭銀熊賞(芸術貢献賞)受賞作。キャストたちは当時を忠実に再現した秘密研究都市のセットで約2年、実際に生活しながら撮影が行われた。主演のナターリヤ ・ベレジナヤは、本作でスカウトされた新人。出演者には、本物のノーベル賞受賞者、元ネオナチリーダーや元KGB職員なども加わっている。監督は「4」が各国の映画祭で絶賛されたロシアの鬼才イリヤ・フルジャノフスキー。 -
mid 90s ミッドナインティーズ
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などの俳優ジョナ・ヒルが初監督を手掛けた青春ドラマ。1990年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティーヴィーは、街のスケートボード・ショップで店に出入りする少年たちと知り合い、憧れから彼らに近づこうとする。出演は、「ルイスと不思議の時計」のサニー・スリッチ、「ファンタスティック・ビースト」シリーズのキャサリン・ウォーターストン、「ある少年の告白」のルーカス・ヘッジズ。 -
田園の守り人(もりびと)たち
「神々と男たち」のグザヴィエ・ボーヴォワによる人間ドラマ。第一次世界大戦下のフランス。2人の息子を戦場に送り出した農園の未亡人オルタンスと娘ソランジュは、若い働き手のフランシーヌを雇う。一時休暇で帰宅した次男はフランシーヌに惹かれるが……。「たかが世界の終わり」のナタリー・バイと、その娘で「ブルゴーニュで会いましょう」のローラ・スメットが母子役で共演している。84点- 感動的な
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エスコバル 楽園の掟
コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの実話を基にした犯罪アクション。麻薬王の姪と恋に落ちたカナダ人青年が、組織の闇に巻き込まれる。「トラフィック」でアカデミー助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロがエスコバルを演じる。「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」出演のアンドレア・ディ・ステファノによる初監督作品。50点 -
セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」のヴィム・ヴェンダース監督が、ブラジル出身の写真家セバスチャン・サルガドの波乱に満ちた人生を追いかけるドキュメンタリー。サルガドの長男で映画作家のジュリアーノ・リベイロ・サルガドの協力を得て、稀代の写真家であり家族を愛する一人の男の足跡を解き明かしていく。音楽は「愛のめぐりあい」のローレント・ピティガント。90点 -
PVC-1 余命85分
強盗に襲われ、首に爆弾を取り付けられた主婦とその家族が経験する恐怖を、実話を元に手持ちカメラ、全編ワンカットで撮影した異色作。スピロス・スタソロプロス監督の長編デビュー作で、カンヌ映画祭ローマ市賞を受賞。出演はキューバの舞台女優メリダ・ウルキーア、『Heroes de Turno』のダニエル・パエス。 -
きつねと私の12か月
野生のきつねと少女のふれあいを描く感動のドラマ。ヨーロッパの雄大な自然と野生動物の姿を詩情豊かにとらえ、フランスで240万人動員の大ヒットを記録した。監督は「皇帝ペンギン」のリュック・ジャケ。出演は、「la Petite Chartreuse」のベルティーユ・ノエル=ブリュノー、「記憶の森」のイザベル・カレー。70点
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