エンニオ・モリコーネの関連作品 / Related Work

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  • ラ・カリファ

    テーマ曲をエンニオ・モリコーネが手がけ、「追想」のロミー・シュナイダーが許されぬ恋におちる女性を体当たりで演じた社会派メロドラマを日本初公開。ストライキで混乱するイタリア。かつての仲間だった工場長と、労働者たちを先導するイレーネは対立するが……。共演は「Mr.レディ Mr.マダム」シリーズのウーゴ・トニャッツィ、「ベン・ハー(1959)」のマリーナ・ベルティ。監督は脚本家出身で、本作で監督デビューを飾ったアルベルト・ベヴィラクア。『エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2』にて上映。
  • モリコーネ 映画が恋した音楽家

    2020年に逝去した映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの軌跡をたどるドキュメンタリー。彼が手掛けた数々の作品の名場面やワールドコンサートツアーの模様を交え、モリコーネ本人ほか70人以上の著名人のインタビューによって、彼の仕事術の秘密が明かされてゆく。モリコーネの弟子であり親友でもある、「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が5年以上にわたる密着取材を敢行し完成させた。
  • プロフェッショナル(1981)

    ジャン=ポール・ベルモンド主演による劇場未公開作をHDリマスター版で日本初公開。アフリカでの大統領暗殺作戦中に国家に裏切られたフランス諜報部員の復讐を描くスパイ・アクション。原作は、イギリスの小説家パトリック・アレクサンダーの『大統領暗殺指令』。共演は「愛と哀しみのボレロ」のロベール・オッセン。監督は「チェイサー(1978)」のジョルジュ・ロートネル。『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選』にて上映。
  • 海の上のピアニスト イタリア完全版

    「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作「海の上のピアニスト」の本国イタリアでのみ上映された完全版を、日本初公開。思い出の曲を知る楽器店店主と出会ったマックスは、豪華客船の中で生まれた伝説のピアニストについて話し出す。インターナショナル版ではカットされていた40分以上のシーンが盛り込まれ、タイトルやクレジットロールがイタリア語で演出されている。
  • 海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版

    「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督ジュゼッペ・トルナトーレと作曲家エンニオ・モリコーネが組んだ1998年製作のイタリア映画をデジタル修復。思い出の曲を知る楽器店店主と出会ったマックスは、豪華客船の中で生まれた伝説のピアニストについて話し出す。トルナトーレ監督の監修のもと、「ライフ・イズ・ビューティフル」などを手がけたカラースーパーバイザーのパスクアーレ・クズポリと共に、ルーチェ・チネチッタ・ラボにて完全修復作業を行い、オリジナル35mmネガを4Kスキャンし細部まで色彩豊かに蘇らせる。
    10
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト

    1969年に約25分カットされた短縮版が公開されて以来、日本で上映される機会がなかった巨匠セルジオ・レオーネによる西部劇「ウエスタン」の165分オリジナル版を日本初公開。女性主人公ジルの目を通し、移り変わる時代と共に滅びゆくガンマンたちの落日を綴る。出演は「山猫」のクラウディア・カルディナーレ、「黄昏」のヘンリー・フォンダ、「大統領の陰謀」のジェイソン・ロバーズ、「狼よさらば」のチャールズ・ブロンソン。共同原案に、若き日のベルナルド・ベルトルッチとダリオ・アルジェントが参加。日本初公開時邦題「ウエスタン」(短縮版141分:1969年公開)
    81
    • 重厚感のある
    • かっこいい
    • スカッとする
  • サッドヒルを掘り返せ

    およそ49年もの間、人知れず眠り続けていた「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」のロケ地サッドヒルを復元しようとする有志たちを追ったドキュメンタリー。スタッフやキャストによる撮影当時のエピソードを交え、奇跡的ともいえる一大プロジェクトの顛末に迫る。監督は、本作が初長編作品となるスペイン出身のギレルモ・デ・オリベイラ。出演は「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」の音楽を担当したエンニオ・モリコーネ、主人公ジョーを演じたクリント・イーストウッド、編集を務めたエウヘニオ・アラビソ、映画歴史家のクリストファー・フレイリング、映画監督のアレックス・デ・ラ・イグレシア、ジョー・ダンテ、ヘヴィメタルバンド『メタリカ』のジェイムズ・ヘットフィールド、「サンゲリア」などのキャメラマン、セルジオ・サルヴァティ。第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映。
    80
    • 重厚感のある
    • かっこいい
  • ある天文学者の恋文

    「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるミステリアスな愛の物語。恋人である天文学者エドの突然の訃報を受けたエイミー。だが、彼女の元に彼からの手紙や贈り物が届き続ける。その謎を解くため、エイミーは彼の縁の地を訪ねる。出演は、「リスボンに誘われて」のジェレミー・アイアンズ、「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ。音楽は、「ヘイトフル・エイト」のエンニオ・モリコーネ。
    70
  • ヘイトフル・エイト

    クエンティン・タランティーノが仕掛ける密室ミステリー。吹雪でロッジに足止めを食らい一夜をともにすることになった7人の男と1人の女。殺人事件が起き、犯人も目的も不明のままそれぞれの素性が明らかになり、8人の過去が繋がり始める。出演は「ジャンゴ 繋がれざる者」のサミュエル・L・ジャクソン、ウォルトン・ゴギンズ、「デス・プルーフ in グラインドハウス」のカート・ラッセル、「キル・ユア・ダーリン」のジェニファー・ジェイソン・リー、「デンジャラス・バディ」のデミアン・ビチル、「グローリー 明日への行進」のティム・ロス、「ヘルライド」のマイケル・マドセン、「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」のブルース・ダーン。音楽を「鑑定士と顔のない依頼人」のエンニオ・モリコーネ、美術を「キル・ビル」の種田陽平が担当する。
    70
  • 鑑定士と顔のない依頼人

    「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が贈るミステリー。美術品の鑑定に天才的な才能を発揮する男が、姿を見せない依頼人からの鑑定を引き受けたことをきっかけに、思いがけない運命に巻き込まれてゆく。出演は「英国王のスピーチ」のジェフリー・ラッシュ、「クラウド アトラス」のジム・スタージェス。第26回(2013年)東京国際映画祭上映作品。
    75
    • 怖い
    • おしゃれな
    • 重厚感のある
  • ベルトルッチの分身

    過去には『ラスト・タンゴ・イン・パリ』で一大センセーションを巻き起こし、昨今も『ドリーマーズ』など刺激的な作品を撮り続けている名匠ベルナルド・ベルトルッチ監督の初期作で、日本では劇場公開されていなかった幻の作品。ドストエフスキーの原作を基に、ある青年が相反するふたつの人格の間を移ろい引き裂かれていく様を鮮烈に描く。
  • アンネの追憶

    『アンネの日記』のアンネ・フランクの親友が語るノンフィクションを映画化。アンネの壮絶な最期を描くヒューマンドラマ。監督は、「タワーオブ・タイタンズ」のアルベルト・ネグリン。出演は、「ココ・シャネル」のロザベル・ラウレンティ・セラーズ、「炎の戦線 エル・アラメイン」のエミリオ・ソルフリッツィ。
    80
  • シチリア!シチリア!

    「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、父親の人生をベースに、故郷シチリアへの郷愁を綴った一大叙事詩。1930年代から80年代にかけての時代背景とともに、シチリアで生まれ育った少年の成長を描く。出演は「わたしの一番幸せな日」のフランチェスコ・シャンナ、モデル出身のマルガレット・マデ。
  • 題名のない子守唄

    北イタリアの港町を舞台に、ある裕福な家族に家政婦として雇われた女性が、巧妙な計画の下に、ある目的を遂行しようとする過程をスリリングに描く異色の女性ドラマ。監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ。出演はロシア出身のクセニア・ラパポルト。イタリアのアカデミー賞といわれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、作品賞を含む主要5部門を受賞。
  • ティント・ブラス 秘蜜

    カミッロ・ボイトの短編小説をイタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティが映画化した「夏の嵐」を、今度はイタリアン・エロスの巨匠ティント・ブラスがリメイクした文芸エロス。エンニオ・モリコーネの耽美で切ない音楽にのせ、「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナが美しい肢体を惜しげなくさらす。
  • マレーナ

    多感な少年によって見つめられる若き人妻の数奇な運命を描く。監督・脚本は「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ。原作はルチアーノ・ヴィンセンツォーニ。撮影はラホス・コルタイ。音楽はエンニオ・モリコーネ。出演は「ドーベルマン」のモニカ・ベルッチ、オーディションで選ばれたジュゼッペ・スルファーロほか。
    80
  • 宮廷料理人ヴァテール

    十七世紀のフランスに実在した天才料理人フランソワ・ヴァテールの生き様を描いた歴史大作。監督・製作は「グッバイ・ラバー」のローランド・ジョフィ。脚本はジャンヌ・ラブリュヌ。英語脚色は「恋におちたシェイクスピア」のトム・ストッパード。音楽は「海の上のピアニスト」のエンニオ・モリコーネ。出演は「仮面の男」のジェラール・ドパルデュー、「アベンジャーズ」のユマ・サーマン、「海の上のピアニスト」のティム・ロス。「ラルフ一世はアメリカン」のジュリアン・グラヴァー、「ワン・ナイト・スタンド」のジュリアン・サンズほか。
  • ミッション・トゥ・マーズ

    近未来、火星で未知との遭遇を果たす男女の姿を描くSFロマン。監督は「スネーク・アイズ」のブライアン・デ・パルマ。原案はローウェル・キャノン、ジム・トーマス、ジョン・トーマス。脚本はジム・トーマス、ジョン・トーマス、「フラッド」のグレアム・ヨスト。撮影はデ・パルマ作品の常連スティーヴン・H・ブラム。音楽は「海の上のピアニスト」の巨匠エンニオ・モリコーネ。出演は「スネーク・アイズ」のゲーリー・シニーズ、「隣人は静かに微笑う」のティム・ロビンス、「アウト・オブ・サイト」のドン・チードル、「ソルジャー」のコニー・ニールセン、「スクリーム2」のジェリー・オコーネルほか。
    70
  • 海の上のピアニスト

    豪華客船の上で生まれ育ち、一度も船を降りなかった天才ピアニストの一生を描いた感動作。アレッサンドロ・バリッコの同名戯曲(白水社刊)を、「明日を夢見て」のジュゼッペ・トルナトーレの監督・脚本で映画化。製作は『Figlio di Bakunin』のフランチェスコ・トルナトーレ。製作総指揮はマルコ・シミッズと「クンドゥン」のローラ・ファットーリ。撮影は『カリブは最高!』(V)のラヨシュ・コルタイ。音楽は「ブルワース」の巨匠エンリオ・モリコーネと「風が吹くとき」のロジャー・ウォータース。美術はフランチェスコ・フリジェリ。編集は「明日を夢見て」でもトルナトーレと組んだマッシモ・カグリア。衣裳は「アンナ・カレーニナ」のマウリツィオ・ミネロッティ。特殊効果監修はデイヴィッド・ブッシュ。出演は「ライアー」のティム・ロス、「エンド・オブ・バイオレンス」のプルート・テイラー・ヴァンスほか。2020年8月4Kデジタル修復版公開(配給:シンカ)
  • ブルワース

    選挙活動のノイローゼから自分の暗殺を依頼した上院議員が、それをきっかけに過激に本音をブチまけ始めて大騒動を巻き起こす様を描いた諷刺コメディ。監督・主演は「レッズ」「ディック・トレイシー」(監督も)「めぐり逢い」(製作・脚本も)のウォーレン・ベイティで、彼の監督第4作。脚本はベイティの原案を元に、彼と「レッズ」のジェレミー・ピクサーが共同で担当。製作はベイティと「ヒート」のピーター・ヤン・ブルッグ。製作総指揮はローレン・シュラー・ドナー。撮影はベイティとは「レッズ」以来コンビを組む名手ヴィットリオ・ストラーロ(「タンゴ」)。音楽はスコアを巨匠エンニオ・モリコーネ(「めぐり逢い」「Uターン」)、サウンドトラック製作総指揮を「グレイス・オブ・マイ・ハート」のカリン・ラクトマンがそれぞれ担当。美術は「ゴッドファーザー」(シリーズ3作)「ライジング・サン」のディーン・タヴーラリス。編集は「めぐり逢い」のロバート・C・ジョーンズと「イレイザー」のビリー・ウェバー。衣裳は「ディック・トレイシー」のミレナ・キャノネロほか。共演は「エグゼクティブ デシジョン」のハル・ベリー、「アウト・オブ・サイト」のドン・チードル、「ドクター・ドリトル」のオリヴァー・プラット、「ノックオフ」のポール・ソルヴィーノ、「誘惑のアフロディーテ」のジャック・ウォーデン、「ゲット・オン・ザ・バス」のイザイア・ワシントン、「バニシング・ポイント」(監督)「バウンド」のリチャード・サラフィアン、さらに有名司会者のラリー・キング、ウィリアム・ボールドウィン、ジョージ・ハミルトンらが本人としてノー・クレジットで顔を見せる。
    80
  • ロリータ(1999)

    中年の仏文学者が12歳の娘を愛するあまり義理の父となり、ふたりで放浪する様を描いたインモラルな愛のドラマ。原作はロリータ・コンプレックスという言葉を生んだウラディーミル・ナボコフの同名小説。62年にスタンリー・キューブリック監督、ピーター・セラーズ、スー・リオン主演による映画化に続く、2度めの映画化。米国では1年半の間公開が見送られていたが、98年秋に小規模公開された。監督は「危険な情事」「幸福の条件」のエイドリアン・ライン。脚本は『ザ・ニューヨーカー』や『ヴァニティ・フェア』誌で活躍するジャーナリストで、これが初の映画脚本となるスティーヴン・シフ。製作は「スターゲイト」のマリオ・カサールとジョエル・B・マイケルズ。撮影はハワード・アサートン。音楽は「Uターン」のエンニオ・モリコーネ。美術はジョン・ハットマン。編集はジュリー・モンローとデイヴィッド・ブレナー。衣裳は「プラクティカル・マジック」のジュディアナ・マコフスキー。出演は「仮面の男」のジェレミー・アイアンズ、これが映画デビューとなり、本作のあと「フェイス/オフ」に出演したドミニク・スウェイン(撮影時は15歳)、「疑惑の幻影」のメラニー・グリフィス、「エディー 勝利の天使」のフランク・ランジェラほか。
  • Uターン

    マフィアに追われる男が砂漠の町で奇妙な人間関係に巻き込まれていくサスペンス。監督は「ニクソン」のオリバー・ストーン。製作総指揮・脚本・原案はジョン・リドリー。製作は「ブラックアウト」のクレイトン・タウンゼントと「復讐のハイウェイ」で製作総指揮を務めたダン・ハルステッド。撮影は「カジノ」のロバート・リチャードソン。音楽は「記憶の扉」のエンニオ・モリコーネ。出演は「シーズ・ソー・ラブリー」のショーン・ペン、「アナコンダ」のジェニファー・ロペスほか。
  • 記憶の扉

    失われた過去の記憶をめぐり、問答を続ける作家と警察署長を悪夢的に描いた不条理サスペンス。監督・編集は「明日を夢見て」のジュゼッペ・トルナトーレ。脚本は「めぐりあう朝」のパスカル・キニャールの原案を基に、キニャールとトルナトーレが執筆。撮影はブラスコ・ジウラート、音楽はイタリアを代表する映画音楽家、「ディスクロージャー」のエンニオ・モリコーネが担当。主演は「愛の報酬/シャベール大佐の帰還」のジェラール・ドパルデュー。共演は「死と処女」の監督ロマン・ポランスキー、「ザ・ブロンド」のセルジョ・ルビーニほか。
  • 鯨の中のジョナ

    78年にオランダで出版されて以来、世界16カ国で翻訳されているヨナ・オバースキーの小説『チャイルドフッド』(邦訳・キネマ旬報社)を原作に、ホロコースト下、ナチス強制収容所を舞台に、苛酷な現実の中で生き抜いた少年ジョナの成長を描いたドラマ。監督は「コップキラー」のロベルト・ファエンツァ、音楽は「明日を夢見て」の巨匠エンニオ・モリコーネ、撮影は「ハンガリアン狂詩曲」のケンデ・ヤーノシェ。出演は、タイトルロールのジョナに、4歳時にはルーク・ペーターソン、7歳時にはジョネー・デル・ヴェッチオが、ジョナの父マックスには「とまどい」のジャン=ユーグ・アングラードがそれぞれ扮している。
  • スタンダール・シンドローム

    連続レイプ犯に襲われた女刑事が取り憑かれた恐怖をスタイリッシュなタッチで描いたサイコ・サスペンス。監督は「サスペリア」などのホラーの巨匠ダリオ・アルジェントで、前作「トラウマ/鮮血の叫び」に続いてヒロインに実の娘であるアーシア・アルジェントを起用。撮影はイタリアを代表する名手、「ウルフ」のジュゼッペ・ロトゥンノ。音楽は巨匠エンニオ・モリコーネで、アルジェントとは73年の「四匹の蝿」以来23年ぶりの顔合わせとなる。SFXは「フェノミナ」や「デモンズ」シリーズのセルジオ・スティヴァレッティがそれぞれ担当。共演はドイツの若手俳優トーマス・クレッチマンほか。
  • 明日を夢見て

    映画俳優のスカウトマンを装った詐欺師と人々の交流を描き、映画への夢を逆説的に語った愛と懺悔の物語。フェリーニ、デ・シーカ、ヴィスコンティら、イタリア映画の名監督たちの作品へ捧げたオマージュが全編に散りばめられている。監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレで、同作品と同じく彼が少年時代に過ごしたシリチア地方を舞台にしている。エグゼクティブ・プロデューサーは「イル・ポスティーノ」のヴィットリオ・チェッキ・ゴーリと、リータ・チェッキ・ゴーリ。撮影は「クイック&デッド」のダンテ・スピノッティ、音楽は「ニュー・シネマ・パラダイス」「みんな元気」で監督と組んでいる巨匠エンニオ・モリコーネが担当。主演は「かぼちゃ大王」のセルジョ・カステリットと、本作がデビューのテッツィアーナ・ロダート。また、レオポルド・トリエステ、ニコラ・ディ・ピント、レオ・グロッタら「ニュー・シネマ・パラダイス」の面々が顔を見せるほか、有名デザイナーのドルチェ&ガッバーナが特別出演。120人の俳優のうちプロは20人で、あとはアマチュア劇団員や素人で固められ、素晴らしい演技を披露している。
  • 夜ごとの夢 イタリア幻想譚

    イタリア北部のマレッキア渓谷を舞台にした三つの幻想的な挿話からなるオムニバス作品。当地の出身で、「アマルコルド」「ユリシーズの瞳」などの作品で知られるイタリアを代表する脚本家、トニーノ・グエッラが自作の短編集『砂塵』(本邦未訳)のなかの三編を脚色。ジョゼッペ・ベルトルッチ、マルコ・トゥリオ・ジョルダーノ、ジョゼッペ・トルナトーレの三人の監督が演出を分担し、音楽は巨匠エンニオ・モリコーネがつとめた。
  • J&S さすらいの逃亡者

    かの『ボニー&クライド』に材をとり、腐れ縁で結ばれた男と女をめぐるマカロニ・ウェスタン風味のラブ・ストーリー。監督は「続荒野の用心棒」「情無用のジャンゴ」など、ひねりの効いたマカロニ・ウェスタンのほか、「史上最大の喜劇 地上最笑の作戦」はじめ様々なジャンルの映画を手がけた名職人セルジオ・コルブッチ。製作はロバート・ロヨラ、脚本はコルブッチ、マリオ・アメンドラ、アドリアーノ・ボルツォーニ、ホセ・マリア・フォルケ、サバティーノ・チウフィーニの共同、撮影はルイス・カドラード、編集はユージェニオ・アラビソ、美術はピエトロ・フィリッポがそれぞれ担当。音楽は「荒野の用心棒」はじめマカロニ・ウェスタンのテーマ曲で名を高めた巨匠エンニオ・モリコーネ。主演はコルブッチとは「情無用のジャンゴ」でも組んだトマス・ミリアンと「わらの犬」「マンディンゴ」などのスーザン・ジョージ。共演はTV「刑事コジャック」でおなじみの「特攻大作戦」などのテリー・サヴァラス、ゲストとして「テオレマ」「1900年」のラウラ・ベッティほか。ちなみに、本作は〈マカロニ・ウェスタン復活祭〉と題して、監督を同じくコルブッチが手がけた問題作「殺しが静かにやってくる」と連続上映された。
    88
    • 手に汗握る
    • かっこいい
  • めぐり逢い(1994)

    運命の出会いを果たした男女の恋を描く、ロマンティックなラヴ・ストーリー。レオ・マッケリー監督、シャルル・ボワイエ、アイリーン・ダン主演の「邂逅」(39)、同じくレオ・マッケリー監督、ケイリー・グラント、デボラ・カー主演の「めぐり逢い(1957)」と過去2回映画化された物語を、「バグジー」のウォーレン・ベイティとアネット・ベニングの夫婦コンビの主演でリメイク。ベイティは製作及び、「ザ・ファーム 法律事務所」のロバート・タウンと共同で脚本も手掛けている。監督は『偽りのヘブン』『ワイルダー・ナパーム』(両作共にビデオ発売のみ)のグレン・ゴードン・キャロンが当たった。撮影は「明日に向って撃て!」「訴訟」のコンラッド・ホール、音楽は「ディスクロージャー」のエンニオ・モリコーネの両巨匠が担当。美術はフェルナンド・スカルフィオッティ、衣装は「バリー・リンドン」「ダメージ」のミレナ・カノネロ。ベイティのラヴコールに応えて「黄昏(1981)」以来13年ぶりに映画出演を果たしたキャサリン・ヘップバーンのほか、「ミセス・ダウト」のピアース・ブロスナン、「ブラック・レイン」のケイト・キャプショー、自身の役で特別出演のレイ・チャールズらが共演。
    80
  • ディスクロージャー

    女の上司から男の部下に対する、いわゆる“逆セクハラ”を題材に、企業内の権力闘争に巻き込まれる男の姿を描いたサスペンス・タッチの人間ドラマ。「ジュラシック・パーク」「ライジング・サン」のベストセラー作家マイケル・クライトンの同名小説(邦訳・早川書房刊)を、「クイズ・ショウ」のポール・アタナシオが脚色。監督は「レインマン」「バグジー」のバリー・レヴィンソンがあたり、彼の主宰するボルティモア・ピクチャーズの共同製作作品。製作は、監督と原作者の共同。エグゼクティヴ・プロデューサーは、レヴィンソンの助監督出身のピーター・ジュウリアーノ。撮影は「日の名残り」「依頼人」のアンソニー・ピアース・ロバーツ、音楽は「ウルフ」の巨匠エンニオ・モリコーネ、美術は「妹の恋人」のニール・スピサック。編集のステュー・リンダー、衣装のグロリア・グレシャムは、レヴィンソン作品の常連スタッフ。主演は「フォーリング・ダウン」のマイケル・ダグラスと、「幸福の条件」のデミ・ムーア。共演は「JFK」のドナルド・サザーランド、「クリフハンガー」のキャロライン・グッドール、「ザ・ペーパー」のローマ・マーフィアほか。
    70
  • ウルフ

    狼男という古典的な題材を、ホラー的要素よりも人間ドラマとラブ・ストーリーの面を強調して描いた一編。狼狂(自分が狼などの獣であると信じて、そうした行動を取る一種の精神病)の軽い発作に襲われたことがあるという作家ジム・ハリソンの体験を元に、彼と「ケープ・フィアー」のウェズリー・ストリックが共同で脚本を執筆し、「心の旅」のマイク・ニコルズが監督。製作は「ワーキング・ガール」でも監督と組んだダグラス・ウィック。撮影は「愛の狩人」などで監督と組み、フェリーニ作品を手掛けた名手ジュゼッペ・ロトゥンノ。音楽は「ザ・シークレット・サービス」の巨匠エンニオ・モリコーネ、美術は「バットマン リターンズ」のボー・ウェルチ、衣装は「ガープの世界」のアン・ロス、特殊メイクは「狼男アメリカン」のリック・ベイカーがそれぞれ担当。主演は「愛の狩人」などニコルズ作品へは4度目の出演となるジャック・ニコルソンと、「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」のミシェル・ファイファー。共演は「僕の美しい人だから」のジェームズ・スペイダー、「サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方」のケイト・ネリガン、ベテランのクリストファー・プラマーほか。
    70
  • ザ・シークレット・サービス

    大統領を狙う暗殺者と戦うベテラン・シークレット・サービスの姿を描くサスペンス・アクション。監督は「プラスティック・ナイトメア 仮面の情事」のウォルフガング・ペーターゼン。製作は「超能力学園Z」のジェフ・アップル。エグゼクティヴ・プロデューサーはペーターゼンとゲイル・カッツ。「ルーキー」のデイヴィッド・ヴァルデスの共同。脚本はジェフ・マクワイヤー。撮影は「シルバラード」のジョン・ベイリー。音楽は「アンタッチャブル」のエンニオ・モリコーネが担当。主演は「許されざる者(1992)」のクリント・イーストウッド、「二十日鼠と人間」のジョン・マルコヴィッチ、「フリージャック」のレネ・ルッソ。他に「ロックンルージュ」のディラン・マクダーモット、「ロシア・ハウス」のジョン・マホーニーらが共演。
  • パレルモ

    パレルモという街を通して、その歴史的な魅力と、相反する腐敗しきった現実とを描く。原作はエドモンド・シャルル・ルー。監督は「予告された殺人」などのフランチェスコ・ロージ。脚本は「こうのとりたちずさんで」のトニノ・グエッラ。撮影は「ヴェニスに死す」のバスクァリーノ・デ・サンティス。音楽は「アンタッチャブル」のエンニオ・モリコーネ。
  • 金曜日の別荘で

    アルベルト・モラヴィアが、彼と彼の最初の妻エルサ・モランテ、そしてルキノ・ヴィスコンティの3人の関係をモデルに書いたと言われる、同名小説の映画化。監督は、「薔薇の貴婦人」のマウロ・ボロニーニ、製作はガリアーノ・ユーソ、脚本はセルジオ・バッジーニ、撮影は「太陽は夜も輝く」のジュゼッペ・ランチ、音楽は「バクジー」のエンニオ・モリコーネ、ジョアナ・パクラとジュリアン・サンズの衣裳をジョルジョ・アルマーニが担当。
  • シティ・オブ・ジョイ

    絶望してカルカッタにやって来たアメリカの青年医師がスラム街で暮らすうちに再び人生の意義を見いだしていく、ドミニク・ラピエールの小説「歓喜の街カルカッタ」の映画化。製作・監督は「ミッション」のローランド・ジョフェ、共同製作はジェイク・エバーツ。脚本は『小さき神の作りし子ら』(映画タイトル「愛は静けさの中に」)の劇作家マーク・メドフ、撮影は「ミシシッピー・バーニング」のピーター・ビジウ、音楽は「バグジー」のエンニオ・モリコーネが担当。製作30周年、故パトリック・スウェイジ生誕70周年に合わせて、2022年2月11日より、4Kデジタルリマスター版でリバイバル上映。
  • 女神がそっと微笑んで

    国際ビジネス界を舞台に、父の仇の大物実業家に挑む青年の活躍を描く。波瀾万丈で金融戦争の裏のからくりなど複雑な物語を、イタリア娯楽映画特有のラフかつ強引なタッチで描き飛ばしている。監督は「ランニング」以降B級活劇を量産するカナダのスティーヴン・H・スターン、製作はアンドレ・ジャウィ、エグゼクティヴ・プロデューサーはクラウディオ・マンシーニ、脚本はゴードン・ロバックとラリー・ペダーソン、原作はポール・ループ・シュリッエル、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽は「ハムレット」のエンニオ・モリコーネが担当。伊・仏・カナダの実力派俳優が少しづつ顔を見せる。
  • バグジー

    実在のギャング、ベンジャミン・バグジー・シーゲルをモデルに、愛する女のためにラスベガスを築くまでの野望を描くドラマ。監督・製作は「わが心のボルチモア」のバリー・レヴィンソン、製作はマーク・ジョンソンとウォーレン・ベイティ、脚本は「ピックアップ・アーチスト」のジェームズ・トバック、撮影は「太陽の帝国」のアレン・ダヴュー、音楽は「ハムレット」のエンニオ・モリコーネが担当。
    70
  • ジャンゴ 灼熱の戦場

    独裁者の暴虐に立ち上がった元ガンマンの修道士ジャンゴの勇姿を描く、遅れてきたマカロニ・ウェスタン。60年代隆盛を誇ったイタリア製西部劇には「続荒野の用心棒」以来何本もの“ジャンゴ”ものが存在するが、本作はその中で主演者が同じで正統的な続編といえる。監督はテッド・アーチャー、脚本はネロ・ロサティとフランコ・レジアニの共同、撮影はサンドロ・マンコーリ、音楽に「ハムレット」、「荒野の用心棒」のエンニオ・モリコーネ。
  • アロンサンファン 気高い兄弟

    十九世紀初頭、王政復古時代のイタリアを舞台に、秘密結社“気高い兄弟たち”から脱げ出そうとする男の悲劇を描いたドラマ。製作はジュリアーニ・G・デ・ネグリ、監督・脚本は「太陽は夜も輝く」のパオロとヴィットリオのタヴィアーニ兄弟、撮影はジュゼッペ・ルゾリーニ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はマルチェロ・マストロヤンニ、レア・マッサリほか。
  • ステート・オブ・グレース

    ニューヨークの犯罪地帯ヘルズ・キッチンでのアイリッシュ・ギャングとイタリアン・マフィアとの抗争を背景に描く、幼な馴染みだった3人のストリート・キッズの青春群像。監督は「U2/魂の叫び」のフィル・ジョアノー、脚本はオフ・ブロード・ウェイの劇作家で本作が遺作となったデニス・マッキンタイア、撮影は「U2/魂の叫び」のジョーダン・クローネンウェス、音楽は「カジュアリティーズ」のエンニオ・モリコーネ。出演はショーン・ペン、エド・ハリス、ゲーリー・オールドマンほか。
  • アタメ

    精神病院に入退院を繰り返す男の一方的な求愛を受けたポルノ女優が、やがてその異常な愛を受け入れてゆくまでを描く奇想天外なラブ・ストーリー。原題は「私を縛って」の意。エグゼキュティヴ・プロデューサーはアグスティン・アルモドバル、監督・脚本は「欲望の法則」のペドロ・アルモドバル、撮影はホセ・ルイス・アルカイネ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はビクトリア・アブリル、アントニオ・バンデラスほか。
  • みんな元気(1990)

    イタリア全土に散らばる子供たちを訪ねて歩く老人の旅を描いたロード・ムーヴィー形式のヒューマン・コメディ。エグゼキュティヴ・プロデューサーはマリオ・コトーネ、製作はアンジェロ・リッツォーリ、監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ、脚本はトルナトーレと「霧の中の風景」のトニーノ・グエッラの共同、撮影はブラスコ・ジュラート、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はマルチェロ・マストロヤンニ、ミシェル・モルガンほか。
  • ホワイト・ドッグ

    黒人だけを襲うように調教された攻撃犬ーホワイト・ドッグと黒人調教師の死闘を描く、「ストリート・オブ・ノー・リターン」のサミュエル・フラー監督作品。エグゼクティヴ・プロデユーサーはエドガー・J・シェリックとニック・ヴァノフ、製作はジョン・デイヴィンン、脚本はロマン・ガリの原作を基にフラー、撮影はブルース・サーティーズ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はクリスティ・マクニコル、ポール・ウィンフィールドほか。
  • フェラーラ物語 「金縁の眼鏡」より

    第2次大戦前夜のフェラーラ(フェルラーラ)を舞台に、男たちの孤独と友情、そして報われない愛を描くドラマ。ジョルジョ・バッサーニの原作を基に、製作はレオ・ペスカローロ、監督・脚本は「死刑台のメロディ」のジュリアーノ・モンタルド、共同脚本はニコラ・バダルッコとアントネッラ・グラッシ、撮影はアルマンド・ナンヌッツィ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はフィリップ・ノワレ、ルパート・エヴェレットほか。
  • デスティニー 愛は果てしなく

    第2次大戦前後のカリフォルニアを舞台に、ある愛に翻弄され、崩壊してゆくスペイン人移民一家の悲劇を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはキャロライン・ファイファーとシェブ・ゴードン。監督・脚本は「エル・ノルテ 約束の地」のグレゴリー・ナヴァ、製作・共同脚本はアンナ・トーマス、撮影はジェームズ・グレノン、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はウィリアム・ハート、ティモシー・ハットンほか。
  • カジュアリティーズ

    ヴェトナムの戦場で上官と同僚の犯した罪に苦悩する一兵士の姿を描く戦争ドラマ。製作はアート・リンソン。ダニエル・ラングの原作を基に、監督は「アンタッチャブル」のブライアン・デ・パルマ、脚本はデヴィッド・リーブ、撮影はスティーブン・H・ブラム、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はマイケル・J・フォックス、ショーン・ペンほか。
    80
  • ランページ 裁かれた狂気

    連続猟奇殺人事件の犯人の死刑判決をめぐるドラマ。製作はデイヴィッド・サルヴェン。ウィリアム・P・ウッドの原作を基に、監督・脚本は「L.A.大捜査線 狼たちの街」のウィリアム・フリードキン、撮影はロバート・ヨーマン、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はマイケル・ビーン、アレックス・マッカーサーほか。
  • ニュー・シネマ・パラダイス

    戦後間もないシチリアの小さな村の映画館をめぐる人人の映画への愛を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはミーノ・バルベラ、製作はフランコ・クリスタルディ、監督・脚本は本作品が日本での一般公開第一作になるジュゼッペ・トルナトーレ、撮影はブラスコ・ジュラート、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はフィリップ・ノワレ、ジャック・ペランほか。89年カンヌ映画祭審査員特別大賞受賞。後に170分の「完全オリジナル版」がビデオグラムで発表されている。
    90
  • 沈黙の官能

    ガエターノ・カルロ・チェッリの『フェルラモンティの遺産』の映画化。主演は、本作品でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞したドミニク・サンダ。撮影は、「トラヴィアータ1985・椿姫」のエンニオ・グァルニエリ。音楽は、「1900年」「アンタッチャブル」のエンリオ・モリコーネ。
  • 蒼い本能

    『暗殺の森』を書いたアルベルト・モラヴィアの原作をもとに、優しい看護婦と美しい家庭教師に対して目覚める少年の青い性を、繊細にかつエロチックに映像化したドラマ。監督はアルド・ラド。音楽をエンニオ・モリコーネが担当。正式公開以前に、「ファーストラブ・青い性」の題でTV放映されている。
  • 鍵(1984)

    谷崎潤一郎の原作を40年のヴェニスに置き換え、夫婦の愛の行方を描く。製作はジョヴァンニ・ベルトルッチ、監督・脚本は「カリギュラ」のティント・ブラス、撮影はシルヴァーノ・イッポリティ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はステファニア・サンドレッリほか。
  • 革命前夜

    コミュニストであることを自認しているブルジョワ出身の青年が自分の思想の欺瞞性に思い悩む姿を描く。監督・原案・脚本は「殺し(1962)」のベルナルド・ベルトルッチ、共同脚本はジャンニ・アミーコ、撮影はアルド・スカヴァルダ、音楽はジーノ・パオリとエンニオ・モリコーネが担当。出演はアドリアーナ・アスティ、フランチェスコ・バリッリほか。
  • フランティック

    異国の地パリで突然消息不明となってしまった妻の行方を追うアメリカ人医師の姿を描くサスペンス映画。製作はトム・マウントとティム・ハンプトン、監督・脚本は「テス」のロマン・ポランスキー、ジェラール・ブラックが共同脚本、撮影はウィトルド・ソボシンスキー、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はハリソン・フォード、エマニュエル・セイナーほか。
    70
  • 薔薇の貴婦人

    16世紀のヴェネチアを舞台に、二人の女性の間で揺れ動く青年の姿を描く。製作はチーロ・イポリート、監督・脚本は「哀しみの伯爵夫人」のマウロ・ボロニーニ、共同脚本はマッシモ・フランシオーサ、撮影はベッペ・ランチ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はラウラ・アントネッリ、モニカ・ゲリトーレほか。
  • レッドソニア

    女戦士レッド・ソニアの活躍を描いたヒロイック・ファンタジー。製作はクリスチャン・フェリー、監督は「キング・オブ・デストロイヤー コナンPART2」のリチャード・フライシャー、エグゼクティヴ・プロデューサーはA・マイケル・リーバーマン、脚本はロバート・E・ハワードの創造した登場人物を下にクライヴ・エクストン、ジョージ・マクドナルド・フレイザーが執筆。撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、編集はフランク・J・ユリオステ、音楽はエンニオ・モリコーネがそれぞれ担当。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、ブリジット・ニールセン、サンダール・バーグマンほか。
  • アンタッチャブル

    1930年代のシカゴを舞台にアメリカ支配を企む暗黒街の男アル・カポネと彼に立ち向かう若き財務官の戦いを描く。製作はアート・リンソン、監督は「ボディ・ダブル」のブライアン・デ・パルマ、脚本はデイヴィッド・マメット、撮影はスティーブン・H・ブラム、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はジェリー・グリーンバーグとビル・パンコウ、美術はウィリアム・A・エリオットが担当。出演はケヴィン・コスナー、ショーン・コネリーほか。
    90
  • 悦楽の闇

    一人の女のために破滅に陥ってゆく男の姿を20年代のローマの社交界を舞台に描く。製作はルイジ・スカチーニ、マリオ・フェッラーリ、監督は「さらば美しき人」のジュゼッペ・パトローニ・グリッフィ。ルチアーノ・ズッコリの原作を基にグリッフィとアルフィオ・ヴァルダルニーニが脚色。撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、音楽はC・A・ビクシオが担当。出演はテレンス・スタンプ、ラウラ・アントネッリほか。
  • ミッション

    1750年~58年を舞台に南米の地の果てに殉教した2人のイエズス会士の物語。製作はフェルナンド・ギアとデイヴィッド・パトナム、監督は「キリング・フィールド」のローランド・ジョフェ、脚本はロバート・ボルト、撮影はクリス・メンジス、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、ジェレミー・アイアンズほか。
  • Mr.レディMr.マダム3 ウエディングベル

    ゲイ・クラブ“狂人の檻”を経営するレナートとアルバンの“夫婦”に、アルバンの伯母からの遺産話がころがり込んだことから起こる騒動を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはマルチェロ・ダノン。監督は「恋にくちづけ」のジョルジュ・ロートネル。脚本はミシェル・オーディアール、ジャック・オーディアール、マルチェロ・ダノン、ジョルジュ・ロートネル、ジェラルド・ランベール、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はウーゴ・トニャッティ、ミシェル・セローなど。
  • 華麗なる女銀行家

    第一次大戦後の混乱の時代を舞台に一介の貧しい帽子売り娘から金融界に進出、フランス初の女銀行家となった女性エンマ・エケールの姿を描く。製作はアリエル・ゼイトゥン、監督は「仮面・死の処方箋」のフランシス・ジロー。ゴングール賞作家ジョルジュ・コンションが実在の女銀行家マルト・アクーをモデルにシナリオを書き、ジローがそれに協力している。撮影はベルナール・ジツェルマン、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はジュヌヴィエーヴ・ウィンディング、美術はジャン・ジャック・カジオが担当。出演はロミー・シュナイダー、ジャン・ルイ・トランティニャンなど。
  • スキャンダル 愛の罠

    現代のパリを舞台に、ひとりの女の心のうちに蠢めくセックスへの凄絶な妄執と、愛情から淫靡な復讐へと展開していく錯綜した心理を強烈なエロティシズムと冷徹なリアリズムで描く。製作はエットーレ・スパニョーロ、監督は「さらば美しき人」のジュゼッペ・パトローニ・グリッフィ。フランチェスコ・バリッリの原作に基づいてアルベルト・シルヴェストリとコンチャ・オンブリア、ルチオ・フルチが脚本化。撮影はファン・アモロスとハンス・ブルマン、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はラウラ・アントネッリ、トニー・ムサンテ、フロリンダ・ボルカンなど。
  • ハンドラ

    一族を滅ぼされその復讐に燃える女戦士ハンドラの部族再興までの闘いの物語。製作はジョン・ガッファリとホセ・トルシャド、エグゼキュティヴ・プロデューサーはホセ・トルシャドとエリック・ブルックナー、監督はマット・シンバー。シンバーの原案を基にジョン・ゴフとシンバーが脚色。撮影はジョン・カブレラ、編集はクラウディオ・カトリーが担当。出演はローレン・ランドン、ラミロ・オリヴェロスなど。テクノビジョン。
  • パリ警視J

    マルジナル(ならず者)と異名を持つパリ警視庁の敏腕警視の活躍を描くアクション映画。製作はドミニク・リゴー、監督は「フリックストーリー」のジャック・ドレー。脚本はドレーとジャン・エルマン、撮影はザヴィエル・シュワルツェンベルガー、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はジャン・ポール・ベルモンド、ヘンリー・シルヴァなど。
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

    アウトローの世界に身を投じた若いユダヤ移民たちのつかの間の栄光と挫折を描く。製作はアーノン・ミルチャン。エグゼキュティヴ・プロデューサーはクラウディオ・マンシーニ。監督は「夕陽のギャングたち」のセルジオ・レオーネ。彼の遺作となった。ハリー・グレイの原作をレオ・ベンヴェヌッティ、ピェロ・デ・ベルナルディ、エンリコ・メディオリ、フランコ・アルカーリ、フランコ・フェリーニ、レオーネが共同で脚色化、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はニーノ・バラリ、衣裳はガブリエラ・ペスクッチ、美術はカルロ・シーミが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、トリート・ウィリアムズ、チューズデイ・ウェルド、バート・ヤングなど。日本版字幕は進藤光太。イーストマンカラー、ビスタサイズ。1984年作品。後に229分の完全版が発表された。
  • サハラ(1983)

    アフリカのサハラ砂漠で行なわれたラリーに参加した美少女とアフリカの若い部族の長の恋と冒険の物語。製作はキャノン・グループを主宰するメナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバス。エグゼキュティヴ・プロデューサーは、主演者ブルック・シールズの母親テリー・シールズ。監督は「ワイルド・ギース」のアンドリュー・V・マクラグレン。英首相の息子マーク・サッチャーがサハラ砂漠で失踪した事件にヒントを得てゴランがストーリーを考えてジェームズ・R・シルクが脚本を執筆。撮影はデイヴィッド・ガーフィンケル、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はブルック・シールズの他に、ランベール・ウィルソン、ホルスト・ブッフホルツ、ジョン・リス・デイヴィスなど。日本版字幕は野中重雄。メトロカラー、シネスコサイズ。1983年作品。
  • ポケットの中の握り拳

    家族や宗教に対する反乱を過激に表明する青年を描くドラマ。83年当時では日本公開作がまだなかったが、イタリアでベルトルッチと並んで注目を集めていたマルコ・ベロッキオの65年、26歳の時の監督処女作。音楽はエンニオ・モリコーネ。ロカルノ映画祭銀の帆賞、イタリア銀リボン賞最優秀原案賞を受賞。
  • 天国の日々

    今世紀初頭のアメリカ中西部の農場を舞台に、農園主と、収穫のためにやとわれた兄妹と兄の恋人がくりひろげる愛憎劇。製作はバートとハロルドのシュナイダー兄弟。エグゼクティヴ・プロデューサーはジェイコブ・ブラックマン。監督・脚本はBlacklands(73年作『地獄の逃避行』の題でTV放映)でデビューしたテレンス・マリック。撮影はヨーロッパで活躍しているネストール・アルメンドロス、この作品で米アカデミー撮影賞を受賞した。音楽はイタリア人のエンニオ・モリコーネ、美術はジャック・フィスク、編集はビリー・ウェーバーが担当。出演はリチャード・ギア、ブルック・アダムス、サム・シェパード、リンダ・マンツなど。日本版字幕は高瀬鎮夫。メトロカラー、ビスタサイズ。1978年作品。
    90
  • 遊星からの物体X

    長年、南極の氷の中に埋まっていた宇宙生物が蘇生して人間に襲いかかるというSFスリラー。ジョン・W・キャンベル・ジュニアの「影が行く」をビル・ランカスターが脚色、ジョン・カーペンター監督が映画化した。51年のクリスチャン・ナイビー監督作品「遊星よりの物体X」に続く2度目の映画化だ。製作は「おかしなおかしな石器人」のデイヴィッド・フォスターとローレンス・ターマン、共同製作はスチュアート・コーエン、製作指揮はウィルバー・スタークが手掛けた。撮影はディーン・カンディ、音楽はエンニオ・モリコーネ、特殊メイクアップはロブ・ボッティーンが担当。出演はカート・ラッセル、ウィルフォード・ブリムリー、リチャード・ダイサート、ドナルド・モファットなど。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は金田文夫。テクニカラー、パナビジョン。1982年作品。
    89
  • 1900年

    1900年の同じ日に生まれた身分の異なる二人の男子が激動の時を経て成長しそれぞれの人生をまっとうする姿を描く二部構成の長編ドラマ。製作はアルベルト・グリマルディ、製作主任はマリオ・ディ・ビアーゼ、監督は「ルナ」のベルナルド・ベルトルッチ、脚本はフランコ・アルカッリ、ジュゼッペ・ベルトルッチ、ベルナルド・ベルトルッチ、撮影はヴィットリオ・ストラーロ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当している。出演はバート・ランカスター、ロバート・デ・ニーロ、ロモロ・ヴァッリ、ドミニク・サンダ、スターリング・ヘイドン、ジェラール・ドパルデュー、ステファニア・サンドレッリ、アリダ・ヴァリなど。
  • 恋のジーンズ大作戦 巨人の女に手を出すな

    家の事情で突然ファッション界に転職することになった若い大学教授の恋とそれをめぐる騒動を描くラブコメディ。製作はマイケル・ロベル、監督、脚本はアンドリュー・バーグマン、撮影はジェームズ・A・コントナー、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はアラン・ハイム、美術はポール・イーズが各々担当。出演はライアン・オニール、ジャック・ウォーデン、マリアンジェラ・メラート、リチャード・キールなど。
  • Mr.レディMr.マダム2

    南仏のニースでナイトクラブ“狂人の檻”を営む男性二人の家庭をコメディ・タッチで描いた「Mr.レディMr.マダム」の続篇で、今回はこの二人が共産圏スパイ団に生命を狙われる姿を描く。製作はマルチェロ・ダノン、監督は前作同様「プレステージ」のエドゥアール・モリナロ。フランシス・ヴェベールとジャン・ポワレの原案を基にフランシス・ヴェベールが脚色。撮影はアルマンド・ナンヌッツィ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はロベール・イスナルドン、製作デザインはルイジ・スカッチャノーチェ、衣裳はアンブラ・ダノンが各々担当。出演はウーゴ・トニャッティ、ミシェル・セロー、マルセル・ボズフィ、ミシェル・ガラブル、パオラ・ボルドーニ、ベニー・ルーク、ジョヴァンニ・ベットラッツォ、グラウコ・オノラートなど。
  • エミリーの窓

    ニューヨーク、ブルックリンの高層アパートを舞台に1人住まいの若い女が、何者かにレイプされ、さらに見えない敵によって恐怖に苛まれる姿を描くサスペンス映画。製作はマイケル・ロベル。監督は「インテリア」「マンハッタン(1979)」などの撮影を手がけたゴードン・ウィリスで、これが彼の監督デビュー作、撮影も彼が手がけている。脚本はバリー・シーゲル、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はバリー・マルキン、美術はリチャード・ファーマン、衣裳はクリフォード・カポネが各各担当。出演はタリア・シャイア、ジョー・コルテーゼ、エリザベス・アシュレー、ケイ・メドフォード、マイケル・ゴリン、ラッセル・ホートン、マイケル・リプトンなど。
  • アイランド(1980)

    フロリダ沖のバハマ諸島で起きる謎の失踪事件に興味を持った雑誌記者とその息子が現地に乗り込み、事件解明に挑むというサスペンス映画。製作はリチャード・D・ザナックとデイヴィッド・ブラウン、監督は「タッチダウン」のマイケル・リッチー。「JAWS・ジョーズ」の原作者であるピーター・ベンチリーの原作小説を彼自らが脚色。撮影はアンリ・ドカエ、音楽はエンニオ・モリコーネ、製作デザインはデール・ヘネシー、特殊効果はアルバート・ウィトロックが各々担当。出演はマイケル・ケイン、デイヴィッド・ワーナー、アンジェラ・パンチ・マグレガー、フランク・ミドルマス、ドン・ヘンダーソン、ダドリー・サットン、コリン・ジーボンスなど。
  • Mr.レディMr.マダム

    南仏サントロぺを舞台にオカマ・クラブを経営する中年男2人が繰り広げる奇妙な人間関係をコメディ・タッチで描く。製作はマルチェロ・ダノン、監督は「プレステージ」のエドゥアール・モリナロ。ジャン・ポワレの原作を基にフランシス・べべール、エドゥアール・モリナロ、マルチェロ・ダノンとジャン・ポワレが脚色。撮影はアルマンド・ナンヌッツィ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はロべール・イスナルドン、美術はマリオ・ガルブリア、衣裳はピエロ・トシが各々担当。出演はウーゴ・トニャッティ、ミシェル・セロー、ミシェル・ガラブリュ、クレール・モーリエ、レミー・ローラン、べニー・ルーク、カルメン・スカルピッタ、ルイザ・マネリなど。
  • 華麗なる相続人

    大製薬会社の社長が殺され、その財産を受け継いだ1人娘も何者かに命を狙われるというサスペンス映画。製作はデイヴィッド・V・ピッカーとシドニー・ベッカーマン、監督は「クランスマン」のテレンス・ヤング。「真夜中の向う側」などの原作者シドニー・シェルダンの小説「華麗なる血統」(早川書房刊)を基にレアード・コーニッグが脚色。撮影はフレディ・ヤング、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はバッド・モーリン、製作デザインはテッド・ハワース、衣裳はエンニオ・サバティーニ(オードリーの衣装はジバンシー)が各々担当。出演はオードリー・ヘップバーン、ベン・ギャザラ、ジェームズ・メイスン、クラウディア・モーリ、イレーネ・パパス、ミシェル・フィリップス、モーリス・ロネ、ロミー・シュナイダー、オマー・シャリフ、ベアトリス・ストレイト、ゲルト・フレーベなど。
  • 悪魔が最後にやって来る!

    サハラ砂漠に巨大な原子力発電所を建設するという計画をめぐって起こる科学では考えられない悪魔と人間との対決を描く。製作はエドモンド・アマティ、監督はアルベルト・デ・マルティーノ、脚本はセルジオ・ドナーティとアルベルト・デ・マルティーノとマイケル・ロブソン、撮影はエンリコ・メンツァー、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はカーク・ダグラス、サイモン・ウォード、アゴスティーナ・ベリ、アンソニー・クェイル、ヴァージニア・マッケナ、アレクサンダー・ノックス、ロモロ・ヴァッリなど。
  • エーゲ海に捧ぐ

    ローマ、ギリシアを舞台に、青春の果てしない欲望、野心、愛を描く。製作は熊田朝男。版画家であり、芥川賞作家である池田満寿夫が、自らの小説『エーゲ海に捧ぐ』と『テーブルの下の婚礼』を基に、初めて脚本・監督を担当。撮影はマリオ・ヴルピアーニとマウリツィオ・マッギ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はマリオ・モッラ、美術は高橋秀が各々担当。出演はクラウディオ・アリオッティ、イロナ・スターラ、サンドラ・ドブリ、オルガ・カルラトス、ステファニア・カッシーニ、マリア・ダレッサンドロなど。
  • ヒッチハイク(1977)

    キャンピング・カーでアメリカ旅行を楽しむ若夫婦が、1人の男を乗せたために起る恐怖を描く。監督はパスクァーレ・フェスタ=カンパニーレ、脚本はオッタビオ・ジェンマとアルド・クルード、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽は「オルカ」のエンニオ・モリコーネ、編集はアントニオ・シチリアーノが各々担当。出演は「スキャンダル」のフランコ・ネロ、「O嬢の物語」のコリンヌ・クレリー、デイヴィッド・ヘス、ジョン・スタイナーなど。
    80
  • オルカ

    妻を人間に殺されたオルカの復讐を人間との戦いを通して描く。製作はディノ・デ・ラウレンティスとルチアーノ・ビンチェンツォーニ、監督は「2300年未来への旅」のマイケル・アンダーソン、脚本はルチアーノ・ビンチェンツォーニとセルジオ・ドナティ(ノヴェライゼーション/アーサー・ハーツォーク著・KKベストセラーズ刊)、撮影はテッド・ムーア、海洋監督はフォルコ・クイリチ、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はリチャード・ハリス、シャーロット・ランプリング、ウィル・サンプソン、ボー・デレク、ロバート・キャラダイン、キーナン・ウィン、スコット・ウォルカー、ピーター・ホーテンなど。
  • 非情の標的

    暗黒街の組織に愛する妻を誘拐され、彼女を助けるため服役中の男を連れ組織にむかう刑務所の副所長の姿を描くアクション。監督は「狼の挽歌」のセルジオ・ソリーマ、脚本はアルドゥイノ・マイウリ、マッシモ・デ・リタ、セルジオ・ソリーマ、撮影はアルド・スカヴァルダ、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はオリヴァー・リード、アゴスティーナ・ベリ、ファビオ・テスティ、フレデリック・ド・パスカルなど。
  • エクソシスト2

    1作目から4年、再びリーガンを襲った恐るべき異変に、新たなエクソシストが立ち向う姿を描く「エクソシスト」の続篇。製作はジョン・ブアマンとリチャード・レデラー、監督は「未来惑星ザルドス」のJ・ブアマン、脚本はウィリアム・グッドハート、撮影はウィリアム・A・フレーカー、特殊効果はチャック・ガスパー、ウェイン・エドガー、ジム・ブラント、ジェフ・ジャーヴィス、ロイ・ケリー、特殊メーキャップはディック・スミス、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はリンダ・ブレア、リチャード・バートン、ルイーズ・フレッチャー、マックス・フォン・シドー、キティ・ウィン、ポール・ヘンリード、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ネッド・ビーティなど。
    70
  • 狼たちの影

    妻子を殺された男が、コンピューターを駆使して復讐をとげていく姿を描くアクション。製作総指揮はテリー・レンズ、製作はフランク・アビアンカ、監督は「アンツィオ大作戦」のエドワード・ドミトリク、脚本はトーマス・ハンターとピーター・パウエル、撮影はクーサマ・ラウィ、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はジョージ・ケネディ、ジョン・ミルズ、ラフ・ヴァローネ、バリー・サリヴァン、リタ・トゥシンハムなど。
  • ソドムの市(1975)

    1975年11月2日、不慮の死を遂げたピエル・パオロ・パゾリーニの遺作で、ナチズムに加担する4人のファシストが少年少女を集めて繰り展げる一大狂宴を描く。製作はアルベルト・グリマルディ、脚本はパゾリーニとセルジオ・チッティ、原作はマルキ・ド・サドの「ソドムの120日」、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はエンニオ・モリコーネ、衣裳はダニロ・ドナティ、編集はウンベルト・アンセルッチ、録音はドメニコ・パスクァディセグリィがそれぞれ担当。出演はパオロ・ボナチェリ、ジョルジョ・カタルディ、ユベルト・P・クィンタバル、アルド・ヴァレッティ、カテリーナ・ボラット、エルザ・ド・ジョルジ、ヘレン・サルジェール、ソニア・サビアンジュほか。
  • 炎のいけにえ

    イタリアの古都ローマを舞台に血と惨劇で彩る恐怖ミステリー。製作はレオナルド・ペスカローロ、監督・脚本は「地獄の戦場コマンドス」のアルマンド・クリスピノ、撮影はカルロ・カルリーニ、音楽エンニオ・モリコーネがそれぞれ担当。出演はミムジー・ファーマー、レイモンド・ラヴロック、バリー・プリマス、マッシモ・セラート、アンジェラ・グッドウィンなど。
  • 哀しみの伯爵夫人

    今世紀初頭、ヴェニスで実際に起こったスキャンダラスな殺人事件の裏に隠された兄妹の愛を描く。製作はレイモン・ダノン、監督は「愛すれど哀しく」のマウロ・ボロニーニ、脚本はセルジオ・バッジーニ、撮影はエンニオ・グァルニエリ、音楽はエンリオ・モリコーネ、衣裳はカブリエラ・ペスキュッチが各々担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、フェルナンド・レイ、ティナ・オーモン、パオロ・ボナチェリ、マルセル・ボズフィなど。
  • ミスター・ノーボディ(1973)

    セルジオ・レオーネが原案提供の久々のマカロニ・ウェスタン。製作はクラウディオ・マンシーニ、監督は「怒りの荒野」のトニーノ・ヴァレリー、脚本はエルネスト・ガスタルディ、撮影はジュゼッペ・ルゾリーニ、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はテレンス・ヒル、ヘンリー・フォンダ、ジャン・マルタン、ピエロ・ルッリ、レオ・ゴードンなど。
  • レディ・イポリタの恋人 夢魔

    魔女狙りのさかんだった中世の頃の魔女が現代に甦り美しい娘にとり憑いた。その悪魔と人間の対決を描く。製作はエドモンド・アマティ、監督は「続シンジケート」のアルベルト・デ・マルティーノ、脚本はマルティーノとジャンフランコ・クレリチ、ヴィンセンツォ・マンニーノの共同、撮影はアリスティデ・マサチェシ、音楽はエンニオ・モリコーネ、ブルーノ・ニコライが各々担当。出演はカルラ・グラヴィーナ、メル・フェラー、アーサー・ケネディ、ジョージ・クールリス、アリダ・ヴァリ、ウンベルト・オルシーニなど。
  • ジャン・ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街

    一人暮しの女性を次々に襲う変態殺人鬼を追うパリ警察の腕きき警部の活躍を描くアクション映画。製作はジャン・ポール・ベルモンドとアンリ・ヴェルヌイユ、監督・脚本は「エスピオナージ」のアンリ・ヴェルヌイユ、撮影はシャルル・アンリ・モンテル、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はジャン・ポール・ベルモンド、シャルル・デネール、レア・マッサリ、アダルベルト・マリア・メルリ、ジョヴァンニ・チアンフリグリア、ジャン・マルタンなど。
  • アラビアンナイト(1974)

    「デカメロン」「カンタベリー物語」に続く艶笑文学の映画化。製作はアルベルト・グリマルディ、監督・脚本はピエル・パオロ・パゾリーニ、撮影はジュゼッペ・ルゾリーニ、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はニネット・ダボリ、フランコ・チッティ、フランコ・メルリ、テッサ・ボウチェ、イネス・ペレグリーニ、マルガレート・クレメンティなど。
    70
  • ペイネ 愛の世界旅行

    世界中を自由に旅行できるパスポートを手に入れた二人の恋人を描く長篇アニメーション。オリジナル・デザインはレイモン・ペイネ、製作はブルーノ・パオリネッリ、監督はチェザーレ・ペルフェット、脚本はヴェツオ・メレガリ、音楽はエンニオ・モリコーネ、主題歌をデミス・ルソスが歌っている。
  • エスピオナージ

    “エスピオナージ”とよばれる各国諜報機関に暗躍する男たちを主人公とする政治スリラー。製作・監督はアンリ・ヴェルヌイユ、脚本はヴェルヌイユとジル・ペロー、原作はピエール・ノールの同名小説。撮影はクロード・ルノワール、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はユル・ブリンナー、ヘンリー・フォンダ、ダーク・ボガード、フィリップ・ノワレ、ミシェル・ブーケ、ヴィルナ・リージ、マリー・デュボア、エルガ・アンデルセン、ファリー・グレンジャーなど。
  • 4匹の蝿

    父親から受けた幼い頃のショッキングな体験のために精神に異常をきたした若い女の復讐の物語。製作はサルヴァトーレ・アルジェント、監督・脚本はダリオ・アルジェント、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演はミムジー・ファーマー、マイケル・ブランドン、ジャン・ピエール・マリエル、フラシーヌ・ラセット、バッド・スペンサーなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、テクニスコープ。
  • カンタベリー物語(1972)

    イギリスの作家ジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』の映画化。一九七二年ベルリン映画祭金熊賞を受賞。なお、パゾリーニ監督は次回作として『千夜一夜物語』を計画しており、これが完成すれば、世界艶笑三大文学の映画化を完成したことになる。製作はアルベルト・グリマルディ、監督・脚本は「デカメロン」のピエル・パオロ・パゾリーニ、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はエンニオ・モリコーネ、美術はダンテ・フェレッティが各々担当。出演はヒュー・グリフィス、ニネット・ダボリ、フランコ・チッティ、ジョゼフィン・チャップリン、ラウラ・ベッティなど。
    60
  • ザ・ビッグマン

    金庫破りの名人、“ビッグマン”と呼ばれるにふさわしい男が、命を賭けて保険会社の金庫に眠る二〇〇万ドルを強奪する姿を描く。製作総指揮は「別れ」の女流プロデューサー、マリナ・チコナ、製作はマノロ・ボロニーニ、監督はミケーレ・ルーポ、フランコ・バッチェリとロベルト・レオーニの共同原案をミーノ・ローリ、フランコ・バッチェリ、ロベルト・レオーニ、ミケーレ・ルーポが脚本化した。撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はトニー・ジータが各々担当。出演はカーク・ダグラス、ジュリアーノ・ジェンマ、フロリンダ・ボルカン、ヴォルフガンク・プライス、ルネ・コルデホフ、ロマーノ・プッポなど。
  • 恋人泥棒

    敏腕警部と美人泥棒がおりなすラブ・ミステリー。製作はレオ・L・フックス、監督はフランチェスコ・マゼリ、ルイザ・モンタニャーナの原案をフランチェスコ・マゼリとルイザ・モンタニャーナ、ラリー・ゲルバート、バージル・C・レオーネが脚本化した。撮影はアルフィオ・コンティーニ、音楽はエンニオ・モリコーネ、美術はルチアーノ・プッチーノが各々担当。出演はクラウディア・カルディナーレ、ロック・ハドソン、トーマス・ミリアン、レオン・アスキン、ウォルター・ギラー、ピーター・デイン、グイド・アルベルティなど。
  • わたしは目撃者

    謎の連続殺人事件と少女誘拐事件を追う新聞記者の姿を描くサスペンス編。製作はサルバトーレ・アルジェント、監督・原案・脚本はダリオ・アルジェント、撮影はエンリコ・メンチェール、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はジェームス・フランシスカス、カール・マルデン、カトリーヌ・スパーク、ピエール・パオロ・カポーニ、ホルスト・フランク、ラダ・ラシモフなど。日本語版監修は岡枝慎二。イーストマンカラー、クロモスコープ。一九七一年作品。
  • 別れ(1972)

    恋に傷つき、苦しむ青年の愛と別離を描く。製作はジョヴァンニ・ベルトルッチと、女流プロデューサーとして有名な・マリナ・チコナ、監督・原案はピエロ・スキバザッパ、脚本はスキバザッパとルチアーナ・コルダ、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はフランコ・アルカルリが各々担当。出演はマッシモ・ラニエリ、フロリンダ・ボルカン、クロード・マン、マリアンジェラ・メラートなど。
  • タランチュラ

    ふくろうぐもと呼ばれる猛毒で有名なタランチュラ(原題)の天敵スズメ蜂のような男が次々と美女を襲撃する。製作・ストーリーはマルチェロ・ダノン、監督はパオロ・カヴァラ、脚本はルシール・ラークス、撮影はマルチェロ・ガッティ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はマリオ・モッラが各々担当。出演はジャンカルロ・ジャンニーニ、ステファニア・サンドレッリ、クローディーヌ・オージェ、バーバラ・ブーシェ、ロッセーラ・ファルク、シルヴァーノ・トランキリ、アナベラ・インコントレラ、エツィオ・マラーノなど。
  • 遙かなる青い海

    太平洋のほぼ中央、大小あわせて百万をこえる無数の島々が広大な海域に分散する南海の楽園ポリネシア。あすの豊かな生活を築くためにサンゴ礁の島に必要な“土”をもとめて、単身海洋にのり出すポリネシア青年の航海を中心に、めずらしい風物をドキュメンタリー・タッチで追いながら、自然界と人間社会のバランスを急速に破壊しつつある現代を批判する。監督は「チコと鮫」のフォルコ・クイリチ、ポリネシアに伝わる伝説をクイリチとジョルジョ・アルロリオ、ベルト・ペロッソが共同で脚本を執筆した。撮影はジョヴァンニ・スカルペリーニ、リカルド・グラセッティ、ビットリオ・ドラゴセッティ、音楽はエンニオ・モリコーネが各々担当。出演は全て現地人でW・M・レノ、ユベール・プチニー、K・イムリエ、E・テパマなど。
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