オタール・イオセリアーニの関連作品 / Related Work

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  • そして光ありき

    ジョージア出身のオタール・イオセリアーニが全編アフリカで撮影した異色作。セネガルの森に住むディオラ族の男たちは川で洗濯し、女たちは弓矢で鹿を狩る。やがて白人による森林伐採が進み、彼らの村に危機が迫る。ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞受賞。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
  • エウスカディ、1982年夏

      オタール・イオセリアーニがパリに拠点を移す前に故郷ジョージアで手掛けた中編ドキュメンタリー。1982年夏。バスク地方を訪れたイオセリアーニは、バスクの文化にジョージアと通じるものを感じ、エレットの神の祭りと村人たちが演じる牧歌劇を撮影する。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
    • 唯一、ゲオルギア

      「皆さま、ごきげんよう」のオタール・イオセリアーニによる4時間に及ぶドキュメンタリー。1994年、ソ連が崩壊に向かい、政治的な混迷を深め内戦が勃発したゲオルギア(ジョージア)がなくなるかもしれないという思いを抱いた監督が祖国の歴史や文化を記録した。第1部:91分 第2部:69分 第3部:86分。日本劇場初公開。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
    • 月の寵児たち

      ジョージア出身のオタール・イオセリアーニがパリに拠点を移して初めて手掛けた長編。18世紀末の絵皿と貴婦人の裸体画を巡り、パリの女画廊主と愛人の技師、鉄砲店主、空き巣の父子、過激派の音楽教師、暗殺者のアラブ人などが繰り広げる奇想天外な群像劇。「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」のマチュー・アマルリックのデビュー作。1984年のヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
    • トスカーナの小さな修道院

        オタール・イオセリアーニがパリに拠点を移す前、故郷ジョージアで手掛けた中編ドキュメンタリー。トスカーナ地方にある修道院で祈りを捧げる5人の修道僧。その日常と並行して、馬の飼育、ワイン作り、農作業といった村人たちの暮らしもカメラに収めた。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
      • 水彩画

        「皆さま、ごきげんよう」のオタール・イオセリアーニが、ソ連映画学院在籍中に制作した処女短編を劇場初公開。夫は飲んだくれ、洗濯女の妻が家計を支えている、ある貧しい家庭。妻は金を持ち出した夫を追いかけ、夫の逃げ込んだ美術館で2人はある家の絵を見つける。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
      • 珍しい花の歌

        「皆さま、ごきげんよう」のオタール・イオセリアーニ監督が、1959年に制作した短編を劇場初公開。自然を愛する年老いた造園家。花や石を使いながら庭園を丁寧に飾りつけてゆくのだが……。監督の意に反して、検閲によりロシア語のナレーションがつけられている。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
      • ある映画作家の手紙 白黒映画のための七つの断片

        「皆さま、ごきげんよう」のオタール・イオセリアーニ監督が、祖国ジョージアからパリに拠点を移し初めて制作した日本劇場未公開作。街やそこに住む人々をスケッチするイオセリアーニ流のパリの観察であり、後の作品に登場する様々な要素が既に映し出されている。特集企画『オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~』にて上映。
      • 皆さま、ごきげんよう

        「汽車はふたたび故郷へ」のオタール・イオセリアーニ監督が81歳にして紡ぎ出す人間賛歌。現代のパリ。アパートの管理人で武器商人の男と骸骨集めが大好きな人類学者は悪友同士。そんな彼らを取り巻くちょっとユニークな住人たちが、街の緊急事態に立ち上がる。出演は「アメリ」のリュファス、「群盗、第七章」のアミラン・アミナラシヴィリ、「ル・アーヴルの靴みがき」のピエール・エテックス、「グランド・ブダペスト・ホテル」のマチュー・アマルリック、「愛より強い旅」のトニー・ガトリフ。
        100
      • 汽車はふたたび故郷へ

        「ここに幸あり」のオタール・イオセリアーニ監督が自身の半生を主人公に投影させて描くヒューマンドラマ。検閲や思想統制によって思うように映画作りが出来ないことに耐えかねて、自由を求めてグルジアからフランスへと向かう映画監督の姿を描く。出演は「月曜日に乾杯!」のダト・タリエラシュヴィリ、「ランジェ公爵夫人」のビュル・オジェ。
        90
      • ここに幸あり(2006)

        突然大臣の職を追われ、仕事と金を失った主人公が、改めて人生の本当の豊かさに気づく。生きていることの幸せを軽やかに描いた人間賛歌。主人公のヴァンサンを演じるのは本作が映画初出演となるセヴラン・ブランシェ。そして名男優ミシェル・ピコリ(「家路」)が、ヴァンサンの母親役を演じている。監督はグルジア出身の名匠オタール・イオセリアーニ。
      • 四月

        「素敵な歌と舟はゆく」「月曜日に乾杯!」が日本でも評判を呼んだグルジア出身の名匠、オタール・イオセリアーニ監督の幻の中編デビュー作。日本では2004年6月の特集上映<イオセリアーニに乾杯!>で初公開となった。物欲の前に愛を見失いそうになる一組の男女の姿を、音と映像だけで語ってゆく。
      • 歌うつぐみがおりました

        「素敵な歌と舟はゆく」「月曜日に乾杯!」が日本でも評判を呼んだグルジア出身の名匠、オタール・イオセリアーニ監督が1970年に手掛けたコメディ。2004年6月の特集上映<イオセリアーニに乾杯!>において本邦初公開。落ち着きがなく自分勝手なお調子者の男のせわしない日常を、瑞々しく描く。
      • 蝶採り

        グルジア出身の名匠、オタール・イオセリアーニ監督の1992年の作品で、ナルダ・ブランシェは監督のパリの自宅の近所に住む老婦人をキャスティング。撮影はフランス映画界の名カメラマンで、現在イオセリアーニとコンビを組んでいるウィリアム・ルプシャンスキー。美術スタッフ兼キャストにはエマニュル・ド・ショヴィニ。この三人がコラボレートした記念すべき第一作。古い城館でのんびりと余生を楽しむ二人の老婦人と、彼女らの城館を売却しようとたくらむ隣人や親族たち。老婦人と隣人・親族の姿を対比させて、人を変えてしまうお金の力とはかなさ、予測のつかない人生の不思議さとおかしさが描かれる。
      • 群盗、第七章

        グルジア出身の名匠、オタール・イオセリアーニ監督が、祖国グルジアの歴史を縦横無尽に切り取った群像劇。いつの時代も繰り返される人間の愚かな行為を笑い飛ばす一方で、それでもなお力強く生きていく名も無き人々を優しく見つめてゆく。王、サルタン、ヴァノ、浮浪者と4役を演じた主演のアミラン・アミナラシヴィリは、この作品でダンケルク映画祭の最優秀男優賞を受賞した。
      • 月曜日に乾杯!

        退屈な日常にうんざりした中年男の気ままな旅を描くコメディ。監督・脚本・編集・出演は「素敵な歌と舟はゆく」のオタール・イオセリアーニ。撮影は近年のイオセリアーニ作品や「恋ごころ」のウィリアム・リュプシャンスキー。音楽はイオセリアーニ作品常連のニコラ・ズラビシュヴィリ。美術・出演は「素敵な歌と舟はゆく」のマニュ・ド・ショヴィニ。出演はこれが俳優デビューで、「ルムンバの叫び」などのプロデューサーとして知られるジャック・ビドウほか。2002年ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)、国際批評家連盟賞受賞。
      • 素敵な歌と舟はゆく

        パリに暮らす人々の様々なエピソードを描くユーモラスな群像劇。監督・脚本・編集・出演は「田園詩」のグルジア出身の巨匠、オタール・イオセリアーニ。撮影は「絹の叫び」のウィリアム・ルプシャンスキー。美術・出演は「パリでかくれんぼ」のマニュ・ド・ショヴィニ。共演は監督の孫であるニコ・タリエラシュヴィリ、「リディキュール」のミラベル・カークランドほか。1999年ルイ・デリュック賞、ヨーロッパ映画アカデミーFIPRESCI賞受賞。
      • 田園詩

        リハーサルのために田舎を訪れた弦楽四重奏団と村人の交流を通して、自然と人間をみずみずしいタッチでとらえ、祖国への思いをつづった映像叙情詩。監督はオタール・イオセリアーニ。グルジア映画第2世代の先陣として登場しながら、処女作であるおとぎ話調のファンタジー『四月』(62)が上映禁止となり、一時は肉体労働に従事。映画界に復帰してからは叙情豊かにユーモアとペーソスを交えた映像で現代社会を見据え、人間の本質を問いかける随想映画というべき一連の作品「落葉」(66)『歌うつぐみがいました』(70/日本未公開)、そして本作を発表、国際的に高い評価を得た。80年代以降はパリに創作の拠点を置いて国外で活動している。脚本はイオセリアーニ、レゾ・イナニシヴィリ、オタール・メフリシヴィリの共同。撮影は記録映画畑出身で、イオセリアーニの3本の作品のほか、『苗木』(73/日本未公開)などを手掛けたグルジアフィルムの重鎮、アベサロム・マイスラーゼ。
      • 落葉(1966)

        ソビエト連邦の共和国の一つグルジアの自然豊かな町を舞台にワイン工場で働く若者たちの日常を描く。監督はオタール・イオセリアーニ、脚本はA・チチナーゼ、撮影はA・マイスラーゼ、音楽はN・イオセリアーニ、美術はD・エリスターヴィが各々担当。出演はラマーズ・ギオルゴビアーニ、マリナ・カルツィワーゼ、ゲオルギー・ハラバーゼなど。
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