- キネマ旬報WEB トップ
- マートル・ステッドマン
マートル・ステッドマンの関連作品 / Related Work
1-26件表示/全26件
-
酒!酒!
コスモポリタン雑誌に掲載されたウィリアム・マクハーグ氏原作の小説を、レイモンド・L・シュロック氏とフィリップ・ロナーガン氏とが脚色し、プリファード映画でお馴染のルイ・ガスニエ氏が監督した。主役は「楽園の毒草」「春来りなば(1923)」等に出演したクララ・ボウ嬢で相手役は「バブー」「武士道華やかなりし頃」等出演のフォレスト・スタンリー氏、「幸福の扇」「社交界の誘惑」等出演のハントリー・ゴードン氏「社交界の誘惑」等出演のマートル・ステッドマン嬢「天空征服」等出演のウォルター・ロング氏等仲々良い役割である。禁酒問題を扱ったものではあるが、劇中には酒に飲まれた男女の乱暴な宴会や、水泳着の美人など、ガスニエ好みの華美な場面が挿入されてある。 -
性
ルイズ・グローム嬢が「ローンウルフの娘」に次いで製作した社界劇で、監督は「結婚の指環」と同じくフレッド・ニブロ氏である。グローム嬢は自分の意を満す為には、他人の家庭を破壊しても関はないと考えて居る、コーラス・ガールのアドリエンヌに扮して居る。誘惑される男フィリップ・オーヴァーマンにはダルトン嬢の対手として度々紹介されたウィリアム・コンクリン氏、その妻には「白銀の群」に出演したマートル・ステッドマン嬢が扮して居る。アドリエンヌがフィリップを棄て、結婚した富豪デイヴは「黄金の夢」出演のアーヴィング・カミングス氏が扮して居る。二人が結婚した当座は幸福であったが、やがてデイヴはアドリエンヌの後を嗣いでコーラスの一座に入ったデイジーと恋に陥ち、皮肉にもアドリエンヌは嘗て自分がその夫を誘惑した為悲しい日を送ったオーヴァーマン夫人と同じ境遇に陥った。永久に解決する事のない男女の三角関係を縦横に用いて、両性の弱點を痛烈に描写した深刻極りなき社界劇である。ニュース誌は傑作映画の具うべき素質の総てを持って居る。行き詰った原作家や脚色家の将に学ぶ所あるべき映画であろうと論じて居る。劇筋は複雑に陥らずしてリアリスティックの興味に富み、華麗なる道具を用いて観者の眼を奪う………etcだそうである。 -
貰い児紛失事件
「尖端一目惚れ」「恋多き女」のダグラス・フェアバンクス・ジュニア氏が主演する映画で、フロイド・デル氏とトーマス・ミッチェル氏合作の舞台劇を「僕の幸運日」「飛入り婿君」のグラディス・レーマン女史が脚色し、「娘喜べ水兵上陸」「スキナーの昇給」のウィリアム・ジェームズ・クラフト氏が監督した。助演者は「踊る娘達」「ブロードウェイ・メロディー」のアニタ・ペイジ嬢、「尖端脚化粧」「最後の先駆者」のサリー・ブレーン嬢、「ハニー」のザス・ピッツ嬢、「店曝しの天使」のロスコー・カーンス氏、新進のジョーン・マーシュ嬢、スリム・サマーヴィル氏、アルバート・グラン氏、マートル・ステッドマン嬢等で、キャメラは「恋の行末」「ネル・ギン」のロイ・オヴァボー氏がクランクしている。
1-26件表示/全26件