ヴィッキ・バウムの関連作品 / Related Work

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  • ガラスの城(1953)

    「七つの大罪」のミシェル・モルガンと「オルフェ」のジャン・マレーが主演する一九五〇年作の心理的恋愛映画である。「美しき青春」のヴィッキ・バウムの原作(Sait-on jamais?)に基いて「格子の彼方」のルネ・クレマンと「七つの大罪」のピエール・ボスト(台詞も)が脚色、クレマンが監督した。撮影は「七つの大罪」のロベール・ルフェーヴル、音楽は「娼婦マヤ」のイヴ・ボードリエ。前記両名を助けて「快楽」のジャン・セルヴェ、エリナ・ラブールデット、イタリア女優エリザ・チェガーニなどが出演する。
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  • グランド・ホテル(1932)

    1本立てで主演映画を作り得るスターを5名集めたキャストの贅沢さで空前のセンセーションを惹き起こした映画で、ヴィッキ・バウム作の同名の小説を女史自ら劇化したものを映画化したもの。ただしこの映画直接の扮本はウィリアム・A・ドレイク翻案の米国における舞台脚本で、監督には「月世界征服(1931)」「夜の天使」のエドモンド・グールディングが当たり、カメラは「お気に召すまま(1932)」「摩天楼の狼」のウィリアム・ダニエルスの担任である。主要俳優は「お気に召すまま(1932)」のグレタ・ガルボ、「雨」「蜃気楼の女」のジョーン・クローフォード、「チャンプ(1931)」「肉体」のウォーレス・ビアリー、「アルセーヌ・ルパン」のジョン・バリモアおよび「男子戦はざる可からず」のルイス・ストーン、「ビール万歳」のジーン・ハーショルト、この他バーネル・ブラット、ロバート・マクウェード、モーガン・ウォーレス、タリー・マーシャル、フェルディナンド・ゴットシャルク等も出演している。
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  • 春の宵

    「猫と提琴」「砂漠の新月」のラモン・ノヴァロと「夕暮れの歌」のイヴリン・レイが主演する音楽映画で、ヴィッキ・パウムの原作に基づくオスカー・ハマーシタイン第二世のオペレット物を「アイスクリーム娘」のエドガー・アレン・ウルフが「花咲く頃」のフランツ・シュルツと協力して脚色し、「巨人ジョーンズ」のダッドリー・マーフィーが監督に当たり、「晩春」「猛獣師の子」のジェームズ・ウォン・ホウが撮影した。助演者は「猫と提琴」のチャールズ・バターウォース、「メリイ・ウイドウ(1934)」のユーナ・マーケル、「西班牙狂想曲」のエドワード・エヴァレット・ホートン、「奇傑パンチョ」のドナルド・クック、ヘンリー・スチヴンスン、ロザリンド・クック、ヘンリー・スチヴンスン、ロザリンド・ラッセル、等である。
  • 乙女の湖

    「家なき児」と同じくマルク・アレグレの監督作品で原作は「グランド・ホテル」の作者ヴィッキー・バウムの小説である。主演者はいずれも我が国には初見参であるがフランスでは評判の若手のジャン・ピエール・オーモン、ロジーヌ・ドレアン、シモーヌ・シモンの三人。これを助けて老練なミシェル・シモン、「アトランティド」のウラジミール・ソコロフ、それからイラ・メエリー、オデット・ジョアイユー、アスラン、モーリス・レミー等の人々が出演している。台詞は女流作家として知名なコレット・ウィリーが執筆し、音楽には「自由を我等に」のジョルジュ・オーリックが当り、撮影は「夢見る唇」のジュール・クリュージェが、そして装置は「パリ祭」「自由を我等に」のメエルソンが夫々担任した。
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  • モデルの一生

    「月の宮殿」「ミイラ再生」と同じくカール・フロイントが監督したもので、ヴィッキ・バウム作の小説をミルトン・クリムスが改作、「山に住む女」のドリス・アンダーソンが脚色した。主演は「白蛾」「若草物語(1933)」のポール・ルーカス、「彼女の用心棒」のウィン・ギブソン、「生の創め」のエリック・リンデン等で「楽園の大河」のアニタ・ルイズ、「キング・ホース」のドロシー・アップルビー、ジョン・ダーロウ、サム・ハーディ等が助演している。撮影は「ナガナ」「全米軍」のジョージ・ロビンソンの担当である。
  • 女の秘密(1949)

    ハリウッドの異端児、ニコラス・レイの傑作選第3弾は、モーリン・オハラ、メルヴィン・ダグラスら名優が競演したフィルム・ノワール。美声を失い、将来を絶たれた歌手とピアニスト、そして、彼らに拾われた歌手の卵との三角関係を描く。【スタッフ&キャスト】監督:ニコラス・レイ 原作:ヴィッキー・バウム 脚本:ハーマン・J・マンキーウィッツ 撮影:ジョージ・E・ディスカント 出演:モーリン・オハラ/メルヴィン・ダグラス/グロリア・グレアム/ビル・ウィリアムズ
  • 暁に帰る

    「巴里の評判女」に主演し帰仏後に撮ったダニエル・ダリューの第二回目の主演映画で、彼女の夫たるアンリ・ドコアンが監督に当たったもの。原作は「乙女の湖」「グランド・ホテル」のヴィッキ・バウムの小説で劇作家ピエール・ヴォルフがドコアンと協力して脚色している。なお、ドコアンは古く「トポガン」を監督し、近くはダリュウ映画「マドモワゼル・マ・メール」「背信」をものしている。脚色作品には「プレジャンの舟唄」「旅順港」などがある、主演のダリュウを助けてコメディー・フランセーズのピエール・デュクス、「熱砂の果て」のピエール・マンガン、舞台の腕利きジャック・デュメニル、テレーズ・ドルニー、「巴里祭」のレイモン・コルディ、「世界の終り」のサムソン・ファンシルベー、マルセル・ドレートル其の他である。装置は「舞踏会の手帖」のセルジュ・ピメノフ、キャメラは「掻払いの一夜」のレオンス・H・ビュレル、音楽は軽音楽に名あるハンガリー人のポール・ミスラキがそれぞれ担当している。
  • 美しき青春

    「母の手」と同じくジャン・ブノア・レヴィとマリー・エプスタンが共同監督したマドレーヌ・ルノー主演映画で、ヴィッキ・バウムの小説を監督者達が協力脚色したもの。ルノオを助けて「掻払いの一夜」のコンスタン・レミーと「みどりの園」「ジェニイの家」のジャン・ルイ・バローが共演し、「地の果てを行く」のロベール・ル・ヴィギャン、「みどりの園」のモーリス・バケ、新人エレナ・マンソン、オデット・ジョアイユー及びルネ・ダリー、古くから名あるジャンヌ・エルブラン等が助演している。キャメラは「暁に帰る」のレオンス・H・ビュレル、装置は「にんじん」のリュシアン・キャレ、音楽は「上から下まで」のマルセル・ラテスが夫々担当している。
  • 追いつめられた女

    現代アメリカの10大人気作家の小説(リバーティー・マガジン連載)を映画化したもの。作者はルパート・ヒューズ、ヴィッキ・バウム、ヴィニャ・デルマー、アーヴィン・S・コップ、ガートルード・エイザートン、J・P・マッケヴォイ、ゼーン・グレイ、ウルスラ・パロット、ポーラン・バンクス、ソフィー・カーの10人で、脚色には「戦く幻影」のベイヤード・ヴェイラーが、監督には「デキシー歌舞曲」「死線に立つ」のポール・H・スローンが当たった。出演者は「紐育の仇討」「七月の肌着」のナンシー・キャロル、「お蝶夫人」「七月の肌着」のケーリー・グラントを始め、「大西洋横断」「支配する声」の ジョン・ハリデイ、「お蝶夫人」「明暗二人女」のアーヴィング・ピチェル、「腕の男」 「盗まれた天国」のルイス・カルハーン、「巴里の丑満時」のジャック・ラルー、1932年度ワンパス・ベビー・スターの1人に選ばれたロナ・アンドレ、フランク・シェリダン、 ジョン・デイヴィス・ロッジ、ノーマ・ミッシェル等が助演している。撮影は「暴君ネロ(1932)」「謎の真空管」のカール・ストラッスの担当である。
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