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サム・ペキンパーの関連作品 / Related Work
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サム・ペキンパー 情熱と美学
「荒野のガンマン」「ワイルドバンチ」などの徹底したバイオレンス描写から『血まみれのサム』との異名を持ち、1984年に他界したサム・ペキンパー監督の生涯に迫るドキュメンタリー作品。独特な編集手法を用い新たな表現を求め後進に多大な影響を与えた一方、妥協を許さないその姿勢により商業主義のスタジオやプロデューサーらとの衝突を多く招いた彼の人物像を、家族やペキンパー作品の常連だったL・Q・ジョーンズをはじめとした関係者たちの証言から浮かび上がらせる。監督はサム・ペキンパーの伝記ともいえる書籍『PASSION & POETRY SAM PECKINPAH IN PICTURES』を著した映画史家・映画製作者のマイク・シーゲル。 -
ワイルド バンチ アルバム・イン・モンタージュ
伝説の映画「ワイルド バンチ」(69)のメイキング・フィルム。95年夏にワーナー・ブラザースの倉庫で発見された16ミリ・72分の記録映像を、「ティン・カップ」などの名編集マン、ポール・シードアが、監督・脚本・編集を手掛けて34分に再構成、新たに甦らせた。製作はニック・レッドマン、音楽編集はジム・ハリソン。サム・ペキンパーの声を「アポロ13」のエド・ハリスが吹き替えたほか、一部出演者・スタッフ本人をまじえて声を再録、当時の撮影状況がリアルに再現される。97年度アカデミー短編ドキュメンタリー賞ノミネート。 -
ワイルド バンチ オリジナル・ディレクターズ・カット
過激にして鮮烈な暴力描写で知られる名匠サム・ペキンパーの代表作にして、アメリカ映画史に新たな地平を切り拓いた映画「ワイルドバンチ」の監督編集版。脚本はワロン・グリーン。撮影は名手ルシエン・バラード。音楽はジェリー・フィールディング。出演は「サンセット大通り」「慕情」のウィリアム・ホールデン、「浜辺の女」「ダラスの熱い日」のロバート・ライアン、「マーティ」「北国の帝王」のアーネスト・ボーグナインほか。96年東京ファンタスティック映画祭でも特別上映された。 -
バイオレント・サタデー
個人の生活に入り込み彼らを操作しようとするCIAの陰謀を軸にしたスリラー。製作はピーター・S・デイヴィス、ウィリアム・N・パンザー。エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・ティモシー・マーフィー、ラリー・ジョーンズ、マーク・W・ザヴァット。監督は「コンボイ」(78)以来5年ぶりのサム・ペキンパー。ロバート・ラドラムのベストセラー小説『オスターマンの週末』(角川書店、映画公開にあわせて『バイオレント・サタデー』と改題して角川文庫に収録)をイアン・マスターズが潤色し、アラン・シャープが脚本化している゜撮影はジョン・コキロン、音楽はラロ・シフリンが担当。出演はルトガー・ハウアー、ジョン・ハート、クレイグ・T・ネルンン、バート・ランカスターなど。日本版字幕は岡枝慎ニ。デラックスカラー、ビスタサイズ。1983年作品。 -
キラー・エリート(1976)
CIAも手が出せないダーティな任務を業とする謎の民間組織『コムテグ』で暗躍する殺し屋たちの生態を描く。製作はマーティン・バウムとアーサー・ルイス、製作総指揮はヘルムート・ダンティーン、監督は「ガルシアの首」のサム・ペキインー、脚本はマーク・ノーマンとスターリング・シリファント、原作は元合衆国政府職員ロバート・ロスタンドが書いた「中間の猿」、撮影はフィリップ・ラスロップ、音楽はジェリー・フィールディング、編集はガース・クレーヴンが各々担当。出演はジェームズ・カーン、ロバート・デュバル、アーサー・ヒル、ギグ・ヤング、マコ、ボー・ホプキンス、バート・ヤング、ティアナなど。 -
ビリー・ザ・キッド 21才の生涯
ようやくフロンティアが終わろうとするニュー・メキシコを舞台に、21歳の若さで死んだ希代の無法者ビリー・ザ・キッドと、彼を追うパット・ギャレットの対決を描く。製作はゴードン・キャロル、監督は「ゲッタウェイ(1972)」のサム・ペキンパー、脚本は「断絶」のルディ・ワーリッツァー、撮影はジョン・コキロン、音楽はビリー・ザ・キッド・ボーイズの1人として登場するフォーク・ソングの第1人者ボブ・ディラン、編集はロジャー・スポティスウッド、ガース・クレーヴン、ロバート・L・ウォルフ、リチャード・ハルシー、デイヴィッド・バーラトスキー、トニー・デ・ザラガが各々担当。出演はジェームズ・コバーン、クリス・クリストファーソン、リチャード・ジャッケル、カティ・フラドー、チル・ウィルス、ジェイソン・ロバーズ、ボブ・ディラン、R・G・アームストロング、ルーク・アスキュー、ジョン・ベック、リチャード・ブライト、リタ・クーリッジなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。パナビジョン、メトロカラー。1973年作品。90点 -
ゲッタウェイ(1972)
「ワイルドバンチ」「わらの犬」などの作品でバイオレンスの真髄を鮮明に捕らえたサム・ペキンパーが、「ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦」に続いて再びスティーヴ・マックィーンとコンビを組み、組織に追われる男と女が必死で逃亡する姿を描く。製作はデビッド、フォスター、ミッチェル・プロウアー、脚色は「生き残るヤツ」のウォルター・ヒル、原作はジム・トンプソンの同名小説。撮影はルシエン・バラード、音楽はクインシー・ジョーンズ、編集はロバート・L・ウォルフが各々担当。出演はスティーヴ・マックィーン、アリ・マックグロー、ベン・ジョンソン、サリー・ストラザーズ、アル・レッティエリ、ボー・ホプキンス、ジョン・ブライソンなど。 -
わらの犬(1971)
暴力が横行する現代アメリカから平和を求めてイギリスの片田舎に妻とともに逃れてきた若い数学者がたどる宿命を描く。原題のSTRAW DOGS(わらの犬たち)は、中国の思想家老子の語録の中からとった言葉で、超人間的存在である天から見れば、人間の行動は護身のために焼くわらの犬のようにちっぽけな存在にすぎないという意味である。製作はダニエル・メルニック、監督は「砂漠の流れ者」のサム・ペキンパー、ゴードン・M・ウィリアムスのベストセラー小説を、ペキンパーとデビッド・Z・グッドマンが脚色した。撮影はジョン・コキロン、音楽はジェリー・フィールディング、編集はポール・デイビス、ロジャー・スポティスウッド、トニー・ローソンが各々担当。出演は「小さな巨人」のダスティン・ホフマン、「小さな目撃者」のスーザン・ジョージ、同じくピーター・ヴォーン、T・P・マッケンナなど。 -
砂漠の流れ者
古き良き西部で、時代に取り残されていく人間のおかしさと哀れさの中に、西部男の執念に満ちた復讐譚を折り込んだ作品。製作総指揮に「ワイルドバンチ」のフィル・フェルドマン、同じく製作・監督サム・ペキンパーのコンビ、共同製作ウィリアム・ファラーラ、脚本ジョン・クロフォード、エドモンド・ペニー、撮影も「ワイルドバンチ」のルシエン・バラード、音楽ジェリー・ゴールドスミス、美術リロイ・コールマン、編集フランク・サンティロ。出演は「トラ・トラ・トラ!」のジェイソン・ロバーズ、「追いつめて殺せ」のステラ・スティーヴンス、「フィクサー」のデイヴィッド・ワーナー、「ワイルドバンチ」のストロザー・マーティン、L・Q・ジョーンズ、スリム・ピケンズなど。1991年2月よりのリバイバル時に邦題を「ケーブル・ホーグのバラード~砂漠の流れ者~」に改題し公開。80点 -
栄光の野郎ども
ホフマン・バーニーの原作を「ダンディー少佐」のサム・ペキンパーが脚色、「酋長ジェロニモ」のアーノルド・レイヴンが監督したアクション西部劇。撮影は「ハッド」(アカデミー賞)のジェームズ・ウォン・ホウ、音楽はリズ・オルトラーニが担当した。出演は「枢機卿」のトム・トライオン、「不沈のモリー・ブラウン」のハーヴ・プレスネル、「ダンディー少佐」のセンタ・バーガー、マイケル・アンダーソン・ジュニア、スリム・ピケンズ、「チャップマン報告」のアンドリュー・ダッガン、アダム・ウィリアムズ、ピータ・ブレックほか。製作はTVで活躍中のジュールス・レヴィ、アーサー・ガードナー、アーノルド・レイヴンの3人組。 -
ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦
経済成長の波は西部にも容赦なく押しよせ、次第に失われていくフロンティアを背景に、崩れ行くロデオ一家の伝統と、それを守ろうとする男たちの姿を描く。製作はジョー・ワイザン、監督はサム・ペキンパー、脚本は小説家のジェブ・ローズブルック。撮影はルシエン・バラード、音楽はジェリー・フィールディング、編集はロバート・ウルフが各々担当。出演はスティーブ・マックィーン、ロバート・プレストン、アイダ・ルピノ、ベン・ジョンソン、ジョー・ドン・ベイカー、バーバラ・リー、メアリー・マーフィー、ウィリアム・マッキニー、ダブ・テーラー、マシュー・ペキンパー、サンダウン・スペンサーなど。 -
ボディ・スナッチャー 恐怖の街
ジャック・フィニーのSFホラー小説「盗まれた街」をカラー着色版でDVD化。巨大な豆のサヤから人間のクローンが次々と生まれ、寝ている間に本物と入れ替わっていく。医者である主人公は人間でいるために、恋人とともに街を逃げ出すのだが…。【スタッフ&キャスト】監督:ドン・シーゲル 原作:ジャック・フィニー 脚本:ダニエル・ワーリング/サム・ペキンパー 出演:ケビン・マッカーシー/ダナ・ウィンター/ラリー・ゲイツ/キャロリン・ジョーンズ
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