まさかこんな西部劇が存在したこと自体全く知らなんだ。しかも主役を演じるのはヘンリー8世やカスター将軍を演じた事もあるイギリスの名優ロバート・ショウ。
私にとっては今まで鑑賞した映画の中で最も大好きな「サブウェイ・パニック」のミスター・ブルー役を演じた永遠に心に残る大スター。その人がマカロニもどきの西部劇に主演していたとは驚き桃の木山椒の木。
「ロバート・ショウの拳銃捌きってどんなんだろう?ライフルもバンバン撃ってくれるのかな?まさか二丁拳銃を操るんじゃないだろうなぁ』と色々期待に胸膨らませ身じろぎもせず鑑賞しました。
そして観終わった後の感想は『なんじゃこれ』でしたね。ロバート・ショウはなんにもしてません。そりゃ西部劇の主人公なんで拳銃は撃ちますよ。彼のファンにしか解らないあの独特な走り方でそこそこのアクションは見せてくれますよ。
しかしイーストウッドやジェンマ、ネロ兄ぃ、トーマス・ミリアン、禿鷹クリーフと言ったマカロニヒーローたちの主演作の活躍を100としたら、ミスター・ブルーの活躍度合いは20ぐらいですね。いや10ぐらいかな。
まぁハッキリ言って何の為に主演したのか解らないまま映画は終わっちゃいました。一応存在感はありましたが。
じゃぁ豪華脇役陣が大活躍するのかと言ったら、それもなし。マーティン・ランドー、テリー・サヴァラス、フェルナンド・レイ、そして極悪非道なアル・レッティエリまで出演しているのにいずれも『なにしてたっけ?』と思い出すのが大変な程。
ホンマにこの人たちの見せ場ってありません。この内2名はアッと言う間に退場しちゃいますから。もう1人、如何にも何かしてくれそうな思わせぶった役柄の脇役が出演してますが、こいつも見てくれだけでした(Bo-he-mianさんのレヴューにも記述アリ)。
なので私は巨乳女優ステラ・スティーヴンスに淡い期待を寄せました。だって過去にラクエル・ウェルチ、ブリジット・バルドー、クラウディア・カルディナーレと言った巨乳たち(BBは巨乳じゃないか)が西部劇で大活躍した例があるので。
でもこの期待もあっさりと裏切られます。アクションは勿論の事そもそもの芝居すら大した事してませんから。
『じゃぁこの作品の取り柄は何なの?』となりますが、さて何なんでしょう。Bo-he-mianさんのレヴューにも書かれてある様に謎解きミステリー仕立てのストーリーが今作の取り柄でしょうか。
謎は最後に明かされますが、本編を冒頭からよーく思い返してみると『それって辻褄合わねぇじゃん!』となる事請け合いです。脚本がいい加減なんでしょう。
ロバート・パリッシュ監督の演出にも切れがないので、全体的にもっさりした展開になってます。こういったところがマカロニとの違いかな。
本編の画質がブルーレイらしくとても奇麗な事と特典映像の「荒野のみな殺し」のイタリア本国版の劇場予告編が良かったので、★1個追加しておきました。
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商品の説明
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ロバート・ショウ、マーティン・ランドーらが共演した西部劇。1895年、町の教会が革命軍に襲撃され、神父や参拝者が虐殺された。10年後、町は盗賊団に支配され、教会にはかつての革命軍のボス・エルナンデスが神父となって暮らしていた。
内容(「Oricon」データベースより)
1895年、教会がエルナンデス率いる革命軍に襲撃され、神父や参拝者が虐殺された。10年後、その町はドン・カルロスの盗賊団によって支配され、教会には10年前の革命軍ボス、エルナンデスが神父となって暮らしていた。ある日、夫を殺された女性が町にやって来て、夫を殺害した犯人を捜し出した者に、2万ドル分の黄金を譲ると約束するのだった…。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 17.1 x 13.5 x 1.3 cm; 80 g
- EAN : 4589825445167
- 監督 : ロバート・パリッシュ
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 37 分
- 発売日 : 2021/5/28
- 出演 : ロバート・ショウ, マーティン・ランドー, テリー・サヴァラス, ステラ・スティーヴンス, フェルナンド・レイ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 映像文化社
- 生産者 : ベンジャミン・フィッツ
- ASIN : B08ZBJQW5B
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,096位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,472位ブルーレイ 外国映画
- - 8,746位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年6月2日に日本でレビュー済み
朝日新聞出版マカロニDVDの、映像文化社から単品再発シリーズ、ナカナカの珍品が来ましたよ(笑)。
『荒野のライフル』('71)。ロバート・ショウ、マーティン・ランドー、テリー・サヴァラスら豪華キャスト主演の聞いた事がないマカロニ・・・と思ったら、イギリス=スペイン合作映画だった(笑)!
とある町の教会がエルナンデス(ロバート・ショウ)率いる革命軍に襲撃され、神父や参拝者が虐殺される。その10年後、その町はカルロス(テリー・サヴァラス)の盗賊団によって支配され、教会の神父になっていたのは、なぜか10年前の革命軍のリーダー、エルナンデスだった。
そんな時、夫を殺された女性(ステラ・スティーヴンス)が町にやって来て、夫を殺した犯人を捜し出した者に2万ドルの黄金を差し上げると言う。やがて政府軍の大佐(マーティン・ランドー)が盗賊団の制圧のため町に乗り込み、黄金の話を聞いて目の色を変える。
傍若無人な捜査の結果、犯人の名前はアギラルだと判明するも、誰もその人物を知らなかった・・・果たしてアギラルの正体は?
本作の目玉は、何といっても超豪華な主演陣。ロバート・ショウ(『サブウェイ・パニック』『ジョーズ』)、マーティン・ランドー(『スパイ大作戦』『スペース1999』)、テリー・サヴァラス(『刑事コジャック』『特攻大作戦』)、ステラ・スティーヴンス(『サイレンサー/沈黙部隊』『砂漠の流れ者 ケーブル・ホーグのバラード』)、フェルナンド・レイ(『ガンマン大連合』『哀しみのトリスターナ』)。この面子だけで期待が高まるではないか! しかし・・・この映画はマカロニではなく、イギリス=スペインの合作映画なんすよ。
朝日新聞出版のマカロニDVDシリーズから発売された時は、マカロニ・マニアたちが当惑の叫びを喚げたものだが(笑)、ユーロ・ウェスタンだと割り切って観れば、それはそれでナカナカ悪くない。
映画のルックとしては、マカロニのロケ地として有名なアルメニアで撮影され、登場人物の名前もラテン系で、見た目的にはマカロニっぽい雰囲気は出ている。ストーリー的には、いわゆる犯人捜しのミステリー仕立てだが、革命軍だの政府軍だの反乱軍に盗賊団と設定がややこしく、人物関係も複雑で無駄に入り組んでいて、煩雑な印象も否めない。何よりも、教会に集っていた人々を神父もろとも皆殺しにしたロバート・ショウがなぜその教会の神父になっているのか?という謎がずっと引っ掛かって気になってしょうがない(一応ラストで全部説明されるが)。あと、途中であっけなく死んじゃうヒトもいるしね・・・(笑)。
色々な謎が明かされていくという部分に重点を置いた脚本なので、ガンファイトなどのアクション・シーンは少なめ。ただ、テリー・サヴァラス率いる盗賊団の極悪非道ぶりや、豪華なキャストの顔ぶれなどもあり、それほど飽きずに観る事ができる。マーティン・ランドーが悪役っていうのはすごく違和感があるが(しかもメキシコ人役・笑)、ある意味レアだと言い聞かせながら観ましたよ(笑)。あと、ステラ・スティーヴンスに付き従う御者兼ガンマン(ダドリー・サットン)が、こいつは凄腕だな・・・と期待させる割にはほとんど見せ場がないのも「あれぇ?」と拍子抜け。色々と面白そうなキャストやキャラクターを配置しながら、活かしきれていない残念さがあるが、「妻と子を殺された男の復讐劇」とかはもう飽きたよ、っていう人にはけっこう新鮮に思えるかもしれない珍品である。筆者はそこそこ楽しめましたよ。
で、以下は朝日新聞出版のDVDのスペックになります。おそらく同じマスターを使用していると思われます。
画質は、まあまあ良い。プリントの状態はいいと思うのだが、DVDへのデジタルマスタリングがあまりいい形では行われていない感じ。細かい部分にブロックノイズが出たり、全体的にベタっとした印象の画調だったり、あと画面がPANする時に処理が追い付かずブレるような感じになったりする。ただ、観ていてストレスが溜まるほど悪い画質ではなく、許容範囲だと思う。
ハイビジョンTVでもフルサイズで視聴できる。
音声は英語のみ。日本語吹き替えなし。
【予告編】http://www.nicovideo.jp/watch/sm33390505
今回の映像文化社版BD&DVDは、何よりもパッケージデザインがカッコ良くなっているのがGood!朝日新聞出版のDVDはゼンゼンぱっとしない、良く分からんデザインだった(苦笑)。
最後に、映像文化社さんに個人的なお願い。スペイン製の残虐ウェスタン『Cut-Throats Nine』もぜひこのシリーズで日本初リリースしてほしい。あとモンテ・ヘルマン監督によるレアなマカロニ『China 9 Liberty 37』も。
もち高画質で。お願い~(笑)!!
『荒野のライフル』('71)。ロバート・ショウ、マーティン・ランドー、テリー・サヴァラスら豪華キャスト主演の聞いた事がないマカロニ・・・と思ったら、イギリス=スペイン合作映画だった(笑)!
とある町の教会がエルナンデス(ロバート・ショウ)率いる革命軍に襲撃され、神父や参拝者が虐殺される。その10年後、その町はカルロス(テリー・サヴァラス)の盗賊団によって支配され、教会の神父になっていたのは、なぜか10年前の革命軍のリーダー、エルナンデスだった。
そんな時、夫を殺された女性(ステラ・スティーヴンス)が町にやって来て、夫を殺した犯人を捜し出した者に2万ドルの黄金を差し上げると言う。やがて政府軍の大佐(マーティン・ランドー)が盗賊団の制圧のため町に乗り込み、黄金の話を聞いて目の色を変える。
傍若無人な捜査の結果、犯人の名前はアギラルだと判明するも、誰もその人物を知らなかった・・・果たしてアギラルの正体は?
本作の目玉は、何といっても超豪華な主演陣。ロバート・ショウ(『サブウェイ・パニック』『ジョーズ』)、マーティン・ランドー(『スパイ大作戦』『スペース1999』)、テリー・サヴァラス(『刑事コジャック』『特攻大作戦』)、ステラ・スティーヴンス(『サイレンサー/沈黙部隊』『砂漠の流れ者 ケーブル・ホーグのバラード』)、フェルナンド・レイ(『ガンマン大連合』『哀しみのトリスターナ』)。この面子だけで期待が高まるではないか! しかし・・・この映画はマカロニではなく、イギリス=スペインの合作映画なんすよ。
朝日新聞出版のマカロニDVDシリーズから発売された時は、マカロニ・マニアたちが当惑の叫びを喚げたものだが(笑)、ユーロ・ウェスタンだと割り切って観れば、それはそれでナカナカ悪くない。
映画のルックとしては、マカロニのロケ地として有名なアルメニアで撮影され、登場人物の名前もラテン系で、見た目的にはマカロニっぽい雰囲気は出ている。ストーリー的には、いわゆる犯人捜しのミステリー仕立てだが、革命軍だの政府軍だの反乱軍に盗賊団と設定がややこしく、人物関係も複雑で無駄に入り組んでいて、煩雑な印象も否めない。何よりも、教会に集っていた人々を神父もろとも皆殺しにしたロバート・ショウがなぜその教会の神父になっているのか?という謎がずっと引っ掛かって気になってしょうがない(一応ラストで全部説明されるが)。あと、途中であっけなく死んじゃうヒトもいるしね・・・(笑)。
色々な謎が明かされていくという部分に重点を置いた脚本なので、ガンファイトなどのアクション・シーンは少なめ。ただ、テリー・サヴァラス率いる盗賊団の極悪非道ぶりや、豪華なキャストの顔ぶれなどもあり、それほど飽きずに観る事ができる。マーティン・ランドーが悪役っていうのはすごく違和感があるが(しかもメキシコ人役・笑)、ある意味レアだと言い聞かせながら観ましたよ(笑)。あと、ステラ・スティーヴンスに付き従う御者兼ガンマン(ダドリー・サットン)が、こいつは凄腕だな・・・と期待させる割にはほとんど見せ場がないのも「あれぇ?」と拍子抜け。色々と面白そうなキャストやキャラクターを配置しながら、活かしきれていない残念さがあるが、「妻と子を殺された男の復讐劇」とかはもう飽きたよ、っていう人にはけっこう新鮮に思えるかもしれない珍品である。筆者はそこそこ楽しめましたよ。
で、以下は朝日新聞出版のDVDのスペックになります。おそらく同じマスターを使用していると思われます。
画質は、まあまあ良い。プリントの状態はいいと思うのだが、DVDへのデジタルマスタリングがあまりいい形では行われていない感じ。細かい部分にブロックノイズが出たり、全体的にベタっとした印象の画調だったり、あと画面がPANする時に処理が追い付かずブレるような感じになったりする。ただ、観ていてストレスが溜まるほど悪い画質ではなく、許容範囲だと思う。
ハイビジョンTVでもフルサイズで視聴できる。
音声は英語のみ。日本語吹き替えなし。
【予告編】http://www.nicovideo.jp/watch/sm33390505
今回の映像文化社版BD&DVDは、何よりもパッケージデザインがカッコ良くなっているのがGood!朝日新聞出版のDVDはゼンゼンぱっとしない、良く分からんデザインだった(苦笑)。
最後に、映像文化社さんに個人的なお願い。スペイン製の残虐ウェスタン『Cut-Throats Nine』もぜひこのシリーズで日本初リリースしてほしい。あとモンテ・ヘルマン監督によるレアなマカロニ『China 9 Liberty 37』も。
もち高画質で。お願い~(笑)!!
2023年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に良かったです、迅速な対応でありがとうございます.
非常に満足しています、今後ともよろしくお願いいたします.
非常に満足しています、今後ともよろしくお願いいたします.