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価値ある男 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ブラック&ホワイト, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 三船敏郎, フロール・シルベストレ, イスマエル・ロドリゲス, コルンバ・ドミンゲス, アントニオ・アギラール |
言語 | スペイン語 |
稼働時間 | 1 時間 39 分 |
商品の説明
【封入特典】
・特製ブックレット(24P)
“世界のミフネ"の原点となった初海外主演作が、HDニューマスターにより国内初ソフト化!
【作品内容】
『七人の侍』、『羅生門』、『用心棒』等、映画史上数多くの名作にその名を刻んだ、「世界のミフネ」三船敏郎が2020年4月1日、生誕100年を迎えるにあたり始動した記念プロジェクトの一つとして、遂に国内初ソフト化!
オリジナルのマスターポジを2KスキャニングしたHDニューマスターにより、約60年の時を経て、鮮やかに蘇る。
※日本公開:1961年11月3日(東宝・東和 共同配給)
【作品ポイント】
★世界各国の映画祭にて、出品~受賞多数!
・1961年 第12回ブルーリボン賞 主演男優賞受賞
・1961年 日本映画記者会賞 最優秀男優賞受賞
・1962年 第34回アカデミー賞外国語映画部門 ノミネート
・1962年 ゴールデングローブ賞外国語映画部門 シルバーグローブ受賞
・1961年 サンフランシスコ国際映画祭ベスト・フィルム部門 ゴールデン・ゲート・アワード受賞
★製作当時の貴重な写真、資料を多数収録した豪華ブックレットを封入!
【あらすじ】
メキシコ南部、オアハカ州--酒とケンカとバクチに明けくれ、村中から鼻つまみの貧農アニマス・トルハーノ(三船敏郎)にも夢がある。それは年一回のお祭りマヨルミーアの主催者に選ばれ、金と権力で村中の尊敬を一身に集める「マヨルドーモ」になることだ。
子供の葬式の夜、酔ってケンカしかけたのも、街の女カタリーナ(フロール・シルベストレ)が彼に冷たいのも、みんな去年のマヨルドーモのタデオ(アントニオ・アギラール)のためだ。
やさしい妻ファナ(コルンバ・ドミンゲス)の勧めでアニマスは家族たちと共に酒造工場で働くことになるが、盗み酒を見つかってクビ。
しかも、長女ドロテアと逢いびきしていた工場主の息子を負傷させ、投獄されてしまう。
妻と子供たちは懸命に働き、出物の安い土地を買うことに決めた。やがて、ドロテアが工場主の息子の子を産む。
彼女の恋人カルリソは怒り悲しむが、アニマスが出獄すると聞いて、ドロテアの身を案じ、彼女だけを連れて村を去った。
帰宅したアニマスは、家族の金を捲き上げてカタリーナの許に走り、酒とバクチの生活に逆戻りしてしまう。果たしてアニマスは真の価値ある男になれるのか・・・・・
【キャスト】
三船敏郎(アニマス·トルハーノ)
コルンバ・ドミンゲス (ファナ)
フロール・シルベストレ(カタリーナ)
アントニオ・アギラール(タデオ)
【スタッフ】
監督・脚本・製作:イスマエル・ロドリゲス
脚本:ビセンテ・オローナ
原作:ロハリオ・バルリガ・リバス
音楽:ラウル・ラヴィスタ
撮影:ガブリエル・フィゲロア
【DVD仕様】
1961年/メキシコ/モノクロ/本編99分/16:9LB シネスコ/片面2層/MPEG-2/オリジナル[スペイン語]2.0chモノラル ドルビーデジタル/字幕:日本語字幕/字幕監修:秘田余四郎、山岸きくみ
©三船プロダクション
発売元:TCエンタテインメント
販売元:TCエンタテインメント
提供:三船プロダクション
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : スペイン語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 120 g
- EAN : 4562474222822
- 監督 : イスマエル・ロドリゲス
- メディア形式 : 色, ドルビー, ブラック&ホワイト, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 39 分
- 発売日 : 2020/12/24
- 出演 : 三船敏郎, コルンバ・ドミンゲス, フロール・シルベストレ, アントニオ・アギラール
- 字幕: : 日本語
- 言語 : スペイン語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B08KGZ4CGB
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,900位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 10,795位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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彼はポルトガル語も覚えて自分がやったという話であり、
さすが日本を代表する世界のミフネであると当時思ったものであった。
しかし、なぜかれがこの映画に出演することをOKしたのか?
と思わせるような映画であり、最後まで意味不明の映画であった。
『用心棒』などとは違った三船敏郎の演技に鳥肌が立ちました。
その役を生きる凄さは感動です!
封入ブックレットの内容がとても充実していて、当時の心境などがよくわかりました。
まさに価値ある1本でした。
映画の内容は、「ここまでダメな男は稀なのでは…」と思うくらい救いようのない男アニマスを、三船氏が演じています。自分のダメさを顧みることもなく、奥さんや子供を殴りつけたりするので、三船氏を愛するファンであっても、アニマスに対して共感を感じるのは難しいです。共感どころか、呆れ果て、痛々しくて、だんだん悲しく・つらくなってきます。ここまでダメな男が、なぜあんなに美しくしっかりした奥さんを持つことができたのか、謎です。念願の祭りホスト役になるものの、人々の態度から自分が全く尊敬されていないことにようやく気付き、さらなる悲劇が起こりますが、その最後がちょっと唐突な感じです。苦労してスペイン語のセリフを暗記しただけあって、結局吹き替えになってはいるものの、口の動きとセリフが合っていないという不自然さは感じられません。
「用心棒」と「椿三十郎」の間に撮影された映画のようですが、これらの映画で三十郎を演じる三船氏に比べてしまうと、ニヒルなカッコよさ・有能さ・超人的な剣技や身のこなしは全然ありません(あ、でも、ダンスのシーンなどでは、リズム感の良さはやはり感じられます)。「酔いどれ天使」のヤクザ・松永のような、するどい野性味と色気、繊細さを併せ持つ、あやうい魅力も存在感もありません。「七人の侍」の菊千代も飲んだくれ姿をさらしますが、でも菊千代は野生児のようでありながらも照れ屋だったりコミカルだったり機転が利いたり、またそれと同時に悲しい生い立ちを背負って生きている複雑さがあります。アニマスには、そうした複雑さや深みが感じられません。(字幕に頼っているので、スペイン語のセリフをすべてきちんと理解できれば、もしかしたら印象が多少変わるかもしれませんが。)
しかし考えてみれば、それはこの映画の主人公アニマスが、上記のような人物たちとはまったく異なる姑息で愚鈍な男なのですから、当然のこと。祭りで「価値ある男」になるためには皆にばらまく金さえあればいい(その金がどのように得られた金かということはどうでもよい)と、単純に、かたく信じこんでいる。なぜそうでない要素も大切だということに気付けないのか、その辺があまり描かれていません。「教育がない」ということをその理由としているようにも見えますが、教育がない故に飲んだくれてまともに仕事ができない、喧嘩っ早いくせに情けないほど弱い、浮気をする、家族に暴力をふるい、家族が必死に貯めた金を盗む、賭け事にはまってしまう、迷信深い、「金さえあれば尊敬される」と単純に信じんでしまう、という訳ではないでしょう(映画の舞台となっている地域・時代には、アニマスのように教育を受ける機会のなかった人も多かったことでしょう。しかしそうした人たちが皆がアニマスのような人間というわけではない)。
何をやってもみじめな結果となり、周囲の人々にも自分の息子にも軽蔑の目で見られるダメ男の哀れなほどのダメっぷりを、大の三船ファンですら演じているのが三船氏であることを忘れて「ダメだ、この男は…」と思ってしまうくらい、見事に体現しているのです。しかも言葉が通じない環境の中で。やはり三船氏はすごい人、大きな人だと思います。