よこがお DVD 通常版
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 筒井真理子, 市川実日子, 深田晃司, 池松壮亮 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 51 分 |
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商品の説明
第72回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
『淵に立つ』監督:深田晃司×主演:筒井真理子で挑む新たなる衝撃作。
ある事件をきっかけに〈無実の加害者〉に転落した女
運命を受け入れ、それでも生きていくと決意するまでの絶望と希望を描くヒューマンサスペンス
■第72回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞に輝いた『淵に立つ』の深田晃司監督が再び筒井真理子
を主演に迎えて挑む新たなる衝撃作。自身のオリジナル脚本による渾身の問題作を完成させた。
■“演技者としての天才的なセンスを持つ"と監督が絶賛する女優・筒井真理子が演じるのは、市子
/リサという異なる横顔を持つヒロイン。彼女の運命を握る、基子と和道には市川実日子と池松壮亮
。さらに、須藤蓮、小川未祐などの瑞々しい顔ぶれと、吹越満らベテラン俳優がドラマに波紋を広げ
ていく。
[内容解説]
女子中学生の失踪事件が変えた、女のよこがお
初めて訪れた美容院で、リサは「和道」という美容師を指名した。数日後、和道の自宅付近で待ち伏
せ、偶然会ったふりをするリサ。近所だからと連絡先を交換し、和道を見送った彼女が戻ったのは、
窓から向かいの彼の部屋が見える安アパートの一室だった――。リサは偽名で、彼女の本当の名前は
市子。半年前までは訪問看護師として、その献身的な仕事ぶりで周囲から厚く信頼されていた。なか
でも訪問先の大石家の長女・基子には、介護福祉士になるための勉強を見てやっていた。基子が市子
に対して、憧れ以上の感情を抱いていたとは思いもせず――。
ある日、基子の妹・サキが行方不明になる。すぐに無事保護されるが、逮捕された犯人は意外な人物
だった。この事件との関与を疑われた市子は、ねじまげられた真実と予期せぬ裏切りにより、築き上
げた生活のすべてを失ってゆく。自らの運命に復讐するように、市子は“リサ"へと姿を変え、和道
に近づいたのだった。果たして彼女が心に誓った復讐とは何なのか――。
[特殊内容/特典]
特典映像
劇場予告編
[スタッフキャスト]
【CAST】
筒井真理子
市川実日子
池松壮亮
須藤 蓮
小川未祐
吹越 満
【STAFF】
監督・脚本:深田晃司
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎
製作:堀内大示 三宅容介
企画・原案・プロデューサー:Kaz
プロデューサー:二宮直彦 二木大介 椋樹弘尚
フレンチプロデューサー:澤田正道
音楽:小野川浩幸
撮影:根岸憲一(J.S.C)
照明:尾下栄治
美術:原田恭明
装飾:寺尾 淳
録音:木原広滋
衣装:馬場恭子
ヘアメイク:豊川京子
助監督:久保朝洋
制作担当:斎藤大和
制作プロダクション:角川大映スタジオ
Coprpduction and
Line Production in France:COMME DES CINEMAS
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
[発売元]
ポニーキャニオン
[クレジット表記]
(C)2019 YOKOGAO FILM PARTNES & COMME DES CINEMAS
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 90 g
- EAN : 4988013093720
- 監督 : 深田晃司
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 51 分
- 発売日 : 2020/1/22
- 出演 : 筒井真理子, 市川実日子, 池松壮亮
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B081FGJBYD
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 62,771位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 675位日本のミステリー・サスペンス映画
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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女性の不可解な部分、嫌~なところを濾過したような作品。
と思いきや、脚本も書いた監督自身の投影だろう。
ちょっとブッ飛んだストーリー、日常に潜む狂気を、わざと平坦に撮っているスタンスがミソ。
市子に愛憎半々、複雑な心情を抱える基子役を、市川実日子が備わったセンスでこなしている。
ヒロインの筒井真理子は舞台出身、今年還暦を迎える大ベテラン。
老いて守りに入る女優が多い中、遠目ではあるが裸も厭わないし、自らの性器をスマホで撮るし、“攻め”に出ていて好感が持てるなあ……もう、何でも出来ちゃうね。
真理子さんの“怖さ”をもっと堪能したいという奇特な趣味をお持ちで、『jam』(SABU監督)の追っかけオバちゃんマサコを観ていない方は、是非ともそちらもチェックしてみてください。

女性の不可解な部分、嫌~なところを濾過したような作品。
と思いきや、脚本も書いた監督自身の投影だろう。
ちょっとブッ飛んだストーリー、日常に潜む狂気を、わざと平坦に撮っているスタンスがミソ。
市子に愛憎半々、複雑な心情を抱える基子役を、市川実日子が備わったセンスでこなしている。
ヒロインの筒井真理子は舞台出身、今年還暦を迎える大ベテラン。
老いて守りに入る女優が多い中、遠目ではあるが裸も厭わないし、自らの性器をスマホで撮るし、“攻め”に出ていて好感が持てるなあ……もう、何でも出来ちゃうね。
真理子さんの“怖さ”をもっと堪能したいという奇特な趣味をお持ちで、『jam』(SABU監督)の追っかけオバちゃんマサコを観ていない方は、是非ともそちらもチェックしてみてください。







筒井真理子の演じる謎の女リサと訪問看護士の市子の話が同時進行していくが、途中で時間が前後していることがわかっていく。このような構成は嫌いではない。
しかし、「よこがお」とは本当に筒井真理子演じる女の二面性を描きたかったのだろうか?キャッチコピー「ある女のささやかな復讐」が通りであれば、そう言うことなのだろうがそう感じることができなかった。筒井真理子演じる市子の置かれた状況を見るにリサになることにあまり驚きはない。それよりも、市川実日子演じる基子の豹変の方が、「よこがお」の語りたかった二面性の恐ろしさを表現しているように思える。
基子が市子を慕うがために変わっていくところは、もはやホラー。この作品はどの女の二面性を描きたかったのだろうか?
作品の設定についてもわからないところが多い。まず何故、市子の甥は事件を起こすに至ったのか?何故、市子が紹介した姉妹のうち妹を誘拐しなければならなかったのか?その辺の説明が全くない。事件を起こすにしても、全く関係のない女性を選ぶのではないか。最後には謝罪したいと言い出すが、当初の気持ちと事件終了後の心境の変化が全く分からない。甥の持つ二面性は完全にカットされていて、観る者は消化不良になってしまう。
市子の心情の映像をところどころに差し込むのも余分な感じがした。
人間の二面性を描きたいのは良くわかるし試み自体は面白いが、もう少し二面性に特化した描いた方が面白いと思った。
ある女 … 訪問看護師の白川市子
市子の過去と
リサと名前を変えた市子の現在が
交互に語られていきます。
婚約者のいる市子。
市子が訪問看護する大石家の次女サキが誘拐されたことですべてが狂っていきます。
オランダ出身の画家モンドリアン。
同じ「ひまわり」でもゴッホと違い
死を見つけたモンドリアン。
その暗い絵が好きな市子。
以下 ネタバレ 感想あります
はじめは基子が誘拐を計画し
和道が辰男に実行させたのかと思いました。
喫茶店でサキを見た瞬間に辰男は
サキを手に入れたくなったんですね。
市子のことが好きなら記者に情報提供したり
テレビで偽の証言をするものでしょうか?
戸塚と別れさせたかったこともあります。
基子は怖い女でした。
基子より和道に近づいた市子。
「寝たかっただけよ」これが復讐?
もう基子と和道は別れていました。
基子は市子が好きでした。
市子は基子の感情に気づいていなかった!?
基子に恨みを抱く一方で
事件を起こした甥の辰男には?
辰男のせいで戸塚も仕事も失いました。
母が薬の過剰摂取で死亡し市子は辰男の身元引き受け人になりました。
最後は車で基子をはねるのかと思いました。
血も流れず誰も死なない復讐劇でした。
複雑なストーリーというか、展開。話の前後が入れかわる。本来後半にあるべきシーンが冒頭に描き出される。
終始重い。明から暗に突き落とされる筒井真理子の演技。微妙な立場をうまく演じきった市川実日子。繊細な女心の絡みをうまく縫い合わせた、という感じ。しかし、他の方も書いておられるように、変な部分もある。
市子をとりまく大勢のマスコミ、誘拐された少女の関係者、という報道に・・・、果たして必要だったのか?窓辺にたたずむヌードシーン。
映画の中のシーンでも使われているのは、有名なバッハ作曲の「ゴルトベルグ変奏曲」の「アリア」
この曲は、冒頭と最後に置かれた「アリア」の主題と30の変奏から成る曲ですが、繊細に移り変わる女心を表すかのような曲です。ただ、映画の結末は「アリア」のようにはなりません。
(個人的には、ピアノでなく、チェンバロだったらよかったなw)
数回見たら、なぜこの曲?というのが理解できた感じもします。ただ、すべての人にお勧めの映画ではありません。
この監督の"色”のメタファーがどうも謎めいているというか
腑に落ちないというか、むづかしい。
終盤の黄色と青色が出会い緑に変わった描写がむむむ、
どうも結末としてなにかの感動に昇華されないのです、私は。
でもなんとなくこの不穏な日常の描写の作品はすてがたいものが
かんづられるのです。